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平成25年第1回定例会会会議録(第2号-3)

2013年6月13日

 

 平成25年 (2013年) 第1回 南風原町議会 定例会   

第2号

3月6日 

  

 会議録 (一般会計予算に対する質疑応答)

 

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○議長 中村 勝君 これから質疑に入りますが、質疑は1ページから49ページまでの歳入予算と第2表地方債まで、それから50ページから145ページまでの歳出予算と給与明細書、その他の部分に区分して行い、関連のある質疑はどちらか一方での質疑でお願いいたします。この平成25年度南風原町一般会計予算の審査方法については、前年度に確認しましたとおり現状の連合審査方式での審査方法を運用改善することで現行の方法で審査することを全員協議会において確認しております。議員の皆様の闊達な質疑をお願いいたします。まず、歳入予算と第2表地方債までの質疑に入ります。質疑はありませんか。4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 いくつか質問させてください。この予算編成作業に携わった職員の皆さん、お疲れ様でした。私はこれまで何回かこの予算書と一緒に概要説明が届いたら質問も減るし議会運営においてもかなりスムーズにいくから早めに出してくださいとお願いしていました。残念ながら今年も今日しかもらっていない。そういったことで、これもぜひやって欲しいと思う。また、できると思う。なぜならば、今はパソコンがあるわけでしょう。入力しておけば次年度はその数字を変えればいい、新しい事業が出てきたらそれを加えればいい。だから、作業としてはそんなに難しくないと思う。できないことではなく、やる気だと思うので、ぜひ予算書と一緒に概要説明を出して欲しい。また新ためてお願いしておきます。

 それでは、予算書9ページ。9款からいきます。地方交付税が1,130万円減になっています。これは私の記憶違いだったのか教えて欲しいのですが、平成23年の交付税に基準財政収入額ですかその違いで後年度において交付されますということで説明があったと思う。その後年度が平成24年度、平成25年度ではなかったでしょうか。それなのに、こちらで1,100万円の減になっています。先ほど副町長から交付税が明許繰越になったと説明もあったのですが、もう少し詳しく説明してくれますか。実際に平成23年度の交付税支給されるものが、われわれの基準財政収入額でミスをしたのでその時の交付が減った、その額は確実に入ったのかな。それも含めて答えてくれますか。

 それから、13節の国庫支出金です。1億7,2765,000円増になっています。これも概要説明をきちんと出しておればチェックできるのですがそれができなかったので、改めて国・県の支出金なので国がいくらで県がいくらになっているのか、そしてそれは何の事業で伸びたのか説明してくれますか。歳出はあとでと議長が言っていますので、そのことについても後で質問します

 それから17節の繰入金。これは基金の繰入ですが、1億1,532万円を繰入します。これについてですが、少し辛口になりますが、町長、執行部の皆さんは補助金が付いたら事業をしましょうといった答弁がこれまであったと思う。議員の質問に対してなかなか良い返事が少なかったような気がします。今回、この繰入をして事業執行するものに、そういった町長が今まで答弁したものと違った事業があるのかないのか。基金を取り崩して財源に充てた事業があるのかどうか、それを答えてくれますか。これも先に言ったように、町長、執行部の皆さんは国・県の補助金が付いたらやりましょうというのがこれまでの答弁だったと思います。それからするともしそういうものがあったとしたら町長の姿勢が少し問われるかと思う。そういった面で答えてくれますか。以上。

 

 

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○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。まず概要調書、以前より議員からご要望があるのですが、実は毎年、各款項目の増減の大きいものを順に説明をさせていただいております。そういうことで、毎年完全に新しいものから作成しております。何も大意はございませんで出し惜しみしているわけでもないのですが、本当にタイトなスケジュールのなかで今日に間に合わせるのが精一杯だったということで一つご理解いただきたいと思います。

 それでは歳入のご質問ですが、まず地方交付税についてであります。お手元の資料2。先ほど概要説明のなかでもありましたが、県が示した試算表に基づいて試算を行っております。ご指摘の平成24年度の錯誤額、これも実は反映されております。おおむね3,600万円、要するに収入を多く見積もっていたわけですからこれを減じていると、にもかかわらずこの表の平成25年度と平成24年度基準財政収入額、左側のアルファベット小文字hのほうです。3,4938,000円。基準財政収入額は平成24年度の基準財政収入額よりも上回っております。交付基準額、この錯誤額は反映されておりますが、普通交付税は基準財政需要額と収入額の差額が交付されることになっておりまして、この増え方が前年度より収入のほうが上回ったということで、その差額による交付税の減額となっております。平成23年度の錯誤額が、平成24年度、平成25にも錯誤額として反映されております。その上での交付額の減となっております。交付税は毎年、多少、単位表や測定単位などが変わったりします。そのへんもありますので確実に毎年同じ数値が使われるということでもないとご理解いただきたいと思います。

 続きまして、歳入が105,7341,000円増額ということでありますが、これは財政総括の3ページから例えば自主財源が2億7,2199,000円の増、これは町税であるとか分担金であるとかです。依存財源が7億8,5142,000円伸びている、これは例えば子ども手当の国庫支出金の増などがあります。そして5ページでは、北丘小学校の大規模改造の補助金もあります。そういったことから105,7341,000円が伸びているということになります。主に民生、教育、そのへんの収入も伸びてきているということであります。それでこれと関連しますが、17款の繰入金。これにつきましては、財政調整基金が5,3316,000円前年度比増、それからもう1つもっと大きいものが職員退職手当特別負担金の引当金です。これは平成24年から平成26年まで3年間、約8,000万円余の調整負担金がございますのでそれに充当しています。予算書11ページをご覧いただけますか。特に前年度比として大きくなっているのが民生費、それから商工費、教育費がございます。民生費についても予算の概要説明でもありましたが、法人保育園、無認可保育園への町単独補助の増額、それから予防接種につきまして平成24年度までは補助対象が単独になったものもあります。そういった特に教育、民生、商工で一般財源も増額しているのが11ページの比較表で見て取れるかと思います。以上、概要でありますが、詳しくは後ほどご質問のなかで答弁していきたいと思います。

 

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議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 確認をしますが、平成23年度の交付税は間違いなく入っていますよね。それではこれで了解します。

 それから、数字的にはやり取りしませんが、概要説明で部長はどうこう話をなされていましたが、私はパソコンで入力されているのだからその数字を打ちかえればできるのではないかと思っています。新しい事業をそこに加えればいいのではないか。だから決して難しいものではないでしょう。前だったら手書きであるとか計算機で計算してどうこうとありましたが、今はそういうことはやらなくて済むわけでしょう。全職員がパソコンを持っているのだから決してできないことはないと思う。そういう意味でもう少し工夫して欲しい。皆で話し合って欲しい。そして、やる気でぜひその資料も出して欲しいと私はお願いしておきたい。部長がリーダーシップをとって、職員を指導して、それができるように。そしてそれが出てきたらわれわれも中身が精査できますから、皆さんに対しての質問ができる。その質問についても項目がかなり減ってくるだろうと思う。そういった面でぜひ、難儀であるが工夫して欲しいことをお願いして質問を終わります。ありがとうございました。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 町税の住民税、個人町民税で、3,700万あまりの増があるのですが、収納率は平成23年度と同じのようですが、町民税がこれだけ上がったのは何が要因なのですか。要するに、人口が増えたとか所得が増えたとかいろいろあると思うのですが、その要因をお聞かせください。少し大きいような気がしますのでそれをお願いします。

 もう1つは、民生部のほうです。未熟児の養育医療費負担とあるのですが、これは県から移譲された新しい事業とのことですけれども、これまでも県がやっている事業としてあったわけですよね。違いますか。これから見ると、新しい事業で委託されたとあるものだから、これまでなかったのかと思ったのですが、国が2分の1、県が4分の1、ということは残り4分の1は南風原町がということですか。そのへんをお聞きしたいと思います。

 

議長 中村 勝君 金城郡浩税務課長。

 

○税務課長 金城郡浩君 お答えします。町民税の伸びにつきましては、基本的に町民の所得が伸びているというよりもその基礎となる人数が増えているということと、退職者が増えた退職割当分の増、それから法人税の増、一番の伸びとしましては収納率の増によるものであります。以上です。

 

○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 未熟児についてご説明します。歳出が300万円ございます。負担金32万円を引いてそのうちの2分の1が国、4分の1が県、残り4分の1が町ということになるわけですけれども、未熟児医療の負担金には所得制限がございます。それに伴って、今まで県がやっていたわけですが5年平均で約300万円が歳出ですよと、13人程度ですね。この13人というのも5年平均ですので、約13人に対して300万の歳出があるのですけれども、1割程度の32万円については所得制限にかかる人たちがおおむね1割程度ありますと、これについては個人負担が出ますよというものです。この個人負担は3歳未満の子ども医療費からまたかえってくるわけですね。そういうことであります。

 再度ご説明します。未熟児医療については、県がやっておりました。平成25年度から南風原町で受けるわけですので、個人負担については町が当然1割程度分を受けるということですね。そういうことになります。

 

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○議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 町民税ですけれども、収納がちょっと多くなったという話もあったのですが、収納率は同じようにやっているのでしょう。平成23年度の実績で積算していますとあるわけだから、それはそれでそのままということになると思うのですけれども、収納率の問題ではなくて人数が増えるか所得が増えるかになると思うのです。所得が増えていると先ほど答弁はあったのですが、そう言っていませんでしたか。私はそのように聞いたのですけれども、所得が減っているという時代に所得が増えていると聞いたものだからちょっとおかしいと思ったので訂正があるのでしたらお願いします。私の聞き間違いかもしれませんので。

 

議長 中村 勝君 金城郡浩税務課長。

 

○税務課長 金城郡浩君 再度答弁するのですけれども、所得が増えたものではありません。住民税の課税客体の増によるものもあるのですが、所得が増えたものではなくて、主な増につきまして退職者の数が増えて退職割当の部分が増えたものによるものです。説明のなかには法人税も入っていまして、法人税の伸びによる増分も含まれております。それから先ほどの収納率ですけれども、平成23年度決算、要するに実績によって収納率を上げておりますので、予算としましては98.5パーセントを見込んでやっていたものを今回99.2パーセントに収納率を引上げたことによる増分が大きいということです。

 それから、法人税におきましても、法人税割が伸びていまして、一般的に大規模な店舗の設備投資が増えたのではないかとこちらでは考えております。以上です。

 

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。

(「進行」の声あり)

○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって歳入予算と第2表地方債までの質疑を終わります。

 

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 次に、歳出予算と給与明細、その他の部分の質疑に入ります。質疑はありませんか。4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 まず1点目ですが、予算の7款1項2目、国・県の支出金が5,3791,000円財源内訳に入っています。それを具体的に説明してくれますか。

 それから、同じ款項で19節に南風原町観光協会補助金が1,1735,000円計上されています。この財源のなかに、一括交付金が入っているのかどうかお答えください。

 それから、この事業は南風原にとっても活性化になって非常に重要なものだと思っています。それからすると、私はこの事業をずっと継続して欲しいと願っています。けれども、もし一括交付金が入っていたら、この一括交付金は10年ですのであと8年しか残っていません。もしこの一括交付金がなくなったらその補助金として交付している1,173万円が減額になるのか、あるいはそれがなくなることもあり得るのかどうか。先の話であるが、財政計画はきちんと立てなければいけないと思うので、また事業も行政がやる事業あるいは当初予算というのは継続が大事です。今年はやりました、来年は金がないのでやりませんでは困ると思います。そういった意味で、この事業は重要だと思う。それからするとずっと継続して欲しいものだから、心配なのであり得るのかどうか答えてくれますか。

 もう1つは、宮平学校線も予算書がよく分からないが皆さんの概要説明で1,800万円計上されています。話を聞いてみると、補助金が前年度1億4,160万円減になったということなのですか。概要説明17ページにあります。減になっていると記載されていますが、宮平学校線は全く国・県の補助金はないのですか。カットされたのですか。2,800万と皆さんの予算計上、これも減の話なのですか。私はこの事業が実施されるものだと理解していましたが、どういうことなのかもう少し詳しく説明してくれますか。

 それから、概要説明20ページ、予算書では108ページ。1,500万予算計上されています。けれども、歳出は計上されていますが概要説明からすると歳入で探せない。歳出予算では1,500万円組んでいるが、歳入で国・県の補助金があるのかないのか説明してくれますか。これは先ほども言いました、地域住民から要求があったものは国・県の補助金があるものはやりましょうというのがこれまで執行部の答弁だったかと思う。それからすると、どうも町長の誠意がこのなかに表れていない気がします。これを説明してくれますか。

 もう1つは、新川に道路整備をするのが私は分からない。この道路は、こども病院があって旧試験場の中を通って精和病院へ行く道路、県道240号線ですか、そこにつなぐ道路でしょう。新川住民は全くその道路は使用しないと思います。道路を開けて悪いとは言いません。けれども、もっと新川住民の要求があったものが優先されるのではないかと思います。それからすると、あの道路は新川住民はほとんど使わない道路です。なぜそこが優先して道路整備されるのか答えてくれますか。以上、答えてください。

 

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○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。7款1項2目の関係です。これも資料3をお手元にお配りしておりまして、その2ページで通し番号が付いておりまして18番から26番、観光産業振興事業です。そして、4ページの38番、これは南風原町の歴史を踏まえた平和で豊かな暮らしの構築事業ということでありまして、それに合計6,7238,000円が計上されております。沖縄振興特別推進交付金が5,3791,000円となっているということであります。

 続いての質問で、観光協会の補助金ですが、その補助金には交付金は充当されておりません。単費であります。

 3つ目の一括交付金。沖縄振興特別措置法に基づいての交付金10年間ということで、今年は2年目になるのですが、当然この一覧表をご覧いただいても分かるのですが義務的経費と言いますか人件費などにも充当されております。それはこの一括交付金ができる前からの事業もございました。それから、なかには投資的経費もございます。ですから、その時々の町の情勢、町民要求、そういったものも十分考慮しながら事業は有効に活用していくということを考えておりまして、とにかく一括交付金を有効に活用して町の福祉向上に努めていくという考えであります。今すぐ止める、続けるではなく、やはりその時々の情勢も考慮しながら考えていくと、必要なものはこれまでもやってきておりますので継続または再度検討するというのも出てくるかと思います。以上です。

 

議長 中村 勝君 真境名元彦都市整備課長。

 

○都市整備課長 真境名元彦君 それでは、お答えいたします。まず宮平学校線ですけれども、平成25年度の事業費が予算上かなり減額している理由としましては、国道329沿い、ちょうどパチンコ店の向かいになりますこちらの道路の線形を少し変更したために都計変更が必要になってきます。今は作業中でありますけれども、その都計変更が伴ってそれからまた事業の内容も変更する手続が必要になってくることから、最終的にこの事業に着手できるのが9月もしくは10月ぐらいだと見込んでおります。それから、その国道沿いにあります大型の物件、用地及び物件補償を行うには少し期間が足りなくなる可能性があることから、当初予算計上に繰越ありきの予算計上は難しいのではないかという判断で今回その用地・物件分の予算を見送ったことで減額となっております。それで物件調査は計上しておりますので、その状況如何によっては公社を利用しまして9月もしくは10月頃から物件の交渉に入りまして、次の年度、平成26年度でその部分を買い戻しをやっていきたいと考えております。

 もう1つ、予算書の新川の道路整備ですけれども、歳入では35ページの5目、土木費、県補助金のなかに石油貯蔵施設立地対策等補助金310万円とあります。歳出108ページ、15節工事請負費の1,500万円のうち新川地区の道路整備をこの石油備蓄の事業を充てまして、事業費として600万円。どうしてこちらが優先かと申し上げますと、石油備蓄というのはこの事業の採択にかなり条件がありまして、その条件に当てはまるのがこの新川地区だったということでご理解をお願いしたいと思います。1,500万円のうち残りの900万円については町道47号線整備の予算となっております。

 

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議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 安心しました。町長はいつも話をされるものですから、そのなかに入っているのか確認をしましたが、今説明を聞いて安心しました。今後も地域からの要請・要望については、公正・公平に取り扱って欲しいとお願いしておきます。

 それからもう1つ確認ですが、その財源は石油備蓄だということで、財源は町債も該当しませんか。更新については、起債も該当しないですか。それを答えてくれますか。できるだけそういったものを活用すれば、後年度に交付税が交付される可能性も高いわけでしょう。財源の確保からいってもあらゆる方法で活用したほうが得策だと思いますので、そういったものが可能かどうか。地域はおそらく要望していないと思うが、皆さんの考えで石油備蓄事業としてこれが該当するということです。その石油備蓄の条件というのがよく分からないので、それがどこがどういうかたちだともう少し詳しく説明してくれますか。

 

議長 中村 勝君 真境名元彦都市整備課長。

 

○都市整備課長 真境名元彦君 お答えいたします。起債がとのお話ですけれども、石油備蓄は毎年交付金が決まっておりまして、だいたい314万円、315万円程度ということです。従前は100パーセントの事業でやっておりましたけれども、近年、整備する箇所が増えたために実質的には単費を入れまして50パーセント程度の補助とみなして事業を進めております。規模的には多くても600万円程度ですので、金額が小額ということでおそらく起債には使っていないのではないかと思っております。企画財政に確認しませんとはっきりしたことは申し上げられませんけれども、従前から規模の小さいものは起債の対象としては外していた経緯がありますので、申し訳ありませんが確認をしまして委員会で報告させていただきたいと思います。

 もう1つ、石油備蓄の要綱がございまして、かなり厚めになっておりますが、申し訳ございませんが手元に資料がないものですから、一般的に町道認定されている町道、排水等ありますけれども、石油備蓄そのものの交付金の中身というのが、例えば国道329で例えばタンクローリーが事故火災を起こしたときに迂回ができるものとか、そういったいろんな要綱がございます。これにつきましても詳細は委員会で資料提供していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。2番 照屋仁士議員。

 

○2番 照屋仁士君 それでは何点か質問させていただきます。今回の予算で、昨年と違って一括交付金関連も組み込んだ予算編成になっているということで非常に大変だっただろうと考えますけれども、別表資料3で出されている一括交付金の事業約3億4,000万円で、新規事業も多数出ています。このなかで実施計画が前倒しでできたものがあるかどうかを教えていただきたいことが1点。また、昨年の平成24年度の一括交付金については、内諾が出るに当たって非常に時間を要したり大変だったという印象があるのですけれども、昨年使った6億6,000万あまりの事業で今3億4,000万ぐらいとなると、約3億2,000万の事業がなくなったのか、それとも効果がなかったのか。効果のところは決算で具体的には出てくると思うのですが、新しい事業が出てきているわけですからそのへんの対比が少し必要なのかと思います。備品を買ったとか事業が終了したものはいいと思うのですけれども、どういった事業が継続してどういった事業が終了したのか、この予算のなかで分かる方法はないか、この一括交付金関連について1点お願いしたいと思います。

 次に、総務の67ページ、選挙啓発費でございますが、今年度7月に参議院議員選挙があるということで参議院の選挙費は国または県をとおしてこちらに交付されると思います。啓発費については、一般質問でも取り上げましたが、今年度も185,000円ということで例年同様、選挙があるときもないときも同じ金額なのか。私は、一般質問のなかでも申し上げたとおり、何らかの変化があって然るべきではないかと思っているのと、またそれに併せてその委員の皆さん、ここで言うと具体的には明推協の委員の皆さんの謝礼金を上げることで活動が広がるとかそういったことがあったのかと思うのですが、そのへんの聞き取りなどはされているのか教えてください。

 81ページ、民生費の負担金のなかの認可外保育園運営補助金。説明資料14ページの19節の説明です。認可外保育園事業補助金で2園から補助を希望しない旨の申し出があって減額になっているとのことですけれども、その内容です。認可外保育園を補助していくのは非常に良いことだと思うのですけれども、要らないというそこがよく分からないのでその経緯を教えていただけたらと思います。

 

 

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議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。

 

○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、沖縄振興特別推進交付金事業のご質問に対してお答えいたします。まずお配りしています資料3の真ん中、ページの横に欄があると思いますが、こちらの空白については継続事業となっております。新規と書いてある分について平成25年度より新規で実施していく事業となっております。そのなかで実施計画に計上している事業ではなくて、前倒しで事業が実施できたのはどの事業かとのご質問でありますが、平成25年度予算に関する実施計画と申しますのは平成23年度に作成しました実施計画が平成25年度以降の事業計画になっていまして、今回新規事業で挙げた事業については全て前倒しで事業を実施していることになります。一括交付金の効果についてなのですが、今回の平成25年度予算を見ても新規事業をかなり計上しています。このことから、今までできなかった事業ができるようになったということで同交付金の効果があるのではないかと考えております。以上です。

 

○議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 では、私のほうからは、選挙啓発推進事業費についてお答えいたします。去った議会でも議員から質問がありまして、明るい選挙推進活動事業については、もっと増やしてはどうかとのご質問でした。確かにたいへん大事なことで、やはり投票率を上げていくためにはそういう啓発活動は大事だという認識をしております。質問の内容としましては、前年度と金額はどうかとのことですが、今のところ毎月1回、町選管の集まりがありそのなかでも話をしましたが具体的な取り組みについてまだ固まっておりませんで、事業費としましては185,000円、前年同様で組ませていただいています。ただ、どういう事業があるのか、相応しい啓発活動ができるのか継続して検討してまいります。

 

○議長 中村 勝君 上間 諭こども課長。

 

○こども課長 上間 諭君 それでは、お答えいたします。81ページ、負担金、補助金、交付金のなかの下から4番目です。南風原町認可外保育事業補助金。今回1,2202,000円計上してございます。先ほど概要説明もしましたように、町内には13カ所ございますが、希望確認をしましたところそのうち2カ所が希望しませんと理由書をいただいて今回の予算計上から外した経緯がございます。理由としましては、園の都合で今回要りませんとございましたので、今回当初予算は計上を見送った経緯がございます。次年度以降はまた希望すれば問題ないと思っています。今回は、そのように計上しませんでした。

 

 

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○議長 中村 勝君 2番 照屋仁士議員。

 

○2番 照屋仁士君 一括交付金関連で新規事業は全て前倒しであると、非常に良いことだと思います。今後も前倒しでできるものはどんどんやっていくのですけれども、なくなったもしくは終了した事業について答弁に触れられていなかったように思います。もちろん個別の件は委員会でやるので結構ですので、それはどうなっているのかを教えていただきたい。

 

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時21分)

 再開(午後2時22分)

○議長 中村 勝君 再開します。

 

○2番 照屋仁士君 では、そのへんは委員会で聞きたいと思います。法人保育園の件ですけれども、毎年希望を取っていて今回はその13園中2園に希望がなかったと要は減額になっているので2園がやらなかったことによって減額になったのか、それとも希望する項目が減ったとかそういったことがあるのかを知りたかったので教えていただけたらと思います。

 

○議長 中村 勝君 上間 諭こども課長。

 

○こども課長 上間 諭君 お答えします。平成24年当初は13園組んでおりましたけれども、今回は希望確認しまして2園外れたかたちになっています。これはまた人数によって異なりますので、それでも増減はしているかと思います。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 他に。10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 説明資料6ページ、予算書65ページです。戸籍住民基本台帳費2款3項1目、1138,000円減の主な要因はということで書いてあるのですけれども、住基窓口業務嘱託員4人配置で要するに多くなるわけです。コンビニの交付も多くなって運営負担金も多くなって、いろいろ多くなるのだけれども、しかし職員1人減による544万円の減と、臨時職員の1人減で100いくら減と、その減2つを足すと600万円ぐらいの減だけれども、トータル113万円しか減はないのだよね。ということは、プラスマイナスでそれだけになったと思いますけれども、この説明書から見ると職員が嘱託に替わったために減になったような気がするのです。実際の中身としてはそういうことなのですか。要するに、この住基ネットで例えば職員が窓口でいろいろ証明書を発行するよりもカードでやったほうが手間も省けるし費用も浮くということであったのだけれども、実際この説明書だけを見ると窓口業務嘱託職員4名配置したと、それだけ増えてはいるのですがいろいろあって、結局その中身では職員1人減による544万減になっていると、これが一番大きな原因だという理解でよろしいのでしょうか。要するに職員を正職員から臨時に替えたから減になったのだと、何も住基のこれを入れたから減になったわけではないと私は理解するのだけれども、それでよろしいのでしょうか。

 それからもう1つは、先ほど仁士議員からあった参議院選挙についてなのですけれども、予算書を見ると国から支出金のみで予算が組まれているのですが、こういう選挙というのは例えば一般会計からの予算を町から持ち出して、この選挙の投票率のアップにつなげるとかそういうことはできないのか。国からのものだけでしか選挙をやっていけませんよとなっているのか。前に一般質問で投票所を増やしてくれとか質問したことがあるのですが、国で決まったものだと確かそういう説明だったのですね。だから予算の組み方としてはそれしかできないのか。一般会計からいくらか出して投票率をアップするためにもっと事業を展開することはできないものか、それが2点目です。

 それから、南部広域の南斎場建設負担金は、2,0883,000円組まれているのですけれども、5ページの説明では減になりましたと、財政調整基金から繰り入れたので予算確保できたから云々書かれているのですが、この建設負担金というのは斎場の建物を造るだけの金額なのですか。私は前にも一般質問したことがあるのですが、市道が3本どうこうありましたよね。あれにもかかる費用なのでしょうか。その点をお聞きしたいと思います。

 それから民生部に1つお聞きしたいのですけれども、説明書15ページの自殺対策のための費用で需用費809,000円。パンフレットを購入とあるのですけれども、以前にも質問したことがありますがこれだけで自殺を防ぐことができるのか。では、このパンフレットはどう利用するのかと思ったのです。役場に置いておいて自殺しようとする人がこれをもらいに来てやめるのか、そうではないと思うのです。電話で相談するとかそういう相談員がいて、困っている人がそこに相談をするとかいろいろあると思うのですけれども、このパンフレットとはどういう利用の仕方をするのか教えてもらえますか。

 

 

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議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。住民基本台帳費でございますが、説明では嘱託の増やその他諸々で1人減との捉え方をなさったとのことですが、トータルでと言いますか、これは1年前に平成24年度の新年度予算を計上したときのそれぞれの職員の給与で積算しています。しかし、今年の人事、現在の職員、それらは給与の単価とかそういったのが全て違いますのでそれを網羅して結果的にそういった減になったということで、もろに1人が減ったからというわけではありません。そういうことではなく、それぞれの要因が重なって結果的にそうなったということであります。

 それから、南斎場の件です。議員がご確認あったように、それは全ての経費が建設負担金として含まれているということであります。

 

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時30分)

 再開(午後2時31分)

○議長 中村 勝君 再開します。知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 では私のほうから選挙費用についてお答えします。参議院議員選挙を控えている部分で啓蒙活動、広報活動ができないかという話なのですが、選挙費用については確かに全額県からきます。この分については、項目ごとに分けられていまして、これこれに使いなさいというものがあります。ポスターの掲示板の設置費用、広報誌の配布、システム使用料、公民館使用料とか機械使用料、あとはもちろん費用弁償等こういったかたちで決められていまして、先ほど仁士議員に説明した明るい選挙推進委員会の185,000円については町の単独で持っている費用となっています。以上です。

 

○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。予算書87ページの消耗品で809,000円の予算を組んでいますが、これについてはパンフレット70円の1万1,000部を印刷する予定です。100世帯に配ろうということで考えています。このパンフレットだけで対策ができるかとのご質問なのですが、チラシ等にそういうときはどこに電話とかそういう相談ができますという案内等あります。テレビ等のコマーシャルでも、1人で悩まずどこどこへとあると思いますが、ああいう感じのものですので、もちろん県としてもやっています。県も県だけではできないものですから、市町村も100パーセント補助しますのでこの啓発をやってくださいとのことですので、町としては平成25年度についてはパンフレットを全世帯にお配りしたいと考えております。

 

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議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 住基システム、基本台帳の減のところですけれども、いろいろあってそういうことになったとのことですけれども、ということはこの住基システムを入れてそれで費用が浮いたと、そういう説明でしたよ。そういうことにすれば窓口業務で要するに人数かからなくなる、住民も便利になるというようなことだったので、そのことでそれだけ費用が浮いた、予算が少なくて済んだのだというような説明はできるのですか。これから見ると、正職員がいなくなって嘱託職員が入って、要するに安い給料の方が入ってそれで金が浮いたのだとしか見えないのです。だからこの住基ネットを入れて利用者は便利になったかもしれないけれども、町としてそれにかける予算が減ったのだと、人員の配置ではなくて、正職員がそのままいたにしても減るんですよという説明があればシステムが入って良かったのだねとなるのだけれども、そうではないような説明ですからそのへんをもっと詳しく説明してくれないかと思うのです。人事異動などいろいろあって費用が減るというそれは分かりますけれども、結果的には職員1人分が減ったからとしか見えないものですからそれにしても500万あまりの職員が減って、台帳費としては138,000円しか減っていないわけですから、ということはトータル的に中身としては増えているのではないか。500万減っているのだけれども実際トータルしたら100万円しか減っていないわけですから、そう思います。

 それから南斎場の件ですけれども、全て含まれているとの答弁でした。ということは、豊見城市の3本の市道にかかる建設費、振興費と呼んでいたのですがそれにも南風原町から負担をするということですよね。組合で決まっているからそれだけ負担してくれと、出せというようになされているから負担するということなのでしょうけれども、しかし、南風原側からすれば建設費は皆が利用するものだからそれはそれで結構ですが豊見城の市道に南風原町から予算を出すというのはおかしくないですか。僕はそれがおかしいと思う。だって将来的には豊見城市道となって交付税の対象になって全部豊見城市に入っていくのですよ。あくまでも豊見城の市道ですからね。南風原町の町道でも何でもないわけです。予算の関係ですからたとえ話にしましょう。とにかくどうするか、入るのがおかしいのではないか。そのへんもう少し説明してもらえませんか。

 それから選挙の件ですけれども、先ほど明推協の185,000円が町からの持ち出しだとおっしゃっていました。それはそれでいいのですけれども、予算書を見ると18万いくらとは書いていなくて参議院選挙で何に使うと出ているなかで一般財源からゼロとなっているものですから、18万何がしか入っているのでしたらもっと増やして広報活動がもっとできないものかどうか。昨日だったか今日の新聞でしたか、那覇市が期日前投票を新都心のサンエーと金城地区のジャスコでやるのだと、それで投票率を上げるのだと出ていました。あの予算がどこから出るのか分からないけれども、今までとは違う方向でやるということは全く財源は那覇市のものではないかと、一般財源ではないかと私は思うのですが例えばああいうかたちで南風原町から出すことはできないものか。要するに、先ほどの明推協の18万が出ているわけですから実際には出せるわけですよね。国からのものだけで国政選挙をやりなさい、また県からきたもので県議選をやりなさいじゃないのですよね。そのへんを確かめたいと思います。

 パンフレットの件は、各家庭に配るということで分かりました。各家庭に配れば皆見るのでしょうけれども、例えば各字の掲示板に貼るポスターみたいなものなどちょっと長い間置けるようなものとかそういうものを考えてやってはどうかと考えますので検討してください。

 

 

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議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。まず住民台帳費でございますが、おっしゃるとおり自動交付機、住基カードの普及によって交付機を利用していただく住民の方が増える、そうすることによって窓口に来るお客さんが減る、それで当然業務の負担は軽くなっていきます。お客さんも手軽に交付が受けられる。これがコンビニ等進んでいきますと、それが一つの事務の軽減になって人間が減っていく、というのも見込んだ取り組みではあります。他市にあっては、窓口業務を民間に委託しているところもあります。そういったこともいろいろ含めて行革、経費も削減しながら住民サービスも向上、仮にそういったことができるのであればそれはそれに越したことはないということでの今後も見据えた平成25年度の9月を目途にコンビニ交付も開始する予定ですのでそれも見据えた対応だということではあります。

 南斎場につきましては、分担金のなかにそういった振興費も含まれているということでの負担金の割当だということで今回の予算計上になっているとご理解いただきたいと思います。

 

議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 私のほうから選挙費について再質問にお答えします。選挙費につきましては、投票所の経費、期日前投票所の経費、開設所経費、選挙公報発行経費、候補者の名簿掲載経費、ポスター掲示経費、項目ごとに決められていると先ほど話しましたが、そのものを全部出しまして県に申請してくるわけですけれども、確かに寛諄議員おっしゃるように投票所が増える分には出ないかというと、それはまた別の話だと思います。期日前で投票所を増やす分は出るのかもしれませんが、記憶が定かではないのですが町の有権者の数に応じて投票所の数は決められていまして、ポスターの掲示場所についても決められているということがありますので、そのへんを確認してそれができるのかというのがまず1点あります。それと今の投票所を増やす件については、私たちも選挙管理委員の皆さんと議論はしていますが、それが有効なのかそのへんの手立てが実際南風原町に合っているのか、場所はどこが適当なのか具体的に決まっていないと言いますか議論が深まっていない部分もあります。ですから、まず投票率を上げるには何が一番必要なのかを決めて、それが今言う県からの補助に入るのか、そのへんも含めて再度検討していきたいと思います。

 

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議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 選挙については、これだけ使えますということで人口割とか広さとかいろいろあることは前から聞いています。それで例えば南風原で投票所は何カ所と、ポスターが何カ所と決まってその予算がくることは分かるのですけれども、プラスアルファで予算は組めないのかなということです。これはあとで調べてやってください。できるのかできないのか。やっちゃいけないということであればプラスアルファできないわけで、もしできるのでしたら一般財源からでもやって欲しいと思うものですからそのへんは調べて欲しいと思います。

 それから葬祭場の件。分担金に含まれているからということだったのですけれども、そういうことではなくて、分担金に含まれているお金が南風原町が本当に出していいものかどうか。要するに、他市町村の道路を造るものにお金を出していいのかどうか。分担金だから出しましょうではなくて、それはそれであるとしても他市町村の道路を造るのに他の町村から金が出せるのか、南風原町が出せるのかどうか。今度はそれをやろうとしているのですから、そのへんが気になるところです。それはどうなのですかと言っているのです。

 

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時45分)

 再開(午後2時45分)

○議長 中村 勝君 再開します。国吉真章副町長。

 

○副町長 国吉真章君 私も斎場の幹事の1人ですが、構成6町の副市町長で構成しているメンバーの1人ですが、今の質問の直接南風原町が豊見城市に負担金を出すということではなくて、斎場の一部事務組合に一旦分担金として計上すると、正に那覇市・南風原町環境施設組合と全く同じ形態です。直接行政から行政にということではなく、また地財法とか自治法だとか他市町村に直接負担を求める、要請することは禁じられていますが、今の事例は一部事務組合に6市町が負担金分担金として一旦支出をしてそこから組合がということで、斎場ですから一般に言う忌み施設ですのでどうしても地域住民の理解なくしてそれはできません。都市計画決定をする際にも、条件として地域住民のコンセンサスを得た、了解を得たことが前提で都市計画決定がされることも聞いています。そういう仕組ですので、今回はそれに則って計上しているということです。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。11番 大城 毅議員。

 

11番 大城 毅君 2点お伺いしたいと思います。1つは今も議論になりました南部市町村圏事務組合への負担金ですけれども、今の副町長の答弁は、そこを経由してそこの事業として別の自治体に補助金として支出されるものだから、直接南風原町から別の市町村にお金がいくわけではないから適法だとの答弁だったかと思いますが、それは形式であって中身としてはやはり2,000全部が斎場建設の費用にいくのではなくて振興費の名目で別の市町村にいっているのは明白なのです。今問題になっているのは、迂回すればいいのだというような論理のようですけれども、果たしてそうなのか。それを地方財政法はどこで認めているのか、ぜひそれはお聞かせいただきたい。私は、地方財政法の28条2項で、地方公共団体相互間における経費の負担関係というのは釈迦に説法で皆さん方のほうが詳しいのでしょうけれども、ここで言っているのは当該事務処理に要する経費の負担を転嫁し、その地方公共団体相互の間における経費の負担区分を乱すようなことをしてはならないというような規定ですので、結果として迂回してであれ直接であれそういうことはしてはならないと理解すべきだと思うのです。これがそうではないというのであれば、その根拠を示していただきたいと思います。

 それからもう1点は、具体的な予算書の数字ではないのですけれども、この間、私も何名かの町民の皆さんから南風原町の公共工事の発注入札事務に関して改善して欲しいと要望を何度か受けているわけですけれども、今回の予算の計上、今年度はその点でそういった声を受けて何らかの改善、手を加えるというような改革がされているのかどうか。もし変えるのであればその点をお聞かせいただきたいということと、町内業者を可能な限り活用して欲しいというのはどこの市町村でも同じ認識だと思うのですけれども、ただ、その町内業者という場合の意味の取り方がどうも合致しないというようなことが実態としてあるようで、その点で町内業者の捉え方はもっと明確に透明性のある、極端に言うと例えば点数でもって入札参加する場合100点必要で、もちろん入札金額がウエイトを占めるのは当然だと思いますが金額に60点、残り40点のなかで町内業者かそうでないか、町内業者である場合には例えば20点、その20点の中身がどういう場合は何点、つなげて20点になるとこういうふうな

 

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時52分)

 再開(午後2時53分)

○議長 中村 勝君 再開します。

 

11番 大城 毅君 いずれにしろそういった改善を考えているかいないか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。

 

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○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時53分)

 再開(午後2時54分)

○議長 中村 勝君 再開します。国吉真章副町長。

 

○副町長 国吉真章君 では、1点目の南斎場の件で、根拠法令条文のどこにあるかということですが、それについては今すぐ何法の何とは手持ちがありませんので、時間をいただいて調べさせていただきたいと思います。事例的に申しましたのは、例えば今年の予算で環境施設組合の背後地の公園は総事業費の5パーセント、残りの4億円を使って那覇市が組合に拠出して、それをまた組合で執行するという事例と似たケースということ。南斎場の3つの市道整備についても、市の主管課で実際にこういう都市計画を執行する際の県との調整あるいはそれを決定した6市町の理事会でも一定の議論を経てその問題はクリアしていると聞いています。そのへんはまた資料を揃えて委員会等でご報告させていただきたいと思います。

 2点目の町内業者の定義についてですが、それをいろいろ現状にそぐわないという声が聞えると、それを受けて見直す考えがないかという質問だと理解していますが、それについては町の職員、管理職で構成する資格審査委員会がありますのでそこでの議論を経てということになります。その質問については、ここでの議論を経てということですので、やる場合には実際何が問題なのか、不都合があるのか、私どもは私どもで資料収集をして、そういう声が現にあるということであれば、今の時代にそぐわないということであれば、それは検討も必要があるというのであれば議論してみたいと思います。以上です。

 

 

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○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。

 

11番 大城 毅君 斎場の件に絞りますけれども、今事例として出された那覇市・南風原町環境施設組合の事業については、あれは組合で事業をして、環境の杜ふれあいも、これから整備する公園も組合の財産なのですね。両市町の構成する組合の財産なのです。南斎場の関わっている支出の件とは全然違うわけです。組合が同じように例えば周辺の環境整備をしてやすらぎの場を造るとかそういうことであれば同じだと言えると思うのですけれども、これは明らかな別の公共団体の財産を形成するわけですからそれは例としてはそぐわないと思います。その点は指摘して、根拠を改めて示していただけるとのことでありますのでそれを期待したいと思います。終わります。

 

 

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○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時59分)

 再開(午後3時08分)

○議長 中村 勝君 再開します。6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江君 2点質問させてください。予算書の83ページです。一般会計財政総括概要の8ページ、45番、地域子育て支援拠点事業とあるのですが、1953,000円減額になっています。町長からも施政方針で南風原町は高齢化ではなくて若年層が多いと聞いているのですが、地域子育ては大事な事業だと思うので、減額になった理由をお願いします。

 寛諄議員と重なる部分になるのですが、自殺対策事業でパンフレットを作るということで809,000円上がっていましたけれども、昨年度より372,000円減額になっています。これはコスト的に少なく済むということでこうなのか、他の事業がなくなったのかお聞きしたいと思います。またこの事業のなかで各家庭に配るとお話がありましたけれども、それ以外にもコンビニエンスストアなどそういった所にチラシや、DVでしたらカード型でよく置かれているのですけれども、そういったことまでできないかどうかお聞きします。お願いします。

 

○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 2点目から先にしますけれども、自殺対策については809,000円ですか、これは去年からありました。去年は、ちむぐくる館や部落に配ろうということでやっております。これを県全体で持っている予算の、人口割でだと思うのですけれども、今回はこの金額しかありませんということでなっています。パンフレットを作って各世帯と考えていましたけれども、もし今の意見の他にできるようであれば考えていきたいと思います。取り敢えずは70円の単価が決まっていますので、それを減らしてやれるかどうか検討させてください。以上です。2つ目はちょっとお待ちください。

 

議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 地域子育て支援事業というそのものが、1つの事業で言えば8万6,000円の減になっていますので、先ほどの数字は他のところもまとまっていると思いますのでこれについては委員会で説明させてください。すみませんが、よろしくお願いします。

 

 

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○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江君 それでは、子育て世代からすればそういう事業はできるだけ多くやっていただきたい要望ですので、詳しいことは委員会でお願いします。

 自殺対策事業は、できる限りそういったかたちでいろんな方面から自殺対策ができるようにお願いしたいと思います。このあいだの新聞にも載りました、沖縄県の寿命が女性も3位に転落ということで、それの主な原因が生活習慣病だけでなく自殺が大きな要因にも入っているということです。沖縄はかなり自殺率が高いとのことですので、そういう点からもできるだけ南風原町としても事業をやっていただきたいと思います。終わります。

 

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。12番 浦崎みゆき議員。

 

12番 浦崎みゆき君 それでは、1点だけお願いします。説明書20ページで南風原町名人制度というものを創設とのことですけれども、これはどのような活用の仕方をしていくのか、そしてまたその上にウルトラマンのことが書かれておりまして、何か誘致活動を行いというのはPRをするという意味なのかそれとも何か施設を造るということなのか、それだけお願いいたします。

 

○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。

 

○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。まず1点目の南風原町名人制度創設事業ですけれども、南風原町にはいろんな巧みの技を持っていらっしゃる方がいると思うのです。これから修学旅行の観光生徒を受け入れする場合において、いろんな体験メニューを作らなければいけないわけです。現在では絣の織り、あるいは農業体験、いろんなものがありますけれども、例えばそば作りだとかいろんな技を持っている方がいるのではないかと、そのためにこういった名人制度で探していろんなメニューを作っていこうというのが事業の目的であります。

 ウルトラマンのヒーローのまちづくりなのですけれども、町民会議も立ち上がりまして先日、フォーラムも終えました。そして、ふぇーばる物産展においては土曜日の午後から中央公民館においてウルトラマンの上映もやっております。これは円谷プロダクションからDVDを借りて定額の半額ぐらいでやっていただけました。今考えていますのは、金城哲夫さんの功績を町民でもなかなか知らない方がいらっしゃるものですから、金城哲夫さんの功績を出していこうと、そのあとについてくるのがウルトラマンとかそういうことですよというもので、これから町民会議あるいは観光協会が立ち上がりますので一緒に、またこれがどういうかたちで観光客を誘致できるかこれからやっていこうというような事業でございます。今からでございます。1つは脚本賞など設けたらどうかいろいろ意見は出ておりますけれども、これから町民会議と一緒に詰めてまいりたいと思っております。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。

(「進行」の声あり)

○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって歳出予算と給与明細書、その他の部分の質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第21号 平成25年度南風原町一般会計予算については、総務民生常任委員会に付託いたします。なお、総務民生常任委員会と経済教育常任委員会におかれましては、各所管に属する歳入歳出予算の事務事項について審査を行い、3月15日金曜日、午前10時からの連合審査会を予定しておりますので、同連合審査会に審査報告書を提出していただきますようお願いいたします。また、今本会議で答えられなかった部分につきまして委員会で答弁すると答えた宿題を抱えている行政当局の皆さんは、委員会できちんと説明をするようにしていただきたいと思います。

 

○議長 中村 勝君 以上で本日の日程は全部終了しました。本日は、これで散会します。お疲れ様でした。

 

散会(午後3時20分)

  

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