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議会活性化・議会改革の取り組み

更新日:2026年7月29日更新 ページID:0018542 印刷ページ表示

議会活性化・議会改革の取り組み

 南風原町議会では、町民に開かれた議会、政策を深く議論する議会、町民の声を町政に反映できる議会を目指し、議会活性化・議会改革に継続して取り組んできました。

 平成11年以降、沖縄県内町村議会における議会活性化の議論を踏まえ、南風原町議会でも、議会運営のあり方や町民への情報公開、議会審議の充実、広報広聴活動の強化などについて検討を重ねてきました。

 地方分権の進展により、地方自治体には地域の実情に応じた主体的な運営が求められています。その中で、議決機関である議会には、町民の代表として行政をチェックし、政策を提案し、町民の声を町政につなげる役割が一層重要になっています。

 南風原町議会では、これまでの慣例や運営方法を見直しながら、議会の透明性、説明責任、町民参加、審議の充実を進めるため、さまざまな取り組みを行ってきました。

 

主な取り組み

 南風原町議会では、これまで次のような議会改革・議会活性化の取り組みを進めてきました。

1. 議会情報の公開と発信の充実

 本会議の庁舎内中継を平成10年6月定例会から開始し、平成12年6月からは議決結果等のインターネット掲載を行ってきました。平成25年12月からは、本会議の生中継・録画配信を開始し、議会の様子をより多くの町民が確認できる環境を整備しました。

 また、賛否が分かれた議案については、平成21年から議員ごとの賛否を「はえばる議会だより」に掲載し、平成25年3月定例会分からは、全議案に対する各議員の賛否をホームページで公開しています。

 令和5年12月からは、議会中継に字幕配信を導入し、より多くの方に議会の内容が伝わりやすい環境づくりを進めています。

2. 一般質問・本会議運営の改善

 平成14年3月定例会から、一般質問に一問一答方式を導入しました。あわせて、質問時間のあり方を見直し、議員が町政課題についてより深く、分かりやすく質疑できるよう改善を行いました。

 平成19年6月定例会では、一般質問の回数制限を廃止し、質問内容や答弁を踏まえて、より掘り下げた議論ができるようにしました。

 平成25年3月定例会からは、質問席を演壇向かいに設置し、対面方式による一般質問を採用しました。また、平成25年9月定例会からは、一般質問の答弁書を質問者へ事前配布する取り組みを開始し、論点を明確にした質疑が行えるようにしています。

3. 議会の制度・組織の見直し

 平成17年3月定例会では、議員定数を22人から16人へ見直し、平成18年9月の選挙から適用しました。また、同時期に議員報酬や費用弁償の見直しも行いました。

 平成17年9月定例会では、地方自治法第96条第2項に基づき、南風原町基本構想に係る基本計画を議会の議決事件として追加しました。その後、平成23年9月定例会では、基本構想及び基本計画の策定等について議会の議決に付するよう、議決事件の一部改正を行いました。

 平成20年8月には、常任委員会の名称及び所管を見直し、総務民生常任委員会、経済教育常任委員会、議会広報常任委員会の体制としました。

 また、令和5年3月定例会では、人口増加や議員活動の多様化などを踏まえ、議員報酬の改定を行いました。議会活動の維持・充実や、議員のなり手確保の観点も踏まえた見直しとなっています。

4. 委員会活動・全員協議会の充実

 平成19年6月定例会では、委員会条例を改正し、委員会を公開としました。これにより、委員会の審査過程についても町民が確認できるようになりました。

 平成20年10月には、全員協議会を議案の審査や議会運営に関する協議・調整の場として、法律上の正規の議会活動に位置づけました。

 平成27年3月定例会からは、委員会における情報通信機器の試行使用基準を定め、議会活動におけるICT活用にも取り組んできました。

5. 議会基本条例の制定と検証

 平成25年12月定例会において、南風原町議会基本条例を制定しました。この条例は、町民参加を基本とする開かれた議会を実現し、町民の負託と信頼に的確に応えるため、議会に関する基本的な事項を定めたものです。

 令和5年度から令和6年度にかけては、議会基本条例の目的が達成されているかを確認するため、議会活性化調査特別委員会を設置し、条例の検証を行いました。

 検証では、各条文の運用状況や改正の必要性を確認し、今後さらに取り組みが必要な事項については、継続して審議していくこととしています。

 詳細については、別途掲載している「南風原町議会基本条例検証結果報告書」をご覧ください。

6. 町民との意見交換・広聴活動

 平成24年4月から、議会活動報告会を実施しています。議会活動報告会では、定例会での審議内容や議会活動について町民に報告するとともに、意見交換を行っています。

 平成29年からは、各種団体との意見交換会も実施しています。これまでに、PTA、区長会、民生委員・児童委員、学童クラブ、保育園園長会などとの意見交換を行い、町民や関係団体の声を議会活動に反映する取り組みを進めています。

 さらに、令和7年5月の第14回議会活動報告会では、議場での開催に加え、インターネット配信も行いました。また、2つの常任委員会に分かれ、事前に設定したテーマに沿って意見交換を行いました。

7. 主権者教育・議場見学の受け入れ

 南風原町議会では、子どもたちが議会やまちづくりへの関心を深めることができるよう、主権者教育にも取り組んでいます。

 平成12年には、南風原町町制施行20周年記念事業として「南風原町子ども議会」を開催しました。小学生の部を平成12年10月24日、中学生の部を平成12年10月25日に実施し、子どもたちが議場で質問や意見発表を行いました。

 また、令和5年からは、主権者教育の一環として、町内学校や一般の方の議場見学を受け入れています。見学時には、議長や議員(広報委員)が対応し、町議会の役割や議場の仕組みについて説明を行っています。

 これまでに、翔南小学校、南風原小学校などの見学を受け入れています。

8. 議会広報の改善

 「はえばる議会だより」では、町民に分かりやすく議会活動を伝えるため、広報紙面の改善に取り組んできました。

 令和6年3月定例会号からは、読者層を意識した紙面づくりを進めるとともに、議員自らが町民にインタビューを行う記事の掲載を開始しました。

 また、これまで「はえばる議会だより」は、県内外の広報コンクールでも評価を受けています。

 

近年の主な取り組み

 近年では、議会基本条例の検証、議会中継への字幕配信、議会だよりの改善、町内学校の議場見学受け入れ、議会中継システムの機器更新など、情報公開・町民参加・広報広聴機能の強化に重点的に取り組んでいます。

 令和6年12月からタブレットを活用した議会運営を開始し、令和7年3月から議案資料のペーパーレス化を実施しました。

 令和7年2月には、議場内のマイク、カメラ、制御システム、音響等の機器を更新し、議会中継環境の充実を図りました。

 

表彰実績

 南風原町議会は、議会広報や議会活動の取り組みについて、県内外の関係団体から表彰を受けています。

 主な表彰実績は次のとおりです。

●     平成20年2月  第12回沖縄県町村議会広報コンクール
               優秀賞「はえばる議会だより」

●     平成26年2月  第15回沖縄県町村議会広報コンクール
               最優秀賞「はえばる議会だより」

●     平成27年2月  全国町村議会議長会
               町村議会特別表彰

●     平成28年2月  第16回沖縄県町村議会広報コンクール
               優秀賞及び写真賞「はえばる議会だより」

●     平成30年1月  第17回沖縄県町村議会広報コンクール
               最優秀賞「はえばる議会だより」

●     令和7年2月   第39回町村議会広報全国コンクール
              表紙デザイン賞 金賞

●     令和8年2月   全国町村議会議長会
              町村議会表彰

●     令和8年2月   第21回沖縄県町村議会広報コンクール
              奨励賞「はえばる議会だより」

 

主な取り組み一覧

年表

年月

主な取り組み

平成10年6月

本会議の庁舎内中継開始

平成12年6月

議決結果等のインターネット掲載開始

平成12年10月

町制施行20周年記念「子ども議会」開催

平成14年3月

一般質問に一問一答方式を導入

平成17年3月

議員定数を22人から16人へ見直し

平成17年9月

町基本構想に係る基本計画を議決事件に追加

平成19年6月

一般質問の回数制限廃止/委員会公開開始

平成20年8月

常任委員会の名称・所管を見直し

平成20年10月

全員協議会を正式な議会活動として位置づけ

平成21年9月

賛否が分かれた議案の議員別賛否を議会だよりに掲載開始

平成24年4月

議会活動報告会開始

平成25年3月

対面方式一般質問導入/全議案の賛否をホームページ公開

平成25年9月

一般質問答弁書の事前配布開始

平成25年12月

本会議の生中継・録画配信開始/議会基本条例制定

平成27年3月

委員会での情報通信機器試行使用開始

平成27年6月

提案理由説明・一般質問答弁の運営方法見直し

平成29年

各種団体との意見交換会開始

令和5年3月

議員報酬改定

令和5年

町内学校の議場見学受け入れ開始

令和5年10月

保育園園長会との意見交換会実施

令和5年12月

議会中継への字幕配信導入

令和6年3月

ターゲット設定を意識した議会だより作成開始/町民インタビュー掲載開始

令和6年度

議会基本条例検証実施

令和6年12月

タブレットを活用した議会運営開始

令和7年2月

議場音響・中継システム等更新

令和7年3月

議案資料の紙配付廃止・データ配付へ移行

令和7年5月

第14回議会活動報告会を議場+インターネット配信で実施

 

 

詳細資料について

南風原町議会の議会活性化・議会改革の取り組みについて、詳しい経過や個別の取り組み内容を知りたい方は、以下の資料をご覧ください。

● 特別委員会中間報告書(H26)

● 南風原町議会基本条例(H25)

● 南風原町議会基本条例検証結果報告書(R7) [PDFファイル/149KB]

● 議会活性化(議会改革)の取り組み(R8) [PDFファイル/174KB]

 

 

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