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「南風原町地域エネルギービジョン」策定しました。
南風原町では、地球温暖化対策の推進を図り、持続的に利用可能なエネルギーとして、再生可能エネルギーの積極的な導入促進のため、地域の特性を活かした再生可能エネルギーの有効活用に関する総合的、実践的な「南風原町地域エネルギービジョン」を策定しました。
町内で作られた再生可能エネルギーを地域で活用する「エネルギーの地産地消」の基盤づくりや、災害時における非常用電源としての基盤づくり、再生可能エネルギー関連産業の創出及び振興による本町産業の活性化につながることを目的とします。
日頃の節電活動や、省エネルギー設備の導入、賢く使うことによりエネルギー使用量を削減し、低炭素社会を実現します。
本ビジョンは、南風原町の上位計画である「第四次南風原町総合計画(平成24年4月)」や、沖縄県の計画「沖縄県エネルギービジョン・アクションプラン(平成25年3月)」と内容の整合を図ります。
実施期間
平成26年度からの概ね10年間を計画対象期間とします。
将来像
「南風原町の特色を活かしたエネルギーの地産地消を推進するまちづくり」南風原町を取り巻く環境や課題等から、再生可能エネルギーを町内で創り町内で活用する「エネルギーの地産地消」の基盤づくりや、再生可能エネルギーによる地域振興を図ることが目的と言えます。
そこで、今後の本町における再生可能エネルギーの将来像を上記の通り設定します。
基本目標
- エネルギーを自給できるまちづくり
- 環境にやさしく、再生可能エネルギーをはじめとする多様かつ安定的なエネルギーを確保できる低炭素のまちづくりを目指します
- エネルギーをスマートに消費(省エネ)し、また、自らがエネルギーをつくるまちづくりを目指します。
- 災害時の非常時でも安心できるコージェネレーションの導入など分散型の電源・エネルギーの確保を図ります。
具体施策
- 太陽光発電の導入
- 太陽熱利用の導入
- 風力発電の導入
- 中小規模水力発電の導入
- バイオマスエネルギーの導入
- スマートコミュニティの実現
- クリーンエネルギー自動車の導入促進
- 地域の再生可能エネルギー産業活性化に向けて利益が還元できる仕組みづくり
- 再生可能エネルギー資源の導入により、エネルギー関連産業の醸成や連携による新たな地域産業の創出を図ります。
- 再生可能エネルギーの導入可能性について、実証実験の実施等により事業化を検討します。
具体施策
- 関連企業誘致の検討
- 地元企業の優先活用
- 再生可能エネルギーの実証実験
- 町民・事業者・行政の協働による施策の推進
- 町民・事業者・行政が協働して再生可能エネルギー利用に取り組むことにより、まち全体のエネルギーや自然環境保全に対する意識高揚を図ります。
具体施策
- (仮称)再生可能エネルギー推進協議会の設置
- 施策の進行管理
- 情報収集
- 普及啓発
南風原町地域エネルギービジョン [PDFファイル/5.05MB] 南風原町地域エネルギービジョン概要版 [PDFファイル/860KB]
お問い合わせ
産業振興課
電話:098-889-4430
E-Mail:H8894430@town.haebaru.okinawa.jp