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もやすごみ(生ごみ)のカラス対策について
現在、南風原町内でもカラスによるごみ荒らしの被害が発生しております。
被害が拡大しないためにも、皆様のご協力が必要になってきます。
基本的にカラス等の動物によってごみが散乱したときの片付けやごみを荒らされないようにする対策はご自身でお願い致します。
カラスの習性
- カラスは雑食性で、人が食べるものはなんでも食べます。小動物を捕まえて食べたりもします。
- 普段は用心深く,人を襲うことはほとんどありませんが、子育ての時期(3月~7月)になるとヒナや巣を守ろうとして近づくものに対して威嚇したり攻撃することがあります。
カラスによるごみ荒らしの被害をうけないために
1.生ごみの排出方法を工夫する。
カラスは嗅覚はそれほど発達していないため、おもに食べ物を目で見て判断していると言われています。
生ごみを可燃ごみの指定袋に入れる際は、外側から見えないよう袋の中心に配置しましょう。
(※黒い袋等はなるべく使用しないようにしてくだい)
2.収集日を守って出す。
カラスに狙われる時間を少なくするため、収集日の前日や収集後にごみを出さないようにしましょう。
また、収集日以外にごみを出すと、臭いなどで近隣住民の迷惑になります。
3.生ごみや残飯を減らす工夫をする。
生ごみや残飯の量を減らすことも有効な対策です。
ごみの減量は、カラスの問題への対応としてばかりではなく、資源の有効活用という観点でも、取り組むべき大きな課題です。
- 必要以上の量は買わない。
- 料理は作りすぎない。
- 食べ残しをしない。
- 生ごみを堆肥化する。
※南風原町では、生ごみ処理容器購入費の助成をしていますので、ぜひ利用ください。
4.カラス除けのネットや蓋付きポリバケツを設置する。
- 適切にネットを使用すれば、簡単かつ低コストでカラスによるごみの散乱を最小限にくい止める有効な方法です。
目の大きさは5mm以下の細かいものを使用し、ごみがはみ出さないようにしっかりと覆いましょう。
また、カラスが頭を入れられないように、縁に重しを取りつける、石で重しをするなどの工夫をしましょう。 - ポリバケツを使用する際は住民環境課へお電話ください
カラスの捕獲や巣の撤去について
- カラスに限らず、野生鳥獣は法律により許可なく捕獲することは禁止されています。
鳴き声がうるさい、迷惑だからといってむやみに捕まえることはできません。
防除対策を講じても改善されない場合は、有害鳥獣捕獲許可を得て捕獲することはできますが、多くの場合、一度捕獲しても別の場所からまた他のカラスが集まってしまうため、捕獲は必ずしも効果的な対策とはなりません。
カラス対策は、捕獲を行うよりも、カラスが集まってこないような環境を整えることが大切となってきます。 - 巣の撤去は、原則として土地の所有者や施設の管理者が自ら行うことになります。
南風原町では私有地の巣の撤去は行っておりません。
巣の中に卵やヒナがいない場合は、自由に巣を撤去して構いません。
しかし、卵やヒナがいる場合は、巣の撤去にあたり、卵の採取やヒナの捕獲についてもむやみに撤去することができません。
環境省マニュアルを参照
野生鳥獣の保護及び管理[環境省]<外部リンク>
お問い合わせ
住民環境課
電話:098-889-1797
E-Mail:kankyo@town.haebaru.okinawa.jp