◆将来像の実現
都市計画マスタープランは、将来目指すべきまちの姿を「将来の都市像」として定め、行政のみならず、事業者や各種団体な様々な主体が共有するまちづくりの目標を設定します。
◆協働のまちづくりの推進
住民参加により策定されることで、様々な主体が都市の課題や方向性について協力し合い、協働によるまちづくりを推進するための指針としての役割を担います。また、住民や権利者の理解と関係地権者の理解と関係者の都市計画への参加を容易にするため、都市の将来像を明らかにし、都市の将来像の共有化を図ります。
◆まちづくりに関する事業の推進
都市計画マスタープランは、土地利用、市街地形成、道路、公園、緑地、景観などの都市計画法に基づく事業の決定・変更など具体的な実現化方策を示すなど、まちづくりの事業を推進するための指針となります。
◆広域的整合性をもった計画づくり
広域的なまちづくりを行う際、国や県、周辺市町への理解と協力を得るための指針としての役割を担います。
リラスト:みんなで進めるまちづくりの話
(国土交通省 都市局 都市計画課)
都市計画マスタープランの位置づけ
■都市計画マスタープランは、都市計画法第18条の2に基づく計画で、「市町村の都市計画の基本的な方針」を定めるものです。
沖縄県が策定する「那覇広域都市計画『都市計画区域の整備、開発及び保全の方針』」や本町の「第五次南風原町総合計画」などを上位計画としています。
都市計画マスタープランの構成
◆都市計画マスタープランは、上位計画による位置づけや将来像、将来人口を示すまちづくりの目標、町全域の土地利用や市街地形成、交通体系などを示す全体構想、町内を地域別に区分した地域別構想で構成します。