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平成26年第4回定例会 会議録(第4号-2)

2016年8月16日
 平成26年 (2014年) 第4回 南風原町議会 定例会   

第4号-2

12月18日 

 会議録

 ○議長 宮城清政君 再開します。通告書のとおり順次発言を許します。13番 玉城 勇議員。

 

〔玉城 勇議員 登壇〕

 

13番 玉城 勇君 一般質問の最後を務めさせていただきたいと思います。3点についてお伺いしたいと思います。1点目に、待機児童解消計画について(1)町の待機児童解消に向けて認可保育園の創設や分園の促進、保育定員の増員等を計画したいと以前の一般質問で回答がありました。個別・具体的な計画についてはどのように進めているかお伺いします。

 2点目。町内各公園の毒性樹木の管理についてお伺いします。(1)公園内に毒性の樹木である夾竹桃が植栽されておりますが、管理は十分に行っているか。(2)公園内の毒性樹木に注意書きの札を取り付けているか。(3)公園内の毒性樹木の植栽場所によっては伐採する必要はないか。

 3点目。沖縄鉄軌道と関連するLRTの計画についてお伺いします。(1)本島南部地域は、観光関連施設等も多く点在し、都市化が顕著な地域であります。定時・定速性確保のために新たな公共交通システム導入が課題とされています。鉄軌道やLRTについて南部市町村の検討はどのような状況か。(2)2015年度までの県の計画策定に向け、南部市町村の計画策定も必要ではないか。(3)那覇市、南風原町、与那原町の1市2町での検討も必要と思うがどうか。以上、お伺いします。

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議長 宮城清政君 副町長。

 

○副町長 国吉真章君 それでは、質問事項1点目、待機児童解消計画について(1)にお答えします。待機児童解消に向けて現在、町子ども・子育て会議において解決方策を検討しているところです。今年度末に子ども・子育て支援事業計画としてまとめる予定で、そのなかで待機児童の解消・解決方策として認可保育園の改築や分園、小規模保育等、そして認可外保育園の認可化による増設などを順次計画的に配置できるよう検討してまいります。

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 質問事項2点目の町内各公園の毒性樹木の管理について(1)と(2)は関連しますので一括して答弁します。町が管理している公園には、夾竹桃や沖縄キョウチクトウが植栽されています。特に沖縄キョウチクトウについては、マンゴーのような実がなることから、落下する前に切り落としています。また、注意喚起のためにラミネート張りした注意書の札を木に取り付けています。(3)です。幼児の利用頻度の高い遊具広場内のベンチや休憩場所の横にある沖縄キョウチクトウについては、撤去してあります。

 質問事項3点目。沖縄鉄軌道と関連するLRTの計画について(1)にお答えします。南部市町村の検討状況については、島尻地域振興開発推進協議会で市町村担当者の連携した組織の発足に向けた準備を進めているところです。(2)についてです。今後、島尻地域振興開発推進協議会での各市町村担当者による会議において、計画策定については議論してまいります。3点目です。平成25年度より本町と那覇市、与那原町の担当者において任意による勉強会を行っております。以上です。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 それでは、1点ずつ再質問をさせていただきたいと思います。まず1点目の待機児童については、先ほどまでずっと質問がありますのでできるだけ重複しないよう質問をしたいと思います。計画をなさっていますけれども、その現在の計画によって待機児童が解消できるのかどうか。それと待機児童が先ほどの説明では運用を含めて298名いるということでありますけれども、皆さんの計画している人数はどれぐらいの待機児童が平成31年まで発生してくるのか。その数からまず教えていただきたいと思います。

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○議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 再質問にお答えします。まず、人口増とかそういうものも含めて潜在的児童と言いますか、就業時間等も月64時間ということになりますのでそれ含めて予定として176名増える予定でおります。結論として平成31年までには待機児童ゼロを予定していますので、それに含めて平成27年から随時分園、定員増の見直しあるいは保育所の改築、小規模保育事業等への移行等を考えて、平成31年までには待機児童ゼロを目指しています。あくまでも答申をまだ受けていませんので、そういうことで考えているということで報告しておきます。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 人数の確認をしながら質問しますけれども、今、定員が1,270名、弾力運用が203名で1,473名が入所されています。今現在、待機が95名ということで、平成31年までの新規整備によって待機児童がゼロになるとのことですが、これから5年間で増える子どもの数というのは176名になるのか。皆さんの新規整備計画と言いますか、まず保育所の定員見直し、それから保育所の分園、公立幼稚園への4歳児の移動、それから保育所の改築、小規模保育事業等いろんなものを総計しますと800名ぐらいの定員増になると思うのですけれども、その定員増の828名ですか、それと現在の1,270名をプラスすると約2,000名になります。176名増える予想とはどういう数字なのか再説明をお願いします。

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○議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 ご説明します。この12月定例で何名かの質問にお答えしていますが、確認しますと今の定員より弾力運用で増やしているのが203名ですので、今1,473名認可保育園におります。先ほど質問のなかで、インターネットで確認したと思いますがいろいろ新規とか増員とか828という数字がございます。まず今いる203名は、その中に入っているわけですね。要するに、1つ保育所の定員数を増やすと、15.9パーセント弾力化している人が203名ですので、この203名以上には定員が増やせる予定です。まず子どもの数を引かなくちゃいけないわけですね。またその中に幼稚園へ入る5歳児の人数も入っています。そして、就業時間数の64時間まで広げるわけですから、広げて増えるのが先ほどお話した176名です。それをひっくるめて、例えばこの828の中には今ある保育所の増改築で90名が120名でカウントされていますので、30名近く上に上げるとそういうかたちでおります。その足した数字828がそのまま増えるのではありません。要するに、改造や認可に移ったり、小規模に移ったりして、トータルすると828ですよという数字ですので、それだけで完全に施設の人数が増えるという計算ではございません。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 それでは、幼稚園に保育してもらう児童が60名予定されていますね。これは5歳児が250名、平成27年は想定されているようですけれども、その数は当たっているのかどうか。皆さんの資料を見ますと、5歳児の子どもが250名ありますね。1号と2号、3号で420名ですか。そういうものがあるのですけれども、幼稚園にも60名入所してもらって、176名増えるという想定なのか。それも含めて平成31年には待機児童ゼロという数字になるのかもう一度お願いします。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。まず勇議員がお話しているのは、第6回の会議資料の6ページだと思います。そのなかに平成28年と平成29年に公立幼稚園の4歳児保育を2カ所程度増やすという案がございます。それについては、希望ですので保育に欠けない人たちも当然入ってきますよね。保育に欠ける人たちがこの人数全部だということでもないわけです。子育て全体として捉えているわけですから、ですから、これとこれを足すとちょうど合うとも言えない部分があるのです。認可外の保育所もそういうかたちのものですので、176名というのは保育に欠けると認定した人の数字がこれだけ増えるでしょうという考え方です。これとこれを足したらいくらになる、またこれを引くとかというものがありますので、単純に足し算だけで828でもない。今ある施設を改築して定員も増やしながらというのもこの人数の中に入っているということで、一つずつやれば合わせることはできると思いますが、今の部分では説明できませんのでそういうことで報告といたします。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 もう一度確認しますけれども、現在の認可外保育園を利用している子どもたちについての585名ですか。これについての数字は入っているのか。認可外については、計画のなかには入っていない数字になりますか。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 ご説明します。これについては、認可外保育園に入園している方々からアンケートを集計しております。現在、町内に397名いて、そのなかで月64時間以上働いている方を要するに町として認可しなければいけませんので、それが176名ですよということですね。実は認可外にいるのだけれども、64時間以上働いている方が176名、町あるいはそういう認可保育園あるいは小規模保育などに措置、入所させなければいけない数字という考え方でございます。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 南風原中学校校区と南星中学校校区に分けて検討されていますけれども、この資料から見ても約400の数字が出ていますが、地域のバランスがあって、仮に南風原中学校校区で児童が多いという場合に、保育所は南星中学校校区にお願いしますという調整も検討しますとあるのですが、そこらへんはどのような検討をなされていますか。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 中学校校区で2つに分けて集計している数字でお話していると思うのですが、これについては現在この数字でありますと、認可保育園がどこに何カ所ありますというのが現状あります。次はどこが増えるかということも出てくると思うのですね。今は南風原中のほうが多い数字になっていると思いますので、将来も見据えなければいけないわけですからバランスも取りながら、今回すぐに決めるのではなくて平成31年までに人口の伸びとか園によっては小規模保育等どこが増えるのかまだはっきり見えておりません。これも勘案しながら進めていくということです。最初でどこと決めて進めるのではなくて、年度ごと検討しながらやる必要があるのかと考えております。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 5年分を一遍に考えているものですから、話がややこしくなる部分もあるのですけれども、人口増加の計算式で子どもが何名増えていくかというのが難しいと思うのですがしかし、バランスもありますし子どもの出生によってどんどん増えていくのであれば0歳児、1歳児が増えていくということもあります。それから、そういう子どもたちを受け入れる側の無認可保育園もたぶん継続していくだろうと思いますし、それから私立の幼稚園についてどう捉えていくかがあります。それによっても人数はだいぶ変わってくると思います。その全体を網羅しての計画だと思うのですけれども、やはり分園あるいは新規の場所によってだいぶ変わってくると思うのです。近年、保育園を選ぶというのも出てきておりますよね。この保育園に希望するということもありますから、その調整も非常に難しいだろうと思うのですけれども、そのへんも含めて協議していかなければいけないと思います。ですから、新規整備の計画がどうなっているのか分かりませんけれども、その協議を平成26年度で決定して平成27年度以降から既に工事に入るわけですけれども、その途中で見直しとか再調整が出てくると思いますがそこは協議の中に入っているのかどうか、それをもう一度お願いします。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。まず今回の計画については、平成26年度中に作って県・国に報告しなければいけません。ですから、これについては平成31年までにゼロになるような、児童の数を予想していくつの施設を増やすとかそういうものを入れなければ計画は作れません。それについて今、計画しているところです。先ほど議員からもあったように、どの保育園に入園するか1番から3番まで希望が言えるわけです。あるいはまた兄弟組がいたりしてこの園以外には行きませんという方もなかにはいるわけです。そういうことで、担当課としてもなかなかうまくはめられない。先ほどから言っていますように、弾力化で伸ばしてもそこには行かないとか保育士の数と園の数とうまく合わないということもあります。そういうことを考えまして、希望されるのはどこが多いのかというのも1つの課題になりますので、これも含めて平成27年から進めながら、平成29年に再度見直しをするということで計画書のなかにも織り込む予定でございます。以上です。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 その分で最後の質問をさせていただきたいと思います。これから5年間の見直しや分園、改築等々ありますけれども、今10園、新認定も含めて11園の保育所の希望確認は取られているかどうか。それぞれの年度によって改築したり分園したり、あるいは南風原中学校校区、南星中学校校区と分けられておりますが、各園の希望確認と言いますかとりまとめはやって、その了解をもらっているのか。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。議員の手元にあります新規整備の町全体の計画ですが、認可園等についてはいつごろ何名をということでアンケートやヒアリング等をしております。小規模保育等いろいろ数や人数を入れているのですが、これについては認可外がまだ小規模だったら小規模保育というようにやっているところが少ないものですから、先ほども回答したとおり、今月の25日に糸満市へ視察に行って希望やそういうものを調整して、逆に小規模等については町から積極的にやってもらえるようお願いしていくということで、こういう数で増やしていかなければ待機児童ゼロにはならないという計画でございます。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

〔玉城 勇議員より「休憩願います」の声あり〕

○議長 宮城清政君 休憩します。

 休憩(午後1時56分)

 再開(午後156分)

○議長 宮城清政君 再開します。13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 それでは、再度確認しますけれども、現在の9園と新規に認定しようとしている園含めて、この確認は取られているということですけれども、希望しない園があるのかどうか教えてもらえますか。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。認可園は10園ございます。宮平保育所を抜いて10園あります。そのうちで7園は分園か増改築を希望していますけれども、3園は今のところ難しいと回答がございました。3園は今のところ手を挙げていないということですね。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 では7園はこの計画のなかに入っている、3園は今現在希望していないということであれば、この計画のなかに入れないということになりますか。そういうことになるのですか。それで待機児童が平成31年にはゼロになるわけですから、そこに割り込んでくると逆に需要バランスが取れなくなってきますけれども、残りの3園については希望しても無理なのかどうか。

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○議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。ご質問は、現時点で3園は手を挙げていないけれども、あとで希望がある場合どうするかという質問になります。これは平成27年から事業をいろいろ進めていきます。小規模保育等も勘案して、このとおりいけば3園は駄目ですよということになるかもしれませんが、その途中で小規模保育がなかなか増えないとかということになると、どうしても残り3園へ逆にお願いするとか、そういうことで一応決めたあとは変更できませんという計画ではありません。また、平成29年には再度見直しも検討して、再度計画を作り替えが可能だと考えております。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 分かりました。やはり新規に入ってくる保育所、特に小規模保育事業ですけれども、今5カ所を予定して75名。新規にできるだけ参入してもらうように、それだけ保育の質が確保できると思いますので、できるだけ多くの事業者に参加してもらうようぜひ進めていただきたいと思っております。それから、平成29年度に見直すとありますけれども、多くの方が子どもたちを引き受けて質の高い保育を進めていただきたいと思います。ぜひ強力に取り組んでいただいて、この事業ができるだけ早めに達成できるようお願いしたいと思います。以上で終わります。

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 2点目にいきたいと思います。町内の公園において、特に今回は夾竹桃を取り上げておりますけれども、先ほどおっしゃったように夾竹桃と沖縄キョウチクトウの2種類について質問をいたします。本町の全ての公園に夾竹桃が植えられています。黄金森公園、宮城公園、本部公園、神里ふれあい公園、全ての公園にこの夾竹桃が植栽されております。それぞれ注意書きがかけられておりますがしかし、たぶん沖縄市の県立公園で子どもが沖縄キョウチクトウの実を食べて嘔吐したというところから注意書きがされていると思います。その夾竹桃の木そのものがそれだけでいいのか。あるいはもっと管理しなければいけないのか、そのへんの協議が庁舎内ではどのようになされていますか。

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○議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。南風原町の公園、黄金森公園、宮城公園、本部公園、神里公園、その4公園のうちに沖縄キョウチクトウにつきましては黄金森公園、宮城公園、神里公園にございます。本部公園に沖縄キョウチクトウはございません。夾竹桃につきましては、黄金森公園、宮城公園、本部公園、夾竹桃については神里公園にはございません。その毒性のある夾竹桃ということで、先ほど議員からお話がありましたのは昨年9月に1歳児が沖縄キョウチクトウの実を口の中に入れて急きょ病院へ搬送されて、状況確認のために一日入院されたという事例がございました。南風原町にしましても昨年から対策を講じてきております。まず、注意喚起の札関係を沖縄キョウチクトウ及び夾竹桃に貼り出して注意を促しているのと、もう1つは、沖縄キョウチクトウはマンゴーをちょっと小さくしたような色のきれいな実がなることから、こちらにつきましてはまだ青く小さいうちに実を全部除去しております。口に入れることがないようにですね。そのような対応を昨年からやってきております。また、実の除去につきましても、切り落とし損ねたものがあるのかどうかの確認も南風原の公園につきましては毎朝午前中で全ての公園の清掃で作業員が回りますので、その際に沖縄キョウチクトウの実の取り残しがないか、また下に落下しているのがないか確認をしながらその管理をやっております。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 (1)と(2)を一緒に答弁されていますので、一緒に質問しますけれども、夾竹桃以外の樹木にこの注意書きがかけられている、そのへんは確認したのかどうか。これは宮城公園でありました。先ほど各公園の樹木については、おっしゃったとおりであります。確認しましたので答弁のとおり間違いないです。しかし、樹木の間違いがありましたのでそれは確認していただいて、付け替えをしなければいけないと思います。そこで、沖縄キョウチクトウの実について説明していますけれども、両方の木の樹液が本来一番毒性があると資料に書いてあります。両方とも特に樹液の毒性が高い。しかも一番毒性の強くなる時期は、花が咲く時期なのです。ですから、仮に子どもたちが野球をしてボールを逃がしてそこに入り込んだ場合、その枝を折ったりして顔や手にその樹液が付く可能性があるわけですけれども、もちろん公園のなかには枝を折ってはいけないもの、樹液に触れたらかぶれる可能性があるという説明はありますけれども、実際飛び込んだらそれは見ないですからね。注意書きの札も何本かに1本しかかけられていませんので見えない場所もあるわけです。そこらへんで管理が十分なのか。まず、今かけられておりますけれども、それで十分なのか。先ほどは沖縄キョウチクトウの赤い実の話がありましたけれども、それとは別に樹液の件についてはどのような管理を考えておられますか。

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○議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。先ほどご指摘のありました違う木にということにつきましては、現在、昨年立てかけた看板関係がまだ読み取れはしますけれども紫外線などで色褪せてきたりしているものもあり、ただいま随時新しいものに交換しておりますので、その際に確認しながらやっていきたいと考えております。大変ありがとうございます。確かに夾竹桃の実以外に沖縄キョウチクトウもですが、樹液にかなりの毒性があるとありまして、各公園の注意書きにつきましては沖縄キョウチクトウの実については危ないですよと注意書きと、議員からご指摘のありました花にも毒性が強いことを認識しておりますのでその方面についても別の注意書きを設置しております。また、夾竹桃につきましては、木にはなくて下部からかなり枝分れして増えることがありまして、一本一本に注意書きをかけることは困難ですけれども、昨年よりは密集して感覚を狭めて注意書きを設置するように進めておりますので、さらに強化していきたいと考えております。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 (3)の伐採について質問をしたいと思います。伐採については、もちろん沖縄市の事故もありましたし、身近に夾竹桃が植栽されている、なおかつ道路の植栽、生垣等にも植栽されておりまして、身近にあるものですから、それを見た特に少年野球をやっている親御さんたちがこれの伐採ができないかという要望があるわけです。近隣公園、子どもたちが利用する場所についての夾竹桃の伐採ができないかどうか。黄金森陸上競技場周辺は、景観も非常に良い、花もきれいです。あそこには子どもたちもなかなか突っ込んでは行かないだろうと思いますけれども、そういう注意書きをもっともっと目に見えるようにやればできるかと思います。しかし、子どもたちが遊ぶ場所については、先ほど遊具の周辺は伐採したとありますけれども、グラウンド周辺の伐採もできないかどうか、それについては今後どういうふうに考えていますか。

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○議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。夾竹桃の伐採につきましては、昨年の1歳児の件がございまして、南風原含めまして県、各市町村もこの伐採について検討なされてきましたけれども、いまだ伐採についての結論が出ていないような状況であります。と申しますのは、夾竹桃は台風時の強風とかそれに伴う塩害関係にかなり強い木のために、広範囲に植栽されていることがありまして、公園のみだけをすぐ伐採していいものかどうかについてまだ議論を出し尽くしていない状況にございます。それで南風原町につきましても、ただいまその注意関係で事故が起きないように今のところ看板関係、実を事前で切り落とすという作業をしております。今後、県内の状況を見ながら、特に少年野球とか小さな子どもたちが遊ぶ多目的広場の外周の夾竹桃をどうするかについては、議論していきたいと考えております。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 この議論についてですけれども、県と歩調を合わせていくわけですか。南風原町独自で伐採についての協議はできないものなのですか。確かに夾竹桃の花はきれいです。これは沖縄キョウチクトウで、沖縄市の公園のものですね。非常に色も良いです。高速道路とか生垣にこういうきれいなものがありました。一般の場所はいいとして、子どもたちがよく遊んでいる場所についての取をどうしたほうがいいのか。県の協議を待ってやるのか、南風原町は独自でその場所だけは撤去するとかそのへんの話合いはもてないのですか。

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○議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 本来、県だけではなくて他の市町村につきましてもそういった結論がまだ出ていないことから、私どもも現在のような管理をしながら状況を見ている次第ではありますけれども、今後、町内独自で進めるべきかについては庁内で議論してまいりたいと考えております。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 植物の毒性についてのいろんな書籍があるのですが、夾竹桃は青酸カリよりも毒性が強いというのがあるのですね。もちろん濃縮しなければいけないと、いろいろ書いてあるのですが、ただし、おもしろいのにこの夾竹桃の花言葉があります。「危険、近づくな」なのです。書いてあるとおり。危険ですよと、夾竹桃自体が訴えているわけです。こういうのを持ってこられると少し議論しなければいけないのではないかと思いますので、ぜひ部長おっしゃったように本町での議論を進めて、新しい樹木を植栽するとか検討していただきたいと思います。ぜひ、町長、お願いします。

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 それでは、次に移りたいと思います。沖縄鉄軌道とLRTであります。今月、6名で熊本、鹿児島へ視察に行きました。行った理由は、今年の8月に島尻地域振興開発推進協議会で町長はじめ南部の首長の皆さんたちが同じような鹿児島、熊本を視察されておりまして、その場所に私たち6名も調査に行きましていろいろと勉強してまいりました。沖縄県が鉄軌道を那覇から名護まで1時間で行けるという整備計画で敷設しようと国へ要請しておりますけれども、実は2015年までには県の案をまとめるというのがございまして、それに基づいて南部の首長の皆さんも調査に行かれたと思います。本来、地元からももっと検討して、あるいは提案をすべきではないかという思いがあります。そこで、南北縦断が鉄軌道として、東西を結ぶのがLRTという考えだと思います。それについて町長はじめ南部の首長の皆さんがどのように考えておられるか教えていただきたいと思います。お願いします。

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議長 宮城清政君 町長。

 

○町長 城間俊安君 お答えします。勇議員がLRTの問題、鉄軌道の問題と、これに対して議員の皆さん方が視察に行かれたことに感謝申し上げたいと思います。と申しますのは、県は南北を縦断する鉄軌道としていますが、これに梯子のようにやっていくのが大事ではないかと、北から南に一本線も大事だが、これに結ぶ枝線、梯子が一番大事ではないか。結んでいくことで鉄軌道は生きていきますし、また南部においてはLRTを走らせることによって観光に結びつき、また今後、車の渋滞解消にもつながるのではないかと思います。またご先輩の皆さん方、お年寄りもLRTであればスロープがありますから階段の上り下りをしなくてもやさしいLRT。どういったかたちを取ったほうが私たちに合うのか、島尻地域振興開発推進協議会のなかにおいて3市長、町長も一緒に、さらにJAの代表の皆さん、商工会会長の皆さんも一緒になって、鹿児島、熊本を見てこようということでさせてもらいました。そしてまた、首長が中心になることも大事ですが、LRTの必要性、どういったかたちにすれば相乗効果をもたらすかについては協議会を発足すべきだということに至っております。そういう面では首長以外、担当の皆さん方が組織を結成するような諸準備をしようということで南部広域のなかでも話をもっております。そのように皆が歩調を合わせていかなければ素晴らしいLRTを持つことはできないのではないかと思って、さらにまた那覇市、南風原、与那原の1市2町においても職員が勉強会等参加させてもらっております。また、那覇市、南風原、与那原だけではなく、糸満、豊見城、八重瀬も含めて全体に視点を広げていくことも大事ではないかと準備を着々と進めておりますので、準備段階だとご理解お願いしたいと思います。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 町長、ありがとうございます。実際にはこのLRTは、4、5年ぐらい前からスタートしておりますけれども、この近年、県内でも急速に協議が進んできている状況にございます。先月は、町民ホールにおいてもアンケート調査がありました。これがアンケート調査の用紙ですけれども、このなかに平成27年の末までに県は計画案を策定すると、それに向けての各市町村との協議が進められていると、それから一般、県民からのいろんな情報、あるいは関係者からの情報を集めている最中なのですけれども、それが来年なのです。やはり本町としてもこういう取組をしなければいけないのではないかと思いまして質問しておりますが、南部の市町村長の皆さんが協議を始めているところだと、発足すべきであるとのことでありますのでぜひ早急にやっていただいて、私たちのほうにも協議の資料あるいは協議内容を教えていただいて、ともに取り組んでいきたいと思っております。

 次に移ります。先ほど町長もおっしゃっておりましたけれども、島尻地域振興開発推進協議会で今どのような話合いがなされているのかがまだ見えてこないものですから、どういった内容を協議されようとしているのか、その議論の内容と言いますか、どこまでやっていこうとされているのか、そのへんがもし今出ているのであれば教えていただきたいのでお願いします。

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議長 宮城清政君 総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 ただいまのご質問にお答えします。先ほど町長からもございましたように、現在、島尻地域振興開発推進協議会のなかで関係市町村の関係者を集めて、来月1月から勉強会を始めていこうというまだそういう段階でございます。市町村からはまちづくりの担当と公共交通の担当部署3市3町の職員にまず集まってもらって、これに県の交通政策課も参加していただいて勉強会からスタートしていくという段階でございます。これまで例えばわれわれもこのあいだ鹿児島、熊本を視察してまいりました。与那原町もそういうかたちで視察されています。県もいろいろやってきていますので、そういう視察してきたものの報告を交えながら、これから県が計画しています南北縦断の鉄軌道に絡めて、南部の新たな公共交通をどう整備していくかスタートしていく予定であります。

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○議長 宮城清政君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 来月、年明けから勉強会を始めていくとのことでありますので、特に県を含めて協議をしていくことは大事だと思います。3市3町で県も一緒になってぜひ議論を進めていただきたいと思います。

 今、課長からもありましたけれども、本町と那覇市、与那原町、1市2町での検討も目指しているということで、特に那覇・与那原間の昔の軽便鉄道がございます。そこについて特に与那原町が強力に取り組んでおりまして、どうしても南風原町を通って行きますから南風原がその協議に加わってはじめて南風原に駅を作るというのが大事であります。特にLRTとはコンパクトシティを作るということです。今後のまちづくりは、コンパクトシティになるだろうというその駅を中心としたまちづくり、そういう事業のためには那覇市、南風原、与那原の1市2町が共に行動していかなければこの事業が進まないという要素もございます。ぜひ3カ所でこの事業を強力に取り組んでいただきたいと思います。

 このLRT事業の目的にもありますけれども、少子高齢化の社会経済情勢、都市機能の拡散等、南部いろいろと町がありますがその課題を背景に接続可能な都市の実現のために集約型のまちづくりが求められている。集約型のまちづくりを実現する上でLRT等の都市交通整備は重要であると、国としてもLRTプロジェクトやLRT総合整備事業による一体的な支援を実施していく。それを受けての県のこれからの計画取組になると思いますけれども、やはりお年寄りが階段のない場所で乗り降りができることと、これからのまちづくり、そういったものを集約できるような事業になっていく。ただ単に乗物を走らせていく事業ではなくて、まちづくりも含めた、あるいは公共交通の電車もバスもLRTも全てを接続することによってそこに新しい町が生まれている、そういう事業でありますのでぜひこれから協議に入りますけれどもそのような事業を本町も与那原町も那覇市も一緒になって取り組んでいただいて、素晴らしい理想とするようなまちづくりを一緒にやっていければとオいます。ぜひそのように取り組んでいただきたいということで終わります。

 最後になりますけれども、私も一生懸命調査したり勉強したりしますけれども、できればともにテーブルを一つにしまして勉強会もやりたいと思いますので、情報共有をしながら取り組んでいければいいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。

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○議長 宮城清政君 以上で一般質問は全部終了しました。本日は、これにて散会いたします。お疲れ様でした。

 

散会(午後2時31分) 【一覧】に戻る

 

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