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平成25年第4回定例会 会議録(第2号-1)
平成25年 (2013年) 第4回 南風原町議会 定例会 第2号 12月17日
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日程 | 件名 | |
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日程第1 | 会議録署名議員の指名 | |
日程第2 | 議長諸般の報告 | |
日程第3 | 仮議長の選任を議長に委任する件 | |
日程第4 | 議案の訂正の件(議案第75号) |
日程第5 |
質問議員名 | 質問内容 | |
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宮城寛諄 | 答弁、再質問 | ||
会議録
○議長 中村 勝君 これから本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。
開議(午前10時01分)
○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって13番 玉城 勇議員、14番 上原喜代子議員を指名します。
○議長 中村 勝君 日程第2.議長諸般の報告をいたします。町長から議案第75号、議案の訂正について、会議規則第20条の規定によって請求がありますので別紙議事日程のとおり本日上程したいと思います。以上をもって諸般の報告といたします。
○議長 中村 勝君 日程第3.仮議長の選任を議長に委任する件についてを議題とします。本件は、玉城光雄副議長が病気療養中のため本定例会中、不在になることに伴い必要な場合に仮議長を置くことができる規定によるものであります。
お諮りします。地方自治法第106条第3項の規定により、この会期中における仮議長の選任を議長に委任願いたいと思います。異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、この会期中における仮議長の選任を議長に委任することに決定しました。さっそく仮議長を指名いたします。仮議長に15番 大城真孝議員を指名しますのでご承認お願いいたします。
(承認)
○議長 中村 勝君 ご承認いただきました。よろしくお願いいたします。
○議長 中村 勝君 日程第4.議案の訂正の件(議案第75号)についてを議題といたします。まず、町長から別紙のとおり会議規則第20条の規定により訂正の請求があります。
お諮りします。別紙議案の訂正の件を許可することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、議案の訂正の件を許可することに決定いたしました。
○議長 中村 勝君 日程第5.一般質問を行います。それでは、通告書のとおり順次発言を許します。15番 大城真孝議員。
○15番 大城真孝君 それでは、一般質問を始めます。津嘉山地内の町道整備について。津嘉山地内の町道73号線(東部消防組合南風原出張所から国道507号バイパスに向かう道)と、そこに続く町道150号線を拡幅して整備できないか。
2点目に、警察宿舎前の下水道整備について。津嘉山北土地区画整理事業内の警察宿舎前区画は、ほぼ造成工事が終わっている。早急に下水道工事を行うべきだと思うがどう考えるか。よろしくお願いします。
○副町長 国吉真章君 それでは、質問事項の1点目、津嘉山地内の町道整備についてお答えいたします。JAおきなわが進めておりますファーマーズマーケット南風原の開発計画に伴う周辺環境の整備については、ご指摘がありましたように町道73号線とそれに隣接する町道150号線の早期整備が必要であると考えております。そこで今後、道路整備の事業導入に向けて協議、調整を図りながら取り組んでまいりたいと思います。
2点目の警察宿舎前の下水道整備についてでありますが、当箇所は汚水処理区域の下流側が未整備であり、自然流下による計画的な整備ができないことから、圧送ポンプ等による汚水処理が可能か現在設計中であります。しかしながら、圧送ポンプ等の整備に要する費用については、単独費の対応となることから、次年度予算で整備が図れるように進めてまいりたいと考えております。
○15番 大城真孝君 道路整備については、町道150号線の早期整備が必要だと言っていますけれども、私としては津嘉山集落からのアクセス道路だということで町道73号線が町道150号線より優先でやって欲しいと考えています。今の町道73号線は、スライドすることはまず不可能、1台はバックしないといけない状態です。町道150号線の起点までは、町道73号線は完成していますよね。バイパス工事のときに終わっていますので、町道150号線の起点から町道18号線までの区間の整備を急いで欲しいということです。町道150号線は今でもどうにかスライドすることは可能だと思います。確かに、整備をしなければファーマーズの計画がされているバイパスには中央分離帯がありますので山川方面には右折が不可能だと思っています。ですから町道150号線の整備、津嘉山集落から来る町道73号線の整備は一体だと考えていますのでそのへんをどう思うかお伺いいたします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 それでは、お答えいたします。町道73号線、町道150号線、もう1路線の町道276号線、この3本に関しましてファーマーズマーケット南風原の計画に伴い整備の必要があると感じております。ただ、この3路線を合計しますとかなりの延長になるものですから、事業上おそらく一括しての整備は非常に難しかろうと思っております。単独では非常に難しいものですから、まず事業導入を図っていきたいと考えております。それで事業導入を図るためには、この周辺をどういった目的で道路整備事業の申請を行うかにかかると思います。今後、この3路線について事業の進捗に応じまして、例えば1路線ずつやるのか、それとも3本一遍に可能なのか、今後ファーマーズマーケットの進捗に伴いましてこちらも道路整備事業を一緒に進めていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 15番 大城真孝議員。
○15番 大城真孝君 3路線を考えていくとのことでした。これから計画をするわけですから、町道150号線の今の地盤の高さを可能な限り落とせるのであれば、周辺の土地を有効利用できるように可能な限り低くすることができるかお伺いします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。町道150号線につきましては、現場確認も行っております。また、現況の道路高さとファーマーズマーケット店舗敷地計画高さが一番大きい所で4、5メートルほどの段差がつくものですから、こちらとしましてはできる限り今の現道を落としていきたいと考えています。ただ、起点となる町道73号線の接点の計画高さが決まっておりまして、あとは道路計画に伴い縦断勾配がまた問題になりますのでそこのところは基本的に下げる予定ですけれどもまず状況調査を行いましてできるだけ現況の高さよりは下げていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 15番 大城真孝議員。
○15番 大城真孝君 今から検討するとのことですが、そうであればファーマーズオープンの平成27年度までにぜひともどこか1カ所、3路線とは言いませんけれども町道73号線を優先に町道150号線とも完成できるように要望いたしましてこの件は終わります。
次に警察宿舎前の下水道整備について、ポンプが必要だということは私も分かっています。圧送ポンプの単費は初めてではありません。以前に、今の国道507号バイパスの北側に圧送ポンプを使用して下水道整備をした所があります。住宅はそんなになかったのにそれでも向こうはやっています。今やろうとしている区域は、ある程度整備は終わって、道路関係はほぼ完成段階になっていますよね。だからこそやるべきだと思う。と言いますのは、上水道は予算を付けて発注済なのです。皆さんが南部水道に計画を出されて、南部水道もそれに沿って計画をされたものだと思っています。そうすると、どうして下水道の整備ができない所に上水道を持って来たかということになりますので、ぜひその点をもう一度お伺いします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。ご質問の箇所につきましては、私どもも懸念している箇所でございます。造成関係、道路関係がほぼ終わりまして、そこにはアパートなども建ち始めていることから、早急な下水道整備の必要性を重々感じているところでございます。先ほどもご説明したとおり、下流側が未整備となっていることから、通常的な自然流下による管路の整備ができない状態であることから圧送ポンプによる整備を設計中であります。その設計の完了に併せまして引き続き、おそらく今年度いっぱいかかると思いますので次年度にその部分の予算を組んで、その周辺の下水道整備に対応できるようやっていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 15番 大城真孝議員。
○15番 大城真孝君 次年度に予算をつけてやるとおっしゃっていますけれども、ここには何軒かアパート建築を計画なさっている地権者がおられます。下水道を整備してからにしたほうが、合併浄化槽も必要なくなるからいいのではないかとお話しています。皆さんは下流側も整備がされていないということですが、向こうには下水道が歩道に入っていますよね。どうしてそこは先に工事をやったのですか。計画性がないでしょう。あの時は、警察宿舎前がまだ整備されていなかったから仕方がないのだと思っていましたけれども、今ではほぼ完成していますので、ポンプアップすれば可能なのです。中央線の下水道も生きてくる。あのへんもアパートが建ち始めていますので、そこを気にしてのことです。中央線に布設されていますので、それを生かすためにもポンプアップはぜひ必要なのです。そうすればあの地区はほとんど取れますよね。この場所だけじゃないですか。だから単費であろうがやるべきだと思います。そのへんをもう一度お伺いします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 その箇所の下水道整備が立ち遅れていることに関しまして、たいへん申し訳なく思っております。これからそこで現在計画が進められているアパート関係、物件関係を把握しまして、できるだけ早めに下水道を整備して利用していただくよう調整していきたいと考えております。ポンプ関係につきましても設計が完了次第、その旨整備に向けて進めていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 15番 大城真孝議員。
○15番 大城真孝君 今の部長の答弁は、とても明快のような感じはします。下水道の整備をすれば、道路の面整備もできますし、ここにある保留地も処分できるのです。下水道がない所で保留地処分するにも値段が全然違ってきます。そのへんもありますので、設計をやっているとのことですがその設計が上がってきてやっぱりかかるからやらないということにもなり兼ねませんから、やるかやらないか答弁してください。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。設計が完了次第、準備しまして、次年度26年度には早期に整備を進めていきたいと思います。
○議長 中村 勝君 15番 大城真孝議員。
○15番 大城真孝君 前向きな答弁がありましたので、これで私の質問を終わります。
○議長 中村 勝君 休憩します。
休憩(午前10時18分)
再開(午前10時18分)
○議長 中村 勝君 再開します。通告書のとおり順次発言を許します。14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 それでは、通告書のとおり質問をさせていただきます。育英会貸与制度の現状を問うであります。(1)近年、育英会貸与の活用はどのような状況か。数年間を比較して大きな変化は見られるのでしょうか。(2)現在までの未償還件数と未償還額はどうなっていますでしょうか。(3)償還の実情はどうなっているのでしょうか。また、利用者から償還方法に対し相談等もあるのでしょうか。(4)利用者負担の少ない償還制度を創設する考えはないかお伺いします。
2.産業振興事業の成果と今後の方針を問う。(1)平成24年度から3年間をめどに商工会へ委託している商品開発の実情はどうなっていますでしょうか。(2)今後の方針として地域活性化につながる企画を町民から募集する考えはないでしょうか。
3.ストーリー性のある緑の景観で名所づくりを(1)道路整備等で大きく変化する本町に、緑化推進の観点から緑のトンネルを意識した植栽はできないものか。以上、3点についてお伺いします。よろしくお願いします。
○副町長 国吉真章君 それでは、ご質問の3点についてお答えします。まず1点目は教育部局に係る質問でありますので教育部局からお答えさせていただきたいと思います。私から2点目以降の件について答弁いたします。
質問事項2点目の産業振興事業の成果と今後の方針を問う(1)商工会へ委託している商品開発の実績についてでありますが、商工会では商品開発プロジェクトチームを設置して、平成24年度は11回の会議、試作、試食アンケートを実施して、ヘチマ(美瓜)、スターフルーツの2品に絞り込んで商品化していくことが決定しています。平成25年度で商品化し平成26年度の次年度に市場へ出せるよう取り組んでいるところであります。(2)地域活性化につながる企画を町民から募集する考えはないかについてでありますが、現在、一括交付金を活用し観光・産業振興事業として委託を含め19事業実施をしております。また、5月から6月に実施した一括交付金活用事業について町民から事業提案募集で提案していただいた事業についても現在審議中ですので、これらの事業も含めて取り組んでまいりたいと考えています。
3点目のストーリー性のある緑の景観で名所づくりをについては、ご質問の緑のトンネルを意識した植栽は道路の高さ制限を考慮しますとかなり高い樹木となります。既存の道路内の植樹桝等では高木植栽に対応できる規格となっていないことから、新たに整備する道路計画において検討してまいりたいと思います。以上、町長部局に係る内容の答弁といたします。
○教育長 赤嶺正之君 上原議員の質問1番でございます。育英会制度の現状に関するご質問にお答えいたします。(1)育英会貸与の状況でございますが、平成21年度が17名、平成22年度が13名、平成23年度が13名、平成24年度が11名、平成25年度11名で、5年間の平均で12.8名となっております。平成24年、平成25年が平均を下回っておりますが、平成24年度からは南部振興会奨励金制度へ2名を推薦して認められております。また、沖縄県国際交流人材育成財団も積極的に紹介しておりますので、それが要因かと認識いたしております。(2)でございますが、町育英会では原則的に奨学金の貸与終了後1年間を据え置きし償還することとなっております。償還対象件数が36件、未償還額が2,267万1,000円となっておりますが、そのうち現在も継続して償還を続けている方が30名おります。償還が滞っている実質的な未償還件数は6件、未償還額625万5,000円となっております。その対応については、電話連絡や家庭訪問し面談を行い支払うよう指導をしております。(3)償還の実情についてでございますが、先ほど答弁いたしましたとおり、償還対象者30名については償還する意思もあり定期的に償還いただいております。規約14条で貸与月額以上を毎月償還することになっておりますが、本人との相談により償還額を本人の支払できる金額で償還したりボーナス時にまとめて支払うなど個々の実情に応じて対応しております。(4)利用者負担の少ない償還制度に関してでございますが、町育英会の償還奨学金は無利子の制度となっているため利用者負担の少ない奨学金となっております。大学卒業後、1年間を据置償還することとなっておりますが、この据置期間の延長ということであれば検討できるかと考えております。以上でございます。
○14番 上原喜代子君 それでは、順を追って再質問をさせていただきます。育英会の貸与制度の現状を問うでありますが、私がこの質問をしました理由は、奨学金を返せず困窮している滞納者が全国で33万人、その滞納額は876億円とたいへん深刻な状態になっているものですから、本町にはそういうことがないと思いつつも全国で問題になっている部分で質問に取り上げております。要因としては、非正規雇用の不安定な収入によって若者が困窮に至り、延滞にかかる長期返済の有利子が若者を苦境に立たせているとのことでありますが、本町は無利子でもありそれに該当することもないと理解しています。しかし、夢を抱き育英会貸与で人生を切り開き感謝する若者もいる反面、人材育成であるこの制度が不況下の厳しい社会状況において、全国では景気は改善していると言うものの沖縄においてはまだそれが見えてこない部分があり厳しいのではないかということで質問をしております。そのようなことで返済を滞らせる現実があり、貸与の予算として平成19年度690万円、平成20年度が700万円、利用者が10名から12名と記憶していて、ただいまの教育長の答弁でも12.8名となっておりますのでだいたい同じかと思っております。この貸与の予算は、12.8名分がいつでも確保できる状況なのかどうかお伺いいたします。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 上原議員の再質問で、先ほど教育長からも答弁させていただきました今年度の貸与が11名。この11名というのは、平成25年度で申し上げますと継続の方と新規貸与を含めての人数となります。平均的に12.8名と申し上げましたがそれが推移していくのかとの再質問でございましたので、決算状況を把握して育英会の資産には余力もございますし、人材育成基金も1,100万円、それは寄贈でございましたがそういった資金もございますので、申込に対応できる財源は確保されているというようなことでございます。それから、年々償還が発生してきますのでそれも含めての運営状況は確保できると考えております。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 育英会の予算というのか経費としては余力があると、ただいま答弁をいただきました。それはたいへん良いことだと、この償還もうまくいけば循環していくのではないかと安心しております。ただ、未償還件数と未償還額を質問しましたら、償還対象件数が36件、未償還額が2,267万1,000円となっていて、そのなかで継続している方が30名で実質的に未償還件数としては6件、未償還額が625万5,000円と答弁をいただきました。この625万5,000円とは1期分ぐらいの金額ですよね。平成17年が690万でしたから1期分ぐらいの額です。この未償還者に対して何年間をめどに償還してくださいという促し方もなさっているのかどうかお伺いします。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 質問(2)未償還についてでございます。答弁でもありましたように、未償還が6件で625万5,000円ですから約1期分の貸与額が未償還になっているということです。未償還の方々には毎年、償還してくださいとお願いをしてございます。本来、大学4年でしたら1年据え置きをして4年で返してもらうものでございますのでなるべく早くでございますが、先ほど質問にありましたようにその方の仕事の状況、償還の能力と言いますかそういったことも含めて、従来でしたら4万円借りたら4万円ずつの返済、3万円借りたら3万円ずつの返済のところを状況に応じて相談を受けて払える分でなるべく早くと申し上げております。例えば現況を見ますと月5,000円の返済であったり、何年までと期間の設定はしておりませんが償還時期は過ぎていますのでなるべく早くと相談しております。額についてはできる金額で、そして早めにとお願いをしているところでございます。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 未償還者に対しては、電話や家庭訪問をして面談を行って支払を促しているとただいまの答弁だったと思います。私はなるべく早く償還をさせて欲しいと言っているわけではなく、ただ、本人のためにも延長するのであれば延長する年数を相談して、長めに取るのであれば長めにとって計画的にということを私は望んでいるのです。金額は月々5,000円とおっしゃっていました。それでもいいのです。2,000円でもいいのです。ただ、そこにめどをつけさせないと本人がこのことに対して重要性を感じなくなることもあるのではないかと思うものですから何年をめどとしているかと質問をしたわけです。補助金があり、財政も今は安定していてもこの先どうなるか分からない。1期分というのはたいへん大きな額です。寄附金と補助金と償還金で充てていると育英会規約にはあるのですが、補助金も入っているのですかお伺いします。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 ただいま質問がございました財源についてでございます。経費については、寄附金と補助金、それから償還金、その収入で充てるというのが先ほどありました第17条の第2項でございます。現在の経費の収支内訳では、補助金は入っておりません。設立当初は、町からの補助金を受けてその費用で運営をしていて、今は償還金と寄附金等を充てております。先ほど申し上げました人材育成基金ということでこれも寄附がございまして、基金として1,100万円ですね。それから毎年、今年度も補正予算で上げましたように教育に役立ててくださいというような寄附等がございますのでそれを財源に組み込んで資産ということで活用しているところであります。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 ただいまの答弁では、第17条2号の補助金はないとのことでありました。私は例えば経費が少なくなったとき、これを賄うため補助金を出しているのかとこの文面から受け取ったものですから安心かと思うところもあったのです。今は補助金を活用していないということであれば、もしこの経費の先行きが立たないとなった場合は出すつもりでこの補助金の文言はあるのかどうかお伺いします。
○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。
○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。先ほど教育部長から答弁がございましたけれども、町の補助金は現在の予算書・決算書では費目存置になっておりまして、多分に育英会設立当初は町からの補助金で発足したものと考えられますが、現段階ではこれまでの原資の果実あるいはまた寄附金といったもので運営してきておりまして、それの総額と申しますか基金もございましてトータルで6,100万円余の育英会財産がございます。これの貸付金が3,600万円で、翌年の繰り越しが1,400万円ほどございます。これはあくまでも決算上の数字ではございますけれども、現実的な金額といたしますと議員ご指摘のとおりこの償還金がほとんど財源ということでございます。例えば平成24年度の決算ベースで申し上げますと639万7,000円が償還されておりまして、平成25年度の貸付予定額が432万円でございます。そういうことで、収支のバランスは取れておりまして現段階では町へ補助金を要請することにはなりません。将来的に考えますと費目存置で活用して町の補助をお願いすることもあるかもしれませんが、現段階としては大丈夫だと認識しております。以上です。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 この補助金に関しては費目存置であると教育長の答弁だったわけですが、これはたいへん良いことだと思います。もしなにかあったとき、費目存置で対応するようできていることは安心するところであります。先ほどから寄附金の話がありましたが、本定例会においてもサン印刷さんより100万円の寄附金があり、たいへんありがたいことで、今回、育英会の運営はどうなっているかと質問をいたしましたが、費目存置というバックアップもあるということで安心いたしました。
続きまして育英会貸与制度の現状を問うところでは、30名について意思確認をしていると答弁がありました。この利用者の諸事情に対して貸与額よりも少ない金額の返済等、また利用者の収入によって返済を促す行政の努力も十分理解しておりますが、ある東京都の利用者の声がここにあります。保険会社の契約社員として働いている35歳男性が、都内の私立大学に進学する際、573万円の奨学金を借り入れて正社員を希望していたがうまくいかず、今の収入が20万円に届かないということであります。奨学金の返済が月々1万2,000円。これが負担ということであって、生活費や奨学金を払って毎月の預金残高が1,000円を切ってしまう月が多いと、これはNHKの番組で相談者が言っていたことですが、こういうことが本町にも多々あるのではないかと思って償還の実情という質問をしているのです。このように生活ができない状態で返せないことは理解できるもので、本町にも同じような相談があって先ほど月々5,000円とおっしゃっていましたからそれが救済措置になるのかと思うのですが、そういう返済を免除したなど例もあるのでしょうかお伺いします。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 これまでの貸付で免除の例はございません。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 免除はないとの答弁でしたが、例えば病気を患ったりそういうことがあると思うのですけれども、今までそのような例もなかったと理解してよろしいのでしょうか。病気でどうしても働けないというようなことはないのでしょうかお伺いします。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 これまでのケースとして、病気で働けないための免除申請はございません。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 そういう申請はないとのお話だったのですが、なかにはそういう人もいるのではないかと私は思うのです。皆さんが呼んでも来なかったということには、そういう理由もあるのではと感じるものですから、そこのところの調査はやはりやったほうがいいのではないか、これは要望して終わります。
(4)利用者負担の少ない償還制度を創設する考えはないかですが、本町の育英会規約第12条で貸与額及び期間が定められています。国外・県外に在学する者が1カ月4万円以内、県内に在学する者が3万円以内の貸与額となっていて、第14条において貸与金の償還が卒業後1年を経過したのち貸与の月額以上を毎月返済すると文言でうたわれております。月額が大きいと思いませんか。先ほどの東京都の男性の場合も返済1万2,000円が苦しいと相談があったのですけれども、この月額はどうでしょうか。大きいと思いませんか。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 確かに第12条で貸付をした1年後にその同額を返済するとやってございます。4万円の金額は、額として大きいと考えております。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 やはり月額が大きいと答弁をいただきましたけれども、学力向上で注目度の高い秋田県を調べてみたところ金額は本町と似ていまして、ただ、貸与金の償還では卒業後1年を経過したのちに10年以内の償還となっています。ですから、例えば月々3万円として4年間で卒業して144万円、月額にして1万2,000円。本町は3万円の貸与額に卒業後1年据え置きで3万円以上や4万円以上としているものですから、そこは見直す必要がないかどうかというところがあるのです。どうでしょうか。見直したほうがいいと思いませんか。
○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。
○教育長 赤嶺正之君 ただいまご質問の月額の償還額につきましてお答えいたします。確かに議員ご質問のとおり現在の経済状況と申しますか社会状況のなかでは4万円は高いという観もいたします。そのへんから先ほどの教育部長の答弁になったのですけれども、ただ、基本的に申し上げましてこういった貸付制度についてはやはりこういった規則が大事でございまして、規則上はそれだけの額を償還してもらいたいというような意思があります。同時に、但し条項で十分に相談に乗りますし変更も可能でございます。そういうことで、実情といたしましては、先ほどから答弁いたしますとおり、低いのは2,000円から高いのは6万円まで個人個人の能力に応じてそれぞれ償還をしていただいております。4万円という一つの目安は置いておりましても、実際的な事務といたしまして担当としては本人との面談、相談の上、償還可能な額で償還していただいております。教育委員会といたしましても現段階の状況でより良いのかとも考えております。ただし、ただいまのご質問は、しっかりと育英会の役員会にも提案いたしまして、次の据置期間の問題も含めまして役員会の定例会で議論をさせていただきたいとお答えいたします。現段階、4万円というのは規約上の目安として置いておりまして、実際的には本人と相談の上償還していただいていることをご理解いただきたいと思います。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 ただいまの教育長の話では、現段階のままでいいのではないかとのことでしたが、未償還件数の6件と未償還額の655万円、このような大きな数字が出るということはやはり沖縄は全国一所得の低い県であります。そのなかにおいて、貸与生募集のネットでも「貸与金の償還は貸与が終了した月、卒業等の翌月から起算して1カ年を経過したのち貸与額月額以上の金額を償還」とうたわれているのです。そうしますと、10年と4年とでは大きな違いがあります。また、1万2,000円より3万円、4万円とは、返す人にとっては精神的負担が大きいと思います。ですから、1、2回払ってみて無理だと諦めに近い状態のなかにいるのではないかという思いがあるものですから、期間も面談に応じますではなく、、見直すべきところは現状に合わせて見直したほうが精神的負担は軽くなるのではないかと思うものです。そうすれば償還もしやすい。人材育成の育英会資金でありますので、ぜひ期間も見直して欲しい。期間を見直せば返済額も自ずと少なくなっていきますので、与える気持ちを返しやすい状態の気持ちにもっていって欲しいところがあるものですから本日はこういう質問を取り上げているものです。育英会の貸与があったからこそ今の自分があると思う人が本当に増えていくように、未償還が少なくなっていくよう見直していただきたいと思います。もう一度答弁をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。
○教育長 赤嶺正之君 ただいまの償還額を見直していただきたいご質問ですけれども、そのことに関しましては育英会規約の改正になりますので議員の趣旨を十分念頭に置きまして、次の役員会ではその旨検討していきたいと思っております。ただ、ご理解いただきたいのは、確かにそういった償還の厳しい状況もありますけれども、実情は償還する方の相談にのって償還できる範囲内で2,000円から6万円の償還実績がございます。実質的には相談にのって償還していただいていることもまたご理解いただきたい。同時に、連帯保証人や親御さんにも役場に来ていただきいろいろと相談をしております。本人は確かに厳しい状況かもしれませんけれども、償還できる余力のある親御さんもいらっしゃいますのでそこも含めまして今の議員からの提起につきまして役員会で検討させていただきたいと思います。以上です。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 役員会で検討していきたいという教育長の答弁でありましたが、他県ではこのように10年スパンで考えていて、先ほどの東京都の例では1万2,000円としていたようにだいたいのところでそうじゃないかと感じるものですから、なにも県内に合わせるのではなく社会で活躍する人材を送り出す捉え方で、やはり良い所を検証していただいて取り入れるよう会議でも検討をよろしくお願いいたします。これでこの件に関しては終わりたいと思います。
続きまして産業振興事業の成果と今後の方針を問うでありますが、商工会では開発プロジェクトチームで取り組んでがんばっていらっしゃることもよく分かります。そういうものが市場に出せるよう取り組んでいるところだと答弁があったのですが、市場にいく前にプロジェクトチームを組んで商品開発にがんばっていらっしゃる、もちろんこれは委託事業であります。ですから宣伝と言うのか、その委託をしたお店を知らせる、このようにして商工会で商品開発をしてこういう商品ができましたと知らせる。まつりなどに参加する人には一目瞭然でこれはここに行けば分かるということが理解できるのですが、またネットで調べれば分かるじゃないかともおっしゃるかもしれませんが、まつりにも参加できずそういう商品がどこにあるのだろうと感じるところもあると思うのです。ですから、商品開発として委託を受けた側もそれを宣伝する工夫というのは必要だと思っております。商工会に委託して任せていると言えばそれまでなのですが、そうではなく、最後まで見届ける意味で提案はできるのではないかと思うのです。そこのところはどのように対応しているのかお伺いします。
○議長 中村 勝君 知念 功産業振興課長。
○産業振興課長 知念 功君 お答えいたします。商工会に委託しましてそのなかでプロジェクトチームを作って現在開発中です。3年事業でありますので今年度末には商品化して、3年目で市場に出していく。このプロジェクトチームには例えば町内のケーキ屋さんなど2店舗がメンバーとして加わっております。この商品ができた暁には、このプロジェクトチームのメンバーは誰々ですと、そしてこの完成した商品はどこで買えますと3年目にはプロモーションしていきます。そのようにどんどんPRしていくということで商工会と連携して取り組んでいきます。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 そういう宣伝の方法も考えていかれるとのことで、たいへん良いことだと思います。どこの県に行っても商品開発ののぼりなど立ちますよね。委託を受けた事業者も努力すべきだと思っているものですから、委託したから商工会が考えるだろうではなく、行政もこの商品がどうやったら人目につくのかぜひ検討していただきたいと思います。
次に移ります。地域活性化の企画を町民から募集する考えはないかでありますが、先ほども一括交付金を利用と答弁がありまして、私もそれを思っていました。また別のメニュー、新メニューが出て、町民から広く応募して企画したとき、もちろんそれは商工会とタイアップしなければいけないのですが、提案した町民も別の意味でこの商品に愛着を持つわけです。ですからこの商品に付加価値が付くことが見えるものですから、町民を巻き込んで企画することも大事なことではないかと思います。宜野湾商工会が商品開発、まちづくりといろんな部分で市民に向けて発信しているものですから、情報交換をしながらやればいいのではないかというところがあったものですから、企画した人たちのネーミングにするとか全体で商品開発に取り組むような方向でぜひがんばってもらいたいと希望し、これで終わりたいと思います。
続きましてストーリー性のある景観で名所づくりをと質問いたしましたが、私はなにも既存の道路をこういうふうにしなさい、こういうふうにしてはどうかと申し上げてはおりません。新たに整備される道路がそうなったらいいなということで今回の質問はしています。創り出す観光という私の捉え方で、変化をもたらさなければいけないのではないかということです。本町はカンナの花が彩りを添えて散策しても楽しいまち、のようなイメージができつつあると思って見ております。ですから、この緑のトンネルです。トンネルがあればその向こう側には何があるのかなという期待感があります。トンネルを抜ければ雪国だったと、そういう何かあるのではないかと期待感を持たせるまちづくりは、変化に富んでとても良いと思っているものですから、欲を言えばこの緑のトンネルを抜ければ一面カンナ畑だったとか、ひまわり畑だったとなればすごくいいことだと思っております。これは癒し効果をもたらすと思いますので、新たに整備する道路計画においてはぜひやっていただきたいと思うのですが可能ですよね。よろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 ただいまのご提案、たいへんありがとうございます。道路等における植栽整備については、私どもも常々事業のなかに取り入れてございます。ただ、既存の道路につきましては、そこまでの高木の対応ではなく町木でありますコクタン(クルチ)を中心とした植栽にしていることから、それほど歩道の幅員は大きく取ってはございません。今後の道路計画におきましては、例えば歩道の有効幅員は道路構造令からも最小が2メートルとございます。高木の植栽対応となりますと、少なくとも幅員2メートル以上の植栽桝が必要で、そうしますと従前の歩道よりもかなり大きく取るようなことになります。それにつきましては、その分だけ道路整備の幅員も大きくなることから、道路整備にあたってその地域の方々とも協議をしながら整備ができないか進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長 中村 勝君 14番 上原喜代子議員。
○14番 上原喜代子君 地域の協力も必要だと思いますが、観光振興を目指している南風原町の現状においては、やはり変化をつけることはとても大事なことだと思います。せっかくカンナの花もあのようにきれいに咲いていますし、公園もきれいになっています。観光客と言うよりも町内外の人たちが南風原町にものすごく注目していますので、このように変化をつけた癒し効果のある景観をつくって、これが名所になるような検討をよろしくお願いします。これで終わります。ありがとうございました。
○議長 中村 勝君 暫時休憩します。
休憩(午前11時08分)
再開(午前11時16分)
○議長 中村 勝君 再開します。順次発言を許します。6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 それでは、通告書に沿って質問させていただきます。最初に一括で質問させていただき、再質問から一問一答でお願いします。1.特別支援教育支援員について(1)特別支援教育支援員が採用された場合、サポートする児童について事前に前任者や担任教諭と連携して研修などを行っているか。(2)発達障がい等でサポートを必要とする児童のなかには、担任が代わると慣れるまで厳しい児童もいると聞く。そのような児童に対して支援員が代わらないなどの配慮はされているか。(3)近隣の市町のなかでも南風原町は時給が低いほうで、経験者や良い人材が待遇の良い他市町に流れてしまっていると聞いているが他市町の状況確認は行っているか。当町の現状はどうなのか。
2.中学生の通院にこども医療費助成制度の適用を。(1)県内においても中学生まで入院のみでなく通院の医療費助成を行っている自治体もある。当町においても中学生まで通院についても助成できないか。(2)自治体間の格差をなくすためにも、平等という観点から県にこども医療費助成について中学生まで通院も対象にするよう要請してはどうか。以上です。よろしくお願いします。
○副町長 国吉真章君 では、質問事項2.中学生の通院にこども医療費助成制度の適用をの(1)中学生まで通院について助成できないかの質問に答弁します。まず県内では中学生まで通院について助成している市町村は、現在9市町村あります。通院の年齢引き上げについては、県事業の助成対象外になっており、財政的負担が増えることになりますが、それについては平成26年度より本町も通院の年齢を中学生まで拡充をして、通院で負担の大きい家庭への助成ができないかどうか財源確保も含めて検討させていただきたいと思います。(2)県への要請についての質問でありますが、県内自治体間の格差をなくすために全ての市町村が通院の年齢を引き上げ助成することはたいへん素晴らしいことだと思います。ただ、その件を本町独自で要請というのはたいへん厳しいと思います。ちょうど沖縄県の町村会において11月27日の総会で、こども医療費助成の中学生まで拡充要請を決定しておりますので、これから県知事や県議会議長に対して要請を行う予定としております。
○教育長 赤嶺正之君 1.特別支援教育支援についてお答えいたします。まず(1)でございますけれども、特別支援教育支援については教育委員会が主催して支援員全員を対象に支援のあり方などについて研修会を行っております。支援対象の児童生徒については、学年の初めに特別支援教育コーディネーターと担任、支援員が対象児童生徒について理解や支援内容の確認を行っています。また、毎日の支援についても担任と支援員でなるべく多く情報交換を行い効果的な支援ができるよう努めております。(2)でございますが、支援員の採用については、3年間を限度として本人と学校の希望があり配置人数が合えば同一の支援員を配置するように配慮しております。学校でも支援員を必要とする児童生徒に対しては、なるべく同一の支援員が配置されるよう配慮しております。(3)でございます。特別支援教育支援員の時給の状況については、南風原町の時給が760円で、近隣市町の状況では町より時給が高い所で1,033円、低い所で750円となっております。以上でございます。
○6番 赤嶺奈津江君 それでは、順次再質問をさせていただきます。研修会をされているとのことですが、その行われている時期はいつでしょうか。
○議長 中村 勝君 瑞慶村哲秀教育指導主事。
○教育指導主事 瑞慶村哲秀君 支援員研修会の時期についてお答えいたします。まず初めの研修は、4月の春休みの期間中に町内の特別支援教育コーディネーターを講師に行っております。2回目は、5月ごろに特別支援教育支援員と関係する学級担任を対象に行っております。あとは夏休み期間中の7月初めごろと8月の終わりごろ、特別支援学校の職員を講師に招いて研修会を行っております。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 今お伺いした春休み期間中、5月、夏休み期間中の7月と8月末ということでよろしかったと思うのですけれども、実際この4回で現在足りているかどうか。この足りているかどうかというのは、支援員の方や子供たちの親御さんに確認を取られているのかどうかお伺いしたいと思います。
〔「休憩願います」の声あり〕
○議長 中村 勝君 暫時休憩します。
休憩(午前11時25分)
再開(午前11時25分)
○議長 中村 勝君 再開いたします。新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 支援員の研修でございますが、春休み、それから5月ごろ、夏休みに2回、外部の特別支援学校の講師を招いてやっております。それで支援員の方がその研修で足りているかどうか直接そういった情報収集と言いますか、支援について足りていますかというところでは把握してございません。年度初めと支援員の時間が空く夏休みの期間で研修を4回入れてございますので、それで教育委員会としては十分ではないかと今のところ考えております。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 今、ご答弁いただいたなかでは、教育部会のなかでは足りているのではないかとのお話ですけれども、やはりこの研修というのは本人たちの満足度ですね。発達障がい児への支援というものは、個々違うものですからいろんなパターンを見ていくなかもっと勉強したいと思われる方もいると思うのです。しないといけないと思っている方もいると思うのですが、そういった場がなかったりチャンスがなかったりあると思うので、年度計画されてからの研修会だと思います。PDCAをまわす際に、やはりプランを立ててやってみてチェックしてという流れのなかでチェックをすることは大事だと思います。これが足りているかどうかのチェックをやるべきだと思うので、今後それを検討されてはどうかと思うのですがいかがでしょうか。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 ただいまのご質問、研修に満足度といったご質問でございました。年4回やってございますので支援員の研修に割く時間的なことも含めまして、ご指摘の研修についてのアンケートと言いますかそういうところも含めて、満足というところまではいかないかもしれませんがさらに研修の必要性があるのか含め次年度調査等をしてみたいと考えております。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 次年度そのようなかたちでできればやってみたいと答弁がありましたので、個々の資質を高める意味でも、また子供たちへの影響も大きいものですからぜひ検討してやっていただきたいと思います。これは要望して終わりたいと思います。
次に、学校の担任もそうですし、支援員も一遍に代わってしまえば子供たちも不安でなかなか慣れないと聞いております。ぜひそういったことも勘案して配慮していただき、そういった体制を取っていただきたいと思います。また、3年という限度があるとのことですけれども、早い子だと幼稚園児のころから高学年までつく子もいますよね。そういったなかで3年限度と前提を置くよりも個々に合わせた対応を前提に文言として挙げたほうがいいと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 ご質問がございました支援員のサポートは、非常勤で対応してございますので通常でしたら1年単位の交代になりますが、特別なサポートということがございますので3年をめどに職員を採用しているところでございます。そのなかで先ほど教育長からも答弁がございましたように、学校によっては継続、それから支援員の希望等でいろいろ変わってきますけれども、その学校に支援員が希望しているというところで年数もクリアすれば、また子供たちと意思の疎通と言いますかそういったところも一番重要だと考えていますのでそういった対応をしている学校もございます。できるだけそういったサポート体制、支援員がよりサポートしやすいように、学校を信頼して通えるような体制を整えていきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 答弁のなかで臨時扱いなので1年のところを3年間で、またそれぞれ子供たちの要望であったり学校等の調整でできる場合はまた年数等をクリアすればということでありましたので、子供たちが安心して生活できるような学校の環境を整えなければいけませんのでそれを念頭に今後も配慮をお願いしたいと思います。
次に(3)にまいります。特別支援員の時給にかなり差があるということで、今はなかなか時給が上がらない、バイトのなかでも10円上がらない世界なのですが、同じ特別支援教育支援員で近隣市町では高い所で1,033円と293円の差があるのですね。10円低い750円の所もあるのですが、この時給の差は何が原因だと思われますか。
○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。
○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。本町の特別支援教育支援員の時給につきましては、町の一般事務職の時給を根拠にしております。時給760円が一般事務職でございますので、教育委員会の支援員の時給も760円というようなことでございます。他市町村では業務の特殊性ということで時給を設定しているのかもしれません。そのあたりは調査していないのですけれども、ただ、本町としては例えば有資格、教員免許を持っているとか幼稚園の免許を持っている方であれば一般事務職とは違うということで時給の増額も検討可能かと思いますけれども、現段階ではどうしても一般事務職の時給に肩を並べている状況ですので、結果としてそのようになっているということでございます。ただ、特別支援教育の重要性が昨今重要視されておりますので、そのあたりに関しましては今後検討する余地があるものと理解しております。以上です。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 先ほどから質問している(1)、(2)にも係るのですが、町としてはだいぶ大きな予算をかけて研修会をやったりしながら支援員を育てていると思うのです。子供たちにつなげるかたちでそれをやっていると思うのですが、実際、近隣のなかでも確かに教員免許や幼稚園免許を持っている方という要綱などもあるのですけれども、それ以外に経験者の枠があるのですね。そうすると、南風原町で経験を積んで経験者として他市町村へ流れる方も実際いらっしゃるのです。やはり背に腹は変えられませんので待遇が良い所へ流れている実態があると聞いています。これだけの予算をかけて人材を育成するのであれば、せっかく知識も経験も積んだ方を他市町村へ流すよりも、ある程度の待遇を確保して町で採用できるかたち、臨時であっても採用するほうがいいのではないかと思うのですけれども、その点はいかがお考えでしょうか。
○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。
○教育部長 新垣好彦君 確かに南風原町で支援員をなさっている方は研修会も行っておりますしそういった適するように、また免許を持っているという縛りはございませんので一般の方で支援員をしていただく募集をしてございます。そこで先ほども申し上げましたように支援学校からの講師など4回の研修会をしてございます。そのように、人材は育てていかなければいけないと思っております。そこで3番目について賃金関係の質問で、これについては他市町村に流れるとの表現がございました。実態把握はしてございませんが、低いというデータ収集はしてございますので今後、育てた人材が町でずっと活動していけるように、報酬面で他市町村と比べて低いというのであれば次年度の予算要求等で審議の場に挙げヒアリング等で調整を行って、人材が流れないようにと言いますか南風原町で確保して業務ができるよう賃金面等については配慮してまいりたいと考えております。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 他市町村より低いことは分かっていらっしゃるようですので、せっかく育てた人材が町で活躍する場がなくてと言いますか、3年すれば期限が切れますので休んだり他の所へ行ったりするかもしれません。お金をかけて育てた人材には、他市町村でよりはやはり町内で活躍してもらうことが一番良いと思いますのでそれを念頭に置いて今後の計画もやっていただきたいと思います。やはり子供たちも支援する先生も初めてとなると、お互い緊張してなかなか安心して生活できないと思うのです。初めて支援する先生でも経験者が側にいてくれれば相談しながら良い支援ができると思うのです。ですから、できるだけ良い人材を確保しながら新しい人材も育てていくというサイクルをしっかり設けていただきたいと思います。
また、760円ということですが、なかには高学年になると男性の支援員がいいというところもあるそうです。760円では男性の支援員がつくかとなると、生活もかかってくることなのでできないということも聞いています。できるだけそれぞれの要望に応えられるような支援員をお願いして採用できるようにシステムづくり、また賃金も検討していただいて、3月から新しい支援員の募集や養成が始まっていきますので予算もしっかり確保できるようお願いしたいと思います。その点で執行部にお伺いしたいと思います。町長、ぜひ人材育成の観点から、また子供たちの支援の観点からもそれは検討すべきだと思いますので教育部局への回答をよろしくお願いします。
〔「休憩願います」の声あり〕
○議長 中村 勝君 暫時休憩します。
休憩(午前11時40分)
再開(午前11時41分)
○議長 中村 勝君 再開いたします。赤嶺正之教育長。
○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。奈津江議員のご質問のなかで時給が760円だと、高い所で1,033円という調査結果も出ておりますのでその点につきましてはわれわれも検討する認識は持っております。ただ、やはり財政当局といろいろと予算を交渉する段階で、先ほど議員がご指摘なさった教員免許等々の資格がどうなっているか、われわれも経験者だとか特別支援教育に関心のある方ということで採用していて資格に関してはそんなに問うておりません。同時に、他市町村ではこの処遇がどうなっているのかですね。例えば支援員1人に対して対象児童が3名なのか4名なのか。本町では多くて3名。軽度の発達遅滞などの子供の場合は1対3の処遇でやりますけれども、基本的には1対1の処遇でございます。同時に、3年間は採用する。本来でしたら臨時職員は1年の制度でございますけれども、それも3年継続して採用しますということもやっております。一番大きいのは平成16年度から遡ってみますと、特別支援教育の人件費は、決算ベースで当初400万円程度でございました。私の記憶が間違いなければ400万円で、確か平成24年度の決算では2,900万円と右肩上がりでずっと伸びていっています。それだけ本町は、トータルとしてこの特別支援教育の人件費に対しては予算を投入していると考えています。他市町村にこういった細かいデータはまだ求めておりませんけれども、私としましては他市町村にトータルでは劣ってはいないだろうと、個々の収入と申しますか時給で捉えるとそういった結果もございますが、特別支援教育支援員の人件費に関しましては当然一人一人の賞与もありますので、そのへんも合算しますと2,900万円を超えていると、たぶんに平成25年度決算は3,000万円を超えるのではないかと思っています。そういったデータも揃えて、また先ほど答弁しましたようにこの特別支援教育の重要性も説明しながら、教育委員会としては予算的なもので少なくとも現状確保、あるいは対象児童が増えるのであればそれなりの支援員の人員増も要求していきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 他市町村の予算の中身がまだ確認できていない部分もあると教育部局からの答弁がありましたけれども、私の知っている豊見城市では今かなり力を入れているということで時給もかなり上げて、また要件も厳しいのかもしれませんが、やはり子供たちへの支援ということでかなり力を入れているところだと思います。近隣市町も予算的には右肩上がりだと聞いております。なかには1クラスに5名以上の学校もあると聞いていますのでできるだけそういった子供たちの手当てと言いますか支援を充実していただきたい。低学年で支援員をつけると高学年には落ち着いていくと、訓練でかなり落ち着いてくる子供も多いと聞いていますので、幼少期での支援があればかなり普通に学校生活が楽しめると聞いていますのでそこを充実していただきたいと思います。また、支援員の方々の負担もかなり大きいと聞いていますので、そういった配慮、子供たちだけの配慮ではなくて支援員の方々への配慮もお願いしてこの質問は終わりたいと思います。
それでは、2問目の通院についてです。確認なのですが、平成26年度より検討に入るのか、平成26年度より支給できるように今現在検討しているのかどちらでしょうか。
○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。
○民生部長 金城宏伸君 質問にお答えします。平成26年度の新年度予算は、11月に予算の締め切りがありまして、年明けて1月より各課のヒアリングをします。課としては計上しているということで、今からヒアリングして検討してどうするか決定するわけですので今のところそれに向けて予算要求はしているということでございます。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 嬉しい答弁で、平成26年度から支給できるよう現段階動いているとお聞きしました。たいへん嬉しく思います。私も中学生、小学生の子がいますけれども、よく病院にかかります。特に部活動をしているとけがなどいろいろ抱えて帰ってきたり子供たち自体がこれぐらいいよということで重症化するまで病院に行かなかったりということもあります。できるだけ行きやすい、子供たちにも大丈夫だと、すぐに行けるよという環境であれば、けがだけではなく今は生活習慣病も低年齢化しているということで気になることがあるとすぐに病院にかかって検査をすることもできますのでぜひ平成26年度お願いしたいと思います。町長にはまとめて答弁をお願いしますので、2番目に移りまして、今できるよう課は動いているということであります。また、南風原町のみでなく、自治体間の格差を是正すると言いますか、住民サービスの平等と言いますか、同じ国民であるのに、なかには高校生までという所、あるいは小学生だけの所もあって、義務教育である中学生までの通院をみていただけたらと思うのですが、県の助成制度が中学生の入院までという補助であります。ぜひ今回、町村会におかれましても要請していきたいとのことですので、子供は宝、未来を担う大切な子供たちということで町長は常々おっしゃっていますので町内の助成もいただいて、また町長は町村会の会長でもありますので県に力強い要望をお願いしたいと思います。ここで町長の力強い答弁をよろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 お答えします。通院の問題については担当からも平成26年度から現状3歳までを中学生まで延ばしてもらいたいという要望を出していると聞いております。以前、毅議員からも一般質問があり、県も通院費は3歳までとしていて県からの助成がなければ厳しい部分もありますので町村会でも検討してまいりますと報告した経緯があります。それに対して先ほど副町長からありました11月27日の町村会の理事会、総会において、沖縄県広域全体として市町村に格差があるのではないかとありました。少子化で頭を抱えている北部の国頭村、東村、大宜味村の皆さん方は3歳から中学生までやっております。中部においては宜野座村、金武町、嘉手納町、また竹富町もやっているわけです。少子化の視点からも通院を中学校まで医療費助成をすることで、奈津江議員もおっしゃっていたように子を持つ親としても安心できるのではないかと痛感しております。これは町村間の格差ではなく沖縄県全体でやってもらいたいと、長寿県を目指す沖縄県に対して、少子化に歯止めをかけようという県に対しても要請するべきだということで12月のこの定例議会が終わってから県への要請日程も取っております。さらに市町村間の負担軽減をさせるため県議会へも要請すべきだということで12月4日に要請しております。それに対して文書は届いておりますが、正式な要請は12月26日に県議会議長、県に対して要請行動を起していこうとしております。行動を起こすからには、自分たちの町、あんたの町はどうなっているかとなります。私たちも平成26年度からについて検討してまいりたいと、少子化に歯止めをかける意味でも子を持つ親が安心して子育てできるようにやってまいりますが県にもお願いしたいと強く要望してまいりたい。議員の皆さん方もこれに対しては関心を持っていらっしゃいますし、入院は中学校までやったので通院に関してもやるべきだと以前からあります。これに対して時間的には遅くなりましたがぜひ応えていけるように、また財政面も3歳から中学3年までやると今より1億前後の持ち出し負担過重になると思いますが、それに対していろいろな角度から調整しながら進めていけるようにやってまいりたいと思っております。町もやって県に対してもお願いしたいと要請を強く、皆と一丸となって進めていきたいと思っております。皆さん方のご協力をお願いします。
○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。
○6番 赤嶺奈津江君 ありがとうございます。声が大きくなるぐらい嬉しい答弁です。ぜひ平成26年度から町も実施して、私たちもやっていますから県にもぜひお願いしますと町長からの強い要請をお願いして子供たちが安心して生活できる、また親としても子育てができる南風原町にできるよう私たちもがんばっていきますので平成26年度良い報告を期待しております。よろしくお願いします。以上で終わりたいと思います。
○議長 中村 勝君 休憩します。
休憩(午前11時54分)
再開(午後1時00分)
○議長 中村 勝君 再開します。順次発言を許します。7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 通告書にしたがい3点質問をいたします。まず1点目に、県道の観光ルートの除草についてでございます。(1)県の除草作業は、どのような判断で行われているか。観光ルートの繁茂を県へ除草要求しているか。(2)県道の除草作業を町で受託し、町内業者に除草作業をさせることはできないか。(3)町内の各地域で清掃ボランティアを行う人たちを町が募集し、地域活性化に取り組めないか。
2点目に、電柱移動と通学道路にグリーン歩道設置をということでございます。(1)町道47号線(イエローハットから那覇バス新川営業所に向かう道)の未整備道路にある電柱を移動できないか。これは4カ所ぐらい道路から外れていまして、そこを指摘しています。また、通学帯に色塗り歩道(グリーンベルト)を設置できないか。(2)町道241号宜野湾南風原線から町道11号線入口にある電柱の移動について平成24年9月定例会や平成25年3月定例会でも要望し、移動されると答弁もあった、未だに撤去されていないのはなぜか。(3)町内の通学路にはグリーンベルトが必要と思うがどう考えるか。
3点目に、黄金森公園入口のトイレを洋式にということであります。(1)黄金森公園入口のトイレは、観光客やタクシー乗務員等、利用する人が多いが和式トイレの汚れについて苦情が多いと聞いております。洋式に取り替えできないか。(2)町内の公共トイレを洋式に取り替えできないか。以上、3点でございます。よろしくお願いいたします。
○副町長 国吉真章君 それでは1点目、県道の観光ルートの除草について(1)県への除草要求についてです。県道の除草作業について南部土木事務所に確認をしたところ、南部管内の道路を年1回は草刈りができるようにローテーションを組んで計画的に行っているようであります。町においては、除草等の要求及び要望がある場合には、そのつど、南部土木事務所に連絡をして対応をお願いしております。(2)町内業者に除草作業をさせることはできないかの質問ですが、これについては県道の除草作業を町で受託することについて南部土木事務所に確認したところ、町に委託するのは難しいとの回答でありました。また、町内業者に除草作業をさせることについては、南部土木事務所が発注している草刈り等の委託は、南風原町が含まれているエリアでは町内の業者を考慮して発注を行っているとのことであります。(3)についてであります。本町では南風原町道路公園等ボランティア実施要綱が制定されていて、現在5団体、字本部、宮平・兼城老人クラブ、南風原中学校、字宮城、この5団体と協定を結んで活動を行っています。募集については、区長会等で募集案内の説明をしており、ご提案の清掃ボランティアの募集については、随時受付ができるようにしております。
○7番 知念富信君 どうもありがとうございました。では、順を追って質問をしたいと思います。まず1番目に、県の除草作業はどのような判断で行われているか。観光ルートの繁茂を県へ除草要求しているか質問をいたしました。そのなかで南部管内の道路を年1回は草刈りができるようにローテーションを組んで計画的にやっていますと回答をいただきました。年1回の草刈作業の時期とその年1回である根拠です。県内においては、梅雨時期も結構草が生えますし草木の勢いはものすごいですから、夏場を除いて年2回以上はやらなければいけないと思いますけれども県は年1回であると、その根拠を知りたいと思いますので答弁をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。
○まちづくり振興課長 金城敬宝君 それでは、お答えいたします。現在、県においては年1回のローテーションを組んで草刈作業をやっていると確認しております。南風原町内の県道について繁茂している部分が結構ございますので以前からそのつど要望はしておりますけれども、やはり財政的と言いますか予算が1回分程度しか取れないという事情で年1回のローテーションを組んでいると聞いております。そして時期でありますけれども、以前も宮城寛諄議員から国道507号バイパスの繁茂について質問があった時に、9月か10月だったでしょうか草刈作業が行われております。ですから、やはり秋ごろなのかなと思っております。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 年1回、9月、10月ごろにやっているとありますけれども、沖縄で年1回は足りない状況です。最低でも年2回以上はやってもらわないといけないし、観光客から見れば町内の県道であろうが国道であろうが南風原町のイメージにしか取りません。ここは県道ですから管轄外ですと言ってもそれは分かりません。南風原町内を通っては南風原町だとしか思いません。一括交付金を活用して10名の方が除草作業をやっておられますけれども、やはり県道に関しては手がつけられない状況ですので観光バスから見て町のイメージは悪くなる。兼城十字路や中央公民館の前は絶えず草が生い茂っている状況でありまして、答弁では要求・要望があればそのつど南部土木事務所に連絡をしているとのことですが、それ以外でも南部土木事務所に絶えず要望をしている状況ですか。答弁をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。
○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。町道を管理しているわれわれまちづくり振興課においても歯がゆいと言いますか、町道はまめに清掃しているなかで、特に側道の県道250号線においては県道管理部分が繁茂してなかなか通れないこともあって、特に南風原からの要望が多いと南部土木事務所から聞いております。特に南風原がまめにやっていることで町民も県道との差が非常に目につくのかと思っております。町民から要望があった場合、また最近ではまちメールもありまして、県道は県のほうでしか草刈りはやっていませんというようにお答えしています。そういうことで、町のほうから要請はやっております。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 県にも予算があると思いますけれども、やはり沖縄県で年1回ではどうしても不足、2回以上はやってもらわなければいけません。それをやるためにも町に率先して言ってもらいたいと思っていまして、そこで2番に移りますが委託するのは難しいと、できれば町にやってもらいたいというところはありますけれども、委託は難しいと県からの回答であります。どういったことで難しいのか、その理由を聞かせていただきたいと思いますので分かる範囲で答弁をお願いします。
○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。
○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。県で難しいというのは、予算面がないことと、そしてまた町が委託を受けても町としてもまた委託をすることになって、委託・委託になるわけですのでこういったことはあまり好ましくないということがございます。そこが難しいという部分だと思っております。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 委託・委託は難しい面があろうかと思いますけれども、町内においては町でやったほうがいいと思うので、そこは県と交渉する必要はあると思います。一方的にこういう返答ですからと南部土木事務所からの回答を出していますけれども、やはり南部土木事務所の担当の所へ直接出向いてもらって、たいへん見苦しいと、観光客からも要望があると、だから私たちが受けてやりたいと交渉すべきだと思います。ただの確認の電話だけではまずいと思います。草刈作業の積算単価は決まっていますよね。そのなかで南部土木事務所と交渉してもらって、南風原町分は町が管理しますということはできないでしょうか。交渉はやる必要があると思いますがどうでしょうか。回答をお願いします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。南部土木事務所の維持管理の担当班とは、そのつど、維持管理について常々協議を行っております。今回は電話で問い合わせただけですので、今後は直接南部土木事務所へ出向いて、年1回の維持管理の予算でありますけれども、南風原町分については町で可能かどうか再度詳細を求めて協議してまいります。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 ぜひ県の維持課とも交渉してもらって、町内部分に関しては町が受けてその分を請求するというようになんらかのかたちでできると思いますのでぜひやって欲しいと思います。よろしくお願いいたします。また、この草刈作業を南部土木事務所の管理ではありますが、南風原町が含まれているエリアでは南風原町の業者を考慮して発注していると答弁をいただいておりますけれども、町内の県道で何カ所ぐらい発注されているか分かりますか。答弁をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。
○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。発注形態でありますけれども、このエリアでどの範囲まで含めて発注しているかについて、そこまで把握しておりません。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 町内業者を考慮して発注しているとの回答ではありましたけれども、そこまでは具体的に分からないとのことです。町内には県道240号線、241号線、82号線、86号線、48号線など県道が多くありますので管理する側も大変だと思いますけれども、一括交付金を活用した清掃班が町道の観光ルートを整備していますので、県に働きかけて県の一括交付金を利用してその職員を増やして、下請けにはなりますがやるべきだと思います。再度答弁をお願いします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。一括交付金関係の内容等につきましては、私どもより県のほうが重々承知のことで、私どもはどちらかと言うと一括交付金申請段階で指導を受けている立場でございます。おそらくその維持管理関係については、南風原町においても他の市町村においても観光地の維持管理ということで一括交付金を受けていることを県も承知していると思います。ですから、私どもからこれを活用してやってはどうかと言うのは立場上どうかとは思いますが、維持管理関係の協議があるときにその件について県でもできないか提案してみたいと思います。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 今の質問でありますが、町長はどうでしょうか。観光ルートに関しては町も職員を増やしてやっていますので、この町内の県道においては町が受けて県の予算をもらうかたちでの要請は可能ですか。町長に答弁をお願いします。
○議長 中村 勝君 城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 お答えします。県からの委託でありますが、これに対して可能と言っても、県は1回ないし2回しか草刈りをなさっていないと答弁がありましたので、例えば南風原町内の県道が1年で100万円かかるとしたらその100万円で委託を受けて、そして町道管理の場合は5、6回行っていますからその1回分の費用でそれをやるとなるとむしろ負担過重になる。南風原が5回も6回もやるこの費用について委託料を上げてくれるのだったら分かるのですが、県が100万円でやっているからこの100万円で5回も6回も刈りなさいと言われたら町民が理解し難い部分だと私は思っております。そうではなく、県道の管理については県が管理をやるべきで、観光立県を唱え1,000万お客さんを招こうという県知事の構想において、お客さんを招くからには環境をきれいに整備して気持ち良い思いで帰ってもらうのが礼儀だとチャンスあれば私はどの会合でも県知事はじめ担当部長の皆さん方の前でも申し上げております。観光立県と口では唱えているが中身は草が繁茂し3メートルから5メートルもある、歩道が実際は30センチぐらいしか空いていない、沖縄県の夜の歩道は危険を伴う、昼は歩けるが夜は車道から歩いている場合も実際にあるのだと、国道に対しても維持管理についてはちゃんとやってもらいたいと強く要望しております。そういう意味で沖縄県全体の視点から強く要望してまいりたいと思っております。南風原は担当の皆さん方ががんばって、2カ月に1度、月に1度と頻繁に草刈りをしています。県が1、2回する費用で5、6回となるとむしろ南風原町の負担過重になるということがありますので、委託する前に県が観光立県をとなえるからには環境整備で草刈りもやってもらいたいと今後も継続して訴えてまいりたいと思っております。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 町長、どうもありがとうございました。県道は県のということでありましたら、1回では少ないですからぜひ強く要望されて2回、3回行えるように要請をお願いいたします。
(3)に移りたいと思います。清掃ボランティアと言うよりも各地域でボランティアの方々が南風原町内に今5団体あると答弁をいただきました。那覇市では土木業者や建設業者、または通り会とかいろいろな方々が市と協定を交わしているとあります。南風原町はまだ5カ所しかその協定を交わしていないということで、まだまだ美化の活動が足りないかと思っております。やはり町主導になって担当窓口で多くの各団体、業者会を集めてやってもらいたいと思います。例えば商工会や各種団体にも呼び掛けてやってもらいたいと思うのですが、そういう呼び掛けをしているかどうか答弁をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。
○まちづくり振興課長 金城敬宝君 南風原町のボランティア団体の募集でございますが、これにつきましては商工会にも呼びかけをしております。特に南風原では、国道や県道通り会ということで町管理以外の道路が多いものですから実施要綱に合わない部分がございまして締結ができない状況となっております。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 ありがとうございます。業者会においては、年2回ですか大きな清掃作業を行って500名、600名の方々が参加しているとは伺っており本当にありがたく感謝いたしたいと思います。ただやはり日常的な国道や県道の清掃作業に関しては、地域のボランティアが大きな働きをするかという感じがありますので、ぜひ町の広報誌など町がリードしなければなかなか集まらないと思います。ぜひよろしくお願いいたします。これで1番は終わりたいと思います。
質問事項の2番、電柱移動と通学道路のグリーン歩道設置について質問をいたしました。(1)と(3)は一括答弁をいただきましたけれども、町道にグリーンベルトを設ける場合には4メートルは確保してからになると思いますけれども、通学路で歩道がない所は白線も何もない状態でありますので、子供たちが片側に寄るといっても結構はみ出しがありますから、とにかく白線を引いて一つの方向性を作ることはいいのではないかという感じはいたします。例えば4メートル50や5メートルであっても1メートルぐらいの通行帯を設ける必要はあるのではないかと思いますし、それによって事故も減るのではないかと思います。片側に通行帯・グリーンベルトを設けることによって子供たちもそこを歩きますので、その観点からも事故が少なくなると思います。グリーンベルトを設置する予定はないかどうか答弁をいただきたいと思います。
○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。
○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。町道の白線、グリーンベルトの件でございますけれども、先ほど答弁がありましたように警察署、道路管理者の南風原町、沖縄県、学校関係者と一緒に4小学校校区の安全点検を行っております。そのなかで学校からは要望があったようでございます。ところが、幅員の関係で5メートル未満であるが故に白線を1メートル引いた場合には4メートルあるいは4メートルを切る道路については、一方通行というような規制になってくると与那原署から意見がありました。そのなかで今回、南風原小校区においては、兼城公民館前と南風原中央線と町道4号線の交差点部分2カ所に白線を引いております。これにつきましては、できれば今年度内にグリーンベルトをやろうかと計画しています。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 どうもありがとうございました。1カ所でもいいからまずはやってもらって、それを検証してもらって、次の段階に活かせるかどうかあると思います。ぜひ実施をしてもらいたいと思います。よろしくお願いします。
それから町道47号線ですが、おかげさまで今舗装をやっていまして道路が幅広くなり本当に良かったと町民も喜んでいます。ありがとうございました。その町道47号線の幅が広くなって交通量も多くなっておりますけれども、そのなかに未整備部分が100メートル以上あり、その4カ所ほどで電柱が道路側にはみ出ております。その電柱のおかげで対向車が通り過ぎるまで片側一方は停まって待たなければいけない状態であります。これだけの交通量を見込んでいるのですから、この電柱をどうにかできないか。なかには道路の真ん中にあるのではないかというぐらいの所もありまして、電力と交渉してもらって中の方へ移動してもらいたいと思いますので答弁をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。
○まちづくり振興課長 金城敬宝君 答弁いたします。町道47号線でございますけれども、国道から現在整備中の部分で、今提案しているのはその後の未整備部分のことだと思います。確かに現場を見たところ5本の電柱が立っております。ちょうど中間あたりに1本だけ確かに道路にだいぶ入っているような状況のものがございまして、現場を見てみると側溝があり道路内ではどうしてもこれ以上寄せられない、今後移設するのであれば道側にしかできないのかと感じます。これについては電柱占用者と再度協議して可能かどうか含めて検討していきたいと思っております。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 4、5カ所、だいぶ道路に出ておりますけれども、そのうち1本に関しては著しく車道に出ている感じの電柱であります。地域にお願いすれば地域の地主も理解を示してくれると思いますので、ぜひ移動して欲しいと思います。町のほうで力強く交渉してもらいたいと思います。よろしくお願いします。
続きまして町道11号線になりますけれども、県道241号線から町道11号線へ入った左側にNTTの電柱が立っています。これに関しては、平成24年9月に質問をしまして、平成25年3月にも再度やりました。平成24年9月定例会の答弁では12月までには撤去しますというような答弁をいただきまして、それがされていない状況でありましたのでまた今年の3月に再度質問をしたわけでありますけれども、いまだに撤去されていません。平成24年9月から1年以上も放置されているかたちでありまして、どういう理由でそのようになっているのか答弁をお願いいたします。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。町道11号線入口の所にあります道路側にはみ出すような格好の電柱ですが、これにつきましては今年の3月に一般的な協議では進展がなかったものですから正式文書で移動の文書を出しております。その時点で早めに対応するとのことだったのですが、いまだ動いていないということです。県道との絡みかと思っておりましたけれども、今回問い合わせた結果、答弁書では内容にまで触れておりませんでしたが、職員の人事異動に伴いその引継ぎがうまくなされていなかったという回答がございまして、これにつきましてはNTTも詫びをしておられ早急に対応していきたいとの返事でございました。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 県道241号線も工事がされて順調に完成へ向かっていますので、県道が完成しますと入口入ってすぐの電柱ですからどうしてもそこで詰まるかたちになってしまいます。片方は信号待ちで停車していて、そこは交差できませんから入ってくる側も停まるかたちになります。早急に移動してもらわなければ、町民が迷惑を被ることになりますのでよろしくお願いしたいと思います。その電柱移動に関して、NTTは例えば民有地に移動するのか、それとも側溝の所なのか施工方法をどのように考えているか分かる範囲で答弁をお願いします。
○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。
○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。施工方法ですけれども、建物等がありますので民地には非常に厳しいと、電柱を境界いっぱいに持ってきて側溝で切り回すような方法が可能かと以前に話を聞いております。以上です。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 60センチから70センチぐらいの移動になるかと思いますけれども、側溝のある所に電柱を持っていって側溝で切り回しするとなった場合には大雨のときにどうなるか心配がありますが、できる限りその地域の方々に協力してもらってどこか電柱が立てられる所があると思いますから交渉してもらいたいという感じがあります。ひとつよろしくお願いしたいと思います。これで終わりたいと思います。
3番、黄金森公園入口のトイレに洋式をについてですが、このトイレは全て和式になっているのですね。観光客が21号壕に行くためそこを結構利用しているらしいのです。そこが和式になっているため結構はみ出しがあると、汚れが酷いということで最低だとネットにも上がっていた事態があったようで恥ずかしい面であります。ですから、この和式を洋式に替えてもらい、そのほうが使う側も勝手がいいし汚れもないだろうと思いますので、ぜひやってもらいたいと思います。そこで、整備しますと答弁はいただきましたけれども、これはやはり急を要していますので早めに取り組んで欲しいと思います。答弁をよろしくお願いいたします。
○議長 中村 勝君 城間俊安町長。
○町長 城間俊安君 公園入口トイレの汚れについて苦情が多いと聞きましたが、私はむしろ逆に沖縄県内のトイレでは一番きれいだとお褒めの言葉はいただいております。苦言は聞いたことがありません。と言いますのは、トイレの清掃は毎日やっております。それがたまたま、朝から晩まで行事が重なったときに、この一日は汚れる場合もあろうかと思います。必ず毎日清掃しているのにこういう苦言があることには逆にいかがなものか。観光客、また保育園の子供たちを抱えてくる方々も、子供たちが急に用を足したいとなっても他の所では悪臭が漂っていて即園に帰りたい、このトイレには入りたくないとなると何度か聞いておりますが、南風原の公園のトイレはきれいで予備もきちんと整えられていると聞いており県内で一番だと自負しているものです。しかしながら、和式、洋式については状況に応じ見直すところもあろうかと思います。和式を好む方もいれば洋式を好む方もいますので、両方ともバランスよくもっていけるよう努めていきたいというのが現状であります。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 家庭においては洋式が主流でありまして、子供たちも洋式が慣れているのか分かりませんが和式が扱い難いわけです。前に寄ればきちんと用足しもできるかと思いますけれども、それが分からないが故にはみ出しがある。それが不評を買った事例もあるということであります。絶えず清掃員が清掃していますので町長が言われるように良いところもあるかと思いますが、たまたまのそういう事例もある、和式においてはそういうことがあるというものです。本部公園、宮城公園、和式混合でありますので、黄金森公園においても入口のトイレをぜひ早めにやってもらいたいと思います。再度答弁をいただきたい。
○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。
○経済建設部長 真境名元彦君 公園のトイレで和式のみとなっている所につきまして、現在は宮城公園と黄金森公園入口側のトイレとなっております。議員おっしゃるとおり、ここ近年では和式トイレで用を足すことができないという方々もいると聞いておりますので、できましたら新年度と言わずに本年度末予算関係を鑑みて早急に対応していきたいと考えております。
○議長 中村 勝君 7番 知念富信議員。
○7番 知念富信君 ぜひ黄金森公園入口のトイレも直してもらいたいと思いますのでよろしくお願いします。本当にありがとうございました。終わります。
○議長 中村 勝君 暫時休憩します。
休憩(午後1時50分)
再開(午後1時58分)
○議長 中村 勝君 再開します。順次発言を許します。10番 宮城寛諄議員。
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