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平成26年第2回定例会 会議録(第4号-2)

2016年1月14日
 平成26年 (2014年) 第2回 南風原町議会 定例会   

第4号-2

6月19日 

 会議録

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 〔花城清文議員 登壇〕

 

○4番 花城清文君 しんがりになりましたが、質問させていただきます。一括に質問をして再質問から個別に質問させてください。1点目です。幼稚園でも生活困窮世帯に対し給食費を無料にしてはどうかということです。それから、幼稚園でも給食は小学校であるとか中学校であるとかその児童生徒と同じように、生活困窮世帯に対し給食費を無料にして欲しいがどうでしょうか伺います。

 2点目です。幼稚園教育の充実について伺います。私は人間形成において一番大事なことは、幼児教育だと思っています。そういったことで質問をします。(1)、(2)、(3)、(4)についてどうでしょうか、お答えください。

 3点目です。新川コミュニティセンターから真和志高校付近における下水道整備について伺います。新川コミュニティセンターから真和志高校付近の地域は、集合住宅や個人の住宅も建築が増えています。それに前に造ったものは老朽化して建替え等の話が出てきております。地域は市街化区域が進んで、早めに下水道整備をして欲しいが、どういう計画を持っておられるかお答えください。

 それから4点目です。新川43番地の私道について私は3年質問してまいりました。3年間で同じ答弁なので、一向に前に進まないので改めて質問します。道路行政については、どこがやるべきなのか。地域がやるべきなのか、町がやるべきなのかということも私は過去に質問したことがあります。その答弁では、町がやるべきだという答弁でした。それは当然ですね。そこで改めて伺いますが、(1)、(2)について地権者と会って交渉したのか、また地権者はどのような話をされていたのか。それから、付近住民の皆さんは、早めに町道認定してもらって側溝の蓋かけであるとか道路はかなり破損していますので舗装をして欲しいという声が大きいです。そういったことで、いつ認定して道路整備をしてくれるのか答えていただけますか。

 それから5点目です。つかざんトンネル内の水漏れについて伺います。私も雨降りに病院へ行くときにこの道路を使います。そうすると、トンネルの上から壁、下のほうにもかなりの水漏れがあります。不思議に思えてしようがありません。例えばその次の高津嘉山トンネルですか、あれは全くそういう状況はない。それから、徳州会病院近くのトンネルも全くそんな状況はない。それから、豊見城の長いトンネルも全くそういう状況が見られない。不思議です。年中、トンネルの中に水があるような気がします。手抜き工事でないのか、または最初に工事を発注した当時の調査と言うのですかそういったものが疎かになっていなかったかという気がします。そういった状況をどう捉えて、そして国道507号で県の管轄だと思いますので町はそれに対してどのような申入れをされたのかどうかお答えください。以上5点、質問させていただきます。

 

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○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 それでは、質問事項1番目の幼稚園でも生活困窮世帯に対し給食費を無料にしてはどうかのご質問にお答えいたします。まず、幼稚園園児の給食費も小学校、中学校の児童生徒と同じように就学援助費を適用できないか検討してまいります。

 2番目の幼稚園教育の充実に関するご質問でございますが、(1)園長の専任配置で園の運営、幼少連携の取り組み、職員の管理において直接指導することで幼稚園経営の充実が図られたと考えております。それから、延長保育につきましては、幼稚園教育の充実が図られたものと考えておりますし、また、仕事を持つ保護者からは喜ばれているものと認識いたしております。それから、給食の提供により牛乳が飲めなかった園児が一年間かけて飲めるようになったり、嫌いな野菜を克服できたり、そしてまた皆と同じ時間で食べることができるようになった、そういったことが挙げられると思います。そして、これまで年生になったときに給食の時間は年生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが手伝っておりましたけれども、そのことに関しましても幼稚園での経験を活かして年生がスムーズに学校給食になじんでいるということも挙げられると思っております。それから、幼稚園教育ご質問の(2)でございますけれども、幼稚園教育には小学校との連携で幼児・児童の互恵性のある交流活動なども含まれていることを考慮いたしますと、小学校校区が望ましいと考えております。(3)でございますが、預かり保育関係のご質問でございます。預かり保育の資格は、幼稚園教諭または保育士の資格者となっております。各園の状況は、4園とも幼稚園教諭か保育士の有資格者となっております。(4)でございますが、幼稚園教諭につきましては、正規職員への年次的採用を検討してまいります。以上でございます。

 

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○議長 中村 勝君 国吉真章副町長。

 

○副町長 国吉真章君 質問事項3点目の新川コミュニティセンターから真和志高校付近における下水道整備についての質問についてお答えします。ご質問の地区については、町道認定のなされていない道路が多数あることから、下水道整備に支障が出ることが予想されます。今後、町道認定と併せて町への所有権移転等の手続を進めながら実施計画を整えて下水道整備を進めてまいりたいと思います。

 4点目の新川43番地付近の私道の町道認定について(1)と(2)は関連していますので一括してお答えします。その件については、昨年の9月13日に土地所有者と直接面会をし、これまでの経緯を踏まえ道路帰属の意向を確認しようと連絡いたしましたが、先方の都合が合わず直接の面会にまで至っておりません。その後もこれまで計5回連絡を入れておりますが、忙しいので後でとか体調不良だとかいろいろの理由で断わられてこれまで話し合いに応じていただいておりません。引き続いて所有者に対し道路移管の協力をお願いし、同意を得ることができた場合はすみやかに町側で移管の手続を進めてまいりたいと思います。

 5点目の、つかざんトンネル内の水漏れですが、つかざんトンネルの漏水対策について南部土木事務所に問い合わせたところ、原因調査及び対策工検討の委託業務発注に向けて準備を進めているとの回答を得ています。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 それでは、項目ごとに再質問させてください。1点目ですが、幼稚園の給食費については、まず基本的に生活困窮世帯ですから小学校に行っている児童も中学校に行っている生徒も家族から出る負担というのが変わらない。幼稚園が延長保育になったために、給食が自然に受けられるようになったわけでしょう。これまでの12時まででしたら、幼稚園を終えて家に帰ってから家で家族と一緒に朝ごはんの残りを食べるとか夕飯の残りを食べるとかいろんなことが可能である。だけれども、2時まで延長になったために幼稚園で給食が出てくる。それが生活困窮世帯の新たな負担になってしまったわけです。生活は厳しい、けれども負担は増えたとなると、この家庭はますます生活が厳しくなる。そういった意味で生活困窮世帯に対して負担の軽減をして欲しい。皆さん方は、平成24年3月に南風原町次世代育成支援行動計画の後期の見直しをされています。そのなかで一番に保護者の希望が多いのが園の負担を軽くして欲しいことで67パーセント、約3分の2、3割は負担を軽くして欲しいとの意見が出ています。これについてどうでしょうか、お答えください。

 

○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 1点目のご質問、幼稚園での生活困窮世帯の給食費免除につきましては、議員がおっしゃる趣旨のように、また最初で教育長が答弁されたように、小中学校は就学援助費の適用で施策をしております。幼稚園の園児につきましても、そういう小学校、中学校でやっております考え方の基で今後検討してまいりたいと考えております。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 残念ながら幼稚園に対して国・県の補助金はメニューは少ないですね。おそらく就学援助資金は該当しないと思う。しかも延長保育をやっている市町村は少ないでしょう。那覇市でもやっていないと思います。南風原だけでそれに取り組もうとしてもかなり厳しいと私は見ています。全県的でしたら声を合わせて国・県に対して要請できるかも知れない。けれども、延長保育をやっている市町村は全県的ではない。南風原は、たまたま幼稚園教育を改革していこうという将来構想でこういう事業を進めている、それを私は否定しません。けれども、先に言ったように新たな負担として保護者は給食費を求められてきているから、それに対して皆にやれということではない、生活困窮世帯に対してはやはり行政が配慮してあげるべきでしょう。考えてあげるべきでしょう。そこが大事だと思います。就学援助費の交付金を受けて考えましょうではなくて、町自体がどうしましょうかと、負担しているのは町民ですからその負担が厳しい人たちに対して町行政がどう配慮していくかということだと思います。どうでしょう、もう一度伺います。

 

○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 再質問にお答えいたします。先ほどから申し上げておりますように、給食費については小学校、中学校と同様に検討してまいりますというのは、そういう就学援助関係の制度には幼稚園児は含まれておりません。それで検討してまいりますというのは、生活困窮者の負担を軽くするという視点でこれは単独予算の関連になるかとも思います。そういったものも含めて、また規則改正等も含めてそれを実行するにあたっては内部で検討しなければいけないと思いますのでそれを行う方向で予算措置も含め規則改正等でそこに適用できるか含めて、できる方向で検討してまいりますということでございます。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 確認をするが、国・県の就学援助費交付金は全く度外視した、町独自の支援策を考えていく、検討していくと理解していいでしょうか。それをお答えください。

 

○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 幼稚園児への就学援助費の適用でございますけれども、議員ご指摘のとおり要保護世帯に関しましては国からの助成がございますが、準要保護に関しましては全くの町単独でございまして、また学校教育法のなかでも就学援助費は小中学生とうたわれているものですから、基本的には就学援助は小中学生ということでございます。しかし、議員からのご質問のとおり、やはり困窮世帯に関しましてはそれなりの援助が必要だということで、教育委員会といたしましてはその就学援助費をなんとか幼稚園児まで適用できないか内部で調査研究をしているわけでございます。規則の改正あるいはまた予算的にいくらぐらいかかるか、そのへんもこれから試算しまして、当然予算措置がありますので町長にもお願いをしていかなくてはいけないわけですから、その点も含めて教育委員会としては前向きに調査研究していきたいということです。予算的には丸々単独事業となると考えております。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 そうして欲しいです。やはり町民の生活困窮世帯です。厳しいなかで毎日を生活しておられる皆さんに対して、やはり支援策は必要だろうと思います。そういった面でぜひやって欲しいし、予算の調整権はやはり町長しか持っていませんので、町長は町民の声を大事にすると公言されています。その町民の声を大事にする、先に申しました67パーセントの皆さんが幼稚園だろうが小学校であるとかそういったものに対して援助をしていく。幼稚園の場合、義務教育ではないから国・県の補助金が生活保護費も含めて助成がされません。やはりそれは町がやらなければいけないと思いますので、予算の調整権を持っておられる町長から答弁をお願いします。

 

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○議長 中村 勝君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 先ほどから教育長、部長からお答えがありましたように、要保護、準要保護の困窮世帯家庭において、子どもたちに手を差し伸べていくことも大事ではないかと思っております。これに対して、小学校、中学校においては助成があるわけですが、幼稚園は単独です。そうなりますとやはり規則と照らし合わせながら、困窮世帯に対しては手を差し伸べて救っていけるような状況が望ましいと思っています。ぜひ規則とも照らし合わせながら教育部がいろんな角度から前向きに考えていることに対して、私も応えていきたいと思っております。心置きなく食事をして伸びて、そしてまた小学校、中学校へと進学してもらいたい思いがありますので、幼稚園の皆さん方で厳しいところは救っていきたいと思っております。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 今確認をしましたが、教育長も町長も私と同じ考えでした。そういったことで、ぜひこれが早めに実施されるようご協力をお願いしたいと思っています。

 では次の2点目に進みます。幼稚園教育ですが、教育長から答弁がありました。3点セットでいろんな効果があったということでした。その3点セットを充実するにおいて、大きなねらいが就園率を高めることもありました。平成25年度は就園率が67パーセントでした。過去5年間毎年、就園率は下がっています。せっかく平成25年度にその3点セットを実施したけれども、5ポイント下がっている。せっかく改革を実施したが就園率は下がっています。平成26年度はどうでしたか。もし就園率が分かっていたら明らかにしてください。

 

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○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時27分)

 再開(午後2時27分)

○議長 中村 勝君 再開します。4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 あとで答えてください。そしてもう1つは、その実施においていろんな効果があったということでした。私が調べた範囲で、これも平成24年3月の次世代育成事業後期の見直しでした。そのときに、皆さんは就学前の保護者にアンケートを取っています。そのなかで残念なのが、寂しいと言うのか、預かり保育を希望されたのが9パーセントでした。そして、延長保育を希望されたのは7パーセントです。けれども、幼稚園改革をすると実施をされたのですね。それを私は、たとえ希望が少なかったとしても、将来のことですから将来の取り組みおいてそれをよしと見ます。ただ、先に言ったように、効果がなかったら意味がない。実施をして効果を上げるような事業でなければ意味がない。そういった面で取り組みが必要であります。細かい取り組みもいろいろありましたが、それはよしとしておきましょうね。

校区の話からまずやってみましょう。平成25年ですか、平成25年度に幼稚園の園児たちのバランス、例えば1幼稚園40名の所もあります。そして北丘と津嘉山は120名で3倍です。中身においても当然違ってくる。そういったものをやはり公平に公正に幼稚園教育を進めるなかにおいて、教育長が答弁された小学校区ごとですからかなり厳しいでしょう。ですからそのアンバランスをどういったかたちで幼稚園教育を進めるか。同じ子どもです。翔南幼稚園にいる子ども、津嘉山幼稚園、北丘幼稚園にいる子どもも同じ子どもです。でも中身が全然違ってくるということですから、幼稚園教育を今後どういうふうに捉えて進めていこうとされているのか答えてくれますか。

 

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○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。質問事項2(2)のご質問と考えておりますが、確かに町内4幼稚園のなかではこのバランスがあることは事実でございます。ただ、正直申しまして津嘉山幼稚園が幼稚園管理規則どおり35人以下4クラスと言いますか、120人いっぱいいっぱいでございます。これまでも各幼稚園の就園率が低いときも津嘉山幼稚園は80パーセントを超えておりまして、地域性と申しますか津嘉山地区におきましては津嘉山幼稚園・津嘉山小学校は自分たちの幼稚園、学校なのだと、自分たちは保育園を卒園すると幼稚園に行くのだというような雰囲気と言いますかそれが感じられます。そういうことで、津嘉山幼稚園は常に就園率80パーセントを超えているということでございます。では他の地区に関しましては、そのまま保育園で小学校まで続ける世帯もあれば幼稚園に行くということもありまして、確かに就園率のアンバランス的なものはございますけれども、これは特にそういうことだから画一的に全部ならしてしまうのもいかがなものかというような考えもございます。将来的に校区を取っ払っていきますと、小学校・中学校まで学校選択制にまでつながる可能性もありますし、そのへんは非常に慎重に検討を重ねて判断しなければいけないと考えておりますので、現段階では現在の校区による小学校区をもっての幼稚園就園が望ましいと判断いたしております。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 将来の園経営と言うのかそれも見通しながらやはり幼稚園教育も進めて欲しい。私が北丘幼稚園へ行ったときに非常にびっくりしたのは、行事があるときにホールが小さくて園児たちでいっぱいなのですね。父兄が入らない。外で並んでいる。交替で見るとかね。そういう状況が北丘であるとか、たぶん津嘉山もそうでしょう。なかの施設が、園児が増えることに対応、対処しての園舎が増えないものだから、面積が増えて来ないものだから、そのなかでしか園行事ができない。園児たちでいっぱいで保護者が入らない状況があるので、そこも含めて将来の園経営を配慮したほうがいいと提言しておきます。

 それから3点目です。預かり保育は、私の調べた範囲とちょっと違うような気がするが確かでしょうか。幼稚園教諭の資格と保育士の資格だと、保育士の資格でも幼稚園教育はできるのですか。もう一度、答えてください。

 

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議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。議員ご指摘のとおり、確かに幼稚園教育に関しましては、幼稚園の設置基準がございますので、幼稚園教諭の資格が必要でございます。ただ、預かり保育に関しましては、特に幼稚園の設置基準等々に預かり保育の項目があるわけでもございませんが、幼稚園教育要領のなかでは幼稚園の教育課程を踏まえた午後の教育に努めるべきというような内容の記載がございますので、基本的には議員おっしゃるように幼稚園教諭の資格者が引き続き子どもたちを引き継いで保育したほうが望ましいと判断はいたしておりますけれども、預かり保育に関して止むを得ない場合、マンパワーは必要でございますので必ずしも有資格に固執はしていないという現状もございます。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 現状はそうかも知れないが、預かり保育は、幼稚園教育の延長ではないのですか。私は、預かり保育も幼稚園教育の延長線上だと思っています。そうでなかったら、今、教育長が答弁されました同じように資格が必要ではあるが保育士が確か現場にはいますか。そういった状況だと思うが、もし私が間違っていたらそれは訂正します。先に質問したように、幼稚園教育の延長ではないことは確かですね。答えてください。

 

○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 ただいまのご質問、預かり保育が幼稚園教育かとのご質問でございますけれども、私は幼稚園の教育要領に基づきますと幼稚園は地域の実態や保護者の要請により教育課程にかかる教育時間の終了後等に希望する者を対象に行う教育活動ということでございまして、幼稚園教育課程の終了後、希望する者を対象にやる教育活動ということでございます。またその後段では、ただし、この幼稚園教育の方針に基づく保育をしなさいというところにつながるわけですね。幼稚園教育はいったん終わっているのですけれども、希望する対象者については地域の実情に合ったかたちで幼稚園教育活動を踏まえて保育活動をしてもいいですよというようなことでございますので、私は厳密に申し上げまして預かり保育と幼稚園教育は別のものだと解釈いたしております。ただし、自分勝手に預かり保育をやってもいいかといったらそうではないということですね。ちゃんと午前の幼稚園教育の活動を踏まえたかたちで午後の部もやってくださいというような指導要領の内容になっていると解釈いたしております。以上です。

 

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議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 私は幼稚園教育の延長だと思っています。教育長が後段に答弁されました、ただ預かればいいのではなくて、やはりそこには教育が必要だということで指導要領のなかにはあるのですから、預かり保育は幼稚園教育の一環だと思っています。ですから、無資格者がやるというのはおかしい。本来は幼稚園教諭の資格があって実施すべきだろうと思います。そこはお互いの見解が違いますから、教育長は教育長の判断をされてもいいと思いますし、私はそう思っています。何が一番大事かということですから、これからも注視して取り組んで欲しいと思います。

 4点目にいきましょう。非正規職員ですね、採用していくという答弁でありました。けれども、私はこれまでも質問してきましたが、正規年間だいたい1人ないし2人でしょう。それではおそらく間に合わない。例えばあと2年か3年後は、複数の職員が定年退職されます。平成26年4名ですか、正規職員が足りないはずです。しかもこれはクラス担当でしょう。なおかつ3名か4名辞めるとしたら、7名、8名、ごそっと幼稚園の正規職員がいなくなる。非常勤が全部やっていく。それでは幼稚園教育を推進することにはならないと思う。しかも非正規職員は、一般事務と同じようにほとんどが一年交替でしょう。幼稚園経験をしたかと思ったら翌年は辞める、という結果になりかねない。そういった面において私が提案したのが、幼稚園教諭が4名も、あとまた3名、4名も退職していくと、非正規職員を補充するにはかなり長い時間がかかる。それからすると、提案しているように資格者を1年で切るのではなくて嘱託で検討してみてはどうか。それと同時に、話を聞いてみると南風原は条件があまり良くないですね。他の市町村は12時で幼稚園教育は終わる。南風原は2時まででしょう。勤務時間が長い。同じ給与をもらっていては他の市町村に行く、あるいは保育園に行く。あるいは、市町村では資格者を探せないで苦労している所もあります。そういった面で、幼稚園教育を充実させるためにもいろんな方法を考えたほうがいいかと思います。嘱託だったら複数年の採用ができるかも知れません。それからもう1つの提案は、医療職であるとか幼稚園教育の教育職、賃金は一般事務職ではなくて別枠で、同じ非正規職員であっても一般事務職と分けることが考えられないものかどうかそれも一緒に答えてみてください。

 

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○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 それでは4点目の非正規職員の採用についてお答えいたします。質問の内容は、賃金職員で幼稚園の非常勤職員を充てております。提案のありました嘱託職員ではどうだろうかということでございますので、それについては確かに保育園のように一年交替だとせっかく知識として得たものが変わってしまうというようなこともございますので、嘱託職員が配属できないか検討してまいりたいと思います。そうするとまた、勤務時間の関係があったりしますのでそのへんがどうなるのか含めて、嘱託は賃金職員との勤務が違ってきますのでそうすると人的対応でどうするか課題も出てきます。そのようなかたちで行っていきたいと思います。

 それと先ほどの時給の話でしたか。賃金職員と幼稚園教諭の給与の差と言いますか、それについては幼稚園の教諭につきましては一般職とは賃金の体系が違っております。要するに、一般の賃金職員よりは高いということですね。その配慮もされております。

 

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○議長 中村 勝君 暫時休憩します。

 休憩(午後2時45分)

 再開(午後2時46分)

○議長 中村 勝君 再開します。

 

○教育部長 新垣好彦君 それでは、ただいまは4番でしたけれども、2-1でのご質問だったと思います、平成26年度の就園率がどうかということで資料を持ち合わせていませんでしたのでこの答弁の機会で答えさせていただきたいと思います。平成25年度と平成26年度で申し上げます。平成25年度が4幼稚園合計をしまして70.98パーセントです。平成26年4月7日時点での就園率が73.2パーセントとなっております。以上、報告といたします。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 議論しても時間を取るだけですので提起していきますね。先に言いました非正規職員。正規職員の採用はかなり時間がかかるとも思うので、これからも非正規職員の採用で幼稚園教育も進められると思います。その期間が長いと思いますから、今申し上げましたように、一年単位で首を切るのではなくて、嘱託で経験した者をより幼稚園教育に生かしていくとしたらそういう人たちを確保していったほうがいいと思います。他の市町村では幼稚園教諭が探せないで苦労している所があります。新聞にも載っていました。そういった状況なので、資格者を早めに確保する。今はハローワークで探しているのでしょう。やはりきちんとした職員を確保していくことは大事だと思いますので、それをまず提起しています。

 それから、処遇についても教育職と医療職はやはり分けたほうがいいと私は思います。これも提起をしておきます。それだけ専門職だから、総合専門職だからそれに合った、特に勤務時間が長いということですから、そういった面も含めて提起をしておきます。答えはよろしいです。

 

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 それでは次にいきましょう。新川の下水道事業です。町道があってかなり厳しいということですから、町道認定を早めにやらなければいけないですね。次の4番にまたがりますが、町道認定しないと工事が発注できないわけでしょう。そういった意味で町道認定も非常に大事だと思います。と同時に、先に言ったように新しく家を造ってしまえば浄化槽が接続されてくるから下水道に加入する人はまず少なくなってくると思う。そういった面で、都市計画のところは市街化区域だからどんどんそれは進めていって欲しい。それもお願いしておきます。これも答弁は要りません。とにかく町道認定を早く、それと下水道事業を早くやらなければ加入率が低くなることも問題提起をしておきます。

 それから新川43番地の私道ですが、私は地域の皆さんから地主は了解していると聞いています。この地主に会わないと問題解決にならないわけでしょう。だからどういうかたちで会うか。地域の声も伝えてやるべきだと思います。地主を待つのではなくて、こちらから積極的に会わなければ問題解決にならないのですから、会う努力をして欲しい。私は今それが足りない気がするので、しっかりとやって欲しいことを申し上げておきます。これも答弁は要りません。

 

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 それから、つかざんトンネル内の水漏れは、今調査しているとのことですが、もう1つこれも一般質問の通告にはないが、高津嘉山のトンネルがありますね、高津嘉山の町道7号線からトンネルを越えて国道507号に合流するとき、トンネルが近過ぎて合流が非常に危険です。その合流地点を県に申入れをしたほうがいいと思います。東風平山川から来る車は直進ですからスピードが出ています。津嘉山保育所ですか、そこから上がって合流するときトンネルがあって見えない、近過ぎる。そういった面は配慮したほうがいいと思います。交通事故が発生しないうちに、地域の住民の安全を守る意味においても町は問題があったら国・県に対して物を言って欲しい。調査していると言うがそれも含めて意見を言ってはどうでしょうか。答えていただけますか。

 

○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。

 

○まちづくり振興課長 金城敬宝君 国道507号バイパスと町道7号線の合流箇所の件でございますけれども、高津嘉山トンネルのちょうど八重瀬から那覇向けの合流部になっておりますが、加速車線があって、本来であれば加速車線に入って、見て合流すべきなのですが、たまには急に入り込む車があるということですよね。これにつきましては、早めに県にその状況を説明して対応してもらうよう要望してまいります。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 いろいろ答弁ありがとうございました。町民が安全でしっかり生活ができるように、そして子どもたちの教育についてもきちんと実施できるよう努力して欲しいことを申し上げて質問を終わります。ありがとうございました。

 

○議長 中村 勝君 以上で一般質問は全部終了いたしました。本日は、これで散会いたします。

 

散会(午後2時54分)

 

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