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猫のふんや尿害等に困ってる方へ

ページID:0003696 更新日:2025年1月7日更新 印刷ページ表示

猫が庭に入らないようにする方法

 猫が「庭に入って、ふんや尿をして困る」 「敷地内に子猫がいる」などの苦情が最近増えてきていますが、猫には犬のような法的な決まりごとが少なく、公的に駆除や捕獲をすることが出来ません。

 そこで猫によるふん害等の軽減に比較的効果があると思われる方法をご紹介します。

猫が庭に入らないようにする方法の画像1

猫には個体差があり、あまり反応しないことがあるので効果を保証するものではありません。

:方法によっては効果が長続きしない場合や、反復継続することが必要な場合、猫が忌避剤に慣れてしまって反応しなくなる場合もあります。

:猫は愛護動物です。虐待に当たるような使い方をしてはいけません

猫よけのポイント

猫が好む場所は、「人の出入りが少なく、静かで安心できる場所」、「やわらかい土や砂、芝生等がある場所」、「簡単にエサが得られる場所」です。

これら猫にとって快適な場所を、猫が嫌いな場所に変えると効果があります。

猫はなわばり意識がとても強い動物です。そのため、猫よけに重要なことは[猫が嫌がることを慣らすことなく学習するまで続けること」です。

猫よけのポイントの画像

忌避剤(きひざい)

 猫の嫌いな臭いや刺激性によって猫が近づきにくくする方法です。

  • 雨や風などで効果はだんだんと薄れます。効力を維持するために定期的に交換しましょう。
  • 猫が臭いに慣れてくると効かなくなります。同じものを長期間利用するのではなく、時々種類を変える必要があります。
  • 臭いがきついものや色が付いてしまうものもあります。
  • あらかじめ、近所の人にも説明しておきましょう。

※ 化学薬品などは、化学物質過敏症など健康被害の誘因となる可能性があるので使用は控えてください。

忌避剤
対策 使用方法・参考事項等
市販の忌避剤 ペットショップや薬局、ホームセンター等で販売。
注:長期間にわたって効果が持続するとは限らず、また、猫の個体差で反応が鈍い場合がある。
香りの強いハーブなどの植物

 

猫が嫌がる臭いがするハーブなどを植えるか、鉢植えを猫の通り道に置く。
またはハーブの香料を通路に置く。
注:ランタナ、ユーカリ、ゼラニウム、ヘンルーダ、ローズマリー、レモングラス、柑橘類、ペパーミント、タマネギ、ニンニク、チャイブ、マリーゴールド、どくだみ、カニナハイブリッド(ドイツで開発されたコリウスの一種で犬にも有効と言われる)など

木酢液 ホームセンター等で販売。
容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて通路に置く。
スプレーすれば、猫のにおい消しにも有効。
竹酢液 竹酢液(ホームセンター等で販売)を加工して通路に撒く。
 材料:竹酢液(約400ミリリットル)、唐辛子(10本から15本)、レモンバームの葉(20枚から30枚)
 作り方:500ミリリットルの容器(空のペットボトルなど)に材料を入れ、1日から2日後にレモンバームと唐辛子を除く。
 使い方:4倍から8倍に(臭いが強い場合は10倍位まで)薄めて使う。
生ニンニク 細かくきざんで通路に撒く。
ネットに入れて吊るす。
唐辛子 細かくきざむか粉末状のものを通路に撒く。
コショウ、カレー粉等の香辛料 通り道や、ふんをする場所に散布する。
コーヒーかす、茶殻

 

コーヒーを淹れたあとのかす、どくだみ茶などの茶殻を散布。

米のとぎ汁 とぎ始めの濃い汁を毎日撒く。
食用酢 容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて通路に置く。
2倍から10倍程度に水で薄めたものを毎日噴霧。
ハッカ系のもの ハッカ系芳香剤、ハッカ系ハーブを通路に置く。
どくだみの葉 どくだみの葉をつぶしたものを撒く。
または、つぶした汁を撒く。
重曹 撒いたり、土に混ぜ込むことで、猫のにおいを消すことができる。

:これらの他に、市販品が園芸店、ホームセンター、ペットショップ、スーパー等で販売されています。

建造物

猫が庭に入らないようにする方法の画像2

 以下の侵入防止策は、人が転んだときに怪我をするおそれのない場所に設置しましょう

建造物
対策 使用方法・参考事項等
水を撒く ホースでたっぷりと水を撒く。(注:猫は水で身体が濡れるのを嫌う)
砂利(軽石) 大きめの砂利を敷き詰める。
軽石(中玉の大きさ)は安価。
花壇などの場合は直径1センチメートル程度の軽石が混じった観葉植物用の土を敷くのもおすすめ。
最近、ホームセンターで見かける防犯砂利は高価だが、防犯効果も含めた効果が期待される。
大きな石 物理的に猫が歩けなくなるような位置に石を置く。
松ぼっくり 猫が歩くところに敷き詰める。
枯れ枝 球根や種を植えている所に敷き詰めると掘り返されない。
トゲのある植物・葉 カラタチ、バラ、サボテン、ヒイラギ、ピラカンサ、地面に沿って伸びるタイプのコニファーなどを、猫の通り道に対して植栽したり、葉を通路に撒く。
花壇等の表土に葉をすき込むのも効果的。
地面を覆う植物

 

植物が10から30センチメートルぐらいの高さ(猫の目の高さぐらい)に茂っていると、猫は茂みの中に入っていかないので、地面を覆う植物を植える。
 日当たりの良い庭の場合:タイム、ヘリクリサム、ビオラ、オランダイチゴ、ケンタッキーブルーグラス、ブルーフェスク、リボングラス、レモングラス、ゼラニウムなど
 日陰の庭の場合:アイビー、ツルニチニチソウ、斑入りカキドオシ、ラミウム類など
注:茂みの高さができるだけ高く、密であることが望ましい。やわらかそうな裸の土を見せないこともポイント。
注:軽石等を敷く方法を併用するなどの工夫をすれば、全体を植物で覆う必要がなくなる。さらにハーブ系・柑橘系の香りがする植物の場合は相乗効果が期待できる。

草木灰 ホームセンターや園芸店で販売。
猫の通り道や、ふんをする場所に撒く。(注:猫は灰が足に付着することを嫌う)
とげとげシート ホームセンターや園芸店で販売。
全面に敷き詰めなくても、跳び越えられない幅に敷けばよい。
塀の上など有効。
目の細かい網 敷くと爪がひっかかり歩きにくい。
アルミホイル 敷くと足音がするので嫌がる。
物理的妨害 ガーデニング用の木製の柵を倒して置いておく。(花壇等の場合)
ネットや柵 乗り越えられない高さ(1.5メートルほど)の網、柵で囲うか、侵入路をふさぐ

物理的に追い払う方法

表1

方法

使用方法・参考事項等

センサー感知式散水機

 

センサーが感知すると自動で放水する製品が市販されている。

ブザー

 

遠隔操作式のものやセンサーつきのものが防犯コーナーなどで販売されている。

猫が通過するときに鳴らすと警戒して近寄らなくなると言われている。

超音波発生器

センサーで感知すると猫が嫌がる高周波の音を発生する製品 が販売されている。

※発生する高周波音は人の耳にはほとんど聞こえないが、不快感を感じる人もいる。

※猫の個体差で反応が鈍い(あるいは、効果がない)場合がある。

また、最初は効果があっても、だんだんと猫が慣れてしまう場合もあり、購入価格と効果の兼ね合い(費用対効果)を考える必要がある。

猫がやってきた時に追い払う

猫がやってきた時に追い払うの画像

表2
対策 使用方法・参考事項等
水鉄砲等 猫が水に濡れることを嫌う性質を利用して、追い払うことができる。
注:人の行為によるものであることがわかってしまうと、その人が不在時に侵入するようになるので、猫に姿を見られないような工夫が必要。
注:柑橘系の匂いを含んだ水だとさらに効果的と言われている。
注:センサー感知式で自動放水する製品が販売されている。

その他

猫のトイレを作る

畑を掘り返されたり、特定の場所にフンをされたくない場合、決まった場所でフンをしてもらうようにトイレを設置します。

市販の物でなくても、発泡スチロールの箱やプランターなどに柔らかい砂や土を入れるといった、簡易的な物でも代用できます。

他の場所でフンをされるよりはマシ、という方はお試しください。

※ただし、フン尿の処理を定期的にしていただく必要があります。

お問い合わせ

住民環境課
電話:098-889-1797
E-Mail:kankyo@town.haebaru.okinawa.jp

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