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平成25年第7回臨時会 会議録
平成25年 (2013年) 第7回 南風原町議会 臨時会 第1号 8月22日
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日程 | 件名 | 備考 |
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日程第1 | 会議録署名議員の指名 | |
日程第2 | 会期の決定 | |
日程第3 | 採決 | |
日程第4 | 採決 | |
日程第5 | 意見書第10号 県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する意見書 | 採決 |
日程第6 | 決議第7号 県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する抗議決議 | 採決 |
会議録
○議長 中村 勝君 ただいまから、平成25年第7回南風原町議会臨時会を開会します。
○議長 中村 勝君 それでは、ただちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。
開会(午前10時01分)
日程第1.会議録署名議員の指名
○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって8番 宮城清政議員、10番 宮城寛諄議員を指名します。
○議長 中村 勝君 日程第2.会期の決定の件を議題とします。お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって会期は、本日1日間と決定しました。これから議案の上程に入ります。
日程第3.意見書第9号 米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書
日程第4.決議第6号 米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する抗議決議
○議長 中村 勝君 日程第3.意見書第9号 米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書について及び日程第4.決議第6号 米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する抗議決議についてを一括議題とします。まず、本案に関し、提出者からの趣旨説明を求めます。3番 赤嶺雅和議員。
○3番 赤嶺雅和君 意見書第9号。平成25年8月22日。南風原町議会議長中村 勝殿。提出者 南風原町議会議員 赤嶺雅和。賛成者 南風原町議会議員金城好春、同宮城清政、同宮城寛諄、同浦崎みゆき、同知念富信、同大城真孝。米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書 上記の意見書を別紙のとおり、南風原町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書 8月5日午後4時ごろ、米軍キャンプ・ハンセン訓練場内で、嘉手納基地所属の米軍HH60救難用ヘリコプター1機が墜落炎上する事故が発生した。日米両政府がMV22オスプレイの追加配備を強行しようとしていることに対し、県民挙げて強い反対運動を行っているさなかのことである。墜落現場は、住宅地までは約2キロメートルで、東側約1キロには沖縄自動車道が走っており、付近の松田区には保育所、幼稚園、小学校もあり、一歩間違えば住民を巻き込む大惨事を起こしかねないものであり、県民に大きな不安と恐怖を与えている。復帰後の米軍機の墜落事故は、県が把握しただけで昨年末までに43件に上り、今年5月の沖縄本島東の米軍訓練海域上でのF15戦闘機の墜落事故や今回の事故を含めると復帰後45件の墜落事故が発生しており、1年に1回以上墜落事故を起こしていることになる。このようななか、8月5日に墜落した救難用ヘリコプターHH60の同型機が16日に飛行を再開した。事故原因の究明、再発防止策が講じられていないなかでの飛行再開に沖縄の声を無視する日米両政府と米軍に対し、激しい怒りがこみ上げてくる。現在、県民の騒音・環境問題等に対する怒りと不安は増幅され、墜落への恐怖は現実のものとなった。あまりにも県民の声を無視し続ける日米両政府の対応は、言語道断で到底容認できるものではない。よって本町議会は、町民の生命・財産を守る立場から、今回の事故に対し強く抗議するとともに下記の事項が速やかに実現されるよう強く要請する。
記 1.事故原因を徹底的に究明し、その結果を速やかに県民に明らかにすること。2.事故原因の究明、安全対策及び再発防止策が講じられるまでの間、県内における米軍HH60救難用ヘリコプターの飛行を中止すること。3.日米地位協定を改定すること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年8月22日。沖縄県島尻郡南風原町議会。あて先 内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、沖縄防衛局長。
決議第6号。平成25年8月22日。南風原町議会議長中村 勝殿。提出者 南風原町議会議員 赤嶺雅和。賛成者 同金城好春、同宮城清政、同宮城寛諄、同浦崎みゆき、同知念富信、同大城真孝。米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する抗議決議 上記の決議を別紙のとおり、南風原町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。抗議決議文は、意見書文と同じですので割愛させていただきます。平成25年8月22日。沖縄県島尻郡南風原町議会。あて先 駐日米国大使、在日米軍司令官、在日米軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事、第18航空団司令官。以上、よろしくお願いします。
○議長 中村 勝君 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております意見書第9号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって意見書第9号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、討論を終わります。これより意見書第9号 米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書についてを採決します。本案について可決することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長 中村 勝君 次に、ただいま議題となっております決議第6号につきまして委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって決議第6号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより決議第6号 米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する抗議決議についてを採決します。本案について可決することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5.意見書第10号 県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する意見書
日程第6.決議第7号 県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する抗議決議
○議長 中村 勝君 日程第5.意見書第10号 県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する意見書について及び日程第6.決議第7号 県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する抗議決議についてを一括議題といたします。まず本案に関し、提出者からの趣旨説明を求めます。10番 宮城寛諄議員。
○10番 宮城寛諄君 意見書第10号。平成25年8月22日。南風原町議会議長中村 勝殿。提出者 南風原町議会議員 宮城寛諄。賛成者 南風原町議会議員金城好春、宮城清政、赤嶺雅和、浦崎みゆき、知念富信、大城真孝。県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する意見書 上記の意見書を別紙のとおり、南風原町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定によって提出します。
読み上げて提案いたします。県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する意見書 オスプレイの県内配備については、その安全性に対する大きな疑念から本町議会はじめ県内41市町村議会の全てにおいてオスプレイ配備に抗議する決議が可決され、昨年9月9日には「オスプレイ配備に反対する県民大会」が開催され、オスプレイ配備計画の即時撤回と普天間飛行場の閉鎖、撤去を求める決議が採択された。それにもかかわらず、日米両政府は、同年9月19日の日米合同委員会において「安全確保策」を正式合意し、安全宣言を発表して同年10月1日に普天間飛行場にオスプレイ12機を強行配備した。しかし、同安全宣言は、「できる限り」、「可能な限り」などの米軍の恣意的運用を可能にする条件つきのものとなっており、オスプレイ配備後に沖縄県が飛行合意違反と指摘した318件について防衛省は7月30日、「日米合意に違反する飛行の確証は得られていない」との検証結果を公表し、米軍が合意に基づき飛行していると繰返し述べている。このような状況下において、ラプター12機の暫定配備期間を延長した上に、さらにオスプレイ12機を追加配備することは、県民の思いを踏みにじる暴挙である。現在、県民の騒音・環境問題等に対する怒りと不安、墜落への恐怖は払拭されておらず、あまりにも県民の声を無視し続ける両政府の対応は、言語道断で到底容認できるものではない。よって本町議会は、町民の生命、安全及び生活環境を守る立場から、県内へのオスプレイ追加配備及び常駐化につながるラプター暫定配備期間延長に強く抗議するとともに、普天間飛行場の固定化に強く反対し、オスプレイ及びラプター全機の撤収と普天間飛行場の閉鎖・撤去を強く要請する。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年8月22日。沖縄県島尻郡南風原町議会。あて先 内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、沖縄防衛局長。以上です。
続きまして、決議第7号 平成25年8月22日。南風原町議会議長中村 勝殿。提出者 南風原町議会議員 宮城寛諄。賛成者 南風原町議会議員金城好春、宮城清政、赤嶺雅和、浦崎みゆき、知念富信、大城真孝。県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する抗議決議。上記の決議を別紙のとおり、南風原町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定によって提出します。抗議決議については、意見書と同内容ですので中身は割愛させていただきます。あて先が駐日米国大使、在日米軍司令官、在日米軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事、第18航空団司令官。以上です。
○議長 中村 勝君 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております意見書第10号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって意見書第10号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより意見書第10号 県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する意見書についてを採決します。本案について可決することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長 中村 勝君 次に、ただいま議題となっております決議第7号につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって決議第7号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これより決議第7号 県内へのMV22オスプレイ追加配備及び常駐化につながるF22ラプター暫定配備期間延長に関する抗議決議についてを採決します。本案について可決することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
○議長 中村 勝君 起立全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長 中村 勝君 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてをお諮りします。本臨時会において意見書及び決議が議決されましたが、その字句、数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決定しました。以上で本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
○議長 中村 勝君 これにて平成25年第7回南風原町議会臨時会を閉会します。お疲れ様でした。
閉会(午前10時18分)
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