南風原町の沖縄戦ゾーンでは陸軍病院20号の内部で、寝台が並んでいる様子や患者が横たわっている様子や、飯あげ(壕への食糧調達)の様子がリアルに再現されています。
実際に横になることができる体験寝台があり、20号中心部での手術の様子も再現されています。
また、壕の中から発見された品々も展示されており、実際に陸軍病院20号を見学した後に見ると、さらに当時の状況への理解が深まるでしょう。
また、奉安殿や忠魂碑の模型や、黄金森の壕の地形模型、壕関係年表などの展示や、特に実物の「穴の空いた砲弾の塀」や焼けただれたガラス瓶、砲弾で穴の開いてしまった着物などの展示は圧巻です。
写真資料やオリジナルの映像コーナーなど充実しています。
南風原町内のみでなく、県内の資料も数多く紹介しており、沖縄戦の動きを広く理解できるようになっています。