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コラム(文化の泉) コーラ瓶からみる世がわり

ページID:0015820 更新日:2026年2月14日更新 印刷ページ表示

コーラ瓶 

飲料瓶(コーラ) 南風原文化センター所蔵

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黄金森で清掃をしていた南風原文化センターの職員が、茂みのなかからあるものを発見しました。それは1リットルのコカ・コーラの瓶!このコーラ瓶から、沖縄のコーラ事情の変遷に話がはずみました。

戦後、復帰前の沖縄では、ミスターコーラなど地元生産の安価なコーラが出回りました。南風原では、コカ・コーラが広く流通したのは復帰後しばらくしてからだったという話がよく聞かれます。それ以前、県外への修学旅行のときには1リットルの瓶のコカ・コーラがおみやげの定番だったそうです。重い瓶のコーラをいくつも抱えて帰り、自慢げに配ったのだとか。一方、喜屋武のあるおじいさんは、コカ・コーラの飲み慣れない味に「うれー、コーラーあらん」と言っていたそうです。そして、飲んだあとの瓶は貯金箱にするのが流行ったそうです。

コーラ瓶

飲料瓶(コーラ)南風原文化センター所蔵

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また、復帰前は、空き瓶を「ビントゥケーヤー」に1セントで売ることができました。ゴミが出ないエコなしくみですね。子どもの頃、お金欲しさにこっそり瓶に入っていたしょうゆをこぼしてビントゥケーヤーに売り、あとで母親に叱られたという話をしている方もいました。

さらに、戦後間もない頃は、米軍の基地のそばでひろったコーラ瓶を熱した針金で切断して、コップとして活用していました。

コーラ瓶

コップ(飲料瓶を加工したもの) 南風原文化センター所蔵

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身近なものから社会の変化をふりかえり、今の暮らしを考えてみるのも面白いかもしれませんね。(前城)

南風原文化センター常設展示室では、コーラ瓶をはじめ戦後の暮らしの道具を展示しています。

 

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