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南風原町の文化センター前、中央公民館前の通りに咲く白い蘭が、町の風景に静かな美しさを添えています。この蘭を設置したのは、喜屋武自治会の野原さん。インタビューで、その設置に至った経緯についてお聞きしました。
「金城ダム通り会の中に喜屋武出身の方がいて、その方から100本近くの蘭をいただきました。その後、2年前に文化センター前や中央公民館前の道路にある木々に花を設置しました。」と話す野原さん。
沖縄県の経済発展が進む中で、自然や文化的な価値が衰退しつつある中、野原さんは「自然環境を守り、町の文化を未来へ繋げることが大切です。中央公民館や文化センター前は南風原町の文化的な中心地であり、この場所を美しく整備することで、町の文化を守り、訪れる人々に愛される場所にしていきたい」と力強く語っています。