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平成25年第3回定例会 会議録(第5号-2)

2013年12月4日

 

 平成25年 (2013年) 第3回 南風原町議会 定例会   

第5号

9月27日 

 

 会議録

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○副議長 玉城光雄君 再開いたします。通告書のとおり順次発言を許します。8番 宮城清政議員。

 

〔宮城清政議員 登壇〕

 

○8番 宮城清政君 それでは、通告書にしたがいまして質問をさせていただきます。今回は2点質問がございますので1点ずつ終わらせていただきたいと思います。まず1点目、観光産業についてでございます。(1)観光協会では民泊家庭や体験学習プログラム等に力を入れていると聞いておりますが、民泊の現状はどうかお答えいただきたいと思います。(2)観光協会から提案されている旧社会福祉センター跡を宿泊施設として改修する要請についてはどのようにお考えかお答えいただきたいと思います。

 (3)JAファーマーズマーケットの計画が進んでいると聞いております。現状はどのようになっているか。それから、このファーマーズマーケットが建設されたあとに、町特産品の販売拠点として県内外にアピールできるようにJAに要請すべきだと思いますがどのように考えているかお答えいただきたいと思います。以上1点目です。

 

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○副議長 玉城光雄君 国吉真章副町長。

 

○副町長 国吉真章君 では、観光産業について3点質問がありますので1点目から答えてまいりたいと思います。町内における民泊受入家庭は、沖縄県青年会館登録が20家庭、南部広域宿泊体験協議会に1家庭、合計で21家庭となっています。(2)先般の町観光協会と町商工会連名による旧社会福祉センターの大広間を宿泊施設に改修する要請については、施設の有効活用を考えていただいた提案だと受け止めております。現在の大広間から宿泊施設への改修となるとかなり大規模な工事が必要となります。また同施設は、昭和56年3月の竣工で築32年が経過しており、耐力度調査の必要もあります。現在は沖縄県介護保険広域連合南部認定事務所と特定非営利活動法人南風原障がい者支援センターと賃貸借契約を締結し事業が行われております。このことからご提案の宿泊施設への改修に当たっては、これから町の観光協会、商工会とも意見交換をするなかから調査、そしてまた検討してまいりたいと思います。

 (3)ですが、南風原ファーマーズ建設については、建設予定地の地権者全員の同意を得て測量に入っている段階です。今後、県に開発許可申請書を提出していく予定ということです。建設が決定しましたら町の特産コーナーの設置等についてJAおきなわへ要請をしてまいりたいと思います。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 ありがとうございました。まず順を追って再質問をさせていただきます。民泊の件ですが、受入家庭は青年会館登録が20、あと南部広域体験協議会1つと合計21家庭となって南風原町内の家庭だと受け止めていますけれども、以前に民泊の話があって民泊を募集してやりたいとありました。民泊ということは、おそらく修学旅行等々をターゲットにするかと思いますけれども、当初の話でそういうことを進めていきたいとありました。それではこの観光協会自体の募集はあったのかです。そこで決まった民泊はないのかどうかお答えいただきたいと思います。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。観光協会では今年度、一括交付金を活用いたしまして民泊啓蒙推進事業を行っておりますけれども、職員配置がされたばかりということで、今現在この民泊の掘り起こしについて進めているところでございまして、現時点ではこの民泊が箇所的に決まっている状況ではございません。今年度を目途に掘り起こしを進めていきたいと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 それでは、今現在、青年会館、あるいは南部の協議会に21家庭の登録があって町では観光協会からの民泊家庭はないとのことですので、例えばこの話が進んで受入れすると決まった場合、この21家庭と観光協会との連携と言いますかつながりというのはどのようになりますか。そこが受入れもできるかどうかです。すぐにはないと思うのですけれども、例えば今後ずっと民泊家庭の申し込みがなかったとなった場合、南部の観光協会もあると思いますのでそのへんでの連携はどのようになっているか。これができるのかどうかです。

 

○副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。現在、町内にございます民泊は、先ほど申し上げたとおり青年会館が20、南部広域のほうで1件が掘り起こされている民泊となっておりまして、各登録されている民泊ではありますけれども、町がこの民泊について利用できるかと言いますと、今現在はそこまで至っている状況ではございません。その21家庭につきまして、民泊の状況がどのような内容なのかまだ把握するに至っておりませんので、その条件が整っておりましたら双方との協議を重ねていきまして、町の観光協会においてもその民泊が利用できるように進めていきたいと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 現状は厳しいと受け止めました。ぜひ連携をしていただいて利用できるよう話合ってきていただきたいと思います。それを加味して(2)に移ります。

 社会福祉センター跡を宿泊施設に改修できないかというのは、先ほどもありましたように民泊は厳しいという印象を持っていましたのでどうにかして宿泊施設をと、先ほど赤嶺奈津江議員からキャンプなどスポーツ関係の話がありましたがスポーツだけではなくて文化面での交流もいろいろ話があります。先ほどありましたサザンヒルのアイスホッケーの件では、7月2日に行われた台湾の小中学生チームとの交流の場合には、南風原町として中央公民館で歓迎会がなされています。せっかくこういうつながりと言いますか、南風原に来るお客さんがおられますので、その受入態勢を整えていく意味でも民泊が厳しければそういう施設を改修してはどうかという提案です。何月でしょうか中国から交流に来たいという話がありまして、これについてはできませんでしたけれども、これも那覇で泊まって南風原町の中央公民館で民俗芸能の交流ができないかというものと記憶しています。宿泊施設等があればそういった話もどんどん進められるという気がしますので、ぜひやっていただきたいと思います。それから先ほど出ていたサザンヒルのアイスホッケーは、沖縄県で唯一のリンクで、シニアチームが21日から来て子どもたちへの指導などやっています。そういった意味でも南風原に呼んで交流をさせて、あるいは親善試合等々もできるようなかたち。テレビ放映もされていましたが、こんなに素晴らしいリンクがあるから大会ももてるのではないかという話をやっていたようなことでしたので、県に1カ所しかないのでもったいないと言いますか、交流を深めるのか大会を誘致するのか、サザンヒルとこのリンクの件でいろんな話がされているのかどうかお伺いします。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。サザンヒルアイススケート場をどのように活用していくか具体的にはまだ直接先方と協議をやっておりません。ただ、先だって台湾の学生アイスホッケーチーム等が合宿に来てそこを利用していることもありまして、また県内にあります唯一のスケート場ということもありますので観光協会とも一緒になって今後どのような利活用が可能なのかを検討してまいりたいと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 そこでいろんな交流等々が増えてきましたら、どうしても宿泊施設、理想的には大きなホテルが建ったほうがインパクトは強いのだろうと思いますけれども、町長もホテル誘致は前から考えているがなかなか進まないとの話もありましたので、先ほどからの繰返しになるのですがまずは商工会から要請の出ている社協を改修してどうにか宿泊施設が造れないか。今空いている大広間は天井がだいぶ高いですよね、そういう構造的なもの含めて検討して欲しいということですが、一括交付金を入れて耐力度調査をしてみようという考えはありますか。

 

副議長 玉城光雄君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 旧社協の大広間は、ステージ含めて約100坪あります。おっしゃるように非常に天井も高いということであります。懸念されるのは、築32年経過していることで、それを一括交付金も観光振興での導入のお考えだと思うのですけれども、それも含めて、また一括交付金を投じたものは次は収益との関係諸々ございます。それから、耐力度、今入っている2つの事務所はかなり形態が違うと言いますか業種が違った複合の入居となります。そういったことも含めて、しかしまずはどれぐらいの老朽化が進んでいるかもやはり調査が必要だと思います。ただ、実質的にこれが一括交付金に該当するかどうか含めて調べてみる必要があると思います。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 先ほどから出ていますけれどもプロスポーツ関係だけではなくていろんな文化面の交流等々もありますので、そういう受け皿ができたらあとは観光協会あたりが頑張って進めていかなければいけないと思いますが、ぜひできるだけ建築できる方向性で考えて前向きに検討していきたいということでいいかどうかもう一度お伺いしたい。ただ検討しますということではなくて来年のいつできるとか具体的に、また築32年も経っている建物なので耐力度調査を入れて厳しいとかいろんなことが出てくる可能性もありますが、必要性については先ほど赤嶺奈津江議員からもありましたように非常に感じているところだと思いますので、今一度答弁お願いします。

 

副議長 玉城光雄君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 まず一括交付金を活用しての耐力度調査となると実施が前提になろうかと思います。繰返しの答弁になるかと思いますが、やはり老朽化していることと費用がかなりかさむことが往々にして予測できます。そのこともありますし既に入っている事業所との関連もありますので慎重に検討させていただきたいと思います。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 ぜひ慎重に検討していただきたいと思います。大きなホテルが誘致できたら、それには用地の問題などいろいろありますから町が中に入ってできれば一番理想かと思いますが、まずはそういう方向で宿泊施設が作れないかどうか検討をお願いしたいと思います。

 それでは3点目に移ります。ファーマーズマーケット建設についてです。地権者の同意は全部得られて測量に入っているということは、具体的に話が進んでいると理解しましたけれども、開発許可申請も準備されていると、また先日JAとの懇談会があったとも聞いていますが具体的にどの程度まで進んでいるのか。例えば設計をやったのか、申請の準備はできていていつごろ申請するのか、どれぐらいを目途に考えているのか、そういうことが分かっているのであれば答弁をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。ファーマーズにつきましては、現在の段階では県と協議のなかで状況的に開発審査会に上げられるだろうという答えを得ていまして、それに伴ってまずその申請書類関係を作るためJAにつきましてはコンサルさんに委託を出しております。それに基づきまして、まずは現況調査を行ってそれからある程度の計画図面関係を作成ということですね。地権者の同意を得ているというのは、あくまでも現況測量を行う現地に立入る同意ということでございます。開発そのものの同意を得たということではございません。現況測量をし、それから計画図面を起こし、申請関係の書類を整えて出すというこれからの段階です。今現在はそういう状況となっております。

 

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○副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 測量を入れるということは、賃貸になるのか売買になるのか分かりませんけれども、そういう話が全部終わったのかと受け止めていました。前から二転三転して5カ所目ぐらいになっていて本当にどうなっているのかと思ったものですから今聞いているのですが、地権者との用地関係で賃貸、売買の交渉はまだこれからあるということですか。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。地権者との賃貸契約はまだだと思います。現況測量を入れまして、ある程度の計画図もできた段階で地権者との賃貸の正式な交渉に入っていくのではないかということです。ただ、内容等については、測量等の同意を得るためにご説明はされていると聞いております。その現況測量が完了し、ある程度の計画図面ができた段階で本格的な賃貸契約は結ばれていくのではないかと考えております。状況的に測量関係も現場での実施に入っておりますので私どもとしては前向きに進んでいくものと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 測量を入れる同意は得たということで、反対する人だったら測量も入るなと言うだろうというニュアンスで受け取りましたけれども、コンサル委託ということは図面等々もこれから出来上がってきて開発申請をやるわけですよね。懇談会のなかで話が出てきたかどうかは分かりませんが、この開発申請の時期も分かりますか。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 現時点、懇談会の場での話ですけれども、JAとしましては平成27年3月ぐらいにはぜひオープンをさせたいという意向がございます。ただ、開発行為が必要ですのでそれを早期に進めていきたい、目標は27年3月ですけれどもできるのであれば前倒しも考えていきたいということでございます。ただ、開発審査会事項でありますので先方の日程的なものもあるものですから、今の時点では開発行為がいつ下りるかにつきましていつごろとの想定を付けるのは難しいのではないかと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 開発申請を出せる状態との答弁ですので、県の感触もいいのではないかという感じを受けました。27年3月を目標となると、逆算したら開発申請は出して2、3カ月かかって、また建築確認申請を出してとどうしても半年ぐらい、その前に図面も引かなければいけないとなるとそんなに時間もないので、今のニュアンスからするとJAは建設に向かって県とのすみ分けの話もあるだろうし感触は取れたのかと受け取りました。

 そこで、どこのJAファーマーズでも地元の特産品販売はだいたいなされていますよね。今、観光協会あたりで商品開発を盛んに何種類かなされています。僕らもいろいろ試食して、ではこれをどこで売るのと聞いたら作っている側もどこで売ろうかという今の段階らしいので、このファーマーズが良い機会と言いますかそこしかないのかという感じがします。どういう具合にやるのか、JAが経営するのか、方法はちょっと分かりませんが、ぜひその一画で南風原の特産品、観光協会の開発した商品だけではなくて、琉球絣とかいろいろありますので展示できるとか、あるいは試食ができるスペースをぜひ強く要望していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 ご提案のとおりと考えます。私どもといたしましても、南風原町の特産品の販路拡大をどうやって進めていくのか大きな課題として挙げておりますので、このファーマーズができることによってかなり規模の大きい南風原町の特産品のコーナーを設けることができましたら、大いにその販路拡大につながるのではないかと考えております。協議の段階で正式ではございませんが、そういったニュアンスをJAにも伝えてございます。今後は建設が決まり次第、町から正式にコーナー設置について協議を重ねて実現できるように頑張っていきたいと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 ぜひ座談会での話しではなくて正式に要請文等々、南風原町あるいは観光協会、どのようになるか分かりませんけれども申入れして、せっかく観光協会も立ち上げたことですし維持できるよう商品販売ができるようぜひ要請をしていただきたいと思います。

 それでは2点目に移ります。県営住宅再生計画についてです。(1)県の再生計画の報告書によると、最終計画案として第一団地は90戸、第二団地は460戸が最適とされている。報告書がありまして、そのなかでうたわれておりますのでこのことについて町長はどう思うかということです。答弁では90世帯の場合は、自治会運営が危惧されることや住民アンケートの結果から自治会の要望している200世帯以上を尊重していきたいと答弁されていますけれども、実は自治会から既に県へ正式に要望書が提出されております。これは設計コンペですか、プロポーザルの締切がこの2、3日にあると言っていました。その前に要請しておこうということで県には自治会から要請しております。それでどうしても自治会としては最低200世帯、今は230世帯ですので最低でも200世帯はないと今まで

 

○副議長 玉城光雄君 暫時休憩します。

 休憩(午後2時04分)

 再開(午後2時04分)

○副議長 玉城光雄君 再開します。

 

○8番 宮城清政君 (1)第一団地は90戸、第二団地は460戸が最適とされているがこれを町長はどう思うか。

 (2)この計画によると翔南小学校の児童が減り、津嘉山小学校の児童が増えることになる。このことについてどう考えるか。

 (3)第一団地自治会としては、最低でも200戸は確保して欲しいと強い要望がある。第一団地の皆さんと一緒になって県への要請ができないかどうかお伺いします。

 

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副議長 玉城光雄君 国吉真章副町長。

 

○副町長 国吉真章君 それでは、県営住宅の再生計画についてお答えしたいと思います。まず(1)ですが、平成25年3月に策定された県営南風原団地、南風原第二団地再生計画によると、まず南風原団地とはわれわれが呼びなれている第一団地のことですので第一団地のほうが馴染みがあると思いますので以下第一団地の表現で読んでまいります。この計画によると、第一団地が90世帯、第二団地が460世帯が最適とされていますが、第一団地の90世帯の場合には自治会運営が危惧されることや住民アンケート結果からも自治会の要望している200世帯以上を尊重してまいりたいと思っております。

 (2)は教育委員会からお答えしたいと思います。(3)ですが、県の住宅課から再生計画について正式な説明は受けていませんので県からそういう説明を受けたあとに町内の関係課との協議を重ねて、それから県へ要請をしていまいりたいと思います。その際には、当事者である第一団地の皆さんも一緒に足並みを揃えてまいりたいと思います。

 

副議長 玉城光雄君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 県営住宅の再生計画関係についてお答えいたします。(2)でございますが、津嘉山小学校校区は津嘉山北土地区画整理事業が進められアパート建設などで今後も児童の増加が見込まれるので、第二団地は現戸数での計画が望ましいと考えます。また、翔南小学校区は、市街化調整区域ということもございまして児童数は横ばいの状況です。そこで、第一団地につきましても現戸数維持が望ましいと考えます。以上でございます。

 

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○副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 ただいま答弁をいただきました。県が第一90世帯、第二団地460世帯が望ましいと結論付け最終報告ということであるのですけれども、実はこれは3案に絞られておりまして、現状維持と今言われている第一団地90世帯と第二団地460世帯、あともう1つは第一団地ゼロで第二団地が550世帯とこの報告書のなかでありました。そのなかで県としては景観などいろんな説明書きもありますけれども、その90世帯と460世帯がベターだという判断をされたようです。この報告書のなかで気になる点がありましたのでお聞きしたいと思います。南風原町が役場より高い建物を要望していない点も留意すると書かれているのです。県とのそういう話があったのかどうか、それを確認したいと思います。

 

○副議長 玉城光雄君 金城敬宝まちづくり振興課長。

 

○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。南風原団地、南風原第二団地の再生計画につきましては、この計画があると昨年説明を受けております。1回目説明を受けて、2回目は担当レベルでの話があったようで、そのなかでやはり景観的なものもあるので高層化はあまりよくないのではないかおそらく話のなかで出たかもしれないことは担当からあります。これが正式かどうかは分かりませんけれども、そのように担当レベルの話し合いのなかで建物の影のラインとか町道との関連とかいろいろなものがあったようで、正式なものではないということです。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 なぜそういう質問をするかと言いますと、県も地域が南風原町で県営住宅ということですので地元の意向等々も参考にしたいと、特にこの南風原町の考えをぜひ聞いてみたいという話が自治会で要請しに行った時にあったそうです。それで今回質問をしております。南風原町がどのように考えているか、これにもありますように「要望していない点も留意する」と、では要望すればそのまま造るのかという話にもなりますけれども、そういう意味でぜひ自治会区民の意向も汲み取って協議をしていただいて判断をしていただいて、先ほど答弁にもありました県へ要望していただきたいと思います。

 (2)。先ほど教育長の答弁では、津嘉山小学校は区画整理区域もあるし増える一方だと、翔南小学校は調整区域が多くて現状でも横ばい状態ということで、やはり今の戸数が望ましいとありました。いろんな議員さんからありますように、翔南小学校は今は横ばい状態が続いておりますが一時期は減る一方でしたのでクラスも16あるそうですが15を切ったり、そういう状況になってしまったら前にもありました専科の先生が置けないとかいろんな弊害も出てくるということであります。ぜひ教育の立場からも強い意志を持っていただきたいと思います。ちなみに翔南幼稚園が9名で、小学生が55名だそうです。報告書によると64名おります。この90世帯になったとき、どれぐらい減るかは分かりませんが、そのへんも問題があるしそういう教育の観点からもぜひ相談していただいて、働きかけをするということで町長にご答弁をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 お答えします。先ほど副町長、担当、教育長からもお話がありましたが、南風原団地については先だって私も自治会長さんから町はどう考えていらっしゃいますかとお話がありました。90世帯になると県は想定しているニュアンスもありますがどうなのですかということがありまして、私はむしろ現状以上を望みたいと、さらに今は5階建であるが集約して高層化して、周辺に広場を設けることも大事ではないかと強く申し上げました。そういう現状維持を私は望みたい、現状より減らすことに対して私は理解できないということを自治会長に申し上げました。先にありました役場より高層にすることに対してどうなのかについては、現状でも高いのですがむしろ高層化すべきだと、第一団地の上に展望台を作るぐらいの姿勢で県に臨んだほうが南部一帯も展望できるような景観はより素晴らしい地域になると、町は皆さんと同じような考えを持っていますから、要望については私たちも一緒になってやりますと、行動をともにしてまいりますと、いつでも声をかけてくださいと申し上げております。皆さん方も同じ気持ちだと思いますのでそのように頑張っていきたいと思います。

 

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副議長 玉城光雄君 8番 宮城清政議員。

 

○8番 宮城清政君 町長からむしろ高層のほうがいいのではないかと、緑地だとか土地利用ができるということで、先ほどの疑問とは間逆の考え方を聞いて安心しましたと言いますか自治会の皆さん方の気持ちを汲んでいただいたと理解しました。ぜひその節は自治会と一緒になって要望をやっていただきたいと思います。町長から力強い答弁をいただきましたのでこれで終わります。

 

○副議長 玉城光雄君 休憩します。

 休憩(午後2時19分)

 再開(午後2時28分)

 

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○副議長 玉城光雄君 再開します。通告のとおり順次発言を許します。7番 知念富信議員。

 

〔知念富信議員 登壇〕

 

○7番 知念富信君 皆さん、こんにちは。午後の部も最後になりましたけれども、私のほうから通告書にしたがいまして2点質問いたします。まず1点目に、優秀建設工事の表彰制度をということでございます。沖縄県の公共事業は、年々減少しております。そのために建設産業に関心を持つ若者が少なく、そのために就業率が悪く各事業所とも技術者の確保に苦慮している現状でございます。本町の建設業界も技術力の研鑽に努めながら頑張っていますが、受注産業のなかで競争力を高めなければ発展に結び付かず厳しい面があります。町内業者を育成するためにも完成工事に評価を与えて優秀な工事には表彰することによって建設業全体のレベルアップに貢献するものと思います。表彰を受けた事業者は、入札参加願いの点数の加点や一般競争入札、公募型入札などにも加点があり、入札に還元されることで受注に向けてプラスになります。本町も建設業者を育成するためにも要綱を作成していただきますように質問をいたします。(1)公共工事の施工技術の向上や建設業者の育成を図るため、優秀建設工事表彰を規定する考えはないか。(2)工事の完了検査はどのように審査しているか。(3)一般競争入札や公募型入札などで表彰規定の加算があることを認識しているか。

 2.夏休みの短縮でゆとり教育をということでございます。町内の小学校、中学校の学校現場では、地域文化の取入れや総合学習の授業時数が多く学習時間の確保が難しく生徒に負担をかけている現状にあると思われます。毎日の授業日数が長く、その後のクラブ活動、塾での勉強等で精神的に追い込まれています。本町は3学期制を運用していますが、二学期制を導入した市町村は授業時数の確保と教員の負担軽減、教員が子どもたちと触れ合う時間が増えるなどのねらいがありました。しかし、課題を明確にするために夏休み前に評価が必要、テスト範囲が広くなり学習意欲の低下などの課題があり、3学期制に戻す市町村も出てきました。授業時数は確保されたと思いますが、評価などに課題があり、そのための評価と思われます。本町も地域の伝統芸能を継承するなど総合学習に意欲を持って取り組んでいますので授業時数の確保に苦慮していると思われます。夏休みを1週間短縮して授業時数にゆとりを持って授業に臨んで欲しいと思いまして質問をいたします。(1)総合学習が増えて授業時数の確保が難しいと思いますが、児童生徒に負担はないか。(2)夏休みを1週間短縮して教育時間を確保し、ゆとり教育を実践している所がある。本町も取り入れる考えはないか。以上2点でございます。よろしくお願いいたします。

 

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○副議長 玉城光雄君 国吉真章副町長。

 

○副町長 国吉真章君 それでは、優秀建設工事の表彰制度についてお答えしたいと思います。まず(1)の件についてですが、公共工事の優秀建設工事の表彰については、次年度平成26年度から取り組めるように、既に実施している県内自治体の資料等を収集しております。経済建設部を中心に分析も含めて本町に置き換えた場合にどういうかたちが一番効率が良く望ましいのか含めて調整調査しています。ぜひ次年度からできるように取り組んでまいりたいと、そのための調査も進めておりますことをご報告しておきます。

 (2)工事の完了検査についてですが、工事の検査員が当該工事の出来高を工事請負契約書、図面、仕様書その他の関係書類と対峙して書類調査と現場調査による調査を行っております。

 (3)の件です。一般競争入札や公募型入札などにおける表彰規定の加算については、総合評価落札方式に優良企業表彰の評価項目があることは認識しています。そのことは、それぞれの企業の自己研鑽に尚一層励む、そして引いては企業発展につながる意味でこの規定の意義について内容的には評価しています。以上、町長部局に係る分については終わります。

 

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副議長 玉城光雄君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 2.夏休み短縮でゆとり教育をのご質問にお答えいたします。(1)でございますが、小学校で平成23年度、中学校で平成24年度から完全実施されております新教育課程では、総合的な学習の授業時数は減少し、国語や算数、数学など教科の授業時数が増加しております。詳しく申しますと、小学校年生、年生では週あたり2時間の増加、小学校年生から年生まで、それから中学年生から年生までについては週1時間の増加でございます。小学校は2カ年、中学校は1カ年を経過しておりますが、時数増に対する児童生徒の負担は特にないものと考えております。

 (2)でございます。授業時数の増加に対して町内の小中学校では週あたりの時数を1時間から2時間増やすことで対応しております。平成24年度は各学校で新学習指導要領の標準授業時数は確保できております。夏休みを短縮して授業時数を確保することにつきましては、今年度の各学校の授業時数の状況も見ながら校長会とも意見交換をしてまいりたいと考えております。以上です。

 

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○副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 どうもありがとうございました。順次質問をしたいと思います。1番目に公共工事の施工技術の向上を規定する考えはないかの質問に対して、平成26年度から実施したいと答弁をいただきましたけれども、来年度に規定を作成をしてやるとしていますが、工事としては平成25年度の工事を表彰規定とする予定ですか。答弁をお願いします。

 

○副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。来年平成26年度から優秀建設工事の表彰を行っていくと決めておりまして、現在既に実施しております自治体の資料収集を行いまして南風原町の要綱づくりを進めている途中でございます。平成26年の表彰の対象としましては、今年度平成25年度一年間の工事実績としそのなかから決めていきたいと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 平成25年度の工事を表彰規定に設けたいと答弁をいただきましたけれども、この表彰規定は沖縄県が平成18年度から施行しています。那覇市が平成19年度からやっていますし、与那原町は平成23年度に要綱を作成して前年度からの表彰をやっていると、糸満市が平成23年度に作成して平成24年度の表彰を設けて、名護市もやっている状況であります。表彰規定を設けてその前の工事を対象にして表彰していますけれども、来年度は入札参加願いがあるのです。そのなかで表彰してもらって、その表彰を受けた業者に関してはそれが一つの加算になるわけですから、平成25年度、来年度では遅れます。入札参加願いは2月ごろに提出しますよね。そのあたりは皆さん各自治体も勘案して、こういうのは急いでやらなければいけないと前倒しでやっている状況です。南風原町も平成26年度でやりたいということであれば、今の時点でさっと作って前倒ししてやるべきではないかと思いますけれども答弁をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。平成26年度実施ということですけれども、できるだけ平成26年度の前半で行いまして平成26年度の工事等の発注に向けて表彰された業者も加点を行いまして優先的に工事に参加できるよう進めていきたいと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 今度新しく規定を作成する段階でありますので、例えば平成25年度の工事は規定となっていますけれども、これを平成24年度とか平成23年度まで遡って表彰する考えはありますか。答弁をお願いいたします。

 

○副議長 玉城光雄君 暫時休憩します。

 休憩(午後2時42分)

 再開(午後2時43分)

○副議長 玉城光雄君 再開します。真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。表彰規定は途中なのですけれども、それを定めるためには現在完了検査で行っております点数による評価もその表彰規定に合わせるようにかなり細分化して作らなければならないものですから、それを今早急に今年度の完了検査に間に合わせるよう準備しておりますが、例えば平成24年、平成23年はその評価をしておりませんので平成25年度と同様一律に評価するのは難しいのではないかと考えております。と申しますのも、現在の完了検査での評価につきましては細かくなされておりませんので、今のままでいきますと優劣付け難い点数になることから、細分化してその優劣を付けるような制度に組み替えようということでやっております。ですから、従前のものでいきますと表彰規定を選別するに難しいのではないかと考えております。以上でございます。

 

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○副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 ありがとうございました。事業者におきましては1点でも2点でも加算点数を上げて、それが町外の工事にもプラスになるしいろんな面でプラス材料に働きます。評点がないとありますがどうしてもやってもらいたいのが本音であります。優秀な工事を監督官はよく分かると思いますので何らかのかたちでリストアップしてもらって、その業者は挙げて皆で評価してあげるかたちがいいのではないかと思いますけれども、評点について今のところ本町はやっていないなかで工事の出来高はある程度その担当の現場代理人がよく知っていますし評価できると思うのです。リストアップしていただいて平成24年度の工事、平成23年度まで遡って表彰規定に入れてもらったほうが業者育成にもなりますし表彰を受けた所にも励みになりいろんな面でプラス材料が働きますので考慮していただきたいと思います。再度答弁をお願いします。

 

○副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 ご提案ありがとうございます。現在、要綱作成を進めているところでございまして、平成24年、平成23年に遡ってその当時の竣工検査の成績評価によって可能かどうかも含め検討させていただきたいと思います。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 ぜひそのように取り組んでいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。では今その規定を作る段階に入っていますけれども、その優秀建設工事表彰の完成工事金額はどのように設定しようとしているのかどうか答弁をお願いいたします。例えば建設工事、土木建設工事どのぐらい、そのなかに電気設備などありますのでそこはどのぐらい考えているのか。一律でいくらという線を考えているのか、答弁をお願いいたします。 

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。現在は既に実施している市町村の資料を集めて、例えば建築工事でしたら金額がいくらから、土木でしたらいくらからということを決めている状態ではございませんで、参考に各市町村の状況を見定めて一覧表を作って、今後南風原町はどのように要綱を作っていくか現在進めている最中です。明確にお答えできるような状態にはなっておりませんので、今しばらくお時間をいただきたいと思います。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 私の資料のなかでは、与那原町が1,000万円以上、名護市は500万円以上から工事種類を考慮して表彰することになっております。与那原町は電気設備一切を含めて1,000万円以上の工事高を対象としているとなっています。本町の事業者はランク付けでありますので1,000万円以下の施工業者もありますよね。そこを育成するためにもある程度掘り下げてもいいのではないかと思います。名護市も500万円以上対象としていますので参考になるところがあるかと思います。ただ、成績においては評点化をある程度やりますので、やはり優秀な技術をもって完成した所に表彰を設けるものでありますからある程度金額は下げてもいいかと思います。年間完成工事高のなかで対象となる工事件数は、金額は別としてだいたい何社ぐらいが該当しそうな感じですか。基準点を超えたら全て表彰するのか、それともある程度優秀な所を絞り込んで表彰するのか、どういう感じで考えていらっしゃるのか答弁をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。繰返しの答弁になろうかと思いますけれども、現在は資料収集を終えて各市町村の中身を精査している段階でございまして、これから所管課でこの南風原町要綱の案を作りまして、それから再度関係課と協議を重ねて最終的にできあがるまでは方向性が現在お答えできるような状態ではございません。なるべく早めにその要綱を仕上げて、皆さんにも公表できるよう頑張っていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 では1番は終わりたいと思います。ひとつよろしくお願いしたいと思います。(2)では、書類調査と現場調査による審査を行っていますと回答をいただきましたけれども、沖縄県は評点で点数を出して評価しているとあります。本町はどのような評価をしていますか、答弁をお願いいたします。

 

○副議長 玉城光雄君 暫時休憩します。

 休憩(午後2時52分)

 再開(午後2時53分)

○副議長 玉城光雄君 再開します。真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。ただいま南風原町では工事成績評定表というもので評価するようになっていまして、例えば項目が4つございます。そのうちの1つが施工体制、2つ目が施工状況、3つ目が出来高及び品質、4つ目に出来栄えというものがございまして、この項目に各現場監督員、主任監督員、検査員の各持ち点の点数がございまして、それぞれその点数を付けましたその合計でもって最終的に所見が出てきます。例えば何点以下ですと不合格ですと、何点から何点までは普通、それ以上になりますと良、優秀というような点数による評価になっております。これを表彰規定にもっていくとなりますと、この状態では点数を付けるのに粗くなりますのでもう少し細かく細分化した点数の付け方が必要となります。それも含めて現在その切り替える作業に入るところでございます。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 与那原町の評定では施工体制の配点が8点、施工状況が22点、出来高管理が14点、南風原町は出来栄えとしていますけれどもこちらは法令順守が6点で持ち点50点、それに基礎点が50点加わって100点満点で評価しているとあります。3名の検査官がそれぞれ評価してそのなかで点数を割り出しておりますけれども、部長からの答弁では南風原町も点数は出していると、けれども点数はその成績のなかには表れていませんよね。その事業所におたくは何点ですよと渡してはいませんよね。そのような見える点数は必要だと思いますけれども、先ほどの点数が出ている状況であれば上位の業者はその表彰の対象に十分ノミネートできますよね。そのあたりをやっていただけるのであれば、平成24年度、平成23年度に遡っても表彰はできるのではないかと私は思いますけれどもどうですか。与那原町はそういう感じでやっていますが、それに類したかたちの評点をやる予定でありますか、答弁をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 現在の配点は、だいたい普通、良好が割合として占めておりますので、ほとんどの施工実績の業者がその点数に入るものですから、表彰規定になりますとほぼ7割、8割を表彰するというような内容になってきます。それを結局、そこまでの業者を表彰することは難しいですので、もう少し細分した点数配点を行いまして今までの何点から何点の範囲に入っているものをさらに振り分けていく必要性がございます。それを今現在進めている最中でございますので、平成24年、平成23年となりますと、例えば75点から85点が良好だとした場合その枠に入っている業者がほとんどなのです。とすると甲乙付け難いところがありまして表彰までいくにはちょっと難しいのではないかということがありまして先ほどの答弁となっております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 分かりました。ひとつよろしくお願いしたいと思います。本町で検査員は今どのように行っているか。同じ課の職員が検査に立ち会っているのか。それとも担当職員と別の課から入れたかたちの複数の人数で立ち会っての検査をやっているのか答弁をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。現在の検査官につきましては、経済建設部3課の課長、まちづくり振興課長、都市整備課長、区画下水道課長の3課長が自分の課に関わらない他の課の工事の検査を行っております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 分かりました。それに関しては、施工体制とかいろいろありますけれども、本町の1つのマニュアルに沿って厳正に検査をされているのですか。答弁をお願いします。

 

○副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 検査につきましては、南風原町独自はございませんけれども県の資料関係を使って統一的に、マニュアルということになりますがそれに沿って検査を行いまして検査官、担当、主任監督員がそれぞれ点数の配分を受け持って成績を付けているということになっております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 (2)については、これで終わりたいと思います。(3)にいきたいと思います。評価項目があるのは認識していると回答をいただきましたけれども、国・県、今言ったような市町村も4カ所ぐらいあるとあります。国の場合は局長表彰3点、各出先機関の事務所が1点。県の加算点数もあると思いますが、それは認識されていますか。答弁をお願いします。

 

○副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。県の総合評価方式の運用案ということで手元にありまして、評価項目及び細目についても資料はございますけれども、各自のそれらに対する配点という詳細資料まで手元にございませんので把握しておりません。

 

副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 ありがとうございました。県にもそのような加算点数はあると思いますので県に伺ってぜひ参考にしていただければと思います。工事成績においては点数を設けて表彰をやりますけれども、維持清掃のボランティア関係が那覇市では事業者と提携を組んでやっているところが多々ありますよね。それも入札参加願いとかその加点ではないとは思いますが、多少のプラスはあると思うのです。やはり本町も業者と提携すれば積極的にやると思いますし、年に何回かボランティアの清掃に600名ぐらいの参加があってたいへん好評でありますが、各通りを清掃してもらうボランティアも必要ではないかと思います。加算も含めて本町もそういう事業者と提携を組む考えはあるかどうか答弁をお願いいたします。

 

副議長 玉城光雄君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。現在、南風原町は評価方式をまだ採用しておりませんので、実質的にボランティアやそういった団体の地域活動関係が点数に加味されることは現在ございませんけれども、ボランティア関係等含めまして私どもは実績一覧表を作ってございます。それに基づいて、例えば業者を選定する場合においてもそれが一つの参考資料として現在使われております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 ぜひ本町も事業者と清掃ボランティアを提携してもらって地域に貢献するようにさせてください。それが入札参加願いとか公募型とかそこでどういうボランティアをやっているなど項目がありますのでそのなかで選定の有利な材料になると思います。ぜひ取り組んでいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。これは終わりたいと思います。

 教育の件でありますけれども、総合学習が増えて授業時数の確保が難しいと思うが児童生徒に負担はないかと質問をいたしましたら、総合的な学習の時間は減少していますと、その代わり国語や算数、数学は授業時数が増えていると答弁をいただきました。私は、地域文化を取り入れた学習が増えているのではないかと思っておりますけれども、答弁をお願いいたします。

 

副議長 玉城光雄君 瑞慶村哲秀教育指導主事。

 

○教育指導主事 瑞慶村哲秀君 新しい学習指導要領では、伝統文化の尊重というのも強調されておりますので学習内容としてはそういう地域伝統文化を取り上げる機会が増えている可能性はございます。例えば総合的な学習は各学校で教育課程を編成しておりますので、各学校によって違うかとも思いますが、学校によりましては確かに総合的な学習のなかで地域を取り上げる時数が増えている可能性はあります。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 小学校年生から年生、また中学年生から年生までは週1時間から2時間の増加と回答がありますけれども、この週5日間のなかで授業時間のバランスはどうなっているのか答弁をお願いしたいと思います。今までの5時間が6時間になっているのか、6時間が7時間になっているのか、そのあたりのバランスが平均的になっているのか答弁をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 瑞慶村哲秀教育指導主事。

 

○教育指導主事 瑞慶村哲秀君 授業時数への対応とのことでございますので、例えば小学生の場合ですと新しい学習指導要領の前までは週1回は4校時のときもあったのですが今は毎日5時間となっております。中学校ですと週1時間増えておりますので、毎日6時間の授業を実施するというかたちで対応しております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 どうもありがとうございました。中学生で毎日6時間の授業をやっていると回答をいただきました。このあいだ、全国学力テストの結果が公表されましたけれども、その今の6時間をずっとぶっ通しでやっていることは本当に子どもたちが集中できているのか、適しているのか疑念があって、それが学力低下の一つの要因にもなっているかと懸念されます。先ほどの成績については、まだ皆には公表されていないと思いますので公表をお願いしたいと思います。

 

副議長 玉城光雄君 新垣好彦教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 平成25年度の全国学力調査についてのご質問がございましたのでお答えをいたします。平成25年度の全国学力学習状況調査は、小学校は第六学年で中学校が第三学年で、4月24日に実施されました。本町でも4小学校2中学校がございますので実施をいたしまして、8月27日に文部科学省から調査結果が届いております。教科の平均正答率というかたちでお答え申し上げます。小学校で国語と算数それぞれA問題、B問題とございまして、A問題が主として知識に関する問題、B問題が主として活用に関する問題で試験が行われております。小中学校とも全国より下回っております。県平均で申し上げます。小学校の国語の県平均ではA問題で1.4ポイント、B問題では0.6ポイント及ばなかった結果となっており県平均より下回っている状況です。それから、算数は県平均より上回っている状況にあります。算数は小学校で県平均のA問題で2.5ポイント、B問題で2.0ポイント上回っております。次に、中学校を申し上げます。これも全国平均よりずっと下回っていますが、県平均で申し上げまして国語はA問題で0.4ポイント、B問題で1.5ポイント上回っております。小学校とは反対になっております。それから、数学が県平均A問題で0.9ポイント、B問題で0.7ポイント及ばなかった、県平均より下回っているという結果になっております。ただいま申し上げました調査結果の概要は、10月号の広報誌1面を使って掲載しております。以上で回答といたします。

 

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○副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 ありがとうございました。中学校は、国語Aで上回っている、数学は下回っていると評価をいただきました。小学校では国語が下回って算数が上回っているということで、だいぶ頑張っている感じはしますけれども、やはり授業時数を毎日6時間やってそれからクラブ活動や塾とか子どもたちにはありますので、集中できる時間帯というのはある程度限られていると思います。子どもたちにとって負担があると思うのですけれども、どのように解釈しておられますか答弁をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。確かに議員ご質問のとおり、これまで例えば小学年生、年生でしたら午前中4校時までだったものが1週間5校時まであると、あるいはまた中学校ですと1週間に1回は5時間で終わっていたものが毎日6時間だと数字的に表現しますと厳しい部分があるかと思いますけれども、ただしかし、この時数というのは全国一緒でございまして、南風原だけこの時数でやっているわけではございません。そういった考えもあるかと思いますけれども、そこはやはり去年、一昨年とその時間帯で頑張っておりますのでこれが一緒くたに児童生徒の負担になっているとは考えておりません。それとまた全国学力テストの結果でも分かりますように、先ほど部長から報告がありましたのはあくまでも本町の平均でございまして、ある学校におきましては全教科全国の正答率を超えていると、1教科につきましては全国のトップレベルの点数もあるという結果もありますし、またもう1つの学校は3教科とも全国レベルに達していると、1教科だけ0.何ポイントか届かなかったというような状況もございまして、画一的に子どもたちにとってこの時間帯が厳しいと判断はできないのではないか。もちろん、この時間数で厳しいという子どもさんもいるかもしれませんけれども、平均しますと何とか対応できていると私は理解しております。以上です。

 

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○副議長 玉城光雄君 瑞慶村哲秀教育指導主事。

 

○教育指導主事 瑞慶村哲秀君 先ほどの訂正をさせていただきます。中学校で毎日6時間と申し上げましたが、週あたり29時間ですので1日は5校時の日がありますので訂正してお詫びいたします。

 

副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 どうもありがとうございました。全国学力テストの成績は、先に回答いただきましたけれども、沖縄県のなかで無回答率の高さがあると指摘されております。本町の中学校においては、その無回答率は少ないと私なりに回答いただいています。そこは努力して変えていることに評価できるのではないかという校長先生の評価をいただいております。努力している甲斐はあると、分からなくても何とか努力していると先生からの評価がありましたのでたいへん頑張っている、努力して欲しいと思いました。(1)はこれで終わりたいと思います。

 夏休みを1週間短縮してその1週間分の29時間を有効に地域行事に活用している県内の市町村がありますけれども、そのやっている所を認識していますか。回答をお願いします。

 

○副議長 玉城光雄君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 南城市のほうで1週間短縮をしていると聞いております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 県内では南城市と伊江村がやっているのです。やはり地域の行事がたくさんある所は、南城市もそうですが私の生まれ島の伊江島もそうなのです。地域の伝統行事が多くて、それに時間がどうしても割かれますので夏休みを1週間前倒しにして、その29時間を有効に地域文化の勉強に回しているということです。そして、授業時数にもゆとりがある、これは良いことだからぜひ取り組んだほうがいいのではないかと助言をいただきましたけれども、本町でも取り組む考えはありませんか。答弁をお願いいたします。

 

○副議長 玉城光雄君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。議員ご指摘のように、確かに地域の伝統文化あるいは字の伝統文化等々、それに参加するためにもやはり時間は必要ですので南城市あるいは伊江村がそういった対応をしていることはひとつの選択肢であると私も思っております。ただ、この件に関しましては、土曜日授業とか本来のゆとり教育の観点から議論が必要になってきますので、遅かれ早かれこの件に関しましては議論されるものと思っております。本町の教育委員会ではまだこの件に関して議論しておりませんけれども、本町教育委員会でも十分議論して各委員の皆さんの意見も集約しながら、また先ほど答弁でも申し上げましたように校長会との意見交換もしながら今後本町としてどうしていくべきかしっかりと議論していきたいと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 もし1週間短縮した場合、本町においてどのようにその行程を組んでいくか、あくまでも議論のなかでありますけれどもどういう過程があるか教えていただけますか。

 

副議長 玉城光雄君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 あくまでも例えばの話として答弁いたしますけれども、まずは議論の結果、短縮となりますと、学校管理規則の改正になります。学校管理規則の改正は教育委員会で決定するのですけれども、やはり夏休みが1週間も短くなるわけですので当然、最低でも各学校区4小学校区あたりで保護者の皆さんとの意見交換、話し合いもやって、それを積み重ねたあとに管理規則の改正となっていくと思います。そのときには、夏休みですのでうちの給食センターの関係もありますので給食をどうするか、そういったことも出てまいりますし、先生方の服務規則との関係も出てきますので教科をするのか総合的な地域の伝統文化の学習に充てるのかそのへんが議論の対象になるかと思います。いずれにしましてもそこに向かって議論するとなれば、先進地の南城市や伊江村も参考にしながら議論をしてまいりたいということでございます。

 

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副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 ぜひ1週間短縮してもらってゆとりを持って学校授業に当たってもらいたいと思います。土曜日授業の再開の話も文部科学省で審議されたと聞いておりますけれども、どの程度進んでいるのかどうか分かる範囲でいいですので教えていただきたいと思います。

 

副議長 玉城光雄君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 土曜授業の再開に関しましては、あまり情報はございません。東京都で何カ所かやっているというような情報はございます。土曜日授業の再開は、学校管理規則ではなくてもっと上の法律で学校教育法の法解釈になっていきますので、なかなか他の市町村では取り組めない状況がございますし、学校だけの問題ではなくて本来の社会の週5日制の根底に影響する問題でもございますので進んでいないと認識しております。以上です。

 

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○副議長 玉城光雄君 7番 知念富信議員。

 

○7番 知念富信君 分かりました。どうもありがとうございました。やはり教育長の話を聞いても、夏休みを1週間短縮して教育時間を有効に使おうというのが最適ではないかと思いますので、ぜひ校長会やPTA含めて議論をなさってやっていただけたらと思います。よろしくお願いします。終わります。

 

○副議長 玉城光雄君 以上をもって全日程を終了しました。本日は、これにて散会します。ご苦労様でした。

 

散会(午後3時27分)

 

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