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琉球石灰岩でできた井戸で、羽衣伝説が言い伝えられ、琉球国由来記(りゅうきゅうこくゆらいき)(1713年)と球陽(きゅうよう)外巻の遺老説伝(いろうせつでん)(1745年)に記されています。以前は生活用水として使用されていましたが、現在でも年中行事の際の拝所(うがんじゅ)として大事に守り継がれ住民の生活に密着しています。周辺からはグスク時代のフェンサ上層式土器や青磁、類須恵器が出土し、歴史的価値が高く評価される文化財です。
【特記】史跡
【住所】南風原町字宮城89-1
【駐車場】なし