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宮平の初代の獅子舞は首里王府から拝領したものであると伝えられていますが年代ははっきりせず、第二次世界大戦で行方不明となっていました。
舞い方には7種類あり、特に”三方(さんぽう)”は宮平独特の技で獅子舞の中核をなすものです。
宮平の獅子舞の大きな特徴は、大正時代に一時途絶えてしまったものの、昭和50年(1975年)に地域の人々の熱意によって見事に復活を遂げた「不屈の歴史」があることです。また、躍動感あふれるダイナミックな舞と、地域総出で盛り上げるアットホームかつ熱狂的な雰囲気も魅力です。
1.【歴史】180年以上前、尚育王の時代から続く「王府お墨付き」の風格
宮平の獅子舞の歴史は非常に古く、1830〜1840年代(琉球王国・尚育王の時代)にはすでに舞われていたという記録が残っています。さらに、時の王府の役人の前で披露し、その素晴らしさから「獅子頭」を賜ったという言い伝えもあるほど、当時から高い技術を誇っていました。歴史の深さが育んだ、気品と風格を感じてみてください。
2.【毛並み】他とは違う!麻(あさ)を使った美しい毛
獅子舞の「毛」の素材は地域によって様々ですが、宮平の獅子は「麻」を丹念に染め上げたものを使用しているのが大きな特徴です。独特の光沢とボリューム感があり、獅子が大きく動くたびに、毛並みが生き物のように美しく波打ちます。その躍動する毛並みの美しさも、見逃せない注目ポイントです。
3.【動と静】神聖さと荒々しさが同居する「巧みなストーリー性」
宮平の獅子舞は、ただ激しく動くだけではありません。最初は周囲を警戒するように静かに、そして徐々にダイナミックに大地を駆け巡ります。眠りから覚め、毛を震わせ、獲物を狙うかのように観客席へ突進してくるその「静」から「動」へのドラマチックな展開は、一瞬たりとも目が離せません。
【名前】宮平獅子舞・伝統芸能保存継承資料館 なーでぇら シーサー館
【住所】沖縄県島尻郡南風原町宮平785−1
【Tel】 098-889-6655
【公演時期】旧暦8月15日「十五夜遊び」など