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平成26年第3回定例会 会議録(第4号-2)

2016年4月4日
 平成26年 (2014年) 第3回 南風原町議会 定例会   

第4号-2

10月9日 

 

 会議録

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 ○議長 宮城清政君 休憩します。

 休憩(午後1時52分)

 再開(午後2時00分)

○議長 宮城清政君 再開します。通告書のとおり順次発言を許します。1番 知念富信議員。

〔知念富信議員 登壇〕

 

○1番 知念富信君 では、通告書にしたがいまして3点質問をいたします。1.人口増への対応は(1)本町は、年々人口が増えている。校区見直し等の議論はされているか。(2)人口増加率で津嘉山小学校の生徒数と教室の空き状況を試算しているか。(3)65歳以上の人口比率は県内で最も低いと聞く。今後ますます若年層が増えると思われるが、通院、入院のこども医療費無料化を継続できるか。(4)津嘉山北土地区画整理事業で津嘉山区の人口増が見込まれるが、自治会を分離する考えはないか。(5)自治会には、加入率の問題がある。住民異動等の行政加入時に指導できないか。

 2.兼城十字路にモニュメント設置を、でございます。(1)兼城十字路の工事完了が待ち遠しいが、交番所跡地に花壇やモニュメント等を設置する考えはないか。(2)役場前道路の植栽は、道路完了後の予定か。また、早めの設置を要請できないか。

 3.南風原バイパスの進捗状況を問う。(1)南風原バイパス、与那原バイパスの工事完了次期はどうなっているか。(2)北丘ハイツ周辺の工事着手時期と新川十字路からの工程はどのようになっているか。以上、3問であります。よろしくお願いします。

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議長 宮城清政君 教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 知念富信議員の質問事項1.人口増への対応に関するご質問にお答えいたします。(1)でございますが、平成26年5月1日現在の小学校生徒数の過去5年間の生徒増加より10年後の平成36年を推計してみますと、津嘉山小学校で892人と予測されます。翔南小学校は、平成26年5月1日で45人と横ばいに推移すると予測されます。このようなことから、現段階では津嘉山小学校と翔南小学校の校区の見直しは議論しておりません。

 (2)でございますが、津嘉山小学校の平成26年5月1日現在、普通学級数が24学級あります。学校の普通教室保有数が21教室と7多目的教室ありまして、多目的教室を普通教室へ一時転用すると保有教室28教室で空き教室4学級となります。人口増加の予測人数の892人を学年単位学級数予測で見ますと27学級となりますので、現教室で対応可能と考えております。以上です。

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○議長 宮城清政君 副町長。

 

○副町長 国吉真章君 では、引き続き人口増への対応についての(3)からお答えします。(3)こども医療費の通院については、平成26年4月から中学生まで無料化をスタートさせて子を持つ保護者から大変喜ばれ評価をされております。今後とも制度の周知を図りながら、こども医療費の無料化については継続してまいりたいと思います。

 (4)ですが、これまで県営団地の建設や大規模な宅地開発等、範囲がある程度明確で一定規模の人口が集中した地域が形成される時に新たな自治体ができた経緯があります。こういう経緯も踏まえながら、自治会の分離については今後の進展状況を見ながら、地域の皆さんの意見を尊重すべきだと考えています。

 (5)についてであります。自治会加入促進として転入世帯を対象に住民環境課の窓口において自治会の仕組、活動内容、自治会加入のメリット等を紹介する自治会加入案内チラシを配布しています。また、町広報誌においても加入を促す記事の掲載を行っております。

 2.兼城十字路にモニュメント設置を(1)についてです。兼城十字路の交番所跡地については、道路工事による植栽等の状況を確認しながら検討してまいりたいと思います。

 (2)植栽マスの設置が完了している箇所については、樹種が決定すれば早めに植栽することは可能とのことでありました。また、樹種の決定については、地元自治会と役場の意見等も踏まえて決定していきたいとのことであります。

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 3.南風原バイパスの進捗状況を問う(1)についてです。南風原バイパスの進捗状況については、平成25年度末時点で事業進捗率約30パーセントとなっており、全線開通の見通しについては用地取得の一定の進捗など開通に向けた事業実施環境が整った段階で公表予定としており、今後も鋭意事業進捗に努めてまいりたい旨、南部国道事務所より伺っております。また、与那原バイパスの進捗状況については、平成25年度末時点で事業進捗率約50パーセントとなっており、与那原町字与那原から南風原町字与那覇間の延長1.7キロメートルについては、平成30年度に暫定2車線の開通予定と南部国道事務所より伺っております。

 (2)であります。北丘ハイツ周辺の工事については、平成26年度より一部下部工事等に着手し、今後も用地買収でき次第着手できるところから順次着手予定をしているようです。また、新川交差点付近の未整備箇所についても用地買収できたことから今年度にも整備予定をしている旨、南部国道事務所より伺っております。以上です。

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○議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 どうもありがとうございました。では、再質問を行いたいと思います。まず、津嘉山小学校の平成36年度の10年後は892人と予測をされているという回答をいただきましたけれども、現在の津嘉山小学校の生徒数は何名でございますか伺います。

 

議長 宮城清政君 教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 再質問にお答えいたします。現在の津嘉山小学校の在籍生徒数、平成26年5月1日で757人であります。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 757名と回答をいただきましたけれども、津嘉山小学校の平成25年度の年生は130人、平成26年度141人と年々生徒数が増えています。10年後892人と予測されていますけれども、津嘉山北土地区画整理事業がだいぶ進んでいる状況でありまして、そこには高層マンションなどが建っている状況であります。予測数の計算方式をまず伺いたいと思います。

 

議長 宮城清政君 教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 計算の仕方と言いますか、数値の出し方ですね。先ほど申し上げました757人から平成22年の区画整理がだいたい入ったころ、住宅が建ち始めたころの人数、生徒数を押さえまして703人、54人の差がありますのでそれを4で割って13.5人のかたちで1年あたりが出ています。現在の750人にその13.5人をプラスして10を掛けまして892人と算出してございます。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 分かりました。10年後135人増えて、教室は足りると予測されていますけれども、次の質問にもありますのでここは割愛したいと思います。

 翔南小学校は今現在451人の生徒数とありますけれども、10年後もほとんど横ばいの予想だと回答をいただいております。このままの状況では、津嘉山小学校と比べたら半分近くの生徒数でありまして、そのまま推移するのもいかがなものかと思っている次第で、何とか翔南小学校の生徒数を増やせないか思っているところであります。津嘉山は、まだ増えるのではないかと私は見ていまして、津嘉山は増える、翔南小学校は現在のままの450名前後の推移としていますが減る可能性もありますし、3小学校は増えているのに翔南だけは減っていくことになった場合、やはり格差が出ると思うのです。北土地区画整理事業が進んでいますので、この機会に国道507号バイパスから北側に向けて団地まで含めて翔南小学区に移す考えはないか答弁をお願いします。

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議長 宮城清政君 教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 ただいまのご質問にお答えいたします。学校校区の件に関しましては、やはり住民、保護者との合意形成と申しますかそれが大事だと認識いたしております。校区の見直しに関しましてはそれなりに準備など慎重な調査等々が必要だと認識しております。ただいまのご質問ですけれども、区画整理事業関係におきましては、部長から答弁がございましたように人数的な部分で考えますとわれわれの計算では先ほど答弁した数字でありまして、特に校区見直しという議論までいってございません。しかし、これはあくまでも予測でございますので、校区に関しましてはまず基本的に現在の普通教室が足りなくなった場合は増築、それでも足りなくなった場合は校区の見直しあるいは学校の分離、そういったものが出てくると思うのですけれども、現段階では津嘉山小学校に関しましてはまず増築で対応できる範囲はどれぐらいか検討いたしまして、増築で対応してまいりたい。それでもまだ予測で在籍数が増えることになれば、議員ご質問のとおりわれわれ教育委員会は校区見直し等も議論しなければいけない認識でおります。現段階で翔南小学校との関連については、確かに在籍は横ばい状態の予測でございますけれども、実質的には増えないという認識もあるわけですので、例えばこれは去った6月定例会でしたか大城真孝議員のご質問にも答弁したのですけれども、やはり保護者から通学上不便だと、合理性が悪いなどはっきりと確認して、何とか是正しなければいけないという教育委員会のなかでの議論等々が出ましたら、当然校区の見直しと言いますか修正と言いますかそういったことは念頭に置いてございますけれども、在籍数の増加による観点では現在われわれが予測している数字からは現段階で校区見直しまでにはいっていないとご理解をお願いしたいと思います。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 翔南小学校におきましては、大変厳しい状況でありますけれども、校区見直しもなかなか難しいとありました。本部、喜屋武、照屋の3地区において調整区域解除の話などありましたけれども、その解除が可能となれば人が増える要素はあるでしょうか、答弁をお願いします。

 

議長 宮城清政君 教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 再質問にお答えいたします。翔南小学校の生徒数は横ばい状態であると先ほど申し上げました。その計算は先ほどの津嘉山小学校と一緒で、現在の5月1日と平成22年の5月1日との差を求めましたらマイナスの状態できていますのでいわゆるマイナスということで横ばいと表現をしました。津嘉山は区画整理で増になってくる。翔南の校区も今後新しいファーマーズマーケットも設置をされますし、それに関連しての土地の利用形態の見直し等もあると思いますので、土地利用が活発になれば翔南小学校も増が見込めるのではないかという考え方を持ってございます。以上です。

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○議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 ありがとうございました。(1)は終わりたいと思います。(2)の回答は、普通教室が24学級、全体として28の教室があるので空き教室は4学級といただいております。年生が30人学級、年生が35人学級で、年生が40人学級の定員で、これから10年、15年後は増えることになると思いますので、空き教室は4学級とありますけれどもどのように対応する予定なのですか。

 

議長 宮城清政君 学校教育課長。

 

○学校教育課長 稲福 正君 ただいまの質問にお答えします。現在、24クラスありますが、多目的教室を転用しますと4クラス空きがあるということで、将来の10年後を見ますと27学級を予定しておりますので、まだ28学級の範囲内に入るということで現在の多目的教室に壁等を作りまして普通教室へ一時転用して当分の間は対応するということです。多目的教室については、その分、現在ピロティがある箇所に増築予定です。計画としては、平成28年度平成29年度ぐらいに予定ということで考えております。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 今日の琉球新報に豊見城市が載っておりました。豊見城市も市となって10何年だと思いますが、分離校が必要だとなっておりまして、4年間で3,700人住民が増えたとあります。上田小学校では区画整理があったために市街地となり分離校が必要だと記事にありました。私たち南風原においても土地区画整理事業がありますので、だいたい同じ状況だと思いますし、向こうでも対策は取ってきたのだけれどもどうしようもなく、やはり分離校が必要だという対応を迫られたと思うのです。皆さん方は津嘉山小学校を増築するなどで対応したい考えでありますけれども、人口増はある程度把握されているのかどうか。それでも大丈夫だという見解なのか答弁をお願いします。

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議長 宮城清政君 教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 ご質問にお答えいたします。議員に示していただきました豊見城市に関しましては、上田小学校がマンモス化してどうしようもなく分離だとのことでございまして、津嘉山小学校の状況とはまた若干違いますけれども、ただ、教育委員会といたしましては、先ほども答弁いたしましたとおり基本的には増築で対応できる分は対応してまいりたい。それでもやはり議員ご指摘のとおり増える可能性もあるわけです。われわれの計算以上に増える可能性もあるわけですから、そのときにはやはり校区の見直しあるいはまたもっと将来的に大きく増えていくのであれば当然、分離も手法として出てくるわけでございます。現段階では、私たちは取り敢えず現津嘉山小学校の中で対応できる分でまずがんばって、最初の答弁で申し上げましたとおり校区の見直しとなりますとそれなりに保護者の皆さん、地域の皆さんとの合意形成等々もございますので教育委員会としてはできるだけのことはやったのですけれどもそれでも間に合いませんので校区の見直しも議論させていただきたいと流れも作れるわけでございます。基本的にいくつか手法があるなかで、教育委員会といたしましてはまずは増築で対応したいものです。われわれの計算予測では、27学級になる予定を増築等で28教室までは対応できるので、取り敢えずそれで対応可能の判断をしているということでご理解をお願いしたいと思います。以上です。

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○議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 分かりました。これで(2)は終わりまして、(3)にいきたいと思います。県内で65歳以上の人口比率が一番低いと聞きました。南風原町が14.6パーセント、豊見城市が17.4パーセントということで、0.1パーセントでありますけれども本町が一番低い。ということは、一番若者が多い町になっていると思いますのでそのあたりをアピールする必要があるのではないかと思っております。町長、何かアピールすることはありませんか。

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議長 宮城清政君 町長。

 

○町長 城間俊安君 先ほどの学校校区等の問題においてもありましたが、20年前は津嘉山小学校941名でした。その時より今の津嘉山の人口は、2,000名あまり増えているのですが、むしろ今は児童数が減っています。人口は2,000名増えて子ども数は941から先ほどの750名あまりに減っている。さらに旧集落において子どもたちがたくさんいたのですが、そこから巣立って周辺に行かれた、こういう要因もあっての現状だと思っておりますし、教育長からありました校区の問題等においても並大抵の問題ではない、学校に通っている子、父兄の声は一番大事だということです。また翔南小学校の問題においても、喜屋武、本部、照屋、市街化区域編入に用途見直しの申請をしております。用途の見直し、地区計画をすることによって翔南小学校も先ほどの答弁では微増だとありましたが、それ以上に変わってくるものだと思っております。そういうことも含めて南風原町においては、14.7パーセントの高齢化率で県内一番の若い町であって、南風原に住みたいというこれに対して応えていけるように試行錯誤、学校の問題等においても大事にして、さらにまた若い子どもたちも大事にしていく。医療費の問題等においても今年の4月から通院費を無料化することによって子を持つお父さん、お母さん方から本当にありがたいと実感していると聞いておりますので、これに対して私たちも一過性で終わらせることなく、皆が喜び、また南風原に行きたいというような相乗効果をもたらすよう今後も継続してまいりたいと考えております。そういう意味では、南風原だけがやるのではなくて、21世紀長寿県を目指すのであれば、県も通院費無料化促進すべきではないかと、町が2分の1やりますから県もお願いしますという要請は以前から議員からも指摘されてやっておりますのでこれも継続してやっていくつもりであります。若い人たちに喜ばれるような、1人の子ではなく2人、3人も4人もと言えるような環境を作っていくのが私たちの務めだと思っておりますので継続してまいりたいと思います。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 どうもありがとうございました。南風原町は若年層が増えるなかで、こども医療費が増えることが考えられます。またこれからもどんどん新しいマンションが建ちますので、それにまた若者が入ってくると思いますけれども、一番懸念されるのはその無料の医療費でございます。その財政捻出です。今は基金を崩しているのか、それとも新たに何か捻出の考えはあるか伺いたいと思います。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。沖縄県内で中学校まで通院を助成しているのが14市町村あります。上から言いますと名護市、国頭、大宜味、東村、伊江村、伊是名、宜野座、金武、ここまでは北部ですね。中部以降が、嘉手納町と南風原町。離島で渡名喜、南大東、竹富、与那国の14市町村です。財源的には、去年の実績で7,200万円程度の歳出がございました。今年度当初で1億5,200万円あまり、約8,000万円は単費で計上しています。この分、まだ始めたばかりで実績もございませんので、今後増える可能性も十分ございます。町長からもあったように、3歳までは、あるいは入院については県から2分の1補助がございますのでこれについても県でも助成できるようにということで町村会の自治体と県との意見交換のなかでも要請していると答弁したところでございます。以上です。

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○議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 どうもありがとうございました。こども医療費の通院を無料化を今年4月からスタートしているわけでございますけれども、半年間過ぎましたがその予想との比較はどのぐらい出ているか答弁をお願いします。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。まず4月から9月18日で6,900万ですから約7,000万円が歳出済です。ですから、丸々半年ではないのですが、これでいきますと当初予算よりそんなに狂わないかと思っています。自動償還をしているのですけれども、まとめて領収書を持ってきたりするものですから、後半に伸びる可能性もございます。今の9月18日時点ではどうにか計算上あうのですが、後半で伸びる可能性がありますのでこれについてもし足りなければ12月及び3月補正でお願いしたいと思っております。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 どうもありがとうございました。(4)の津嘉山北土地区画整理事業で津嘉山の人口が増えると見込まれておりますけれども、住民からすれば新自治会での取り組みもやりたいという感じのことがないか。既存の津嘉山区がありますけれども、区画整理事業の新しい住民としましては新しい自治会でやりたいという声はないかどうか伺いたいと思います。

 

議長 宮城清政君 総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。今のところはそういった声は聞いたことがございません。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 分かりました。これから大きく人口が増える地域でありますので、地域に新しく住む人たちの尊重もしながら進めてもらったらいいかと思っております。よろしくお願いします。

 (5)にいきたいと思います。各19自治会ございますけれども、そのなかでも新しく転入してくる人たちの加入問題は大きな魅力だと思っております。やはりまず先に役場に来ますので役場での対応は、加入促進をするうえからも大事で、そこで説明が必要かと思っております。チラシを配っていると回答はいただいておりますけれども、それはチラシの配布だけなのか、それとも説明までやっているのか伺いたいと思います。

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議長 宮城清政君 総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。照屋議員の質問にもお答えいたしましたが、転入者に対しましてこういった封筒に自治会へ加入しましょうということで、自治会に入ったらこういうメリットがありますよというチラシを入れております。ごみの分別やお役立てマップなどと一式で入れているのですが、特に中身のことまで口頭で説明しておりません。自治会加入も含めて、いろいろご案内がありますからよく読まれてくださいということでお渡ししています。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 やはり、窓口職員の対応は大きな問題があるし、質が問われると思います。窓口で中身の詳細をある程度説明して、ただこれをお読みくださいでは、ほとんど加入しておりませんので、ということはこれだけ準備して渡しても中身を性差していないか理解していないか、こんなものだろうという感じでごみ箱に捨てているのか分かりませんけれども、やはり窓口の対応の質をもう少し上げて、中身までのある程度の説明をしてもらわなければこういう低下率となるのではないかということがあります。各字でいくら区長ががんばって促進しようとしても、今のマンションはほとんどセキュリティが完備されていますので応対ができないわけですよね。一番対応できるのは、やはり役場の窓口でありますので、ぜひそこに力を入れて説明方をしてもらいたい。そして多くの方に加入してもらいたいと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

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 では、2にまいります。道路工事の植栽等の状況を確認しながら検討していきたいと回答をもらっておりますけれども、兼城十字路は、南風原町の玄関口として今まで交通安全などいろいろのモニュメントがありました。交番所の立退きでそれが今はありませんで、電光掲示板がありますがあれだけではちょっと寂しい感じがします。県の計画のなかでは、この十字路近辺にどういう植栽が入っているか分かりますか。

 

議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えします。私の知る範囲では、そこは私有地となっておりますので、県道整備において特に整備予定となっている箇所ではないと考えております。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 県は歩道あたりの植栽だと思いますけれども、ではそこはLEDの電光掲示板を町が設置していますが、その周りに例えば花壇とかそのような計画も入っていないのですか。何か計画がございますか、回答をお願いします。

 

議長 宮城清政君 総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 この残地につきましては、今の答弁のように歩道部分については植栽がなされるということであります。そのへんのデザインと言いますかバランスも見ながら検討していく必要があるということです。LEDの掲示板は、さまざまな文言が出されますので、われわれはあれも一つのモニュメントだとは考えております。ですから、南風原町の玄関口ですので見た目もどういったものがいいのか景観も重視しながら全体的なバランスにも配慮しながら検討したいと思います。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 十字路も工事中ですから年度内にはある程度完成すると思いますので、この電光掲示板を活かすためにも周辺の景観を整えてもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。(2)にいきたいと思います。 

 樹種が決定すれば、早めに植栽することは可能であると回答をいただきましたけれども、私は前にもこの役場前の通りが植樹マスはできているのに木が植えられていないと一般質問をした経緯があります。やはり役場前でもありますし南風原町の顔でもありますので、そこは何とかして欲しいということがあります。しかし、これに関しては、以前、県道の工事中にワークショップを立ち上げて自治会の方々など皆で各地域を参考に勉強会を重ねて樹種も決めたと思うのです。設計の中に入っている予定のものではなくて、町独自で地域のメンバーの方々も含めて木の選定を南部土木事務所には申し上げたと思うのです。今、決定すれば早めに植栽することも可能ですよと言っていますけれども、そこは矛盾するところがありますのでどのようになっているのか。選定したと思いますので答弁をお願いします。

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議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。役場前の植栽については、以前から要望ということでこちらからも南部土木事務所へは調整をされておりますけれども、樹種の決定について先ほど副町長が答弁しました内容につきましてもこの一般質問が出てから南部土木事務所に確認をしておりますので、その内容からしますと樹種の選定はまだされていないということになるのではないかと思っております。しかし、樹種が決まれば早めに工事ができますとのことですので、今までの経緯を踏まえて早めに樹種を決めて速やかに植栽ができるように再度協議をしながら要望してまいりたいと思います。

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 まだ決定していないと、決定すれば植えることは可能ですよという回答をいただいておりますけれども、これに関してはワークショップの皆さんでどの樹種がいいかと現場を見に行って、これがいいということで答申のようなかたちでやったと思うのです。そのように私は理解しているのですけれども、それがまだ決まっていないと言うのはおかしいのではないかと思いますが、そのあたり、地域の方々はこの樹種がいいと決めていたと思いますので調べてもらって、早めに設置して欲しいと思います。よろしくお願いいたします。では、答弁をもう一度お願いします。 

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議長 宮城清政君 経済建設部長。休憩します。

 休憩(午後2時48分)

 再開(午後2時49分)

○議長 宮城清政君 再開します。まちづくり振興課長。

 

○まちづくり振興課長 金城敬宝君 では、私のほうから南風原中央線の樹種の選定についてでありますけれども、約10年前の平成15年から平成16年にかけてのワークショップで、景観ということで歩道面のタイル貼りや樹木についての選定などをやった経緯がございます。そういうなかで樹木については、ヒカンザクラあるいはアカギ、リュウキュウマツというように候補は挙がってきております。平成19年8月24日に兼城公民館でこの修景計画原案説明会が開催されて、意見交換会を行ったようでありますけれども、参加者の意見がまとまらずに最終的に県の原案で進める計画でホウオウボクを提案したようです。再度確認したところ、これについては地域、役場に再度意見を聞いて決めていきたいと返事をいただいております。 

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 分かりました。平成19年に意見交換会でホウオウボクをとあったのだけれども、まだ確定はしていないと答弁をいただきましたが、これは早めに地域の方々を交えて、また兼城十字路からどのあたりまでは地域の要望、役場の前は役場にもいろいろあると思いますのでそこまで兼城自治会が関与できるか分かりませんので、とにかくこの役場前の道路は早めに植栽をして欲しいのが本音であります。早めに立ち上げてやって欲しいと思いますのでひとつお願いします。

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 次に、3番にいきたいと思います。南風原バイパスの進捗状況が平成25年末時点で約30パーセントになっていると、与那原バイパスは50パーセントとなっていて、平成30年には暫定開通が予定されているとありますけれども、南風原バイパスのこの30パーセントの内訳が分かりましたら答弁ください。用地取得でどれくらい、工事でどれくらいとなっているか分かればお願いします。

 

議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。南風原バイパスの進捗状況平成25年度末での30パーセントにつきましては、用地がいくら、工事がいくらということではなくて、全体事業費に占める平成25年度までの事業執行分で30パーセントという報告になっているものと思います。 

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 進捗率が大変悪い状況であります。そのなかでも立退きした土地があって、草が繁茂している状況では安心安全なまちづくりにも影響する

と思いますので、ぜひそれも伝えて早めに進捗率を上げて欲しいと思います。ひとつよろしくお願いします。(2)にいきたいと思います。

 北丘ハイツ周辺は、平成26年度より下部工事に着手していると、新川交差点の未整備箇所については用地買収はできた旨の回答をいただいておりますけれども、この場所はどのあたりなのか答弁をお願いします。

 

議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。新川交差点付近の未整備箇所につきましては、新川十字路から那覇向け、道路の幅員が調整されております薬局の所ですね。南部医療センター入口の左側になります。そこの未整備箇所の用地が取得できたということで工事の準備に入っているとのことでございます。逆に新川十字路から北丘ハイツ向けにつきましては、用地云々と言うよりも北丘ハイツ側に向かってここの雨水の処理がなされることから、国場川下流から順次排水整備をしませんと上流側であります新川の箇所の工事ができないということで現在中断しているようです。 

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 新川交差点付近は、今も朝夕交通混雑している所でありまして、用地買収ができて良かったと思っております。その整備状況は、今年度予定しているとのことですが、これは年度内の工期で終わる予定ですか。答弁をお願いします。

 

○議長 宮城清政君 経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。国道事務所の資料では、平成2611月から平成27年3月までの工期ということで現在予定されております。 

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議長 宮城清政君 1番 知念富信議員。

 

○1番 知念富信君 どうもありがとうございました。早めに工期を終えることを願っております。北丘ハイツ周辺の下部工事に一部着手していると回答をいただきまして、雨水の関係があって国場川下流から工事をやっておりますけれども、どうしてもその河川の兼ね合いもあるのでなかなか思うようにいかないとあります。映画館の西側あたりから下部工が始まる感じがありますが、高速道路の所はほとんど下部工ができている状況でありますので、雨水の関係もあると思いますけれどもできる所から早めに着手するよう要請をよろしくお願いします。これで終わります。

 

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○議長 宮城清政君 休憩します。

 休憩(午後2時48分)

 再開(午後3時10分)

○議長 宮城清政君 再開します。通告書のとおり順次発言を許します。6番 赤嶺奈津江議員。

 

〔赤嶺奈津江議員 登壇〕

 

○6番 赤嶺奈津江さん 本日、ラストになりますので最後までよろしくお願いいたします。最初に一括で質問させていただいて、再質問から一問一答で質問させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 それでは、1.高齢者や障がい者のための外出支援サービスについて(1)現在、LRTについての議論も活発になってきている。町長も今期の公約の一つに掲げているが、当町は公共交通であるバス路線がない地域もある。そこで観光客だけでなく高齢者や障がいがある方にやさしいまちづくりとして外出支援サービスを行ってはどうか。(2)高齢者や障がいがある方々の日常生活をサポートする必要がある。社協が行っている巡回バスは、対象や利用目的が限定されている。買物や病院への通院、銀行等に行くために利用できるような外出サポートができないか。(3)これまで対象を限定しない外出支援サービスについて検討したことはあるか。

 2.介護保険住宅改修の現物給付化を(1)介護保険制度を使ったリフォーム事業があるが、いったん全額支払う等、利用者の負担が大きい。個人負担分の支払だけで済むようにして、利用者負担を減らすことができないか。

 3.児童生徒の生活習慣病予防にについて(1)昨今、生活習慣病の低年齢化が問題となってきている。そこで、小中学校でも血液検査などを実施し、生活習慣病の低年齢化を防ぐ、また、重症化を防ぐ対策として行えないか。大きい質問3つですね。よろしくお願いいたします。

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議長 宮城清政君 副町長。

 

○副町長 国吉真章君 それでは、1点目の高齢者や障がい者のための外出支援サービスについて(1)にお答えします。現在、高齢者については、居宅と医療機関及び介護予防通所事業において支援を行っております。障がい者については、買物、手続、余暇及び社会参加活動の支援及び移動支援事業の通所支援、通院介護サービスを行っております。(2)については、高齢者には質問の外出サポートの支援は実施しておりませんので、町社協が実施しております、まちづくりサポートセンターの外出介助を利用していただけたらと思います。障がい者については、ご質問のサポートが、障がい者福祉サービスで利用ができます。(3)についてであります。外出支援サービスや移動支援事業では利用できないサービスがあり、今後どのような支援ができるかを検討してまいりたいと思います。

 2.介護保険住宅改修の現物支給化(1)についてであります。ご質問のように一時的な経済負担の軽減を行うために、沖縄県介護保険広域連合が平成26年9月1日に福祉用具購入費及び在宅改修費の受領委託支払に関する要綱を制定し、平成2612月1日により施行されます。沖縄県介護保険広域連合に登録した事業者を利用すると、一定の要件を満たせば個人負担分だけの支払で済むようになります。

 3点目の児童生徒の生活習慣病予防についての(1)ですが、ご指摘のとおり町民の健康の保持増進に向けて生活習慣病の予防は重要な健康課題であります。児童生徒の健康づくりについては、学校保健安全法とも関係してきますので教育委員会とも調整をしながら検討していきたいと考えています。以上です。

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○議長 宮城清政君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江さん ありがとうございます。それでは、再質問から一問一答ということでよろしくお願いします。一問一答ではあるのですが、1番では私が質問した理由は、高齢者の方々は障がいなどなくても運転に不安があると免許証返納というかたちで運転の機会が減ると今度はまた外出する機会が減ってきます。そういったところで、今で言いましたら新川をバスの那覇市内線は3台ありますので回転していますけれども、町内へは1時間に1度、30分に1度というように高齢者の方が乗るには不便な状態にあります。実際、大名や宮城のようにバスがない所もありますし、神里でも町内へのバスは少ないですし、そういった所を巡回して高齢者の方がスーパーだったり銀行へ行ったり所用を足すためのサービス、町内への用を足すための利用ができないか、そういうバスができないだろうかと質問させていただきました。現場視察をいたしまして社協に外出支援サービスがあることは知っておりますけれども、やはりその利用には限定があったり一人で利用する場合には電話をして予約してということで、お年寄りの方が自分から進んでというのにはなかなか厳しいものがあると思います。社協を利用する場合、新川であれば金曜日に送迎が来るのですけれども、週1でも町内のスーパー、銀行、病院へ何名か一緒に行けるような環境があればさらに外出する機会が増えると思います。実際、交通難民とか介護の難民とかニュースなどにも結構取り上げられていますけれども、私もこの質問をするまでは身近な問題として捉えていませんでした。自分の地元、新川にはスーパーがないのでスーパーに行きたいけれども交通機関を使うことも難しいとか、お年寄りの方からバスを待っていてもなかなか来ない、毅議員からもありましたバス停に日除けがないので長時間待つのが苦しいと、そういった状況のなかでやはり公共交通のバスを使っての買物など用事は難しいということがありました。また、高齢者でもこれまでは車を持っていてそういったものを利用したことがない、まちづくりサポートを使ったことがないという方々は、なかなかそういったサービスを受けようとしないのが現実だと思います。ですから、そういったものを単独ではなくて字単位ででも、巡回バスのようなかたちで外出するきっかけとして活用できるようにできないかとこの質問をさせていただきました。(2)の答弁では、サポートセンターで外出介助をとのことでしたが、やるにしても1回当たりの金額ですとか1人でお願いするよりはということになると思いますので、一緒に出かけられるきっかけ、またそうすればお互いの会話だとか、みゆき議員からもありましたように外出が一番の認知症予防ということもありますので、そういった銀行だとか買物だとかそういうことをすればまた認知症の予防にもつながると思います。こういったサービスを提供することが検討できないかどうか、答弁をお願いします。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。1番(1)から(3)まで関連するご質問です。まず、老人については介護保険を中心に、障がいについては障がいの総合支援法というものがございます。今答弁したとおりのことで、高齢者については医療機関等への送り迎え等が支援の対象です。障がいについては買物とか各種手続とか遊びの部分等に使えますよということで、今のところ障がい者のほうが少し多く使えるのかということでございます。高齢者については、先ほどみゆき議員にも答弁したのですが、介護保険が新しく変わりまして地域で支える充実したものを作るということで、今までの交付事業が市町村で行う事業、市町村で考えてやっていきなさいという事業に移っていきます。そういう外出する機会を増やすと、みゆき議員からあったように出ることが認知症の防止にもなるということがありますのでできるだけお年寄りには外に出てもらいたいということになります。奈津江議員の質問のなかにありますのも、言葉を代えればコミュニティバスみたいな発想にも聞こえてきます。以前にもコミュニティバスのご質問があったのですが、なかなかうまくいっていないのが実情だと、利用者が少ないということですね。ですから、介護保険法のなかで、今後地域でどういう移動があるか、何に必要なのかということも考えなければいけないと思います。マイクロバスのような大きなものではなくて、9名乗りぐらいのもので稼動するとか、また部落でどうにか使えるかどうかなど今のところまだ構想もございませんが、ぜひ介護で言う新しい制度に則って議員の質問のものについては一つずつ検討して良いアイディアを作っていきたいと思っております。以上です。

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○議長 宮城清政君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江さん ありがとうございます。検討されていくとのことで、嬉しい答弁だと思います。ちょっと調べたところ、千葉県の一宮町ですか、そういった所で月に片道8回までバスが使えるとか、買物など町内であればどこでもオッケーなどというものがあって、お年寄りの方から言われたのは買物に行ったり病院へ行ったりするときに片道分のタクシー代だったらどうにか払おうと思うのだけれども、往復それをやるというのがやはり家計的に厳しいとありました。年金の問題だとか消費税が上がりましたので物を買うだけでもかなり負担がありますし、沖縄は年金の少ない方が多いですので、片道でもそのサービスがあればかなり助かるのではないかと思います。自分のことは自分でやりたいというのが、お年寄りが元気に生きていけるものだと思いますし、また地域で支えると言ってもそのサポートをボランティアでやった場合には交通の問題のなかでもし事故に遭った場合、誰にその責任が生じるかなど出てきます。実際、身内にファミリーサポートで子どもたちの面倒を見るサポートに入った方がいるのですけれども、そこで送り迎えが生じたときの責任問題にとても不安があるとありました。こういう責任問題が生じたとき、全部をボランティアでというのは難しいところが出てくると思いますので、ぜひそこも検討していただいて、月に何回までとか週に1回こういうサービスがある自治会、北丘、宮平、新川、大名の近い所を一まとめにしてこの曜日にといったかたちでもいいのかと思います。そうすれば、何曜日はこのバスが出るからみんなで出掛けようねと、また用事をまとめてやることも可能となってきますし、買物難民、交通難民と本土のほうでも言われていますし、車社会の沖縄のでは今後かなり重要な問題になってくると思いますのでぜひ検討いただきたいと思います。問1は、要望で終わりたいと思います。

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 次に介護保険、住宅改修のことで今回12月から現物支給、負担分だけでいいことになるとのことですけれども、登録した業者を利用することと一定の要件を満たせばとのことです。この登録業者等は、どのように登録していくのか、そしてこちらからどのようにお願いするシステムになっていくのか分かっていれば答弁をお願いします。

 

議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 問2についてお答えします。まず、沖縄県の介護保険広域連合から9月3日付で、福祉用具購入及び住宅改修費の受領委任払いについてということで12月1日から施行しますと文書が来てございます。そのなかで業者登録という要綱第4条です。まず1号で沖縄県に事業所及び事務所があることであります。2号に、広域連合が実施する住宅改修の受領委任払いに関する研修の受講を終えていること。2項で、福祉住環境コーディネーター2級以上の資格を有する者を雇用する事業者については研修の受講を免除することができる。3項で、事業者は事業者登録申請書により広域連合長に申請しなければならない。おおむねこの4点で事業所になれるということでございます。

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議長 宮城清政君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江さん ありがとうございます。4つの項目を満たせばいいとのことですけれども、町内業者にこういった通知、お知らせ等はどうなっていますでしょうか。

 

議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。広域連合からホームページなどで周知して、研修会や説明会の開催を今からやるということです。12月1日からですので、これを早めにやって、そしてこの事業所が決まれば各市町村は広報やホームページ等で住民に知らせるという方法になります。

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議長 宮城清政君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江さん ありがとうございました。これから早めに対応していくということでありましたけれども、やはり周知が大事になってくると思います。聞いていなかった、見ていなかった、知らなかったということがありますと、業者さんへの不利益、また利用者の不利益になりかねないので、ぜひ早めの周知をお願いしたいと思います。以上で2番を終えたいと思います。

 次に、3番の生活習慣病予防ということで子どもたちへの血液検査ですけれども、町長には医療費無料化を中学生にまで引き上げていただきまして、私も保護者から大変助かっているという声をいただいております。改めて感謝申し上げます。また執行部の方々には、この予算確保が大変だったと思うのですけれども、子どもたちを育てるで本当にありがたい制度だと思っております。この制度は、実際に病気やケガをしたときにとてもありがたい制度であるのですけれども、その一つ前の予防という観点から今回の質問をさせていただきました。久米島で実際に行われているもので、思っていた以上の成果が上がってきていると聞きます。久米島子ども健康プロジェクトということで、高校生までを対象にして年に1回検査をしているとのことであります。子どもたちの検診結果を基に保護者への指導、また子どもたちが危険にさらされていることが分かれば親もかなり気を付けていくと思うのですね。ぜひそういったことを早めにやっていただきたいと思うのですが、たぶん以前に話があったこともあると思うので、これから再度検討されるのか、今まだその検討が続いているのかお伺いしたいと思います。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。議員ご指摘のとおり、低学年から生活習慣病の兆候が見られるということで、南風原町でも2年ほど前から小学校年生を対象に、最初は1小学校でということでしたがやるのであれば4小学校でやりましょうということで検討しておりました。答弁のなかでも学校保健法あたりで学校の中では難しいということでして、また議員からありましたように県内では久米島町と南城市の2カ所でやっているようです。非常に重要なことです。子どもたちの食生活、飲み物の砂糖が多いとか、脂が多いとか、非常に肥満が多いと言われていますので、ぜひこれを検査し、親たち、本人たちを指導するというのは重要なことでございますので、今後も継続してできるように検討していきたいと考えております。

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議長 宮城清政君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江さん 久米島の平成25年度の成果を見ますと、検査を受けた小中学生の中で糖尿病になりそうと言いますかインシュリンが高い状態の子どもたちが10.4パーセントもいたそうです。1人は生活習慣病の可能性があるということで、また高血圧でも4パーセント、拡張期だと14パーセントの生徒は異常を示したということで、部活をしている生徒としていない生徒でも分かれてくると思うのですが、精神的なものであったり、この検査が発見の現場になるということです。重症化する前に発見して解決してあげることで、将来の医療費の抑制ということもあります。県内であれば久米島だけでなくて南城市もやっているとのことですから、できないことではないということですから、ぜひ早めに検討して実施していただきたいと思います。実際に私の友人にも、遺伝性の糖尿病でありましたが、何で気分が悪いのか分からずにいて、それが分かるまでにさらに時間がかかって、もっと早く分かっていればもっと楽に学生生活を送れたのにという子もいたものですから、今持っている病気の種を摘み取る、また抑えるということをぜひやっていただきたいと思います。今回は前向きに早めに対応するとの答弁だったと理解しておりますけれども、いかがでしょうか。

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議長 宮城清政君 民生部長。

 

○民生部長 金城宏伸君 お答えします。これについては、保健師からぜひやりたいという希望で話がありました。学校保健法との関係があって養護教諭との調整、あるいは説明会をどういうふうにやるか、検査してこれを教えなければ意味がありませんので結果だけではしようがないですので、ぜひ早めにできるよう取り組んでいきたいと思っております。

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議長 宮城清政君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江さん ありがとうございます。早めに対応していただければ、今回でも1億5,000万円でしたか、子どもたちの医療費にかけていただいているとのことですが、もしかしたらこれが反対に減るかも知れません。こういった検査を早めにやっていただいて、子どもたちが健康に育ち、また将来の医療費抑制の観点からもぜひ早めに対応していただきたいと思います。町長からの答弁もぜひいただきたいのですが、それに向けていかがでしょうか。

 

議長 宮城清政君 町長。

 

○町長 城間俊安君 先ほど民生部長、また教育長からもありました。教育委員会と同時に学校現場の養護教諭の先生方のお話を聞いて調整しながら、また私は早期発見することは良いことだし、知ることも大事だと思いますので、そういう意味で教育委員会との連携を密にしながら学校現場を預かる先生方と密にしながら了解を得て良い方向へいくよう話合いをさせてもらいたいと思います。

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議長 宮城清政君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江さん ありがとうございました。ぜひ前向きに、早めにとお願いしたいと思います。また、他の所にできて南風原ができないことは有り得ないと思います。前を走る南風原町であって欲しいと思いますので、ぜひその点をお願いしてこれで質問を終えたいと思います。ありがとうございました。

 

○議長 宮城清政君 以上で、本日の日程は全部終了しました。本日は、これで散会します。お疲れ様でした。

 

散会(午後3時38分)

 

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