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神里の舞方棒は、「イェークの棍(こん)」といって、本来は五尺三寸四分の櫂で演じるのを六尺棒にあらためたものだといわれています。
神里の棒の師匠であった金城関太郎翁(1904年生)の母方の祖父が、玉城村字志堅原の某氏より習い覚えたものです。
その祖父が神里の村人に教えているのを関太郎翁が18才の頃に傍で見て、修得したのが現在の神里の舞方棒です。
この舞方棒はまず姿勢を第一とし、打ち・突き手の多彩な技に特徴がみられます。
【特記】無形民俗文化財
【開催場所】南風原町字神里内
【開催時期】旧暦8月15日頃、地元の「十五夜遊び」
隔年(西暦の奇数年)11月上旬頃、「南風原青年フェスタ」など