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平成26年第4回臨時会 会議録
平成26年 (2014年) 第4回 南風原町議会 臨時会 第1号 7月22日
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日程 | 件名 | 備考 |
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日程第1 | 会議録署名議員の指名 | - |
日程第2 | 会期の決定 | - |
日程第3 | 議案第43号 和解及び損害賠償額の決定について | 詳細 質疑 採決 |
日程第4 | 議案第44号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第4号) | |
日程第5 | 議案第45号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第2号) |
会議録
○議長 中村 勝君 ただいまから平成26年第4回南風原町議会臨時会を開会します。ただちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。
開会(午前10時00分)
日程第1.会議録署名議員の指名
○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって15番 大城真孝議員、2番 照屋仁士議員を指名します。
○議長 中村 勝君 日程第2.会期の決定の件を議題とします。お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、会期は本日1日間と決定しました。
○議長 中村 勝君 これから、議案の上程に入ります。
○議長 中村 勝君 日程第3.議案第43号 和解及び損害賠償額の決定についてを議題とします。まず、提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 議案第43号 和解及び損害賠償額の決定について 和解及び損害賠償額の決定について、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により次のとおり議会の議決を求めるものであります。
1.事故名 町道249号線ガードパイプ破損による転落事故。2.当事者 損害賠償請求者は記載のとおりであります。損害賠償支払者 南風原町字兼城686番地、南風原町長城間俊安。3.事故発生日時 平成26年2月21日午前7時。4.事故発生場所 南風原町字神里、町道249号線。5.事故の概要 損害賠償請求者が町道249号線のガードパイプにもたれかかった際、ガードパイプの破損により転落し、頭部及び腰部を強打した。6.損害賠償額 90万1,190円。7.和解内容 別紙のとおり。のちほど説明します。提案理由としまして、上記事故について、双方が和解し、損害賠償額を決定するためには、議会の議決が必要であるので提案をいたします。
次のページ、別紙。和解内容であります。甲 南風原町字兼城686番地 南風原町長 城間俊安。乙 記載のとおりであります。上記当事者間において、町道ガードパイプ破損による転落事故につき、次のとおり和解する。1.甲は、発生事故にかかる町道249号線にあるガードパイプの管理に瑕疵があったことを認め、本件事故による一切の損害に対する賠償金として、乙に対し総額金90万1,190円を支払う。2.甲は、南風原町議会の議決があった日以後、速やかに乙と示談を交わし、甲が保険契約に加入する株式会社損害保険ジャパンから乙が指定する口座に支払う。3.本件は、南風原町議会において和解及び損害賠償額の決定について議決を得たときに効力を生ずる。4.甲と乙は、本件事故に関し、以上に定めるほか一切の債権債務がないことを確認する。その内容等については、担当から説明させていただきます。
○総務部長 新垣吉紀君 議案第43号 和解及び損害賠償額の決定について、補足して説明いたします。今回の事故の内容等については、先ほど副町長から説明がありました。その発生した日、平成26年2月21日から5カ月経過しているのですが、当然、和解及び損害賠償額の決定ですのでそれはそれなりの症状と言いますか、それが安定したから、それからそれ以上、双方に債権債務がないことを確認する必要から5カ月を経過しての今議会への上程となっております。それから、事故の概要なのですが、町道249号線ガードパイプの破損による転落で、その際の頭部と腰部の強打ということです。まず議案書を開きまして、和解内容の次に位置図がございます。国道507号、津嘉山バイパス沿線より少し右手の字神里でありますが、その拡大図から中央医療器という会社がありまして、そこのガードパイプからの転落となっております。
続きまして次のページ。拡大した航空写真となっております。そしてその次のページには写真を4枚貼り付けてございますが、3の状況では手前から向こう側が坂道になっております。これは前ページの航空写真から言いますと、下側から上側を写した写真であります。写真4も併せて見ていただければお分かりかと思いますが、町道側からしたら中央医療器側には段差が約1メートル程度ございまして、当時、けがをされた方が出勤して、そこで一休みしているときにこのガードパイプが破損して転落し腰と頭を強く打ったということであります。
それから、損害賠償額の90万1,190円につきましては、先ほど和解内容からもあったように本町が加入している全国町村総合賠償補償保険、会社としては株式会社損害保険ジャパンから全て支出されることになっております。この損害賠償の内容ですが、治療費、障害慰謝料、これは自動車任意保険の賠償基準を準用しての額です。そして、このけがが元で休業に至ったその日数分の損害補償、合計で90万1,190円であります。以上が、補足説明です。ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。4番 花城清文議員。
○4番 花城清文君 それでは、少し教えてくれますか。人が寄りかかるぐらいでガードパイプが破損するとは、かなり前から腐蝕していたのではないかと予想されますね。皆さん方には、すぐやる班があります。その発見ができなかった理由は何なのか。それだけこの方に迷惑をかけた。きちんと補修しておけば迷惑をかけずに済んだわけでしょう。結果的に皆さん方は全ての瑕疵を認めている。自分たちが悪かったと瑕疵を認めている。その対応ができなかった理由は何なのか教えてください。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えします。今回のこの事故につきましては、私どもの管理しております町道内の施設ということで、結果的には私どもの管理不十分だったことを認識しておりまして、この場をお借りしましてお詫び申し上げます。
今のご質問につきましては、その状況が把握できなかったのかということでございます。町道内にはかなりのガードレールがございまして、腐蝕対策の塗装はされておりますけれども、やはり長期を要しますとどうしても腐食が出てきます。その腐蝕の状況から、たとえば取り替えの時期を見定めるのは非常に難しいところがございまして、たとえばパイプの3分の1、半分近く腐蝕ではぼろぼろになっているものに関しましてはそのつどの取り替えを行っておりますが、外見的に錆の状況が出ている云々につきましては判断が非常につきにくいものでございまして、結果的には今回、見逃すということになっております。今回の事故が発生した直後からその他の町で管理しますガードパイプ、ガードレール等を点検しました結果、5路線において同様な、同程度の腐蝕が見受けられております。こちらに関しましては、3月末をもって全て補修し改善を行っているところでございます。今後も管理につきましては、十分現場調査を行い、このようなことがないことをこの場をお借りしまして皆様にお詫びいたしたいと思っております。
○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。
○4番 花城清文君 先に言いましたように、人間が寄りかかるぐらいでパイプが写真のようにぐらつくとは、前からこのパイプは腐蝕していただろうと思われます。今に始まったものではなかったと思う。すぐやる班もおられる。同時に、町道ですから当然、その責任を感じなきゃならない。そういった意味では、ガードレール含めて町の管理する公共施設、財産の管理、造るのは一生懸命であるが造ったあとの管理が不十分ではなかったかと思います。それで、これは当然もう補修は終わっているわけでしょう。補修の工事はいくらだったのか。人的補償については、保険会社から支払われる。補修工事まで保険会社が支払ってくれるのですか。それとも自前で払ったのか。その額はいくらだったのか教えてください。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。まずパイプ関係、この事故のありました現場、その他の現場の補修修繕につきましても維持管理の範囲内ですので、町のすぐやる班の予算で対応をしております。今回かかった金額を示す資料が今こちらにございませんので、その旨についてはあとで議員へ報告したいと思っております。
○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。
○4番 花城清文君 金額が手元にないということですからそれはあとでいいですが、私からするとおそらく補償した90万円以下だと思う。そのガードパイプを事前にきちんと対応していたら、この90万円というお金は必要なかったでしょう。保険会社から支払いはするが、その方に対して非常に迷惑です。いろんな不自由を与えたと思いますし、かなり迷惑も与えたと思う。そういった意味からすると、やはり管理、町道含めて公共財産の管理をきちんとやるべきだと思う。起こってから対応するのではなくて、起こらない前からその対応をきちんとやるべきだと思う。学校もあります、公園もあります、町道、側溝もある、いろんな管理が大変だと思うが、けれども、造ることだけに一生懸命になるのではなくて、造ったあとの維持管理も同じように気を配るべきだと思う。意見を申し上げて質問を終わります。ありがとうございました。
○議長 中村 勝君 他に質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第43号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第43号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから、議案第43号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これをもって討論を終わります。これから議案第43号 和解及び損害賠償額の決定についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4.議案第44号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第4号)
○議長 中村 勝君 日程第4.議案第44号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。まず、提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 議案第44号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,136万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ132億7,994万7,000円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。(地方債の補正)第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。内容等については、担当から説明させていただきます。
○総務部長 新垣吉紀君 それでは、議案第44号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第4号)につきまして、補足して説明いたします。まず2ページの第1表歳入歳出予算補正についてご説明いたします。今回の補正は、沖縄振興特別推進交付金事業で交付決定が得られた事業の早期実施及びファーマーズマーケット建設事業に伴う周辺道路整備事業の追加等、補正の必要が生じたため歳入歳出それぞれ1億4,136万3,000円を増額し、補正後の一般会計予算額は132億7,994万7,000円となります。より詳細な説明が必要であれば、質疑のなかでそれぞれの担当部課長からご説明いたします。補正増額1億4,136万3,000円の内容については、7ページ以降の事項別明細から説明します。
続きまして、4ページをお願いいたします。まず第2表地方債の補正について説明します。土木債、町道整備事業債は、限度額6,860万円に2,330万円を追加し、補正後の限度額は9,190万円となります。これは来年開業予定の「ファーマーズマーケット南風原」周辺の町道150号線及び町道276号線道路改良事業における町負担に対する起債充当率90パーセントの計上によるものです。なお、補正後の地方債限度額は、12億5,100万円になります。
続きまして、歳入について説明します。7ページをお願いします。14款2項1目.総務費県補助金846万3,000円の増は、沖縄振興特別推進交付金事業を活用して実施予定の南風原町観光PR促進事業とプロジェクトヒュート事業の計上で、補正後の交付金は5億795万9,000円となります。4目.農林水産事業費県補助金279万7,000円の増は、拠点産地認定を受けているストレリチアの立枯れ病防除試験を3農家で実施するための強い農業づくり等推進事業補助金95万円(補助率3分の2、補助限度額95万円)の農産物の加工・販売を農家自らが行うために必要な冷凍冷蔵庫、真空包装機等の機材購入のための農業・農村の6次産業化支援事業補助金184万7,000円(補助率50パーセント)の計上となっております。5目.土木費県補助金9,200万円増は、先ほど4ページで説明したとおりで、補助率は80パーセントとなっております。
9ページ。20款1項5目.土木債2,330万円の増は、先ほど4ページで説明したとおりであります。
引き続き、歳出について説明します。10ページをお願いします。5款1項1目.失業対策費123万9,000円の増は、県の芝人(しばんちゅ)養成事業へ公園清掃作業員1名を7月から派遣したことに伴う代替臨時職員賃金の計上となっています。
11ページ。6款1項3目.農業振興費287万円の増は、歳入の7ページで説明した農林水産業県補助金のうち農業生産経営対策事業補助金は事業費151万6,000円に対して県3分の2及び町10分の1補助金の計上、農業・農村の6次産業化支援事業補助金は、事業費369万5,000円に対して県2分の1及び町4分の1補助金の計上となっています。
12ページ。7款1項2目.観光費862万5,000円の増は、町観光案内所(店舗棟)にて観光サービスの充実を図るためパンフレットスタンド等消耗品費11万8,000円、観光カタログやパンフレット製作の委託料479万円、休憩用のテーブルやいす等の備品購入費371万7,000円の計上です。この事業は、沖縄振興特別推進交付金活用事業となっております。
13ページをお願いします。8款2項2目.道路新設改良費1億1,650万3,000円の増は、4ページで説明したとおり、新規で町道150号線及び町道276号線を整備するための計上です。
14ページ。8款4項1目.都市計画費253万4,000円の増は、下水道事業特別会計への繰出金で、事業内容については下水道事業特別会計でご説明いたします。
15ページ。10款2項1目.学校管理費108万円の増は、津嘉山小学校の保健室及び用務員室の空調機取替工事の計上です。3目.学校建設費490万円の増は、北丘小学校の仮設校舎から大規模改修を終えた新校舎への移設委託料243万円、特別教室等のカーテン取替工事247万円の計上であります。
続きまして16ページ。10款3項1目.学校管理費48万円の増は、南星中学校の事務室の空調機取替工事の計上です。
続きまして17ページ。10款5項4目.文化センター費195万6,000円の増は、平成24年度に誕生した町の新ヒーローのキャラクター(飛勇人、ビレア姫、ユクツナ、アダンマー、サメ太、サメノリー)が、町の歴史や文化などを町内外へ発信するためのプロジェクトヒュート補助金の計上で、沖縄振興特別推進交付金を活用した事業となっております。
18ページ。10款6項1目.保健体育総務費17万6,000円の増は、南風原町スポーツ推進委員協議会が平成26年度全国スポーツ推進委員優良団体として表彰式に参加するための旅費で、会長と事務局職員1名の計上となっております。以上、議案第44号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第4号)の概要説明であります。ご審議のほど、よろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。12番 浦崎みゆき議員。
○12番 浦崎みゆきさん 17ページのプロジェクトヒュート補助金とは、具体的にどのような活動をして観光につなげていくのか説明をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 ただいま浦崎議員の質問にありました17ページ、プロジェクトヒュート補助金についてです。学校からの要望など、町内の伝説についてを教えて欲しいというようなところをキャラクターをとおして授業等で取り組んでいきたいというものです。今年は、はえばるまつりがございますので、それに向けてかぼっちゃマン同様なかたちで町民にPRしていきたいものとなります。観光の部分、それから学校教育では伝説などの部分をこのプロジェクトヒュートにお願いをして今後活躍してもらおうと思っております。今後の活動につきましては、平成24年度に予算措置をしていただきまして平成25年度継続繰越事業で6体の衣装を製作いたしました。その活躍をバックアップしていこうと、謝礼金等を主に補助金として組んでございます。当面は、ふるさと博覧会に向けての稽古等を行っていきたいと思っております。それから町の行事があるときには、要望に応じて参加していくことで南風原町をPRしていく使命をもって活躍させていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。
○12番 浦崎みゆきさん その可愛らしいキャラクターで町のPRに貢献するものと思いますけれども、継続していくことが大事だと思います。そういった人材育成、後継者と言いますかその観点からはどのように考えていらっしゃいますか。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 ご質問があったとおりに、まずは人材育成です。今後は継続していくと。最初のかぼっちゃマンを立ち上げた時のプロジェクトチームがございました。これは本当に自分たちでヒーローを作っていこうというような取組でございました。それで当初、一括交付金を活用してそれを復活させていこうと取り組んできましたが、そのメンバーの皆さんはかぼっちゃマンはかぼっちゃマンとして、今後新しいヒーローをということでございましたのでこのようなかたちで立ち上げてございます。メンバーにつきましては、青年層を取り入れて、皆さんでチームヒュートとして会則を作りまして、文化センターの職員が監査役です。それからこれまでかぼっちゃマンに取り組んできた皆さんは、相談役として知恵を貸していただきながら、それに賛同する若い皆さんで取り組んでいます。そのように若い人たちを育てていっております。
この補助金は、公共を主体にするのではなく、若者がそういったチームヒュートとして取り掛かって、自分たちが身動きを取りやすいチームを立ち上げたいという趣旨もございますので、私たちはそういったヒーローが活躍できるように場を設定していきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。10番 宮城寛諄議員。
○10番 宮城寛諄君 農林水産業補助金、強い農業づくりで、農産物の加工販売を農家自らが行うために必要な冷凍冷蔵庫、真空包装機云々機械の補助があるのですけれども、これはどこに置くのですか。両農協か、それとも農家自らがとあるので個人にやるわけなのかと一瞬思ったのですがそうではないですよね。農協かどこかに置いて、そこを利用してということだと思うのですけれども、どちらへ置くのかお聞きしたいと思います。
それから今のヒーローの話ですけれども、気になったのは前のかぼっちゃマンとかいろいろやって何年か続いたのですが、後継者がいないとなったのでしたか、辞めてしまっていますよね。南風原町でやっていたのか個人でやっていたのかは覚えていないのですけれども、この事業もそういう感じにならないか。立ち上げたのだけれども、ずっと続けていけるのかという感じがするのですね。南風原町の文化とかいろいろやるのであれば、永遠と言わないまでもそれなりの期間は続けて欲しいと思うのですね。そこはどういう工夫をなされるのですか、お聞かせください。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。農業の6次産業化支援事業補助金ですけれども、直接農家への補助となります。今回は、マンゴー農家1農家に対しての補助となります。収穫して傷のあるものなどを急速冷凍して真空保存等をする冷蔵庫関係やピューレ状に加工する機器の購入等に対する補助金になりまして、今回は1農家への補助金となっております。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 プロジェクトチームヒュートへの補助金関連での質問にお答えします。かぼっちゃマンのお話、歴代のヒーローですね。かぼっちゃマンは、個人的にと言いますか立上げをして町の行事に参加をして、町からの支出等はなく個人的に、手弁当と言いますかそういったかたちで立ち上げたものでございます。今回のプロジェクトチームヒュートにつきましては、経費的なものもバックアップをしていこうと今回の予算措置となっております。かぼっちゃマンにつきましては、年齢的なものなどもございまして一時ストップしてございました。文化センターの部分で後継者、復活をという視点で当初は話し合いがされていましたが、かぼっちゃマンはかぼっちゃマンで個人的に立ち上げたものであるのでそれはそれで終結しましょうということになっております。立ち上げましたプロジェクトヒュートにつきましては、今回195万6,000円を補助金として組んでおりますが、これはそれに掛かる費用等をバックアップ、出てきたときには費用を捻出していくよう予算を組んでおります。それから今回、南風原の伝説を伝えていくという視点もこのチームヒュートにはありますので、6体のヒーローにつきましては字の伝説にあるものを拾って形にしたヒーローであります。行政とタイアップしながら進めていきたいと考えております。以上です。
○議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。
○10番 宮城寛諄君 冷凍冷蔵庫、真空包装機、1農家へのということなのですけれども、これは希望されて手を挙げた方にやったということなのでしょうか。それとも試験的に何かあるのかという感じもしますけれども、要するに今後の問題として、では私も欲しいとなればそういう補助があるのかお聞きしたい。まず、どうしてこの1農家になったのかをお聞きしたいということと、今後はどうするのか、手を挙げたらできるのかをお聞きしたいと思います。
それから、ヒーローについては、ヒュートとかビレア姫とかいうものが、どういう文化的なものから生まれたのかよく分からないのですけれども、そのキャラクターが南風原町の文化を広めていくのであれば大いに結構です。ただ、せっかく立ち上げるのですから、途中で駄目になる、辞めるようなことはやって欲しくないと思います。そしてこのキャラクターがどういうものかよく分からないのですが、頑張って欲しいことはあります。補助がなくなりましたみたいな感じで、ぽしゃることがないように頑張ってください。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。農業・農村の6次産業化支援事業補助金につきましては、本年度からの新規事業となっておりまして、募集を開始しましたのが5月からとなっております。手を挙げられた農家が1農家だったということで、今回その1農家に対する補助となっております。これは新たな事業でありますので、また改めてその事業の趣旨を踏まえて手を挙げる方がいらっしゃいましたら、継続してその事業の導入は可能だと考えております。
○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。4番 花城清文議員。
○4番 花城清文君 それでは質問させてください。今のキャラクターについてです。過去のかぼっちゃマンの話も出ました。町には、はえるんというキャラクターもいます。実際にどういうかたちで今後活動させるのか。もう1つは、一括交付金というのはあと7年ぐらい残っているのかな。10年ですか。その後は一般会計から持ち出しすることになると思いますが、今後の活動をどういったかたちで支援しようと思っておられるのか。同時に、支援する細かいところの要綱、規則みたいな感じで何々に対しては支援していくというような、100パーセント町で持ってくれるのであればいいが、補助金がなくなって交付金がなくなったとき、一般会計から全額持ち出しができるのかどうかそれも不安でありますね。せっかくキャラクターを作ったのですから、キャラクターを活かせるような方法を考えていかなければ、キャラクターをただ作ったというだけではその成果は得られないと思います。成果を得るために、具体的にどういった活動、そして交付金がなくなったとき町が一般会計でそれを負担することができるかどうかそれも含めて検討が必要かと、あるいは要綱みたいなものが必要かと思います。それについてどう思うか答えていただけますか。
○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。
○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。ただいまのご質問でご指摘がございましたとおり、この一括交付金の助成がなくなった場合はどうするか、確かに気になるところでございます。教育委員会といたしましては、この一括交付金がある期間はしっかりと支援してまいりたいと考えております。その後でございますが、具体的なそういった検討をしたわけではございませんけれども、基本的に考えられますことは、チームを立ち上げた以上はこのチームの足腰が強くなるまではやはりしっかりと援助する、支援する必要があるだろうと認識いたしております。そういうことで、例えばこの10年、15年あと、このチームが運営的に基本的な部分でどういったところが苦しいのか、例えば事務局を雇う人件費等で四苦八苦しているのか、あるいはまたイベントに参加する交通費そのもので四苦八苦しているのかどうなのか、そのあたりも今後検討しまして、やはり基本的な部分は行政で支援する、あるいは残りの部分に関しましてはこのチームとして努力をしていただく。それなりチームとして、平たく申し上げれば出演費をいただいてそれをその日の費用弁償に充てるとかそういったチームとしての努力も必要かと思いますけれども、基本的にはわれわれ教育委員会も支援をしなくてはいけないだろうと考えております。これは若者たちが南風原町の飛び安里の伝説なり、あるいはまた宮平のユクツナ大主の伝説、それから宮城の羽衣伝説など各地域に伝わっております伝説のなかから、イメージ的にこういったヒーローがいたらいいだろうというかたちで若者たちが生み出したヒーローでございますので、できるだけそれは支援してまいりたいと考えております。以上です。
○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。
○4番 花城清文君 町を宣伝していくことは、確かに非常に良いことだと、あるいは子供たちの教育などいろんなかたちで良いことだと思う。特に子供たちあるいは町に対する話、あるいは町外への発信も然り、そういうキャラクターを作ったならば継続的にやるべきだと思っています。行政支援については、交付金がある間はまず大丈夫だろうと思うがそのあとが心配なのです。今で何々については行政で負担する、何々については自助努力をしてもらえますかという一つの方針みたいなものを作っておいたほうがいいかと思います。はえるんも含めて。それであればお互いにやりとりをしながら煮詰めていくことができると思います。いざ予算がなくなってからどうこうとなっては、それは必ずやお叱りを受けるだろうと思っていますから、今でそういった面も検討していったほうがいいかと思います。良いことですからしっかり頑張ってください。終わります。
○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。
〔「休憩願います」の声あり〕
○議長 中村 勝君 休憩します。
休憩(午前10時51分)
再開(午前10時54分)
○議長 中村 勝君 再開します。他に質疑ありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第44号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって、議案第44号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第44号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから議案第44号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5.議案第45号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長 中村 勝君 日程第5.議案第45号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 議案第45号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第2号) 平成26年度南風原町の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ83万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億9,307万5,000円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。(地方債の補正)第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。その内容等については、担当から説明をさせていただきます。
○経済建設部長 真境名元彦君 それでは、議案第45号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第2号)について概要を説明いたします。
主な補正の内容としまして、本年度より実施しております下水道接続促進事業補助金が7月11日現在で予定件数を超えておりまして、今後も下水道接続の推進を図るための補正となっております。
まず、2ページから3ページにかけての第1表歳入歳出予算補正についてであります。下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ83万4,000円を増額し、7億9,307万5,000円となります。
次に、歳入についてご説明いたします。4ページと8ページでございます。4ページの第2表地方債補正と8ページの8款1項1目の町債については、下水道整備事業債(公共分)における未普及解消事業から下水道事業接続促進事業へ補正増したことによる170万円の減額となっております。未普及解消事業は、起債の対象事業となりますけれども、下水道事業接続促進事業につきましては起債の対象外となっていることから減額ということになります。
続きまして7ページでございます。5款1項1目.繰入金については、歳入の事業債170万円の減額と歳出83万4,000円の増額による253万4,000円の増額補正となっております。
続きまして歳出についてご説明いたします。9ページでございます。1款1項1目.下水道事業費83万4,000円の増額補正は、19節下水道事業接続促進事業補助金の不足に伴い13節委託料を416万6,000円減額し、19節負担金、補助及び交付金へ500万円増額するための計上となっております。以上が、議案第45号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の概要となっております。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第45号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第45号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第45号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これをもって討論を終わります。これから議案第45号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。
○議長 中村 勝君 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りします。本臨時会において議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決定しました。
○議長 中村 勝君 以上で、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
○議長 中村 勝君 これにて平成26年第4回南風原町議会臨時会を閉会いたします。お疲れ様でした。
閉会(午前11時01分)
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