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平成26年第2回定例会 会議録(第3号-1)
平成26年 (2014年) 第2回 南風原町議会 定例会 第3号 6月18日
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日程 | 件名 | |
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日程第1 | 会議録署名議員の指名 |
程第2 |
質問議員名 | 質問内容 | |
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浦崎みゆき | 答弁 、再質問 | ||
会議録
○議長 中村 勝君 これから本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。
開議(午前10時00分)
日程第1.会議録署名議員の指名
○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって9番 金城好春議員、11番 大城 毅議員を指名します。
○議長 中村 勝君 日程第2.一般質問を行います。通告書のとおり順次発言を許します。11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 それでは、一般質問をいたしますが、その前に、今回の質問項目は少なめになっておりますので最初に所見を述べさせていただきます。町長におかれては、今回、無投票にて5期目の町政を担うことになりました。町民本位の町政を期待します。わけても、建白書の堅持です。県下41市町村長、議会議長の皆さんと一緒に町長ご自身が署名し、町村会長として、その代表として政府に提出をした建白書であります。議長も町村議長会の会長としてやはり代表として提出されました。町長は、今度の公約で明記され、町の広報でも明記された建白書の堅持、すなわち1.オスプレイの配備撤回、2.普天間飛行場の閉鎖撤去・県内移設断念であります。この立場を議会でも表明されましたし、5期目においてこの立場を貫かれることを強く期待いたします。そして、建白書を実現できる県政の実現にも力を尽くしていただきたいことを期待いたします。また、今、戦後の日本の平和を保障してきた日本国憲法が、時の内閣の解釈で、あるいは与党の密室協議で解釈改憲、ひいては明文改憲の危機にさらされています。憲法は、国家権力を縛るものであります。それを時の内閣の一存で変えて、集団的自衛権の行使容認などという名で戦争に引きずり込んでしまおうというものであって、野中広務さん、古賀 誠さん、加藤紘一さんなど歴代の自民党の幹事長も反対しています。断じて許されるものではありません。町長には、平和憲法を守る立場でがんばっていただくこと、これも強く期待いたします。通告はしておりませんので答弁を求めることはできませんが、議長、そして町長におかれましてはご配慮いただければと思います。
それでは、今任期最後の一般質問を行います。はじめに保育行政について伺います。この間、認可保育園の改築に伴う定員増などで入所定員が拡大されてきました。それにより入所困難だったケースの方々が保育される状況が出てきたことは評価されるべきことだと考えています。しかしながら、去った3月定例会の一般質問でも明らかになったように、4月時点の待機児童数は48名の見込みということでありました。しかし、この数字は、あくまでも主に保育所入所を申し込んで断わられた厚生労働省の定義で言う待機児童であって、最初から断られるからということで申し込みをせずに認可外保育所などにいる子どもたちなど表に現れない潜在的待機児童は含まれていません。沖縄県では、沖縄21世紀ビジョン基本計画(平成24年から平成33年)の実施計画において目標数値を設定し、基本計画の早い段階で潜在的待機児童を含めた待機児童の解消に努めることとしています。本町においても、潜在的待機児童を含めて全ての児童が保育される必要があります。そこで、潜在的待機児童を把握し保育できるよう認可保育園を増やすべきではないかということで2点お伺いします。(1)潜在的待機児童を把握し次期計画に活かすべきだがどうなっているか伺います。(2)潜在的待機児童を含め保育できるように認可保育園を増やすべきだがどうであるか伺います。
次に、町立図書館について。現在の図書館は、蔵書数において公立の県内図書館では町内の人口比であまりにも低い数字になっていることが前回の一般質問で明らかになりました。同時に、現在の規模の図書館としてもサービス向上の取り組みが必要であります。そこで十分な蔵書数を持つ図書館の計画と現在の図書館の横断検索でのサービス向上を図る考えはないか伺います。(1)他の公立図書館に劣らない蔵書数を持てる図書館を計画すべきではありませんか。(2)現在の図書館について、横断検索でのサービス向上を図る考えはありませんか。
次に、住民から要望の強い本部・喜屋武・照屋地域の市街化区域への編入・下水道整備について伺います。本部・喜屋武・照屋地域の市街化区域への編入と下水道整備計画はどうなっているか伺います。(1)本部・喜屋武・照屋地域の市街化区域への編入の進捗状況を伺います。(2)同地区への下水道整備の計画がどうなっているかを伺います。
次に、黄金森運動公園入口から喜屋武の集落内を通って県道82号線につなぐ町道5号線は、運動公園利用者の利用路またはウォーキング利用者にも利用度が高まっています。今後、駐車場整備の計画もあり整備が急がれるところであります。そこで、町道5号線の整備計画はどうなっているか伺います。
次に、この間、何度も取り上げてきたバス利用者の雨降りや直射日光からの不便を取り除くためのバス停屋根の設置について伺います。(1)以前の一般質問で国道329号当間原バス停の屋根設置を南部国道事務所と調整するとあったが、現在の進捗状況がどうなっているか伺います。さらに、国道507号と県道241号線についても拡幅工事が進行しています。屋根設置の実現を求めるべきではないかということで伺います。
次に、喜屋武地内の通学路の整備について伺います。これは別の同僚議員からも質問が出ておりますが、まず私から伺います。県道86号線、照屋交差点から翔南小学校向け喜屋武91番地付近は、歩道が切れ大変危険な状況であります。早急な県道の改善が求められるが県・町の取り組みがどうなっているかを伺います。
次に、県営団地の建て替え計画について伺います。特に第一団地については、壁の崩落により車が損害を受けるという事故もあり、全ての棟の周囲をワイヤーメッシュで囲うという異常な状態が続いています。早急な建て替えが必要な状況になっています。そこで、県営団地建替計画の進捗状況について伺います。
最後に、サッカーのワールドカップで日本代表は一次リーグの初戦を残念ながら逆転負けを期しました。20日のギリシア戦は、ぜひとも日本代表チームらしい攻撃サッカーを見たいものだと思います。ところで、温暖な沖縄の気候を活用し、プロ野球のキャンプが盛んに行われて経済的にも賑わうと同時に、子どもたちが高い技術などに触れる機会が広がり、沖縄の野球水準のアップにも大きく貢献しています。サッカーにおいてもJリーグなどプロサッカーチームの沖縄キャンプが増えてきており、同様な効果が期待されます。本町も黄金森陸上競技場を活用してプロサッカーチームを誘致できれば、本町のアピールにもなり経済的な効果も期待でき、何よりもサッカーに関心を持つ子どもたちに大きな刺激となり、夢を広げ、その水準を引き上げることにつながると思います。そこで、プロサッカーチームのキャンプ誘致をということです。県内でもプロサッカーチームキャンプ誘致が進んでいる。本町でも黄金森陸上競技場にプロサッカーチームキャンプを誘致してはどうかということで伺います。以上、ご答弁をよろしくお願いいたします。
○議長 中村 勝君 城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 毅議員から、通告書にはないが基地の問題、また集団的自衛権の問題、こういうことに対してどう考えているかということでありますが、私は、沖縄県41市町村の建白書は大きな意味を持つものだと思っております。沖縄県民の心だと思っております。この心を私たちは堅持すべきだというこの思い、本土と沖縄県の国民同士の温度差があることにやはり沖縄県民一丸となって本土の方々に沖縄県が74パーセントの米軍基地を抱えている負担過重の思いを語ることは大事だと思っております。この問題においては、今後とも沖縄県民一丸となって堅持していくべきではないかと思っております。
さらにまた、集団的自衛権の問題等においても、もっと論議を尽くすべきではないか、早過ぎるのではないか。と言いますのは、集団的自衛権というのも、私たち沖縄県と中国福建省とのつながりというものがあります。沖縄先人の皆さん方と福建省とのつながり、沖縄には中国文化も入ってきております。人間的にもつながりがありますので、そういう問題においても集団的自衛権を今、行使するというのはいかがなものか。もっと慎重に論議をして、本土と沖縄県の違った視点、さらに沖縄県の立場で集団的自衛権は性急過ぎるのではないかという思いも持っておりますので、この問題等は国においてもっと論議を尽くしていくべきだと私は思っております。その他の問題等においては、各担当からお答えさせてもらいたいと思います。毅議員がおっしゃる集団的自衛権、さらに建白書というのは沖縄の心として進めていくべきだと思っております。
○副町長 国吉真章君 それでは、質問事項の1番目、潜在的待機児童解消し保育できるよう認可保育園を増やすべきではないか(1)次期計画に反映すべきだがという質問に対しお答えいたします。子ども子育て支援事業計画の策定については、アンケートよるニーズ調査を4月末日までには行って集計作業を終えております。5月30日に第1回子ども子育て会議を開催いたしました。そのなかで、町の将来人口についてさまざまな角度から伸びを検討し量の見込みを確定させ潜在的待機児童も含め町全体の子育て家庭のニーズを見込み、ご指摘がありましたようにその計画に反映をさせてまいりたいと思っています。(2)認可保育園を増やすべきだがという質問についてお答えします。先ほどの質問で触れました量の見込が確定しましたら、次は利用に応じて多様な施設や事業を組み合わせた供給体制を確保し待機児童解消に取り組んでまいります。今後は地域ごとの人口の伸びや利用量等も勘案し、認可保育園の増も含め子ども子育て会議で検討をしてまいります。
3点目の本部・喜屋武・照屋地区の市街化区域編入と下水道整備の計画についてであります。まず(1)については、本部・喜屋武・照屋地域の市街化区域編入に向けての進捗状況としては、去る5月19日に南風原町都市計画区域区分変更委託業務契約の締結を終え、現在、業務計画書及び工程表等の事前資料を作成している段階であります。今後は、業務の進め方や現地調査を踏まえ区域の検討を慎重に行いながら、ある程度、町としての方針を固めた上で、地域の方々と説明会等で意見交換をして県との協議に臨みたいと考えています。(2)についてですが、ご質問の3地区については、現在、下水道の認可区域となっております。そのなかで雨水整備については、平成26年度から照屋地区の雨水幹線工事に着手し、順次整備を図る計画で進めております。汚水整備については、平成25年度に照屋交差点付近までの実施設計を終え、現在、幹線工事を下流側である山川地区から整備を進めており3地区の集落内の整備にはいましばらく時間を要すると考えています。
4点目の町道5号線の整備計画についてであります。町道5号線の整備については、黄金森公園の整備進捗に伴って整備を進めていきたいと考えていますが、現時点においては整備年度が決まっておりません。現在、進めている道路整備の進捗を踏まえ整備計画等を進めてまいりたいと考えています。
5点目のバス停屋根設置進捗の(1)についてでありますが、国道329号当間原バス停の屋根設置については、バス停車帯の整備と併せて上屋を設置する予定にしていることを南部国道事務所に確認しております。(2)についてです。国道507号と県道241号線の上屋設置については、県での計画はあるようですが、バス利用者や公共施設等の優先度の高い箇所から検討していきたいということでありました。
6点目の翔南小学校付近の通学路整備についてです。県道86号線の喜屋武91番地付近の未整備箇所については、大変危険であり県との県道移管等の協議において早急に取り組むようにそのつど要請をしておりますが、いまだに解決していない状況であります。今後も早期解決に向けて要請をしてまいりたいと考えています。
7点目の県営団地建替計画の進捗状況を問うについてであります。県営団地の建替計画進捗については、平成24年度に県営南風原団地・南風原第二団地再生計画を策定し、平成25年度には基本計画が完了しております。その内容については、6月18日の本日ですが、午後7時から8時にかけ南風原小学校体育館において県営南風原団地建て替え事業説明会が開催されます。南風原第二団地の建て替え説明会については、平成26年度中に開催を予定しているようであります。以上です。
○教育長 赤嶺正之君 それでは、私のほうから質問事項2について、議員の町立図書館に関するご質問にお答えいたします。まず(1)でございますが、現在の町立図書館は開館して3年目であり、図書の蔵書数についてはまだ増やせる状況でございます。現在、引き続き計画的に増やして蔵書数の充実を図ってまいります。つきましては、新たな図書館の計画はございません。(2)のご質問でございますが、平成25年度から横断検察でのサービスについて実施計画に組み入れるため要求をしております。今後とも継続して横断検索サービスができるように努めてまいります。
続きまして、質問事項の8点目でございますが、このご質問につきましては、町長部局からも答弁書が提出されておりますので教育委員会、それから町長部局の両方にまたがりますが私がまとめて答弁いたします。(1)でございますが、プロサッカーチームのキャンプ誘致にはグラウンドの芝整備などさまざまな条件があると思いますが、このたび沖縄県が芝人(しばんちゅ)養成事業で黄金森公園陸上競技場の芝を整備することになりました。この事業は、沖縄県が一年間をかけて芝を養成する技術を養う芝人を育てる事業でございまして、芝管理技術の普及を図り良好な芝管理の提供を目的としておりサッカーチームのキャンプ誘致の好材料になるものと考えております。しかし、プロ・アマ各種スポーツ合宿を誘致するためには、受入体制づくりや誘致に見合ったまちづくり、地域住民を含めた意識の醸成が必要となるなど誘致には課題もあり、先進地などの情報収集を行ってまいります。以上でございます。
○11番 大城 毅君 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次、再質問をしてまいります。まず、保育の問題ですけれども、アンケートなどを取って第1回の会議が行われて、これから量の見込みを確定していくところだということでした。ところで、沖縄県の待機児童対策行動指針に基づいての南風原町としてそれに応えての待機児童計画が出されているはずですが、このなかでは潜在的待機児童を含めて何名と想定していますか。
○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。
○民生部長 金城宏伸君 毅議員の再質問にお答えします。これについては、沖縄県が出した資料でございますが、人数でいきますと253名。議員もおっしゃったとおり、申し込みもしていない、あるいは申し込みをしたけれども入れない、場所によって他の認可園にいるとか、あるいは他市町村の那覇市や与那原町あたりで保育している人も含まれております。以上です。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 その時点で待機児童の数を253名と想定しているということでした。表に現れた待機児童は48名とか49名だといった規模であるけれども、潜在的待機児童も含めてきちんと入所できるようにしなさいというのが県の考え方であるし、それに基づいて南風原町もその計画を立てている最中だと、そういう理解でよろしいわけですよね。
○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。
○民生部長 金城宏伸君 ただいまのご質問ですが、国が示す基準でみた場合の南風原町の待機児童(4月1日時点)が49名です。6月1日では41名と若干減っています。この潜在的待機児童253名で、当然それが入れればいいのですが、なかにはやはり南風原だけではなくて職場の近くがいいとかあるいは町内でも職場に行く道筋の所へ入れたいといったことがありまして、これがうまくはまればいいのですがなかなかそうもいきませんので、なるべくこれを目標としてやるのですが、全部が本当に必要かは少し疑問が残るところでございます。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 そういった個々の事情はあるにしても、潜在的待機児童も含めて保育できるようにしなさいということには変わりないはずであります。ところで、今、子ども子育て会議でそのニーズも調査し、それぞれの団体などの代表者も参加して計画づくりを行っているところでございますけれども、私は子ども子育て会議にはそういった潜在的待機児童を抱えた保護者の方の声も当然反映されるべきだと考えています。そういったふうに部長も考えますか。潜在的待機児童を抱えた保護者の声も反映された運営をするべきであるとは考えませんか。
○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。
○民生部長 金城宏伸君 お答えします。南風原町子ども子育て会議の設置条例でございまして、そのなかでの委員が10名以内ということで、子どもの保護者あるいは支援に関する事業の従業者、あるいは学識経験あるいは公募で10名入っております。当然、認可保育園の園長会あるいは無認可の代表、学童の代表、そして公募で2名ということで、これについてはもちろん無認可あたり、あるいは私立でやっているところ、あるいは公募の方から待機児童と言いますか保育されない子どもたちの声も上がってくると、あるいは最初の答弁にもありましたように子どもたちの保護者から子育てに関するアンケートを取ってありますので意見等についてはそれから集約できると考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 アンケートなども取られているし、保護者などもいらっしゃる、公募の方もいらっしゃるから反映できるだろうというような答弁でありました。では、今、具体的に、南風原町の認可園などで保育されていない保護者は、その委員のなかにいらっしゃいますか。
○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。
○民生部長 金城宏伸君 現在、10名の委員がおりますので、その10名の方が保育されていない、保育が必要で入っていないという方はこの10名のなかにおりません。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 子ども子育て会議設置条例の第6条には、関係者の意見を聞くことができるという条文があります。これを活用してそういった方の意見を聞く機会を作ることもできるようになっています。そういう機会を作る考えはありますか。
○議長 中村 勝君 前城 充こども課長。
○こども課長 前城 充君 議員のご質問にお答えいたします。第6条の事項に関して、メンバー以外の意見を聞く機会があるかどうかでございますが、第1回の会議を5月30日に開きました。その際、この会議の取り決め事項としまして傍聴をしてもいいというかたち、それからこちらに来た方に関しては、会長の許可を受けて発言もできるし意見書の様式も用意しておりますのでそれに意見を書いて提出することもできることを委員10名の皆さんの了解を得て取り決めてございます。そこで意見は言えるものかと思います。以上でございます。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 ありがとうございます。可能な限り広く意見が聞けるような会議体として活動されることを期待します。主に保護者の皆さんというのは、仕事に行っているなど保育できない事情がある方であるわけですから、例えば昼間の会議には参加しづらいという方も多いのではないかと思います。そのメンバーの構成がどうなっているかは分かりませんけれども、そういった意味でも例えば時間を工夫してそのような方の意見が聞ける場を設定するなどの努力も必要だと思いますが、改めてその点について伺います。
○議長 中村 勝君 前城 充こども課長。
○こども課長 前城 充君 ただいま議員がご指摘されたように、10名の委員がいらっしゃいますけれども、やはり会議の時間帯で夜がいいとの意見もございました。第2回は昼間を設定してございますが、委員長あるいは委員の皆さんにも相談をしまして、会議の時間帯も考慮していきたいと思いますし、またこの会議自体は町のホームページに議事内容を公開してございまして、そこでも意見が言えるようなかたちは取らせていただいておりますので、意見が出た場合は会議のなかで公開して審議の対象となるかたちを取らせていただきますのでご理解をお願いいたします。以上でございます。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 会議の目的と言うのか、子育て計画を作るその指針、ニーズに沿っていく上でも大事な視点だと、またそのように公募していくという答弁でしたので高く評価してそのようにしていただきたいと思います。また、(2)の認可保育園を増やしていくべきだということに関しましても、認可保育園の増も含め検討していくとも先ほどの答弁にありましたので、この1番については終わります。
次の図書館について。現在、蔵書数はまだ十分ではないのでそれを増やしていくのだということでしたけれども、それでは、この館の収容能力一杯に蔵書を増やしていったとして、他の公立図書館との住民1人当たりの蔵書数がどのぐらいのレベルにまで達するのか計算していましたらお答えください。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 再質問にお答えいたします。ただいまのご質問、南風原町の人口に対しての適正な蔵書数というものがありますが、それについては19万3,500冊であります。図書システム整備のための数値基準ということで、日本図書館協会政策特別委員会から算出しているところでございます。その資料からの冊数に対して、町の今現在の規模では3万2,000冊ほどが収容の冊数になっていますので、それに比較すると十分ではないと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 今の答弁はちょっと分かりづらかったのですが、私が聞いたように今ある図書館の規模は決まっているわけですから、これに一杯詰めたとして3万2,000冊という理解でいいのかです。図書館協会の示す19万3,500冊からすると現時点の蔵書数ではなくて今ある図書館の入れ物に全部入れたとして3万2,000冊だという理解なのか。それともそうでなければそうではないと、一杯入れたらどれぐらい入るのだということを示していただきたいと思います。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 お答えいたします。現在の図書館の規模で入る冊数は、3万2,000冊ということでございます。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 今、明確にお答えいただきました。現在、蔵書数がまだ充ちていないから計画的に蔵書数を増やしていくと最初の答弁でしたけれども、それを着実に実施したとしても3万2,000冊が上限だという今の答弁になるわけです。そうすると、図書館協会の示す数字からほど遠いというのがますます明らかになったわけですね。そうすると町長、やはりここはすぐにとはもちろん言いませんが、今聞いた状況にあるわけです。これについて町長はどうお考えか、それから聞かせてください。
○議長 中村 勝君 城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 先ほど担当からありました19万3,500冊。さらに町は3万2,000冊。その数字等においては、やはり開きがあります。しかしながら、担当の皆さん方においては、毎年毎年増冊していくということで、一挙には厳しいかもしれません。また本を選定する委員の皆さん方ともどういったものがいいのかどうか検討しながら、増冊においては配慮していきたいと思っております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 大変残念な答弁だと言わざるを得ないと思います。19万3,500冊が望ましい蔵書数であると言われるなかで、南風原町の今の施設はどんなに頑張っても3万2,000冊までしか入らないよということなのですよね。これはやはり、これから時間をかけてでも新たな図書館を建設することを模索するということぐらいは必要ではないかと思います。このことは現時点、町長のそれ以上の答弁は期待できませんのでこれ以上言いませんが、ぜひこれは町民の要求として受け止めていただきたいと思います。
それから、インターネット環境のあるなかであれば自宅にいて町の図書館にどの本があるのか調べることができる仕組みが横断検索ということになるわけですけれども、それを計画していくということですよね。実施計画に入れるように要求しているとの答弁でしたけれども、当局ではこれをどう受け止めているかお答えいただきたいと思います。
○議長 中村 勝君 城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 先ほどの19万3,500冊という数字。今後は一町で図書館というのはどうなのか。やはり費用対効果には広域だと私は以前から申し上げております。効果を生み出すためには一町だけではなくて広域で考えていくべきだと思います。豊見城市、西原町でもありはしますが、やはり私たちは連携しながら、南風原町だけではなくて広域的な視点の図書館を建設して、インターネット検索をする、こういう交流をすることが大切ではないかと私は思っております。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 再質問にお答えいたします。図書の横断検索システムにつきましては、平成23年から新しい図書館がオープンしてございますので、そのときに図書館内部の検索システムは導入いたしました。それでお互いの質疑のなかで、今入っているのはだいたい2万7,000冊ぐらいですので、それぐらいの規模でしたら検索システムはなくても内部のシステムで可能だろうという考え方がございました。しかしながら、インターネットの普及でお互いが外部から検索ができる、それと県立図書館を中心としたその他の市や町の図書館、それから大学の図書館、ひいては国立図書館までこの中に組み込めば検索ができるシステムがございます。そのへんの普及に伴って南風原町の図書館もぜひ外部から検索ができるようにとただいま進めているところでございます。平成25年から計画でございましたが、こちらの説明が十分ではなくてまだ検討中ということになってございますので、引き続きそれができるように調整してまいりましてこういうシステムができるように進めてまいりたいと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 今言った横断検索については、予算担当課とも十分に調整をして早急な実現を求めたいと思います。町長からあったように、南風原町は確かに規模的には他所に比べると小さい図書館でしかない。であればこそ、他所の図書館とも広く連携をして、例えば協定と言うのですか相談ができれば南風原町の図書館もお貸しできるし他所の図書館のものをお借りできると、こういう関係を築くことが大事ではないかと思うのですが、そういったことも検討されているかお伺いします。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 他の図書館とも本の貸し借りができるように、豊見城市にそのような協力をお願いしてできるようにしてございます。図書室のときには他市町村との連携もございましたが、今のところ豊見城市と貸し借りはできるということでございます。それから、検索システムを入れて十分可能なように取り組んでまいりたいと思います。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 これは町長も同じような考えだと思うのです。南風原町の本ももちろんお貸しするけれども他所からもお借りできるようにしていくという努力をうんと強めて欲しいと思います。その場合、南風原町が借りっぱなしということにならないように、そのために南風原町も十分お貸しできるようなものを揃えていくことも必要だと思いますのでその努力をお願いしたいと思います。
3番目の市街化区域への編入の問題ですけれども、地域の方々との説明会等で意見を交換して協議に臨みたいという答弁がありました。具体的にはいつごろそういった説明会を予定しているのか、予定があればお聞かせいただきたいと思います。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。本部・喜屋武・照屋地域の市街化区域の編入の進捗ですけれども、先ほど答弁がありましたとおり都市計画区域区分変更委託をただいま発注しておりまして、事前協議関係の資料を整えているところであります。ある程度の資料が整った段階で、並行して県との協議も進めながら地域との説明会と意見交換会を進めていきたいと考えております。県との詳細な調整がまだであることから、スケジュール自体は定めておりませんけれども、この委託の進捗、今年度内には地域の方々との意見交換等を行いまして町の方針を固めて県との協議に臨みたいということです。最終的には3地区の市街化区域の都市計画決定につきましては、平成27年の12月ごろになるのではないかと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 この市街化区域は、どの部分から入ってくるのかも大変重要になってくると思うのですけれども、そういったことも説明会などの場で話が聞けると、住民の話も聞けるということでよろしいでしょうか。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。町の方針といたしましては、地域の方々の意見を尊重しまして区域の決定については定めていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 それでは、ぜひ、地域の皆さんの意見が十分聞けるように取り組んでいただきたいと思います。
下水道整備についてですけれども、既に下水道が敷設されている所の接続率と言いますか、これがいつも問題になるところです。町民の理解なくしては事業が実際上進まないということになり兼ねません。早いうちから町民の理解を得る必要があるわけですけれども、その点についてどう考えていますか。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。確かに、今、議員がおっしゃるとおり整備に着手してから地域の方々への説明では遅いと考えております。この3地区につきましては、現在、汚水管を下流側から整備を進めておりまして、その3地区の集落内への実質的管路の整備につきましては、いましばらくかかることから、その進捗状況を見まして3地区の下水道の地域説明会を開催したいと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 今は時期も示せないとのことでありますけれども、なるべく早くその3地区にも下水道の整備ができるような状況を作っていただくようにお願いしたいと思います。これについて清政議員からもあるようですので、またそこで十分に質していただきたいと思います。
次に、町道5号線の整備について、整備年度は決まっていないとのことでしたけれども、陸軍病院壕20号壕入口、それから九条の碑の向かい側下のほうに黄金森運動公園の駐車場整備が計画されています。その整備年度はいつを予定していますか。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。黄金森公園の今現在の整備状況ですけれども、中央公民館背後地であります園路、旧社協へのアクセス園路の整備を行っております。また、ちむぐくる館の西側がこの平成26年度で修景施設や遊具関係の整備を進めてまいります。それから、今おっしゃいました喜屋武の土地改良区側の駐車場整備の区域ですけれども、今年度から一応工事に着手いたしますが、当面は造成関係、擁壁関係の工事が主になっています。最終的な駐車場整備につきましては、現在の計画でいきますと今年度平成26年度から平成28年度ぐらいまでに整備を行いたい計画で進めております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 駐車場もそこにできるわけですから、ますますこの道路の利用度が高まってまいります。ぜひその駐車場整備とも関連して、駐車場はできたけれどもそこに至る道路はすれ違いもできないことはないけれども今のままでは良くないと思うのです。ぜひその整備も一緒にやっていただきたいと希望して、これについても終わります。
次のバス停ですけれども、329号の当間原バス停については設置する予定にしているようだとのことでしたが、具体的な年次計画なども分かれば報告いただきたいと思います。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。国道329号の当間原バス停の上屋設置につきまして、南部国道事務所に確認したところ南風原町の宮平学校線街路整備に併せていきたいということがございまして、私どもの南風原町では当間原交差点の整備が平成27年度の予定になっておりまして、それに併せていきたいということだと考えております。その用地、物件等につきましては、すでにその地権者との交渉に入っていると聞き及んでおりますので、次年度の南風原町の整備に併せての設置が可能ではないかと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 平成27年度には南風原町側の街路の工事も行われる。それに併せて国道もバス停の屋根を整備する、上屋という言い方をしていますけれども整備をするということで期待したいと思います。併せて国道507号と県道241号線についても拡幅工事をしていますけれども、これについては利用者や公共施設などの優先度の高いところからという答弁でした。やはり住民が求めるということが計画を早めることだと思いますので、相手に任せて、国道・県道に任せて都市地区からと、準じながらでこれを待つという姿勢ではなくて、ここの住民が求めているのだということで強い要望をしていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。ただいま議員がおっしゃったとおりに、私どもも待ちの状態ではなく機会あるごとに、この2つの号線について上屋の早めの設置を要請してまいりたいと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 今日の通告には書いていないのですけれども、この間ずっと議論してきたことで、329号線の兼城のバス停については確かに今建築中の建物もあって那覇向け歩道が小さい状況です。これは交差点の整備がされても歩道はなかなか大きくなる状況ではないと聞いていますけれども、だから屋根の設置も難しいとも聞いてはいますが、県内のあちこちを見ますと、既に設置されているもので歩道はさほど大きくなくてもこの歩道のどの部分に柱を立てるかで、歩道部分に立てるとどうしても歩道部分が小さくなるけれども、車道に近い所に柱を立ててその上を屋根で覆うというふうにされているところもあります。そういった工夫も含めて、私は住民の要望として道路管理者に強く求めていくべきではないかと思うのですが、部長あるいは町長はどうお考えですか。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。歩道上へのバス停上屋の設置につきましては、幅員がそれなりにございませんと設置が難しい。と、申しますのは、例えばかなり幅員の小さい歩道に設置しますと車椅子通行等の絡みがありまして設置が難しいと説明を受けております。議員がおっしゃった狭い所でも事例があると、それは個々のいろんな条件等によって設置されているものと考えておりますので、その状況をまず確認して、同様なことがもし可能であれば道路管理者に上屋設置ができないかどうか再度協議を重ねていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 今答弁がありましたけれども、ぜひ事例を確認して住民の要求だということで強く要望していただきたいと思います。
次に、通学路の件ですけれども、喜屋武91番地付近については、そのつど要請しているけれども解決していないという報告しかありません。先日の議会が行った議会報告会のなかでも、町民の方から改めてなぜ整備できないのかといった要望もありました。赤嶺議員からもまた後にあります。本当にそういった状況が放置されてしまっているのです。私たち議会としても、私も議員の一人としてもこれについては努力されていないと率直に認めざるを得ないと思っています。その具体的な中身が、確かに県道だから責任は県にあるわけですけれども、町としてああいう状況を見てどう捉えるのか。私も地元ですから必要な努力はいくらでもやろうという思いですので、何がいったい支障となっているのか、それについてお聞かせください。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。ご質問の箇所につきましては、以前より県とのいろんな協議関係の場において早急に解決して欲しいと要請しております。県のほうでも予算面ではなくて、地権者との交渉が暗礁に乗り上げているというのが原因でございまして、早急な解決に向けてとはなかなかできていない状況であります。町としてもそのまま県の取り組みをただ見ているだけではなくて、今後は町も一緒にその交渉関係に協力をして、なるべく早めに解決できて整備ができるよう取り組んでいきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 私も地域の一人でありますので、町と一緒になって、また県を動かして実現していきたいと思っていますのでよろしくお願いしたいと思います。
県営第一団地については、本日説明会があるということで私も聞いております。その具体的な中身について、町は先に聞いているのではないですか。年度が当初予定どおりなのか、それとも早めようとしているのか、その点についてはいかがですか。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。南風原団地につきまして、一般的に第一団地と言われていますけれども、こちらにつきましては本日、南風原小学校体育館で地域説明会があることになっております。町としても事前に資料についてはいただいております。その中身につきましては、従前再生計画策定時におきましては南風原団地が計画として90戸、第二団地が460戸で計550戸の計画でございましたけれども、南風原団地につきましては自治会と町からも既存の戸数を確保して欲しいという要望を出しておりまして、それに伴い県としましては平成25年度で終わっております基本設計の時点で地元自治会長の要望どおり230戸、既存の戸数は確保するという計画になっております。あとはその整備計画の詳細につきましては、本日説明があるということで受けてはおりませんけれども、基本的には第4期に分けて工事を行っていきたいということになっております。これは仮住居への引っ越し関係もありますので、全体的に一遍に工事を進めることができないことが大きな理由になっております。あとの細かい内容につきましては、私も県の説明内容を確認しなければ把握していない状況でございます。以上でございます。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 最初に申し上げましたように、壁などが剥落して危ないと、実際に事故も起きたということで慌ててワイヤーメッシュ、最初はロープだったようですがこれをワイヤーメッシュに替えたということで聞いていますけれども、本当に異常な状態だと思うのですね。あんな状態で県営団地でございますと存在すること自体がおかしな話だとなるわけです。ぜひ実施年度を前倒しにしてでもやるべきだと考えますが、これは町の事業ではないわけですから強くは申し上げませんけれども、町も住民の安全を守る立場から促進していただきたいと希望してこれは終わります。
プロサッカーチームの誘致に関しては、県の芝人養成事業を導入して陸上競技場の芝をきれいにしていく、良好な環境にしていくということで答弁をいただきました。それが誘致の好材料になるということで、またそれが一番基本的なところだと思うのです。何にせよサッカーをする場所がなければ話にならないわけですから。これがやれるということになれば、周りの例えば観光協会あるいは地元サッカー関係者の皆さん、こういった皆さんに大いに力を発揮してもらってそういったプロサッカーチーム、J1リーグ、Jリーグクラスの人たちを呼べるような体制づくりができるのではないかと思うのです。主管課は教育総務課だけではなくて産業振興課もかんでいるようですので、これから必要なこと、当然私は進めるべきだという立場から思うのですけれども、これからどういうふうに取り組めば実現できるのか、産業振興課の立場、町長部局はどうお考えかお聞かせください。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。産業振興課のサイドから申しますと、観光客を誘致する大きな目的での内容になろうかと思います。南風原町につきましては、観光協会も立ち上げてまだ間もないことと、それに向けての観光誘致関係、いろんな名所関係につきましても現在整備中でございます。プロサッカーチームを誘致することになりますと、やはりチームの宿泊関係及び観客関係の宿泊関係も含めて今後検討しなければなりません。今現在は、一般的な観光客に向けての民泊関係を整備しておりますけれども、プロサッカーとなりますと食事面ですとかいろんなことがありまして、おそらくホテルだとかそういったレベルの施設が必要ではないかと考えております。それも含めてその体制づくりを進めて、その状況が早めにできるようにこちらとしてもがんばっていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 確かに今、宿泊施設などもできるに越したことはありませんけれども、実際には県内で誘致されている施設として、例えば南城市玉城の陸上競技場あるいは東風平のサッカー場、それから中城あたりは宿泊施設もあるのでしょうかよく分かりませんが吉の浦の競技場などありますよね。必ずしも揃わなければいけないということでもないと思うのです。呼んで、それで整備がどんどん進むという相乗効果も考えられると思うのです。何よりも子どもたちに夢を広げるということも大きいと思います。改めて教育部局からこれに対しての見解を伺いたいと思います。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 町の陸上競技場にプロのサッカーチームの誘致という視点でのご質問でございます。答弁も教育の立場と産業の振興という立場で答弁されておりますが、議員からもありましたように子どもたちに夢をという視点ですと、プロチームでは沖縄には野球もありますしJリーグも近くでは南城市、八重瀬、中城とあります。陸上競技場に取り入れようという芝人の養成事業で芝の整備をする、そういった事業が進んでおりますので、それがきちんとできた時点で誘致については内部で検討して、できましたら子どもたちに夢をということで教育委員会としても取り組んでまいりたいと考えております。
○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 時間がありません。最初に申し忘れました。町長、それから議長、通告外のことにもかかわらず答弁をいただきましてありがとうございました。今いただいた答弁を元に、ぜひ南風原町がますます発展できるように私もがんばっていきたいと思います。終わります。
○議長 中村 勝君 休憩します。
休憩(午前11時13分)
再開(午前11時20分)
○議長 中村 勝君 再開します。順次発言を許します。9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 通告書にしたがいまして大きな項目2点を質問させていただきます。よろしくお願いします。まず、1点目。カンナの花の普及についてであります。ご存知のように、本部公園前の町道やちむぐくる館の周辺は、カンナの花がいっぱい咲いており、とても素晴らしくきれいであります。カンナの花は、3月ごろから12月ごろまで咲き続ける多年草であります。カンナの花は、株を分けてどんどん増やせます。つまり、金がかかりません。カンナの花は、台風にも強い、干ばつにも強い、以上のことからカンナの花は沖縄に一番適した花と言えるのではないでしょうか。そこでお伺いします。カンナの花を町花として認定できないかどうか。(2)カンナの花を町内の公園に植える考えはないか。(3)津嘉山十字路からサンエー津嘉山シティ間の国道507号の歩道は、植栽桝が整備されています。しかし、何も植えられていないので殺風景である。カンナの花を植える考えはないか。
2.南星中学校の学校整備についてお伺いします。1.南星中学校体育館は、雨漏りがするので困っていると聞きました。改善する考えはないか。(2)南星中学校運動場バックネット東側に古いハウスや堆肥小屋があるが、骨組みや屋根のトタン等が錆びて腐蝕しています。台風が来たら飛ばされるのではないか心配です。全部を解体撤去して新しい花園に整備することはできないか。以上、大きな項目2点にご答弁のほどよろしくお願いします。
○副町長 国吉真章君 それでは、1点目のカンナの花の普及について(1)にお答えします。現在の町花であるブーゲンビレアは、本町の自然環境に適し南国的、情熱的な花であるとして昭和57年12月に制定しています。選定の過程は、広く公募を行いそのなかから選定委員会で慎重に審議決定をし、町民の皆様にも幅広く認知されております。ご提言のカンナの町花選定については、町民の皆さんの機運が高まりその必要があると思われる時期に検討していきたいと考えています。
(2)については、カンナの花は雑草防止にも有効なことから、今後、公園内への植栽を進めていきたいと考えています。
(3)についてご質問の箇所は、平成25年3月に歩道整備工事を行って植樹桝が設置されておりますが、高木の樹種選定がまだ決まっていないことから、植栽がされておりません。今後、津嘉山通り会と樹種の選定とカンナの植栽について協議をして進めてまいりたいと考えています。以上です。
○教育長 赤嶺正之君 南星中学校の学校整備に関するご質問にお答えします。まず(1)でございますが、体育館の雨漏り修繕工事は平成24年度にいたしておりますが、平成25年5月ごろに学校より雨漏りの報告を受けて施工業者と現場確認をして修繕対応をしております。その後も学校より雨漏りの報告があり、そのつど、施工業者で対処しております。今後とも業者と調整をして、雨漏りには対応してまいりたいと考えております。
(2)でございますが、南星中学校運動場バックネット東側の古いハウスや堆肥小屋につきましては、学校側の花園整備などの活用計画に基づく要望を確認して予算化を検討してまいります。以上でございます。
○9番 金城好春君 ありがとうございました。カンナの花の普及につきましては、宜野湾市大謝名の県道沿いにもカンナの花が植えられています。コンクリートしかない都市に花があるのは大変貴重できれいに映りました。それから、国道331号沿い、南城市の久原という自治会前にもカンナの花が植えられています。久原以外、国道331号では雑草しか見受けられませんので、この久原に咲いているカンナの花がとても素晴らしく目を引きました。カンナの花が好きな人があちらこちらにいるのだなと思いました。しかし、本部区民の方にその話をいたしましたら、両方とも本部公園前のカンナの花を見てとても感激し、自分の地域にもカンナの花を増やしたい、植えたいということで苗を分けにいらっしゃったということでした。そして、分けてあげたということを聞かせてくれました。花は、人々を感動させます。『広報はえばる』の6月号14ページに、観光協会のニュースが載っていますね。南風原花いっぱいプロジェクト2014年度ボランティアメンバー登録者募集という記事が載っています。今までの活動報告も紹介しながら載せてあります。このなかで、特にカンナの花の輝きの美しさに魅せられて、町を花いっぱいにしようと考えていることが載っております。いっぱいに咲いた南風原町を見てもらって、おもてなしをしたいと観光協会はそのように思って取り組んでいるわけです。町もこの思いに応える意味で観光協会のこの事業に乗り遅れてはいけないと思います。ミス絣も3名、ミセス絣も3名です。町花も増やしていいのではないか。今とてもブームに乗っていますし、とてもきれいです。カンナの花の発祥地として、わが南風原町がどんどんカンナを増やしていって、また南風原町から先ほどお話したように他の市町村にも広がっていけたらなおいいと思います。そういう意味で町花としてカンナの花を認定できないものかどうか、もう一度、よろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。
○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。議員からありましたように、確かに本部公園の前、それから宮平学校線、その他にも非常にカンナの花が咲き誇って通行人の心を和ませているというのは周知のとおりでございます。また、特に本部地域の皆さんが率先して植栽桝に植えていただいて、他の地域の方にも影響を与えて、県内でも先駆的な役割をしていることについては、われわれ行政の事務担当としても非常に感謝しているところであります。それで、町花の制定、ミスもミセス絣も複数人いるとのことでございますが、良いか悪いかは別にして、調べたところ市町村の花が複数ある所はない、これはなぜだろうと考えたときに、やはり町のシンボルというのはどうしても1つにクローズアップさせなければどれもかすんでしまうのではないか。市町村によっては花、木、鳥、魚とかいうようにあるのですが、本町は花と木を1つずつ指定しているということであります。先ほども副町長からもあったように、今制定されているブーゲンビレアと黒木に関しましても、花を決めてこれはどうですかという議論の持っていき方ではなくて、仮にもう1つ花を何か皆で決めようという議論が高まった場合にあっても、まずは公募して複数の候補が挙がって、それを多方面の皆さんで構成される委員会で審議されて制定に至ると、仮に複数とするにあってもそうです。昨今の行政は、トップダウンではなくとにかくいろんな人の意見を聞くボトムアップです。住民の皆さんのいろんな声を拾って、そこで選んでいくというような手法になろうかと思います。そういうこともございまして、先ほども副町長からありましたように、町の皆さんの声が上がった場合にそれはそれで検討していく必要があると考えております。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 今は時期尚早だということと承りました。カンナの花をどんどん町の街路や公園などに植えて増やすことには異存ないということですよね。
それでひとつ提案なのですが、第一団地の隣に沖縄ヤクルトの販売店がありますね。その向かい土手下に、たぶん町の土地があると思いますが、それは間違いないですか。お聞かせください。
○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。
○総務部長 新垣吉紀君 おっしゃるとおり、ヤクルト販売店の向かい擁壁の下側は、道路の残地か何かですが町有地がございます。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 この土手下に町有地があることが分かりました。以前は、他人に貸して野菜畑として使用されていましたけれども、今は使用されていなくて、昨日見ましたらススキが3メートルほど伸びて歩道につかんばかりの長さに成長しています。もったいないですからそのススキを取っ払って耕して、カンナの花を植えまして、株がどんどん増えてきましたらこの株を公園なり学校なり自治会に配給するというようなことはできないものかどうか、よろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。カンナの花は、非常にきれいで優雅と言うのでしょうか、その花を咲かせるというのと、もうひとつは、葉っぱが結構大きいものですから日光がなかなか下に当たらないということで雑草の抑止になっているという実績がございますので、今その道路の管理面及び公園サイドからまずカンナの苗床を作りましてそこで増やしていきたいということで道路敷を利用してその準備を進めていこうというところでございます。議員ご提案の箇所につきましても、その苗床としての利用が可能かどうか現地を確認した上で検討させていただきたいと思います。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 ぜひご検討の上、カンナの花を植えていただきたいと思います。ちょうどその場所は、字本部の拝所後方部になります。本部側から小高い位置になっていますので、カンナの花咲き乱れると本部区民も喜ぶのではないかと思います。よろしくご検討のほどお願いします。(1)は終わります。(2)もどんどん検討しながら植えていきたいということでしたので終わります。
(3)ですが、2月後半だったと思いますけれども、宮平学校線、南風原中学校体育館横から宮平川まで観光協会、商工会、南風原中学校の生徒たち、それから宮平の老人会、多くの方々が耕して堆肥を入れてカンナを定植しております。わずか3カ月しか経っていませんが、すでに咲いています。カンナの花は大変スピード感があって力強く、きれいに花を咲かせてくれますね。そういうことで、津嘉山の国道507号は区画整理も始まって20年経ちます。まだまだ道路工事も未完成ですし、歩道から先に完成しています。そこに桝がありますので、街路樹が決まるまでの間でもこのカンナの花を移植してもらって、道路が完成するまででも、それから街路樹が決まるまででもいいと思って質問いたしましたけれども、先行して定植、移植できないものかどうかもう一度お願いします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 国道507号の歩道につきましては、すでに完成をしておりまして、植栽がまだなされていない状況になっております。殺風景ということがございまして、樹種の選定について地元の通り会ともまだ協議がなされていないことから、早急に調整を図って樹種を選定し植栽しながら、その周辺にカンナを含め低木の植栽についても話し合っていきたいと思っております。ただ、できるだけ早急に進めていきたいと考えていることから、今現在カンナの花を植えますとまた高木を植える際に取り除きということになりますので、できましたら高木の植栽と併せて低木についても検討させていただきたいと考えております。植栽については早急に進めていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 この点も役場のお考えもおありのようですので、待つことにいたしたいと思います。カンナの花の普及についての質問は終わります。
次に、南星中学校の学校整備の件なのですが、学校開放日に学校訪問をいたしまして、たまたま校長先生のお話を聞く機会がございまして、体育館の雨漏りの話を聞くことができました。そのときには、バケツをいくつも持っていって対応しているとお話されていました。先週の土曜日、午前中に大雨が降っていましたので、ビデオカメラを持って行きましてその雨漏りの現状を映してきました。そのDVDは教育委員会にも届けていますのでご覧になったかと思いますけれども、私が映しに行ったときには雨は小雨になっていましたのでバスケットボールの練習をしていたのですね。校長先生案内のもと体育館に入りまして、その現状を見ながらお話も聞きましたけれども、バスケットボールの顧問の先生が、ゲリラ的にどこから雨が落ちてくるか分からないというお話で、対応に苦慮しているとのことでした。それと、雨が一番多く落ちている所に赤いテープを三角形に貼り付けて、さらに雑巾を置いて水を吸い取ったりなど対応しているとのお話でした。校長先生も、この雨が落ちている場所に子どもたちが走ったりジャンプしたりした場合に頭を打たないかとても心配されるとお話なさっておられました。そういうことで、早めの修繕が望まれるということでしたので、ぜひこの雨漏りを早く直していただきたいということで質問をいたしております。答弁によりますと、2回補修したのですか。もう一度、お願いします。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 南星中学校体育館雨漏りについてお答えいたします。教育長からも答弁いただきましたように、平成24年度事業で雨漏りがありましたので屋根の防水張替工事をしてございます。その工事が終わったあとにも雨漏りが生じているとあって、報告書から見ますと4回ほど連絡をしています。議員からこの質問がございまして、またお話のございました6月14日の大雨のDVDも見させていただきました。随時、学校からそういう雨漏りがあるときには連絡がきますので、担当が出向いて写真を写したり、業者に連絡をして屋根に上がってもらってコーティングをしたりということを続けておりますが、なかなかピタリ止まることがなく、先ほどありましたように体育館には「ここは雨が漏ります」と印がされておりますけれども、そこだけではなくてまたその側にも落ちたりしますので、下から覗いても分かり難い状況です。それから屋根の工事が平成24年度に終わりまして、南星中学校には中の天井がございましたので震災防災関係でこれを取り外す工事をいたしたときに天井まで届く足場を組んだときにも雨漏りが少しあったということでそのときにも工事等を併せてしてございます。その足場を組んでいるときには、そう大きな雨がなくてそういう事態はあまり起こっておりませんでしたが、一部、下の赤い部分にあって、足場を使って工事をしたようでございますが、それでも現状としては止まっていない状況でございます。それでさっそく、その施工した業者を呼んでこういった再度の状況報告と、常に雨が降ったときにそういった工事はしているということでございまして、引き続き発生次第、現場を確認して対処してまいりたい。早めに止まるように修繕、補修をしてまいりたいと考えております。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 この業者というのは、防水の業者でしょうか。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 工事につきましては、その当時施工していただきました建築業者と防水の業者併せて昨日も呼んでその対策をということで申し添えておりますので、順次対応してまいりたいと考えております。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 県内の小中学校全部に体育館があると思うのですけれども、県の教育委員会でもよろしいです、いろんなところへ問い合わせなさっての雨漏りがしているという調査をしたことがあるのかどうか聞かせてください。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 県内の体育館雨漏りの事例を調査したかのご質問ですが、これについては調査してございません。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 今後、やるお考えはあるのかどうかです。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 先ほどの県内体育館の雨漏りの件について、今後調査をやる考えがあるかにつきましては、県の施設課あたりに問い合わせをしてそういった事例で工事の発生がしているかどうか調べてみたいと思います。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 ぜひお調べになって、もし雨漏りした事例があって、完全にこの雨漏りを止めたという先進地があったなら、どのように止めたかが参考になると思います。調査をよろしくお願いしたいと思います。
それと防水業者もたくさんあると思いますけれども、この工事をした業者だけに任せるのではなくて、他の防水業者に頼んで意見を聞くなり、現場を見せてどのような防水の仕方が一番良いのか他の業者の意見も聞く考えはないかどうかです。
○議長 中村 勝君 稲福 正学校教育課長。
○学校教育課長 稲福 正君 ただいまの質問にお答えします。平成24年度の施工工事につきまして、10年間の保証期間となっておりますので、当分の間はこの今回工事をされた防水業者に対処してもらいたいと考えております。他の防水業者の意見を聞くということであれば、町内に防水業者がいらっしゃいますのでお呼びして現場を見ていただいて意見を聴取していきたいと考えております。以上です。
○議長 中村 勝君 9番 金城好春議員。
○9番 金城好春君 ぜひ他の業者の意見も聞いて、この方法が一番有効ではないかと他に良い案があれば、この施工した業者と相談しながら、早めの雨漏り対策につながるのではないかと思います。一日も早く、雨漏りしないよう改修して、生徒が安心してスポーツ活動に専念できるよう取り計らっていただきたいと要望して私の質問は終わります。ありがとうございます。
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