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平成26年第2回定例会 会議録(第5号-1)
平成26年 (2014年) 第2回 南風原町議会 定例会 第5号 6月20日
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日程 | 件名 | 備考 |
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日程第1 | 会議録署名議員の指名 | - |
日程第2 | 議長諸般の報告 | - |
日程第3 | 議案第37号 南風原町暴力団排除条例の一部を改正する条例 | 採決 |
日程第4 | 議案第38号 南風原町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例 | |
日程第5 | 議案第39号 南風原町都市公園条例の一部を改正する条例 | 採決 |
日程第6 | 議案第40号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第2号) | 採決 |
日程第7 | 議案第41号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号) | 採決 |
日程第8 | 議案第42号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第3号) | 詳細 (歳入 ・ 歳出) 採決 |
日程第9 | 報告第5号 専決処分「北丘小学校大規模改造工事の請負契約金額の変更」の報告について | 詳細 質疑 |
日程第10 | 発議第1号 町長の専決処分事項の指定について | 詳細 採決 |
日程第11 | 陳情第8号 「30人以下学級早期完全実現」のための意見書採択を求める陳情 | 採決 |
日程第12 |
意見書第1号 30人以下学級の早期完全実現のための意見書 |
採決 |
日程第13 | 意見書第2号 30人以下学級の早期完全実現のための意見書 | 採決 |
日程第14 | 陳情第9号 「義務教育費国庫負担堅持及び2分の1復元」のための意見書採択を求める陳情 | 採決 |
日程第15 | 意見書第3号 義務教育費国庫負担拡充及び教育条件整備のための意見書 | 採決 |
日程第16 | 決議第2号 閉会中の議員派遣について | - |
議長退任のあいさつ | - |
会議録
○議長 中村 勝君 これから本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。
開議(午前10時00分)
○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって13番 玉城 勇議員、14番 上原喜代子議員を指名します。
○議長 中村 勝君 日程第2.議長諸般の報告をいたします。町長から議案1件、報告1件、次のとおり提出されております。議案第42号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第3号)、報告第5号 北丘小学校大規模改造工事の請負契約金額の変更の報告についてであります。議員からは、議員提出議案として次のとおり提出されております。発議1号 町長の専決処分の事項の指定について、意見書第1号 30人以下学級の早期完全実現のための意見書、意見書第2号、同じく30人以下学級の早期完全実現のための意見書、意見書第3号 義務教育費国庫負担拡充及び教育条件整備のための意見書の4件が提出されお手元に配布しています。
次に、各常任委員長から付託議案の委員会審査報告書、陳情審査報告書が提出されております。それぞれ後刻議題といたします。
次に、決議第2号 閉会中の議員派遣についても別紙議事日程のとおり議題とすることにいたします。
次に、お手元に配布してありますように、議会活性化調査特別委員会から最終報告書の提出があります。これまで45回、3カ年にわたり議会基本条例案の策定や議会活性化に係る提言等について調査検討に取り組んでまいりました。資料として具体的な調査検討項目、議会活性化の取組も添付しています。町議会は、特別委員会から調査検討し提出された調査項目等について全員協議会を開催し議員同士で議論を重ね最終的に多くの改革を進めてきております。この報告書に示された主たる改革事項等については、次期議会においても確実に実践されるよう申し送りをしてまいります。委員長はじめ委員の皆さん、本当にお疲れ様でございました。この場を借りて労をねぎらいたいと思います。
次に、総務民生常任委員会から防災行政に関する報告書が提出されております。報告書にありますように、平成23年3月11日に発生した東日本大震災を契機として平成23年3月定例会において閉会中の継続調査の申し出が提出され承認を受けた後、閉会中の調査、所管事務調査を実施し報告書をまとめております。また、町長から南風原町地域防災計画の修正についての提案があり、委員からの意見を取り入れ全会一致で可決されております。総務民生常任委員の皆さん、お疲れ様でございました。各自ご一読をお願いします。以上をもって諸般の報告といたします。これから議案の上程に入ります。
日程第3.議案第37号 南風原町暴力団排除条例の一部を改正する条例
○議長 中村 勝君 日程第3.議案第37号 南風原町暴力団排除条例の一部を改正する条例についてを議題とします。本案に関し、総務民生常任委員長の報告を求めます。宮城清政総務民生常任委員長。
○総務民生常任委員長 宮城清政君 総務民生常任委員会の報告をいたします。議案第37号 南風原町暴力団排除条例の一部を改正する条例であります。本案は、6月10日の本会議に上程され提案理由の説明を受け質疑を行ったのち、当委員会に付託されました。委員会では、6月11日に担当部長、課長、職員の出席を求め質疑応答を行い、質疑を終え、同じ日にまとめと採決を行いました。その審査のなかで主な事項を報告いたします。今回の一部改正は、町及び事業所の事務事業等に対する暴力団の関与に対する措置を追加するためと説明がございました。町が発注する公共工事等の下請け、あるいは二次以下の下請けを含むというこれを孫受けとも言っていますけれども、それも排除の対象となり、具体的な事務については警察と情報交換等連携を強化して対処していく方針とのことでございます。質疑を終えた後、討論に入りました。討論は特にございませんでした。採決の結果は、挙手全員で全会一致による可決と決定いたしました。
○議長 中村 勝君 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより議案第37号 南風原町暴力団排除条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり賛成する方は起立を求めます。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第4.議案第38号 南風原町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例
○議長 中村 勝君 日程第4.議案第38号 南風原町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。本案に関し、経済教育常任委員長の報告を求めます。知念富信経済教育常任委員長。
○経済教育常任委員長 知念富信君 経済教育常任委員会の審査を報告いたします。議案第38号 南風原町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例。審査の経過 本案は、6月10日の本会議に上程され提案理由の説明を受け質疑を行ったのち、当委員会に付託されたものであります。委員会では6月11日に委員会を開き、関係部長、課長及び職員の出席を求め審査をいたしました。審査の内容につきまして報告いたします。固定資産税課税免除の地域として、観光地形成促進地域、情報通信産業振興地域、産業高度化・事業革新促進地域がありますが、地域指定権限等が県知事に移譲されたことから沖縄振興特別措置法をより使いやすくなるとの説明がありました。委員会では町内全てが3つの地域に該当することを確認いたしました。また、新たな支援措置として対象となる減価償却資産の取得価額の下限条件が合計100万円を超える場合に課税免除ができるようになったとの説明もありました。委員より償却資産はいつまで減免対象となるか質問がありまして、沖縄振興特別措置法で新たに対象となった償却資産については、法の施行後に取得したものが5年間であること、以前から対象であったものについても取得後5年未満で申告漏れであった場合も購入後5年を経過していなければ残り期間が課税免除の対象になることを確認いたしました。以上のことが経済教育常任委員会で審査されました。そして6月11日に採決を行い審査を終結しました。討論はなしであります。採決 挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上です。
○議長 中村 勝君 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより議案第38号 南風原町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり賛成する方は起立を求めます。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第5.議案第39号 南風原町都市公園条例の一部を改正する条例
○議長 中村 勝君 日程第5.議案第39号 南風原町都市公園条例の一部を改正する条例についてを議題とします。本案に関し、経済教育常任委員長の報告を求めます。知念富信経済教育常任委員長。
○経済教育常任委員長 知念富信君 経済教育常任委員会の審査を報告いたします。議案第39号 南風原町都市公園条例の一部を改正する条例。審査の経過 本案は、6月10日の本会議に上程され提案理由の説明を受け質疑を行ったのち、当委員会に付託されたものであります。委員会では6月11日に委員会を開き、関係部長、課長及び職員の出席を求め審査をいたしました。審査の内容につきまして報告をいたします。トレーニング室をリニューアルすることに伴い、平成27年1月より黄金森陸上競技場の町外利用者の利用料を増額する改正であると説明がありました。町民の利用料はこれまでと変わらず、町民の陸上競技場入場料についても引き続き免除すること、また町外の利用者であっても町長が認める場合には利用料を免除できる場合があるとの説明もありました。トレーニング室をリニューアルすることで管理指導員等を配置する必要もあるのではないかという質問に対して、トレーニング室へ管理指導員を配置できるよう検討していくと回答がありました。以上のことが経済教育常任委員会で審査されました。そして、6月11日に採決を行い審査を終結しました。討論はなしでございます。採決 挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長 中村 勝君 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより議案第39号 南風原町都市公園条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり賛成する方は起立を求めます。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第6.議案第40号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第2号)
○議長 中村 勝君 日程第6.議案第40号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第2号)を議題とします。本案に関し、総務民生常任委員長の報告を求めます。宮城清政総務民生常任委員長。
○総務民生常任委員長 宮城清政君 総務民生常任委員会の報告をいたします。議案第40号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第2号)であります。本案は、6月10日の本会議に上程され提案理由の説明を受け質疑を行ったのち、当委員会に付託されました。委員会では、6月11日に部長、課長、担当職員の出席を求め質疑を行いました。その日は総務部総務課・税務課・企画財政課、経済建設部産業振興課・都市整備課、教育部教育総務課・学校教育課、民生部保健福祉課の審査を行いました。その審査のなかで主な事項を報告いたします。
まず産業振興課、予算書16ページ、5款1項1目.失業対策費1,370万3,000円は、県の地域人づくり事業補助金を活用したパノラマ観光カメライター育成事業委託料で、ハローワーク等から公募して5人を採用し360度パノラマ撮影やヒアリング技術、Webサイト制作技術等を習得させた後、南風原町の観光施設や店舗情報をサイトに掲載して観光客に情報提供する人材育成事業であるとのことです。補助率は100パーセントでございます。それから、教育総務課、予算書21ページ、10款6項1目.保健体育総務費。黄金森公園スポーツ施設活性化事業2,266万9,000円は、沖縄振興特別推進交付金を活用した備品購入費であり、黄金森公園陸上競技場トレーニング室の機器一式を取り替える事業との説明がございました。これにつきましては、将来的にはトレーナーを配置したほうがいいのではないかと委員からの意見もございました。
討論に入り、討論は特にございませんでした。採決 採決の結果は、挙手全員で全会一致による可決と決定いたしました。
○議長 中村 勝君 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより議案第40号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第2号)を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり賛成する方は起立を求めます。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第7.議案第41号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)
○議長 中村 勝君 日程第7.議案第41号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。本案に関し、経済教育常任委員長の報告を求めます。知念富信経済教育常任委員長。
○経済教育常任委員長 知念富信君 経済教育常任委員会の審査を報告いたします。議案第41号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。審査の経過 本案は、6月10日の本会議に上程され提案理由の説明を受け質疑を行ったのち、当委員会に付託されたものであります。委員会では6月11日に委員会を開き、関係部長、課長及び職員の出席を求め審査をいたしました。審査の内容につきまして報告をいたします。
津嘉山第3雨水幹線の工事に伴い、現在、駐車場として利用されている場所を重機置き場とするため仮駐車場を新たに準備するための費用と説明がありました。委員からは計画の時点で予算計上できたのではないか、補助の対象とならないのか質問がありました。これに対し、県から5月12日に公共補償の対象とならないと回答があったため、町の単費として今回の補正予算に計上したとの説明がございました。以上のことが経済教育常任委員会で審査されました。そして、6月11日に採決を行い審査を終結いたしました。討論はありませんでした。採決 挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長 中村 勝君 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより議案第41号 平成26年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり賛成する方は起立を求めます。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第8.議案第42号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第3号)
○議長 中村 勝君 日程第8.議案第42号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第3号)を議題とします。提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 議案第42号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第3号) 平成26年度南風原町の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,470万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ131億3,858万4,000円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。内容等については、担当から説明をさせていただきます。
○総務部長 新垣吉紀君 議案第42号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第3号)につきまして、概要を説明いたします。まず2ページ、第1表歳入歳出予算補正についてご説明いたします。今回の補正につきましては、沖縄振興特別推進交付金事業で交付決定が得られた事業を早期に実施するため補正の必要が生じましたので歳入歳出それぞれ4,470万8,000円を増額し、補正後の一般会計予算額は131億3,858万4,000円となります。より詳細な説明が必要であれば、質疑のなかでそれぞれの担当部課長から説明させていただきます。
それでは、補正増額4,470万8,000円の内容について歳入より説明いたします。まず6ページをお願いします。14款2項1目.総務費県補助金3,563万8,000円の増は、5月30日に交付決定された沖縄振興特別推進交付金事業の新規2事業とすでに交付決定を受けている1事業への追加交付による計上となっております。補正後の交付金は、4億9,949万6,000円となります。
続きまして7ページ。17款1項1目.財政調整基金繰入金907万円の増は、今回の補正第3号歳入歳出の調整により基金からの取り崩しを行うことによるものであります。なお、補正後の同基金残高は、15億5,791万9,000円となります。
引き続き、歳出についてご説明いたします。8ページをお願いします。3款1項1目.社会福祉総務費634万8,000円の増は、4,700名分の戦没者台帳と基礎資料を戦争証言資料管理システムに入力するための臨時職員賃金241万6,000円、同システム導入委託料393万2,000円の計上によるものです。
続きまして9ページ。9款1項2目.災害対策費3,660万円の増は、災害時及び非常時における地域住民の緊急避難施設が必要であることから、東新川地区に災害時避難施設を整備するための補助金の計上となっております。
続きまして10ページ。10款2項1目.学校管理費176万円の増は、翔南小学校の一学年において、30人以下の学級編成ができなかったことから、学習支援員を1人追加配置するために11カ月分の報酬を計上することによるものです。なお、計上額のうち10カ月分が一括交付金(沖縄振興特別推進交付金)の対象となっております。以上が、議案第42号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第3号)の概要であります。ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第42号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第42号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。これから議案第42号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これをもって討論を終わります。これから議案第42号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第3号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。
日程第9.報告第5号 専決処分「北丘小学校大規模改造工事の請負契約金額の変更」の報告について
○議長 中村 勝君 日程第9.報告第5号 専決処分「北丘小学校大規模改造工事の請負契約金額の変更」の報告についてを議題とします。提出者から理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 報告第5号 専決処分「北丘小学校大規模改造工事の請負契約金額の変更」の報告について。地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている下記の事項について別紙のとおり専決処分したので同条第2項の規定によりこれを報告いたします。
記1.専決処分事項 北丘小学校大規模改造工事の請負契約金額の変更について。2.専決処分した理由 議会の議決を得た工事請負契約について契約金額の400万円以内の変更。
専決処分について、地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されているので下記のとおり専決処分する。専決処分した日は、6月6日であります。1.専決処分事項 北丘小学校大規模改造工事の請負契約金額の変更について(1)変更事項 変更前契約額1億1,323万8,000円。増額金額378万円。変更後契約額1億1,701万8,000円。2.契約の相手 北丘小学校大規模改造工事特定建設工事共同企業体代表者(住所)豊見城市字田頭103番地2 座安マンション105号 大友建設株式会社 代表取締役桃原芳道。構成員(住所)南風原町字照屋292番地1 有限会社三国電工 代表取締役幸地兼昭。2.変更した理由 学校現場との調整や現場施工に伴う改修工事の壁面や床面、屋根面の亀裂補修工事や木製家具の塗装工事等数量変更のため。また、天井下地石膏ボード張りの内外装工事等の追加工事による変更のためであります。内容等については、担当から説明させていただきます。
○教育部長 新垣好彦君 それでは、専決処分をいたしました北丘小学校大規模改造工事の工事箇所の変更がございます。それについて図面を添付してございますので説明をいたします。まず1階平面図です。四角で囲んだ凡例の説明をいたします。赤(壁)と示した所は、壁の木板の取り替えでございます。赤(アルミ)と示した所は、アルミパネルの取り替えです。▼赤印が亀裂の補修です。それには壁と床がございます。青の印が、床点検口の取り替え、天井点検口の取り替え。黄色が家具の塗装塗り替えでございます。
右の設計変更概要を説明いたします。場所、変更内容、変更の数量と説明してございます。職員室・女子更衣室・用務員室・保健室・職員用の昇降口・図書室は、亀裂補修がありますので、それが内部と床で111メートル増になります。校長室・職員室・女子更衣室・事務室・保健室でアルミパネルの取り替え、アルミサッシ内外部側が11平米の増でございます。廊下の床仕上げ張り替えでラワン合板、SOPとは塗装の方法で、それが8平米の増です。それから、校長室・事務室・印刷室・用務員室・図書室・児童会室で家具の塗装塗り替えで1,034平米の増。塗装の方法については、オイルステンと表現されていますこれが35平米、次にCL、それが6平米、クリアラッシャーという塗装の方法です。それから、図書室で天井の補修がございます。照明部分の開口ということで、46カ所増です。次に、職員室・事務室・保健室・応接室・廊下・職員用昇降口で天井吸音板・直張りを捨張共に変更するということで410平米の増でございます。それから職員用便所・シャワー室で床ウレタン塗膜防水塗り替えということで平面と立上り面が21平米と10平米ございます。これも増です。それから職員用便所の床点検口の取り替えが1カ所、職員室の天井点検口の追加が1カ所、応接室のホワイトボード追加で1カ所。これが図面1階の工事の追加でございます。
2階は特別教室です。理科室1・家庭科室・家庭科準備室・図工準備室・廊下が壁亀裂の補修です。同じく理科室1・理科準備室・理科室2・理科準備室・家庭科室・家庭科準備室・図工室・図工準備室・視聴覚室・スタジオ・多目的室がアルミパネルの取り替えでございます。それから、理科室1・理科室2・廊下が、壁の仕上げ張り替え、ラワン合板での増です。それから、理科室で壁のタイル張りの追加です。廊下で同じく天井の吸音板の変更でございます。そして理科室と家庭科室、図工室で天井の補修。それからその他に家具の塗装塗り替え、それから一部家具のガラス取り替えがあります。それから視聴覚室では放送設備及び関連工事がございます。これも増ということでございます。
続きまして3階の平面図です。テラスで亀裂の補修がございます。コンピュータ教室・音楽室が天井の補修。照明部分の開口ということでの増でございます。音楽室で壁仕上げの張り替え、それからコンピュータ室・音楽室・音楽準備室で家具の塗装塗り替えです。廊下は亀裂の補修ということです。
それから、4階です。3階の屋根の亀裂補修ということで、外部からの亀裂の補修でございます。以上が今回の追加の内容でございます。以上、説明でございました。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。10番 宮城寛諄議員。
○10番 宮城寛諄君 亀裂が多かったとか、壁の塗装とかいろいろあるのですけれども、当初予定より何パーセント多くなったのですか。金額では分からないのですよね。1億1,300万円と言ったってこれはトータルですから、例えば亀裂が100メートル補修する予定が200メートルになったのか。要するに何パーセントぐらいそういう箇所が当初予定より増えたのですか。
○議長 中村 勝君 暫時休憩します。
休憩(午前10時41分)
再開(午前10時43分)
○議長 中村 勝君 再開します。稲福 正学校教育課長。
○学校教育課長 稲福 正君 ただいまの質疑にお答えします。当初の亀裂の長さが449メートルになっております。それから増えたのが111メートルということで、変更後は560メートルとなっております。
○議長 中村 勝君 暫時休憩します。
休憩(午前10時44分)
再開(午前10時45分)
○議長 中村 勝君 再開します。他に質疑ありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。報告第5号 専決処分「北丘小学校大規模改造工事の請負契約金額の変更」の報告については、これをもって終了いたします。
○議長 中村 勝君 日程第10.発議第1号 町長の専決処分事項の指定についてを議題とします。本案に関し、提出者から趣旨説明を求めます。12番 浦崎みゆき議員。
○12番 浦崎みゆきさん それでは、読み上げて提案いたします。発議第1号。平成26年6月20日。南風原町議会議長 中村 勝殿。提出者 南風原町議会議員 浦崎みゆき。賛成者 南風原町議会議員 赤嶺雅和、知念富信、宮城清政、金城好春、宮城寛諄、大城真孝。
町長の専決処分事項の指定について 上記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
町長の専決処分事項の指定について 下記の事項に関しては、町長において専決処分することができるものとして指定することについて地方自治法第180条第1項の規定により議会の議決を求める。記 法律上、町の義務に属する損害賠償で1件50万円以下のものに係る和解及び損害賠償の額の決定に関する事項について。提案理由 最近、損害賠償の額の決定に関する事例が増えていることから、軽易な事件、損害賠償額の小さなものや早急に賠償する必要がある事件、交通事故等については、地方自治法第180条第1項の規定により町長において専決処分することができる事項として指定し、これを迅速に処理する必要がある。このことから、本案を提出する。
参考資料としまして追加説明いたします。最近、損害賠償の額の決定に関する事例、平成23年12月から平成26年3月定例会まで5件が議案として提出されております。地方自治法第96条第1項第12号、第13号の規定により、和解及び損害賠償額の決定については、金額の多寡にかかわらず議会の議決を要することとなっております。損害賠償責任を負うことは本来異例の支出に属するものであることから、その責任の所在を明らかにするとともに、賠償額の適正を期するため議会の議決を必要としたものです。今回、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任による専決処分に、議会の権限に属する軽易な事項として、法律上、町の義務に属する損害賠償で1件50万円以下のものに係る和解及び損害賠償の額の決定に関する事項についてを新たに追加することで、執行部がすみやかに対処することができるために提出するものです。ちなみに、同法第180条第2項では、専決処分したときは、町長はこれを議会に報告することとなっております。執行部におきましては、この議案が議決されたのちは、町職員の自動車等の運行に際して発生した交通事故等による事務処理については、必要な事項を定めるなど事務手続きを明確化することを要請いたします。以上です。よろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております発議第1号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって発議第1号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから発議1号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから発議第1号 町長の専決処分事項の指定についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。
日程第11.陳情第8号 「30人以下学級早期完全実現」のための意見書採択を求める陳情
○議長 中村 勝君 日程第11.陳情第8号 「30人以下学級早期完全実現」のための意見書採択を求める陳情を議題とします。本件に関し、経済教育常任委員長の報告を求めます。知念富信経済教育常任委員長。
○経済教育常任委員長 知念富信君 経済教育常任委員会の陳情に関する審査を報告いたします。陳情第8号 「30人以下学級早期完全実現」のための意見書採択を求める陳情。審査の経過 本案は、6月10日の本会議において本委員会に付託されたものであります。委員会では、6月11日に委員会を開き審査を行い同日に採決を行いました。採決の結果 採決の結果は、陳情の趣旨を妥当とみなし全会一致による採択であります。措置に関しましては、後ほど意見書を提出いたします。提出者は、赤嶺奈津江議員でございます。
○議長 中村 勝君 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより陳情第8号 「30人以下学級早期完全実現」のための意見書採択を求める陳情についてを採決します。本件に対する委員長の報告は、採択であります。本件は、委員長の報告のとおり賛成する方は起立を求めます。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
日程第12.意見書第1号 30人以下学級の早期完全実現のための意見書
日程第13.意見書第2号 30人以下学級の早期完全実現のための意見書
○議長 中村 勝君 日程第12.意見書第1号 30人以下学級の早期完全実現のための意見書及び日程第13.意見書第2号、同じく30人以下学級の早期完全実現のための意見書を一括議題といたします。本件に関し、提出者から趣旨説明を求めます。6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江さん それでは、読み上げて提案させていただきます。意見書第1号。平成26年6月20日。南風原町議会議長 中村 勝殿。提出者 南風原町議会議員 赤嶺奈津江。賛成者 南風原町議会議員 知念富信、照屋仁士、赤嶺雅和、宮城寛諄、玉城 勇、大城真孝。30人以下学級の早期完全実現のための意見書 上記の意見書を別紙のとおり南風原町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
30人以下学級の早期完全実現のための意見書 日々、教育発展のためにご努力いただいていることに敬意を表します。さて、経済格差の拡大などによる就学援助児童の増加、保護者等の多様な教育ニーズ、子どもたちの学力格差の拡大など、ますます教育現場では困難な状況が表れています。学校現場では、個々に応じたきめの細かい指導やゆとりを持った授業が求められています。日本の学校の1学級40名定数は、国際的に見て異常な多さであり、教育の混乱さを増す大きな原因であることは以前から指摘されてきました。2011年度から国の教職員定数は1学級40名から1学級35名に段階的に改善することになりました。沖縄県においても県独自の施策として、従来からの小学校1・2年生における1学級30名定数に加え、2012年度は小学校3年生において1学級35名定数、2014年度は中学1年生においても1学級35名定数を実現することができました。しかし、さまざまな教育課題を抱える沖縄県では、それを解決するための少人数学級実現はまだまだ不十分な状況であります。全ての子どもたちがどこに生まれ育ったとしても等しく良質な学校教育を受けられるようにすることは、多くの保護者、教育関係者の願いであると同時に、国はもちろん、県、市町村も含めた行政の責任であります。教育は、未来への先行投資であり、子どもたちへの最善の教育環境を提供する必要があります。そのためにも、学校現場における30人以下学級の完全実現は急がれる課題になっており、次代を担う子どもたちの健やかな成長を願うこの要望をご理解の上、お力添えいただくよう強く要請いたします。
記 一、段階的に35人以下学級を実現するとした教職員定数改善計画を速やかに実施すること。一、30人以下学級の早期完全実現を国の責任で行うこと。特に教職員定数の大幅な改善など人的措置・財政的な措置を行うこと。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。平成26年6月20日。沖縄県島尻郡南風原町議会。あて先 内閣総理大臣、文部科学大臣。
続きまして、意見書第2号を読み上げます。平成26年6月20日。南風原町議会議長 中村 勝殿。提出者 南風原町議会議員 赤嶺奈津江。賛成者 南風原町議会議員 知念富信、照屋仁士、赤嶺雅和、宮城寛諄、玉城 勇、大城真孝。30人以下学級の早期完全実現のための意見書 上記の意見書を別紙のとおり南風原町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。第1号と同じ条文となっていますので、割愛させていただきまして、記以下を読み上げさせていただきます。
記 一、段階的に35人以下学級を実現するとした教職員定数改善計画を速やかに実施するよう国に要請すること。一、30人以下学級の早期完全実現できるよう教職員定数の大幅な改善など人的措置・財政的な措置を国に要請すること。一、県独自にも30人以下学級が実現できるよう努力すること。一、30人以下学級に伴う教室増等の条件整備を市町村と連携して計画的に行うこと。一、増員される教職員は臨時採用ではなく、正規の教職員を充てるようにすること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。平成26年6月20日。沖縄県島尻郡南風原町議会。あて先 沖縄県知事、沖縄県教育委員会教育長。以上です。よろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております意見書第1号、意見書第2号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって意見書第1号、意見書第2号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより意見書第1号 30人以下学級早期完全実現のための意見書についてを採決します。本件について可決することについて賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、原案のとおり可決されました。
○議長 中村 勝君 続きまして、意見書第2号 30人以下学級の早期完全実現のための意見書についてを採決します。本件について可決することについて賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、原案のとおり可決されました。
日程第14.陳情第9号 「義務教育費国庫負担堅持及び2分の1復元」のための意見書採択を求める陳情
○議長 中村 勝君 日程第14.陳情第9号 「義務教育費国庫負担堅持及び2分の1復元」のための意見書採択を求める陳情を議題とします。本件に関し、経済教育常任委員長の報告を求めます。知念富信経済教育常任委員長。
○経済教育常任委員長 知念富信君 経済教育常任委員会の陳情に関する審査を報告いたします。陳情第9号 「義務教育費国庫負担堅持及び2分の1復元」のための意見書採択を求める陳情でございます。審査の経過 本案は、6月10日の本会議において本委員会に付託されたものであります。委員会では、6月11日に委員会を開き審査を行い同日に採決を行いました。採決の結果 採決の結果は、陳情の趣旨を妥当とみなし全会一致による採択であります。措置に関しましては、後ほど意見書を提出いたします。提出者は、照屋仁士議員でございます。
○議長 中村 勝君 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより陳情第9号 「義務教育費国庫負担堅持及び2分の1復元」のための意見書採択を求める陳情についてを採決します。本件に対する委員長の報告は、採択であります。本件は、委員長の報告のとおり賛成する方は起立を求めます。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
日程第15.意見書第3号 義務教育費国庫負担拡充及び教育条件整備のための意見書
○議長 中村 勝君 日程第15.意見書第3号 義務教育費国庫負担拡充及び教育条件整備のための意見書についてを議題といたします。本件に関し、提出者から趣旨説明を求めます。2番 照屋仁士議員。
○2番 照屋仁士君 意見書第3号。平成26年6月20日。南風原町議会議長 中村 勝殿。提出者 南風原町議会議員 照屋仁士。賛成者 南風原町議会議員 知念富信、赤嶺奈津江、赤嶺雅和、宮城寛諄、玉城 勇、大城真孝。義務教育費国庫負担拡充及び教育条件整備のための意見書 上記の意見書を別紙のとおり南風原町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
義務教育費国庫負担拡充及び教育条件整備のための意見書 日々、教育の発展のためにご尽力いただいていることに敬意を表します。さて、今日の教育の抱えている課題を解決するためには、地域や子どもの状況を踏まえ多様な教育活動が推進できるよう「当事者」である学校や市町村教育委員会が主体的に運営できる仕組みに改善することが喫緊の課題です。そのためには、財政的な保障が必要であり、それは国としての責務です。しかし、前政権下における「三位一体」改革の中で教育的議論と国・都道府県・市町村の教育の役割をどう担うかの検討も十分なされないまま国庫負担金の大幅な見直しがされ、2006年、国は義務教育の国庫負担率をこれまでの2分の1から3分の1に削減しました。現在においても、地方分権や道州制などの議論のなかで財源確保として国から地方への一括交付金、教育一括交付金等の問題が十分に議論されておらず解決しておりません。もし、義務教育費国庫負担がなくなれば、自主財源の厳しい地方公共団体では義務教育に十分な予算を回すことができなくなり、地方公共団体間での教育条件に大きな格差が生じます。特に、多くの離島僻地校を抱える本県は、非常に深刻な状況に置かれることが十分予想されます。子どもたちの教育条件に地域による格差を生じさせてはなりません。少なくとも憲法に保障された義務教育においては、全国均質の教育条件を国の責任で保障すべきです。つきましては、以下の事項を強く求めます。
記 一、教育の機会均等とその水準の維持向上を図るため、その根幹となる義務教育費国庫負担制度を堅持し、早急に国の負担を2分の1以上に拡充すること。一、次期教職員定数改善計画を速やかに実施するとともに、学校現場に必要な教職員を確保し、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の専門職の配置も拡充すること。一、意欲と情熱を持って教育に取り組む優れた教員を確保するため、人材確保法を堅持し、勤務実態を踏まえた教員の処遇改善に努めること。一、教育予算を増額し充実させること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。平成26年6月20日。沖縄県島尻郡南風原議会。あて先 内閣総理大臣、文部科学大臣。
○議長 中村 勝君 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております意見書第3号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって意見書第3号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより意見書第3号 義務教育費国庫負担拡充及び教育条件整備のための意見書についてを採決します。本件について可決することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、原案のとおり可決されました。
○議長 中村 勝君 日程第16.決議第2号 閉会中の議員派遣についてを議題とします。
○議長 中村 勝君 お諮りします。閉会中の議員派遣については、別紙のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、議員派遣については別紙のとおり派遣することに決定しました。
○議長 中村 勝君 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りいたします。本定例会において議案及び意見書等が議決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決定しました。
○議長 中村 勝君 最後に、任期最後の定例会を閉会するにあたり一言ご挨拶申し上げます。本日ここに、議員並びに執行部、そして議会事務局の皆様のご協力のもと、無事、議長としての職責を果たすことができましたことを衷心より厚く御礼申し上げます。平成22年9月28日、改選後の9月定例会において議長に就任し、会議の諸原則を重視し、議会の権限が十分に発揮できるよう議会運営に心がけてまいりました。今振り返ってみますと、皆様にとりましては何かとご不満の点、至らなかった点もあったかと思いますが、ご容赦のほどをお願い申し上げます。議会改革の取組としましては、議会活性化調査特別委員会を設置し、照屋仁士委員長を中心にした7名の委員によるさまざまな議会活性化の改革に取り組んできました。まず、議会活性化等の改革を積み重ねながら、開かれた議会、分かりやすい議会を目指すことで南風原町議会基本条例を策定しております。また、議員活動の活性化と議員の資質向上を図る目的として調査研究に必要な経費の一部を交付する議会政務活動費の交付に関する条例も策定いたしました。特に議会報告会については、今年で第3回目を数えました。参加者が少ないという課題があるものの、素晴らしい意見、提案もあり、また町民からは引き続き開催して欲しい旨の要望が多くありました。4カ年を省みますと、不発弾処理に関する意見書の提出、信号機設置に関する要請、米兵による女性暴行致傷事件、米軍普天間飛行場オスプレイ配備に関する問題など町民の生命・財産を守り福祉の向上を図る観点から多くの意見書・決議を行うなど積極的に対応してまいりました。なかでも平成24年9月9日、日米両政府によるオスプレイの強行配備に対して抗議し、その撤回を求めるために10万余の県民が結集してオスプレイ配備に反対する沖縄県民大会を開催しました。年が明け、平成25年1月28日には、安倍晋三内閣総理大臣に対して沖縄県民大会実行委員会、沖縄県議会、沖縄県市町村関係4団体の連名において建白書を提出しました。また、『はえばる議会だより』が第15回沖縄県町村議会広報コンクールにおいて最優秀を受賞したことは、金城好春広報委員長を中心とした議会広報委員会の弛まぬ努力と熱意の賜物と深く感謝申し上げます。
さて、本町は、今年4月1日には町制施行34周年を迎えました。これまでさまざまな事業を展開し、改めて、わがまち南風原町の発展を確認したところであります。しかしながら、環境の整備、教育文化、保健福祉、子育て支援、企業誘致、雇用の拡大、行財政改革などさまざまな課題がまだまだ山積しております。平成24年度から沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)事業がスタートしました。この一括交付金事業をいかに有効に活用するかで南風原町の発展に大きく貢献することにつながると思います。さまざまなアイディアや議員の政策提言等、また議員相互間による自由討議も含め調査研究活動が必要かと思います。今後とも議員皆様の更なるご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりますけれども、6月定例会を閉じるにあたり、町民はじめ議員各位、執行部の皆様のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げまして閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長 中村 勝君 以上で本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
○議長 中村 勝君 これにて平成26年第2回南風原町議会定例会を閉会いたします。ご苦労様でございました。
閉会(午前11時15分)
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