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女性の健康づくりについて
女性の健康
女性の健康には、女性ホルモンが深く関わっています。そのため、女性のこころやからだは、女性ホルモンの働きにより、各ライフステージ(年代)や、妊娠や出産などのライフイベントによって変化します。各ライフステージ等によって気を付けたい病気や症状も変わってきます。健康に過ごすためには、からだの仕組みや変化を理解し、上手に付き合っていくことが大切です。
女性のライフステージ(年代)とかかりやすい病気や症状
現代女性は、妊娠・出産の機会が減っているため、月経回数は昭和初期に比べて9倍~10倍に増加しています。そのため思春期から性成熟期にかけて、月経痛、PMS、子宮内膜症、子宮筋腫といった月経や女性ホルモンの分泌が多いことによる病気や症状が増えていると言われています。更年期になると、女性ホルモンの減少による症状が多くなります。日常生活に影響を及ぼすような「更年期障害」ほどではないけれど、肩こり、ホットフラッシュ(ほてり・発汗等)、動悸、睡眠障害など、更年期による様々な不調を感じる人は多いです。さらに更年期以降は、骨粗しょう症など男性より女性がかかりやすくなる病気があります。
女性に多いがん(乳がん・子宮頸がん)
乳がん
日本人女性の約9人に1人が乳がんになると言われており、女性がかかるがんの中で一番多いのは乳がんです。乳がんの早期発見には、マンモグラフィ(乳房専用のX線撮影)等による乳がん検診が有効と考えられています。南風原町では40歳以上の女性を対象として乳がん検診を実施しています。詳しくは南風原町ホームページ「がん検診について」を確認ください。
子宮頸がん
子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の出口)にできるがんで、若い世代の女性のがんの中で多くを占めます。子宮頸がんはヒトパピローマウイルスというウイルスの感染によっておこるといわれています。早期発見ためには検診が有効と考えられます。南風原町では20歳以上の女性を対象に子宮頸がん検診を実施しています。詳しくは南風原町ホームページ「がん検診について」を確認ください。
予防のためにはワクチン接種も有効です。詳しくは南風原町ホームページ「子宮頸がん予防ワクチンについて」を確認ください。
定期的に検診(健診)を受けましょう
経年的な体の変化を確認するため、病気を早期発見・早期治療につなげるためにも「がん検診」「特定健診」等の検診(健診)を受けましょう。
定期的にかかる医療機関があることは、気になる症状があるときの相談先の一つとして医療機関を受診しやすくなります。
外部リンク
女性の健康推進室ヘルスケアラボ<外部リンク>
働く女性の心とからだの応援サイト<外部リンク>
お問い合わせ
国保年金課
健康づくり班
電話:098-889-7381
E-Mail:H8897381@town.haebaru.okinawa.jp