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平成26年第3回臨時会 会議録
平成26年 (2014年) 第3回 南風原町議会 臨時会 第1号 5月19日
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日程 | 件名 | 備考 |
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日程第1 | 会議録署名議員の指名 | |
日程第2 | 会期の決定 | |
町長の就任あいさつ | ||
日程第3 | 議案第31号 北丘小学校大規模改造工事(1工区2期建築)の請負契約について | 概要詳細 ・ 採決 |
日程第4 | ||
日程第5 | ||
日程第6 | 議案第34号 南風原町固定資産評価員の選任について | |
日程第7 | 議案第35号 南風原町副町長の選任について | 採決 |
日程第8 | 議案第36号 南風原町教育委員会委員の任命について | |
日程第9 | 承認第1号 専決処分(南風原町税条例等の一部を改正する条例)の承認について | |
日程第10 | 承認第2号 専決処分(南風原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の承認について |
会議録
中村 勝君 ただいまから平成26年第3回南風原町議会臨時会を開会します。それでは、ただちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。
開会(午前10時00分)
○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって15番 大城真孝議員、2番 照屋仁士議員を指名します。
○議長 中村 勝君 日程第2.会期の決定の件を議題とします。お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、会期は本日1日間と決定しました。
○議長 中村 勝君 次に、議案の上程に入るのですけれども、その前に町長の就任あいさつの申し出がありました。これを許します。町長。
○町長 城間俊安君 おはようございます。平成26年度の臨時会開会、議案を提案する前に、私の5期目においての就任あいさつをさせてもらいたいと思っております。平成26年第3回臨時会にあたり、お許しをいただきまして、私の町政を担うにあたっての所信の一端を申し上げ、併せて南風原町長5期目就任のあいさつをさせていただきます。
今回、初の無投票当選ということで、5期目の町政の舵取り役を任せていただくことになりました。町民の皆さんに、引き続き4年間の町政を託されたということで、改めて重責をひしひしと感じ、引き続き身が引き締まる思いであります。これまで、まだ道半ばながら、公約、掲げておりました本町のまちづくりにおける最高法規である「南風原町まちづくり基本条例」に沿って、笑顔で幸せあふれるまちづくりに、町民の皆さんのお力をお借りして職員と一緒になって取り組んでまいりました。5期目となる4年間は、私のこれまでの集大成として本町経済対策を最優先に取り組むとともに、さらなる財政健全化に努めながら医療福祉の充実、子育て支援、学校教育の充実など町民の皆さんにとって真に必要な施策を展開し、「黄金南風の平和郷はえばる」の実現を目指してまいりたいと思っております。向こう4年間は、町民の皆さんにお約束しました7つの基本政策としまして、21項目の政策をさらに充実、発展させるとともに、町民の皆さんの負託に応えてまいりたいと思っております。特にこども医療の入院費用の無料化に引き続き、通院も中学校卒業まで無料化の拡大に加え、待機児童解消のための子育て支援、学校の電子黒板全クラス配備、学習支援の充実をして教育力向上を目指してまいります。さらに、商工会、観光協会とも連携して観光部門の充実、絣・花織、農業支援を重点に取り組み、活気あふれる夢の持てるまちを目指してまいりたいと思っております。そして、職員の皆さんともこれからまた仕事を一緒にやっていくわけでありますが、業務にあたっては常に町民の目線で町民サービスの向上に心掛け、しっかりと自分の任務・役割を把握し、情熱をもって仕事に取り組むよう要望いたしております。また、職員の意識が変われば、役場が変わり、町民の信頼も高まってまいります。これからの町政運営にあたっては、町民との協働が不可欠であり、この4年間、南風原町の発展のために一生懸命がんばってまいりたいと思っております。なにとぞ、職員ならびに町民の皆さんには力強いご支援とご協力をお願いし、議員とも相提携しながら、より協力し合いながら、議員の皆さん方のお力添えもお願いいたしまして、5期目就任にあたってのあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。一生懸命がんばってまいりますので、議員の皆さん方のご指導をお願いいたします。
日程第3.議案第31号 北丘小学校大規模改造工事(1工区2期建築)の請負契約について
○議長 中村 勝君 日程第3.議案第31号 北丘小学校大規模改造工事(1工区2期建築)の請負契約についてを議題とします。まず、提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 議案第31号 北丘小学校大規模改造工事(1工区2期建築)の請負契約について 北丘小学校大規模改造工事(1工区2期建築)について、下記のとおり請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。
記 1.契約の目的 北丘小学校大規模改造工事(1工区2期建築)。2.契約の方法 指名競争入札による契約。3.契約金額 8,067万6,000円。4.契約の相手方 住所 沖縄県那覇市上間210-1。商号 有限会社大満土建。氏名 代表取締役大城文男。その内容等については、担当から説明をさせていただきます。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 それでは、議案第31号の内容を説明いたします。入札結果報告書を付けてございます。去る5月14日に入札をいたしましたその開札結果の報告でございます。設計額(消費税抜き)8,430万円。そして予定価格、入札との比較価格です。消費税を抜いた額が8,200万円。15業者の指名をいたしました。入札は、14業者でございました。結果としまして、有限会社大満土建が1回で入札でございます。入札額が7,470万円で落札でございます。
続きまして、工事の概要についてご説明いたします。工事名が先ほど提案ございました、北丘小学校大規模改造工事(1工区2期建設)。工事場所が、南風原町字宮平地内。工期が平成26年5月20日から平成26年9月16日。主な施工内容は、建物規模で校舎面積1,144平方メートル。構造は、鉄筋コンクリート造4階建て。工事の内容としましては、1.建築工事 屋根防水工事一式。木製建具工事の一式。金属製建具工事の一式。ガラス工事一式。塗装工事一式。内外装工事一式。仕上げユニット工事一式。2.解体撤去工事 床解体撤去工事一式。壁解体撤去工事一式。天井解体撤去工事一式でございます。
続きまして、工事実績表につきましては、大満土建の平成21年度から平成25年度までの実績表を付けてございますのでご確認ください。
次に、4階までの平面図を付けてございます。そのなかで黄色で示したところが今回の工事でございます。まず1階の平面図です。入口から図書館前の廊下の部分が、床の張り替え、壁のペンキ塗り、天井の一部張り替えとなっております。それから、クラブハウスも床、天井、壁等の張り替えがございます。
次のページが2階平面図となります。2階も同じように床の張り替え、壁のペンキ塗り、天井板の張り替えがございます。そして、理科室1、2がございます。そこは、実験台の取り替えがございます。それから、家庭科室では調理台の取り替えがございます。
続きまして、3階です。渡り廊下の部分とホール、階段の部分等の床の張り替え、壁のペンキ塗りがございます。英語教室も壁のペンキ塗り、一部に床の張り替えがございます。
次に4階の平面図です。そこも廊下部分の張り替え。それから、女子更衣室とございますが、そこは現在、カーテンで仕切りがされておりますので壁で仕切りをする工事をいたします。以上が、今回の1工区2期建築工事の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第31号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第31号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから、議案第31号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから議案第31号 北丘小学校大規模改造工事(1工区2期建築)の請負契約についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4.議案第32号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第1号)
○議長 中村 勝君 日程第4.議案第32号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 議案第32号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第1号) 平成26年度南風原町の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,889万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ130億4,589万円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。内容等については、担当の者から説明させます。
○総務部長 新垣吉紀君 それでは、議案第32号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第1号)について、補足して説明いたします。まず2ページです。第1表歳入歳出予算補正について説明します。今回の補正は、沖縄振興特別推進交付金事業で交付決定が得られた事業の早期実施及びファーマーズ建設事業における外構工事の追加等、補正の必要が生じましたので歳入歳出それぞれ3,889万円を増額し、補正後の一般会計予算額は130億4,589万円となります。より詳細な説明が必要であれば、それぞれの担当部課長から説明させていただきます。補正増額の3,889万円の内容については、6ページ以降の事項別明細から説明します。
続きまして、歳入について説明します。6ページ。14款2項1目、総務費県補助金2,330万8,000円の増は、今回補正予算に計上している沖縄振興特別推進交付金を活用して実施予定の事業、事業費2,928万4,000円の計上によるものです。4目、農林水産事業費県補助金960万6,000円の増は、農業経営基盤促進対策事業において補助対象となっている外構工事の追加と補助率を75パーセントから3分の2に修正したことによるものです。
続きまして7ページ。17款1項1目、財政調整基金繰入金561万6,000円の増は、1号補正歳入歳出の調整により基金からの取り崩しを行うことによるものです。なお、補正後の同基金残高は、15億7,947万8,000円となります。3目、ふるさとづくり基金繰入金36万円の増は、歳出8ページの2款1項2目、地域づくり推進事業費の財源として充当するものです。このふるさとづくり基金繰入後の残高は、4,572万4,000円となります。
続きまして歳出について説明いたします。8ページ。2款1項12目、地域づくり推進事業費120万円の増は、民俗芸能交流会事業として新たな世代へ地域の伝統芸能の継承と地域の活性化を図るために、第26回南風原町民俗芸能交流会を開催するための経費で、出演者謝礼金70万円、食料費15万円、チラシやパンフレット作成の印刷製本費20万円、撮影委託料15万円の計上によるものです。なお、食料費15万円は、一括交付金事業対象外となっております。
続きまして9ページ。6款1項3目、農業振興費960万6,000円の増は、歳入の6ページで説明したとおりとなっております。
10ページ。10款2項3目、学校建設費2,328万9,000円の増は、北丘小学校西側避難通路整備事業及び津嘉山小学校南側避難通路整備事業として災害時の避難施設に指定されている学校への避難通路を整備するための計上となっております。平成26年度から平成29年度までの事業計画となっており、今年度は測量業務及び地質業務を予定しています。
11ページ。10款5項3目、文化財保護費479万5,000円の増は、陸軍病院壕公開活用事業として、泥岩層で形成された丘陵の動きを観測するためのパイプ歪め計設置工事479万5,000円を増額するもので、陸軍病院壕を安全に公開するために再整備するものとなっております。以上が、議案第32号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第1号)の概要となっております。ご審議のほど、よろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なし)
○議長 中村 勝君 質疑はないようですので、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第32号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって、議案第32号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第32号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これをもって討論を終わります。これから議案第32号 平成26年度南風原町一般会計補正予算(第1号)についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5.議案第33号 平成26年度南風原町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長 中村 勝君 日程第5.議案第33号 平成26年度南風原町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。まず、提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 議案第33号 平成26年度南風原町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 平成26年度南風原町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億1,311万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億2,417万9,000円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出補正予算」による。内容等については、担当の者から説明をさせていただきます。
○民生部長 金城宏伸君 それでは、議案第33号の資料1から3まで本日お配りしていますので、それに沿って概要を説明していきます。資料1です。平成26年度南風原町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の概要を説明いたします。今回の補正予算の主な理由は、平成25年5月1日現在執行状況で下記の歳入歳出差額一覧表の歳入の欄(2)歳入執行済額44億201万9,000円に、(3)の歳入今後見込額127万円を加えた(4)の歳入決算見込額44億328万9,000円から、歳出の欄(2)歳出執行済額の48億9,990万2,000円に、(3)歳出今後見込額1,650万円を加えた(4)歳出決算見込額49億1,640万2,000円を差引した収支決算見込額がマイナス5億1,311万3,000円と赤字決算の見込みになるため出納整理期間内に平成26年度予算から平成25年度へ繰り上げてこれに充てる必要があるための補正となっております。
次に、予算書の6ページでございます。歳入の説明でございます。4款2項2目、財政調整交付金1節です。普通調整交付金5億1,311万2,000円の増は、歳入が歳出に不足するための調整額として計上しております。
歳出の説明、7ページでございます。12款1項1目、前年度繰上充用金22節の補償、補てん及び賠償金5億1,311万2,000円の増は、平成25年度に生じた歳入不足を平成26年度予算から繰上充用するためのものでございます。主な理由として、歳入の国保税の収入は、対前年度比1,685万9,000円(2.57パーセント)の増となりましたが、歳出の保険給付費が対前年度比1億2,631万4,000円(4.64パーセント)の増となったため歳入不足となっております。その他の歳出で前年度繰上充用金が7,222万1,000円(43.44パーセント)の増と、諸支出金が2,393万2,000円(37.15パーセント)の増となっております。
次のページでございます。資料2をご説明します。これについては、平成24年度の決算額と平成25年度の決算見込額の比較でございます。まず歳入の1款、国民健康保険税は、1,685万9,000円の増でございます。2.57パーセントの増です。それから歳入の7款、前期高齢者交付金4,184万9,000円の減。これについては、前々年度の精算による減でございます。そして歳出の2款、保険給付費、これは保険者から払う医療費でございますが、1億2,631万4,000円の増でございます。備考にございます、一般が1億4,748万円の増、退職者医療が2,154万4,000円の減でございます。その他、歳出の11款でございますが諸支出金24年度国保の医療費給付費等負担金の返還金等がございました。それと特定健診の返還金がございました。それから、12款の前年度繰上充用金が7,222万1,000円(43.44パーセント)の増でございます。それで平成25年度の歳入歳出差引額で5憶1,311万3,000円の不足を予定しているということでございます。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第33号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第33号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第33号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 これをもって討論を終わります。これから議案第33号 平成26年度南風原町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6.議案第34号 南風原町固定資産評価員の選任について
○議長 中村 勝君 日程第6.議案第34号 南風原町固定資産評価員の選任について同意を求める件を議題とします。提出者から提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 議案第34号 南風原町固定資産評価員の選任について 南風原町固定資産評価員に下記の者を選任したいから、地方税法第404条第2項の規定によって議会の同意を求めるものであります。
記 比嘉勝治。生年月日、住所等については、割愛させていただきたいと思っております。提案理由 上記の者は、平成26年4月1日付けで総務部税務課長の職にあり、固定資産評価員について、上記の者が適任であると思慮し提案するものでありますので皆さん方のご理解をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第34号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認め、よって議案第34号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第34号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 これをもって討論を終わります。これから議案第34号 南風原町固定資産評価員の選任について同意を求める件を採決します。本案についてこれに同意することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、同意することに決定しました。暫時休憩します。
休憩(午前10時36分)
再開(午前10時36分)
○議長 中村 勝君 再開します。
○議長 中村 勝君 日程第7.議案第35号 南風原町副町長の選任について同意を求める件を議題とします。提出者から提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 議案第35号 南風原町副町長の選任について 南風原町副町長に下記の者を選任したいから、地方自治法第162条の規定によって議会の同意を求めるものであります。
記 氏名 国吉真章。提案理由といたしまして、平成26年5月31日付けで副町長の国吉真章が任期満了になることに伴い、その後任について上記の者が適任であると思慮し提案するものであります。履歴書、学歴、職歴、経歴等においては、添付されておりますので、皆さん方にお目とおしをお願いしたいと思います。国吉真章氏においては、4年間、一生懸命南風原町の町政発展のためにいろいろな角度で職員とも連携しながら進めてまいった経緯があります。それに対して職員からの信頼度も高く評価されておりますので、皆さん方への議会対応等においても国吉氏の町政に対する思い、人間性にはご理解なされていると思います。ぜひ皆さん方の同意をお願いしたいと思っております。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第35号にいては、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認め、よって議案第35号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第35号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 これをもって討論を終わります。これから議案第35号 南風原町副町長の選任について同意を求める件を採決します。本案についてこれに同意することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって、同意することに決定しました。休憩します。
休憩(午前10時39分)
再開(午前10時39分)
○議長 中村 勝君 再開します。
日程第8.議案第36号 南風原町教育委員会委員の任命について
○議長 中村 勝君 日程第8.議案第36号 南風原町教育委員会委員の任命について同意を求める件についてを議題とします。提出者から提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 議案第36号 南風原町教育委員会委員の任命について 南風原町教育委員会の委員に下記の者を選任したいから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によって議会の同意を求めるものであります。
記 仲宗根廣美。提案理由といたしまして、平成26年5月31日付けで教育委員の島袋健次氏が任期満了になることに伴い、その後任について上記の者が適任であると思慮し提案するものであります。その経歴等においても、職歴・学歴等においても添付されておりますのでぜひお目とおしをお願いし、これまで島袋健次先生が学校行事においてもがんばってこられましたがしかし、基本的には交代することも大事であるということがあり、今回、北丘校区内からということで仲宗根廣美先生を後任として任命したいものであります。仲宗根廣美先生においても、南風原町内の小学校に赴任されて評価されてきておりますので、そういうことも含め、今回ぜひ北丘校区の委員として選任したいので、議会の皆さん方のご理解をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。4番 花城清文議員。
○4番 花城清文君 1つだけ教えてください。今、町長が話をされました、本町は4校区あります。教育委員は5名ですか。それぞれの校区から委員を出そうというこれまでの例だったと思います。この廣美さんを任命することになって、皆さんがこれまでやってきた方針に変わりはないでしょうか。それを答えてください。
○議長 中村 勝君 城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 花城清文議員がおっしゃるように、4小学校ありますので校区から1人ずつ選任することが基本的に大事ではないかということが以前からあって、それに忠実に、島袋健次先生も北丘校区として与那覇から選出されておりました。今回、仲宗根廣美先生においても北丘ハイツであり北丘校区であります。今後も校区から1人ずつの基本は堅持してまいりたいと思っております。
○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第36号については、委員会の付託を省略したいと思います。異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。議案第36号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第36号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 これをもって討論を終わります。これから議案第36号 南風原町教育委員会委員の任命について同意を求める件についてを採決します。本案についてこれに同意することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、同意することに決定しました。
日程第9.承認第1号 専決処分(南風原町税条例等の一部を改正する条例)の承認について
○議長 中村 勝君 日程第9.承認第1号 専決処分(南風原町税条例等の一部を改正する条例)の承認についてを議題とします。まず、提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 承認第1号 専決処分(南風原町税条例等の一部を改正する条例)の承認について 地方自治法第179条第1項の規定に基づき、南風原町税条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により、これを報告し承認を求めるものであります。
次のページをお願いします。南風原町告示第23号 専決処分書 地方自治法第179条第1項の規定に基づき、南風原町税条例等の一部を改正する条例を下記の理由により専決処分する。
専決処分した理由として、地方税法の一部を改正する法律が平成26年3月31日に公布された。よって南風原町税条例についても、この法律改正に伴い、同年4月1日施行のために改正が必要であり、議会を招集する時間的余裕がないため専決処分をしたものであります。内容等については、担当から説明をさせていただきます。
○総務部長 新垣吉紀君 承認第1号 専決処分(南風原町税条例等の一部を改正する条例)の承認についてご説明いたします。お手元に承認第1号の資料をお配りさせていただきましたので、それをもってご説明いたします。まず、今回の改正は、南風原町税条例等の一部改正になっております。それは、現南風原町税条例と南風原町税条例の一部を改正する条例のなかで一部改正があるため、税条例等の一部改正となっております。今回の概要説明は、それぞれの税の項目ごとでご説明いたします。そのため、条例の順序は多少前後する場面もございますがご了承ください。
まず、町民税の関係です。条例第34条の4。それは、町民法人税の関係でございますが、それにつきましては地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図るため、消費税率(国・地方)8パーセントの段階において法人住民税の法人税割を現状の12.3パーセントを9.7パーセントに縮小するという2.6パーセントの引き下げとなっております。これについては、大都市圏等からは反対の意見も出されたようでございますが、特に法人等が少ない市町村に地方法人税という国税を創設して一旦国に納税していただいて、これを地方税交付税の財源としてこれまでの偏在性を是正する目的となっております。ちなみに、平成24年、平成25年の調定見込額を勘案して本町の2.6パーセントの縮減額を推測してみると、おおむね330万円程度の減額になるかということでございます。ただ、普通交付税がいかほど増えるかについては、現在のところ数値が示されておりません。普通交付税の算定は、基準財政収入額と基準財政需要額の計算で不足分の交付となりますので、理論上は補われるものだとは考えております。
続きまして、附則第4条 肉用牛の売却による事業所得の課税の特例について、これは以前からある制度でありますが、特に肉用牛の国内生産と言いますか、これを維持していただく観点からこの特例の3年延長となっております。それから附則第13条の2 優良宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得にかかる課税の特例について、これも現状の制度ではありますが3年間の継続。この優良住宅等と言いますのは集合住宅、いわゆるマンション等で、ある法の基準に沿ったマンション等に土地を譲渡した場合に、この長期譲渡所得にかかる課税が1パーセント減額される特例の3年間延長となっております。
続きまして2番目、軽自動車税です。条例第82条。これは平たく言えば軽自動車税の増額でありますが、小型自動車、2000CC以下の普通乗用車のことを定義しているようでありますが、それを軽自動車と比較した場合に、価格の接近、それから道路・環境に与える負荷から見ても、両者の間にはかつてほど大きな差異はなくなったと考えられると、そのことから負担水準の適正化を図る目的で、今回法律改正に伴う軽自動車税の引き上げを行うことになっております。このページ下方に82条関係という表を添付しております。原付、50CC以下のバイクが現状の1,000円を2,000円にということで、それぞれ表のとおり増税になります。
それから、軽四輪車等です。現状の例えば営業用、自家用がございまして、通常の自家用の5ナンバーが7,200円が1万800円に引き上げられるということで、それぞれの車種についても別表のとおり引き上げが行われるということです。ちなみに、軽四輪車等につきましては、平成27年4月1日以後に最初の新規検査ということですので、来年の4月1日以後に買ったものからとなります。これまで登録されているものについては、現状の税額適用となっています。
それから、附則第12条 軽自動車税の税率の特例。経年車重課、現在、普通乗用車に適用されている14年を経過した軽四輪車の標準税率のおおむね20パーセントの重課。これは、クリーン化を進める目的、いわゆる環境の問題です。自動車も経年によって排気する物質で大気に与える影響が大きくなっていくということで、14年を経過した軽自動車に課税されるというものです。これは、平成28年4月1日です。先ほど触れました、新たに平成27年4月1日以降で示した表が次のページにあります。この表については、平成27年4月1日以後に最初の新規検査を受けるもので、購入当初からこの税額になるものです。これがおおむね20パーセントの増額になるということで、この表のようになっております。ちなみに、これ以前の車につきましても、標準税率は前ページの現行税率が当てはまって、14年を経過したものについては重課後の税率が適用されるということになります。
続きまして3番目、固定資産税の特例措置です。附則第6条の2、公害防止用施設、浸水防止用施設、ノンフロン製品にかかる課税標準の特例措置。わがまち特例ということで、それぞれ1項から8項まで特例が示されております。おおむね大きな製造業で公害防止の排水、大気、浸水の防止、それからノンフロン製品ですからエアコン等に以前使われていましたフロンガスを使わない設備投資がされたときにそれぞれの率で特例が設けられるというもので、それぞれ自治体の条例で定めてくださいという地方税法に規定がありますのでそれに対応するための新設です。それから附則第6条の3は、新築住宅等に対する固定資産税の減額の規定の適用を受けようとするものが申告する旨の明記された条項となっております。本条例改正については、今ご説明した点が改正となっており、その他の条項につきましてはほぼ関係法令、条例改正に伴う条ずれや文言等の修正となっております。条例の一部改正条例につきましても、関係法令、条例改正に伴う条ずれや文言の修正となっております。以上が今回の専決の内容でございます。
それからもう1点ご説明させていただく部分がございます。4ページをお願いいたします。2条の9項 法附則第15条の10という文言がありまして、(1)納税義務者の住所及び氏名又は名称とあります。それの前の文言に、「付して市長提出しなければならない」となっております。事務的なことを申し上げますと、税条例の改正につきましては総務省からきた準則のスタイルが市町村課から各市町村に配布されるのですが、そのときにこの部分等には「市町村長」と入っております。それを修正する際に誤りがありまして、そのままの状態で専決して施行がなされました。それにつきましては、法令執務の事務提要や国、それから他の自治体を調査させていただいた結果、交付した条例の条文を修正するには一部改正ともう1つ正誤表を告示して行う改正があるとあります。今回のような誤字・脱字、入力ミス等、内容に変更が出ない場合には一部改正ではなく正誤を告示して行う対応が事務上適当である事務提要もございまして、また国や他の自治体でもそのような例が取られており、事前に議長には今回その方法で対応させていただきたいということでご相談し、申し出ております。今後、そのようなことがないようにいたします。申し訳ございませんでした。以上、含めまして専決処分の説明となっております。ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。10番 宮城寛諄議員。
○10番 宮城寛諄君 もう少し詳しく説明して欲しいのですけれども、地域間の税源の偏在性を是正し財政力格差の縮小というところがよく分からない。要するに、地方で取っている住民税に多い所と少ない所があるから、その差を少なくしようという意味なのかと思うのですけれども、例えば南風原町でやったら330万円の減になると、けれどもそのうちに地方法人税という国税を創設し交付税で見るということです。法人税が2.6パーセント減になるということは、どこも収入減になるわけでしょう。全部、減になるはずなのに、その財源はどこから持ってくるのか。今でも財源が大変だと言っているのに、交付税を増やして持ってくるというどうもそのへんのつり合いと言うか、意味がよく分からない。もう少し詳しく説明してもらえませんか。
○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。
○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。法人住民税に関しましては、具体的には東京都や愛知県です。その都・県からは、現状を維持してくれという反対の意見が出されたようであります。それを考えた場合に、今言った都・県のような非常に大きな企業がある所はものすごく多額の法人住民税が毎年、税収として課税されています。反面、過疎と言いますかそういった自治体にはこういった課税になる事業所が著しく少ないということで、同じ2.6パーセントでも額としては相当違うということで、一旦は国税化しまして普通交付税に算入させて、それらの何らかの計算方法に偏在性を是正するような制度を導入して、今言った偏った税制を少しでも、また普通交付税がそのような制度だと思っております。法人住民税に関してその部分を抜粋して、それも偏在性の是正に新たな国税を創設して、全て普通交付税の財源にするということになっております。同じような説明だとは思うのですが、香川県からは逆にこの新制度をぜひ関係するという声明も出されているようであります。その点からやはり、事業所がかなり多くある都道府県、それとそうではない所を是正する観点からの導入だと理解しています。
○議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。
○10番 宮城寛諄君 今の説明だと、要するに法人住民税が地方自治体に入ると。南風原町でも330万円ほど減になるけれども、東京都もだいぶ減になりますよね。その分は新たに国税として取るということなのですか。つまり、法人にとっては地方税で2.6パーセント下げられるのだけれども、国税ではそれだけ取られて、法人としては変わらない、ただ税が地方に行くか国に行くかの違いなのだということなのでしょうか。そうだったらよく分かるのですね。国税に行っているからその分を交付税としてばら撒くと、だから大都市は国に行く分が多いので反対だということだったら分かるのです。そういうことなのですか。法人にとっては変わらないということなのでしょうか。
○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。
○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。議員おっしゃるとおりだと私たちも理解しております。ただ、国税に関しても何らかの改正があるようなのですが、この法人住民税に関しては自治体の減額部分が国税化されると解釈しています。
○議長 中村 勝君 暫時休憩します。
休憩(午前11時06分)
再開(午前11時06分)
○議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。
○10番 宮城寛諄君 町民税について私の理解のとおりだということなので、そのように受け取ります。
もう1つは、自動車税なのだけれども、これも確認ですが、これまで持っている現行の原付とか四輪とかこのへんは税は変わらないということですよね。それでも購入から14年経てば新しいものに変わりますよということですよね。そうしますと、平成27年から購入するものについて新しく税が変わるということが大きなところだと思うのですけれども、軽自動車の購入が年々新たにあると思いますから南風原町ではだいたいどれぐらい多くなるか試算できていますか。お願いします。
○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。
○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。この件につきましては、軽四輪等なのですが、軽自動車協会の登録となっておりまして、何年度に登録されたか等のデータが向こうにしかないということです。グリーン課税導入が平成28年4月1日です。それについて、これからこのデータ移行のやり取りとかそういったことを開始することになっております。
それからもう1点、原付、二輪につきましては、新規の購入の適用ではなくて、平成27年4月分からはこの税率が適用されることになります。以上です。
○議長 中村 勝君 暫時休憩します。
休憩(午前11時10分)
再開(午前11時15分)
○議長 中村 勝君 再開します。11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 休憩中のやり取りも分かり難くてまだ十分に理解していないのですが、軽自動車の税率を引き上げる理由が価格も接近している、道路や環境に与える負荷もさほど変わらなくなっているから負担を適正にするとの理由付けですけれども、3,100円が3,900円、5,500円が6,900円の引き上げに相当するのだと、皆さん方はその根拠を持っていますか。要するに、接近しているから税金を近づけるのだということですよね。その近づき方を数字にしたのがこの税率だと、その根拠をちゃんと持っているかということを聞きたいのです。普通自動車が環境に与える負荷はこれだけだと、軽自動車はかつてこれぐらいだったけれども今は負荷をこれぐらいかけるようになってきている、さほど変わらなくなっている、だから税金も近づけるという説明ですね。それがこのような数字で表されているけれども、その根拠、例えば3,100円が4,000円ではなくて3,900円、3,500円でもなくて3,900円とした根拠を南風原町役場として持っていますか、ということです。
○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。
○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。本町独自で影響負荷の数値化はしておりませんし、なかなか厳しいものだと思っております。これは先ほど申し上げたように、税制改正、地方税法の改正ですので、それを本町も採用しているということになっております。
○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。12番 浦崎みゆき議員。
○12番 浦崎みゆきさん 私からはその改正の周知法と言いますか、そのへんは例えばホームページなどで周知されるのかどうか確認をしておきたいと思います。
○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。
○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。議員おっしゃるとおり、広報、ホームページ、その他可能な限りいろんな機会・媒体を使って広報・周知させていただきたいと思います。
○議長 中村 勝君 質疑ありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております承認1号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって承認1号については、委員会の付託を省略することに決定しました。承認1号について討論に入ります。討論はありませんか。11番 大城 毅議員。
○11番 大城 毅君 南風原町税条例等の一部を改正する条例について、反対の討論をいたします。理由は、軽自動車税の引き上げについて概要説明のなかでは軽自動車を普通小型自動車と比較して、価格の接近、道路及び環境に与える負担水準の適正化を図ると、軽自動車の環境に与える負荷とその他の小型自動車との負荷が接近してきている、だから小型自動車の税額に近づけるというのがその理由のようです。ところが、南風原町として町民にその税額を賦課する上でその根拠として南風原町の道路や南風原町の環境にどのような影響を与えるのかについては数値を持っていない、資料を持っていないということでした。国会が税法を決めたからそれに基づいて本町も変えるのだというだけの説明であって、これから軽自動車を求めようとする皆さん方とこれまで軽自動車を所有している皆さん方との税金の負担が大きく違うことになるのですから、そのことに十分な説明を行わなければならないはずですがそのことはなされない、できないとの説明でした。国が決めたから皆さんにこのような負担をしていただきますよということに賛成することは、議員の一人として私は住民に説明できないと思いますので反対を表明いたします。以上です。
○議長 中村 勝君 賛成討論を許します。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから承認第1号 専決処分(南風原町税条例の一部を改正する条例)の承認についてを採決します。本案について承認することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
○議長 中村 勝君 起立多数であります。したがって、本案は承認することに決定しました。
日程第10.承認第2号 専決処分(南風原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の承認について
○議長 中村 勝君 日程第10.承認第2号 専決処分(南風原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の承認についてを議題とします。提出者から提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。
○副町長 国吉真章君 承認第2号 専決処分(南風原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の承認について 地方自治法第179条第1項の規定に基づき、南風原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し承認を求めるものであります。
次のページをお願いします。南風原町告示第24号 専決処分書。地方自治法第179条第1項の規定に基づき、南風原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を下記の理由により専決処分する。
専決処分した理由として、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が、平成26年2月19日公布、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成26年3月31日公布により両政令が同年4月1日から施行されることになった。よって南風原町国民健康保険税条例についても、これらの政令等の公布施行に伴う改正及び字句の修正が必要であり、議会を招集する時間的余裕がないため、専決処分をしたものであります。詳細等については、担当の者から説明させていただきます。
○民生部長 金城宏伸君 承認第2号を資料1から3まで、本日お配りしたものに沿って説明していきたいと思います。まず資料1です。網掛になっている後期高齢者支援金等分と介護納付金分をそれぞれ2万円ずつ引き上げる、課税限度額の見直しになります。右表の黒枠で、後期高齢者支援金分が14万円から16万円の2万円、介護納付金が12万円から14万円の2万円、合計で一般の医療分も含めて77万から81万円になります。現行と見直し後で示していますのは、あくまでも国の平均的な数字で、例えば現行が給与収入で98万円だったのが見直し後は1,000万円の給与収入のある方が最高限度額にいきますという表でございます。
続きまして資料2ページをお願いします。低所得者の保険料軽減措置の拡充ということで、現行と改正後がございまして、7割軽減・5割軽減・2割軽減がございます。改正後は5割軽減の拡充、2割軽減の拡充ということで、例えば現行で5割軽減が給与収入で147万円(3人世帯)で、改正後は178万円以下は5割軽減が該当しますと、2割軽減についても3人世帯で223万円の現行から266万円の給与収入であれば2割軽減が該当しますということです。図にもあるように、5割分と2割分の軽減措置を受ける対象者が増えますという解説でございます。
それでは、資料3で概要を説明していきたいと思います。南風原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の概要を説明いたします。地方税法施行令の一部を改正する政令及び国民健康保険税施行令の一部を改正する政令に伴い、国民健康保険事業の適正な運営を図るために南風原町国民健康保険税の一部を改正する。1番目に、課税限度額の見直しということで、第2条の第3項で後期高齢者医療分支援金分にかかる課税限度額を14万円から16万円に改正する。同じく第2条の第4項、介護納付金課税額にかかる課税限度額を12万円から14万円に改正する。おのおの2万円ずつの増でございます。そして、保険税の軽減措置の拡充ということで、税の19条第2号で5割軽減の軽減基準についてでございますが、減額の対象となる所得の算定における被保険者の数に世帯主を含めると。これは3人世帯の場合で表示していますが、現行標準額に33万円プラスの24万5,000円掛ける被保険者数引く世帯主でございました。これを計算しますと所得金額で820万円。改正後は基準額33万円プラス24万5,000円掛ける被保険者数、所得で言いますと106万5,000円。それ以下の方は、5割軽減ができますということでございます。そして19条の第3号。同じく3人世帯の場合で計算しております。2割軽減については、所得基準額を35万円から45万円に改めるというものです。現行の数字で言いますと35万円掛ける被保険者数に33万円を足すと、所得としまして138万円。改正後は45万円掛ける被保険者数プラスの33万円で、所得で見ますと168万円となります。それ以外に3番目ということで、関係法令等及び条例改正に伴う条ずれや条文の修正等には、第16条の第1項中「第24条の37第1項」を「第24条の36」に変更します。第19条中「並びに同条第3項」を「並びに同条第4項」に変更します。附則としまして、平成26年4月1日から施行する。以上が、承認第2号の概要説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。12番 浦崎みゆき議員。
○12番 浦崎みゆきさん 今説明いただきました軽減措置についてですけれども、5割、2割、本町においてどれぐらいの方が恩恵を受けられるのか大まかでよろしいのですが分かる範囲内でお願いします。
○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。
○民生部長 金城宏伸君 お答えします。これについては、平成26年度は6月以降にしか分かりませんので、平成25年度の所得を参考に推計したものでご説明します。まず、5割軽減の拡充からいきますと、今まで2割軽減されていたものが5割に軽減されると計算しています。医療分を金額で言いますと、1,200万330円という数字が出ています。これは2割から5割になるわけですからその分が増えるということで、均等割で1106名、平等割で526世帯と計算しております。そして、2割軽減世帯拡充では、医療分ですと306世帯に影響しますので527万9,000円の軽減がございます。5割、2割のトータルで言いますと、1,728万2,000円あまりの軽減を受ける試算になっております。
○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております承認第2号については、委員会の付託を省略したいと思います。異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認め、よって承認第2号については委員会の付託を省略することに決定しました。これから承認第2号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから承認第2号 専決処分(南風原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の承認についてを採決します。本案について承認することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は承認することに決定しました。
○議長 中村 勝君 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りします。本臨時会において議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、条項、字句、数字その他の整理は議長に委任することに決定しました。
○議長 中村 勝君 以上で、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
○議長 中村 勝君 これにて平成26年第3回南風原町議会臨時会を閉会いたします。お疲れ様でした。
閉会(午前11時36分)
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