9月10日は「下水道の日
なぜ9月10日が「下水道の日」なの?
1年を通して、短い時間に多くの雨が降るのは8月から10月の台風シーズンです。中でも9月10日は立春から数えてほぼ220日目にあたり、昔は二百二十日(にひゃくはつか)と呼ばれ、大きな台風が来る日とされていました。大雨に備える特別な日のひとつだったのです。
この台風シーズン中の特別な日が下水道の「雨水の排除」という役割となじみがあるということで、9月10日が「下水道の日」と定められたのです。
下水道の役割
下水道は日頃、あまり私たちの目に触れることがないため、その存在を肌で感じることはありませんが、私たちの日常生活や経済活動によって出される汚れた水が自然や街の中に拡散しないように集め、きれいにするとともに、大雨による被害から人々の生命や財産を守る働きをしています。
下水道が整備されると・・・
・川や海がきれいになります
家庭や事業所から排出されるさまざまな汚水(水洗トイレ・台所・浴室・洗濯水)を排水路に直接流さず、汚水処理施設でまとめて処理し、川や海へ流すので水質汚染を防止します。
・清潔できれいなまちになります
排水路へ生活排水が流れ込まないので、蚊やハエの発生が少なくなります。
・安全なまちになります
大雨が降っても、速やかに川や海に流すので浸水の心配がなくなります。
排水設備は各家庭で
公共下水道が整備されても各家庭や事業所の排水設備を公共下水道へ接続する工事が必要となります。そのため、排水設備工事指定店(町役場指定)への工事依頼をお願いします。なお、南風原町では工事資金の補助金制度や無利子の貸付制度もありますのでお気軽にご相談下さい。