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平成25年第2回定例会 会議録(第4号-2)

2013年10月4日

 

 平成25年 (2013年) 第2回 南風原町議会 定例会   

第4号

6月19日 

 

 会議録

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副議長 玉城光雄君 通告書のとおり順次発言を許します。13番 玉城 勇議員。

 

〔玉城 勇議員 登壇〕

 

13番 玉城 勇君 それでは、通告書により質問をさせていただきます。大きく4点ございますけれども、一括質問をしてそれから答弁をいただき、その後、一問一答で質問をしたいと思います。それでは1点目、食物アレルギー等を有する乳幼児への対応について(1)現在、町立認可保育所(園)に入所している園児で食物アレルギー等を有する乳幼児は何名おられるか。(2)食物アレルギー等を有する乳幼児への対応はどのように行われているか。(3)食物アレルギー等を有する乳幼児を保育している園に対して財政的支援を検討してはどうか。

 2点目、保育園の待機児童解消について(1)本町の待機児童数は何名で待機児童とはどのような児童を指しているか。(2)待機児童をゼロにするため、将来出生数の予想と保護者のニーズ調査等をしているか。(3)入所希望をしても入所できない児童を家庭で保育している場合やグループで保育している場合に保育のための助成ができないか。

 3点目、生活困窮者への対応について(1)国民健康保険税未納の町民が病気入院の際、保険証の交付と治療費の支払いはどのように行われているか。(2)安心して治療に専念できるよう対応されているか。(3)就労支援の方法として本町発注事業に短期雇用できるよう依頼をしてはどうか。

 4点目、土地改良区内の停止線及び位置表示板の設置について(1)土地改良区内での事故等が増えている状況にあるが、各交差点に停止線を設置する計画はどのようになっているか。また、事故等の把握はしているか。(2)土地改良区内での事故等が発生した場合に、現在地の説明のため表示板設置をしてはどうかと提案しました。表示板設置の進捗はどのようになっているか。以上、お伺いいたします。

 

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副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 勇議員のご質問、1から3について民生部関係ですので私からお答えいたします。まず1.食物アレルギー等を有する乳幼児への対応についてでございます。そのなかの(1)です。現在の乳幼児が何名いるかのご質問にお答えします。公立宮平保育所を含め町内11カ所の認可保育園で64名の食物アレルギー等を有する乳幼児がいます。その内訳は、0歳児が6名、1歳児が21名、2歳児は16名、3歳児が13名、4歳以上が8名でございます。(2)アレルギー等に対する対応についてのご質問でございます。各保育所(園)では、医師の診断に基づいた食物の完全除去を調理人が給食等を調理する際には、食器、食材、調味料等を別々にし調理を行っております。一時預りも含め新入園児には保育所で初めて食べる食材は保護者と連携してアレルギー食材の除去をし調理しております。保育士もクラス担当保育士だけではなく、全職員が情報を共有し細心の注意を払いながら行っております。また、調理人はアレルギー除去に関する研修会にも参加していると報告を受けております。(3)そういう乳幼児に財政的支援ができないかのご質問ですが、県内市町村において国・県の補助は現在ございません。単費の支援は今のところ難しいのではということで考えております。

 続きまして2.保育園の待機児童解消についてでございます。そのなかの(1)本町の待機児童の数と待機児童はどういう趣旨の定義かとのご質問でございますが、平成25年4月1日時点では23名でございます。待機児童とは、入所申し込みが提出されており、入所要件に該当しているが入所できない児童を指しております。次に(2)将来の出生数、保護者ニーズ等の調査についてでございますが、最近の調査等では平成20年3月に南風原町次世代育成支援計画を策定する際に保護者のニーズ調査等を実施し、出生数を見込んでおります。今後、次の計画でありますが、平成27年度より計画実施する子ども・子育て支援新制度において市町村子ども・子育て支援事業計画を策定しなければなりませんので、その際に利用希望調査等ニーズの調査を実施する予定でございます。(3)家庭保育あるいはグループ保育の場合の助成ができないかのご質問でございます。待機児童解消促進事業の家庭的保育事業というのがございます。その実施要件には、乳幼児の保育の保育面積あるいは対象児童が3名以上で5名以下などいろいろございますので、それに該当するようであれば助成はできるものと考えております。

 続きまして3.生活困窮者への対応について(1)国民健康保険税未納の町民が入院の際の保険証の交付と治療費の支払についてのご質問でございます。未納により保険証が未交付の場合は、病院の治療費は全額10割自己負担になります。それを避けるために一部納付により短期被保険者証の交付を受けることにより病院での治療が従来の3割自己負担となります。(2)安心して治療に専念できるようどのように対応されているかのご質問でございます。保険証未交付の方には、文書、電話連絡などで短期被保険者証の制度を説明し3割負担で安心して治療に専念できるように一部納付を促しております。短期被保険者証が交付の方へは有効期限が切れる前に納付義務者へ電話連絡を行い納付を促し、短期証の交付を行っている状態で、そういうことで対応しております。

 次に(3)就労支援で短期雇用が本町発注事業所に依頼できないかのご質問でございますが、本町で発注する事業については、元請業者に短期雇用等を町から直接お願いすることはできないものだと考えております。以上でございます。

 

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副議長 玉城光雄君 総務部長。

 

総務部長 新垣吉紀君 4番目の土地改良区内の停止線についてのご質問、まず1点目でございます。このご質問については、以前の一般質問でも議員からいただきました。そのあとに宮城区長との意見交換を行い、まずは注意喚起の看板設置によって状況を確認するということで看板を設置したところではあります。しかし、区長によりますと最近もまた同じ地区の交差点で出会いがしらの事故があり、停止線を引くことができないかとの意見がございました。今後、交通安全対策の方法について警察、それから道路管理担当部局とも調整してより有効な手立てを行っていきたいと考えております。

〔「休憩願います」の声あり〕

副議長 玉城光雄君 休憩します。

 休憩(午後1時15分)

 再開(午後1時15分)

副議長 玉城光雄君 再開します。経済建設部長。

 

経済建設部長 真境名元彦君 私のほうで質問事項4(2)についてお答えいたします。事故等があった場合に、現在位置の確認ができる表示板設置の検討をしてまいりましたが、現時点ではまだ結果が出ておりません。表示板の有効性について、現在、東部消防本部及び与那原警察署と協議を進めている最中でございます。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 それでは、再質問をさせていただきます。まず1点目の食物アレルギー等を有する乳幼児への対応でございますが、保育所入所申し込みのときに現在の乳幼児の健康状態について確認されているかどうか。いろいろと申込用紙にあると思いますけれども、どの程度まで申告されて、あるいはどの程度の措置が必要か。入所のときにそのへんの話はなされているのかどうかお聞きしたいと思います。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。入所の際に診断書やアレルギーがあるかないかについてはチェックするところがないようでございます。そのあと、医師からの診断書をもらうときにアレルギーがあればちゃんと明記してある状況になっております。

〔「休憩願います」の声あり〕

副議長 玉城光雄君 休憩します。

 休憩(午後1時16分)

 再開(午後1時19分)

副議長 玉城光雄君 再開します。13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 本町に64名の乳幼児がいらっしゃると、特に0歳から1歳までが27名で、一番微妙と言いますか対応が非常に難しい年齢だと思います。2歳から4歳までが約40名程度になりますけれども、園での対応について大変苦慮していると聞いております。それで厚労省からですか、こういう対応が必要であるというものがございます。まず昨年12月に東京都調布市の小学校で食物アレルギーを有する児童が学校給食によるアナフィラキシーショックの疑いにより亡くなる事故がありました。他方、保育所で預かる乳児・幼児は、学童に比べて食物アレルギーの頻度が高いと、小学校に通う児童よりも保育所に入所している乳児・幼児のほうがその頻度が高いと言われている食物アレルギーであります。低年齢ということで非常に変化が早いということから細心の注意が必要でありますとの報告がございます。それに向けて一人一人の乳幼児の状況に応じた万全な態勢での対応に努めていただきたいというのがございます。と言いますのは、本町でこれを早めに把握して対応していかないと保護者の皆さんあるいは保育所職員の皆さんが大変苦労をしておりますので、それを少しでも和らげるために対策を取っていただきたいということでまず人数を確認させていただきました。それで(2)に移りましてこの食物アレルギーを有する乳幼児への対応についてでありますけれども、一番の苦労をしているのがまず保護者だと思っております。お家での対応、これは毎日のことであります。朝昼晩、一日中であります。保育園の職員についても全体がその対応をしなければいけない。先ほど職員が全面的に対応しているとのことでありましたけれども、その頻度についてやはり町でも把握する必要があるだろうと思います。先ほど部長は、食器や食材の洗浄、調理あるいは調理器具の洗浄、また食べさせるときに子どもはテーブルを別にしなければいけない、あるいは食べるときに職員がそこに常時付いていなければいけない、そのあとについても気をつけなければいけないことがたくさんございます。そこでそのような状況について、申請を受ける側の町がどれぐらい把握をしてどのぐらいの対応をしているのか今一度確認をとりたいのでよろしくお願いします。

 

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副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。現在、64名のアレルギーの乳幼児がいます。0歳から4歳までですが、保育士さんの意見としても小さな頃はアレルギーですが2歳、3歳で体が強くなるとアレルギーが消えていくことも実際あるそうです。アレルギーには卵、りんご、小麦粉などいろいろな種類があって、それを調理人が抜いた物をこの子の名前をお膳に書いて他の子と分けていると、実際に何名か一緒にやっているわけですので、この子の椅子をずらすとか、小さい子については側の子の物を食べてしまうことがあったりあるいは普通の子どもがこの子を触っただけでもアレルギーになるとか実際そういう状態で手間がかかることは確認をしているところであります。入所時でアレルギーがあるから入園の拒否はできないものだと厚生省からも預かるようにというのがあります。4、5パーセントぐらい実際にいるわけですから、その方々を当然町としても預かる義務は出てくると感じていますので、申込みをして入所が決定して、実際に園に入れるときに保護者と園側と面談をしてどういうアレルギーがあるかを確認して調理をしている状況でございます。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 今、部長が言った入園拒否ができないということでありますけれども、質問の趣旨としてはそういう子どもたちにどのような対応をすればいいのか、受け入れてどういう対応をして、そしてその園に対してあるいは保護者に対してどのような協議をしながらその子を安全に預かっていくのかというのがまず趣旨であります。それに沿って質問をしていきたいと思いますのでお答えをお願いしたいと思います。

 これも厚労省からの資料でありますけれども、受をするために園に対しての注意点が出されております。なぜこれを申し上げるかと言いますと、これほど大変だということをまず認識していただきたいということです。保育所職員による誤食予防の体制作りとございまして、知識の習熟、意識の改革、役割分担と連携など事故予防の見地から最も重要なことは職員全体の食物アレルギー及びアナフィラキシーに対する知識の啓発と習熟、当事者意識の向上と維持、そして患児の状況把握である。それぞれの職員で役割分担を行い、対応漏れに注意し、職員間の連携を密にするということで、要するに保育所の全職員が対応を求められているということであります。本町は11園で64名ということでありますけれども、全ての園に何名かいらっしゃる状況からしますと、職員の皆さんのご苦労が大変なことであると言われているわけであります。それから今度は、そういう子どもに対してのアレルギー疾患の緊急時対応ということで、そこでもまた大変なことがあるわけです。前回、浦崎みゆき議員からも質問がありましたそのアレルギーの対応としてエピペンがありますけれども、それが処方されている場合にできるだけ対処しなさいということがあります。要するに乳幼児がエピペンの処方を受けている場合には、本注薬に関する一般知識や処方を受けている乳幼児についての情報を職員全員が共有しておく必要があると、さらにこれは予期せぬ場面で起きたアナフィラキシーに対して職員誰もが適切な対応をとるためには不可欠なことであると。要するに注射も準備しているわけです。それも行わなければいけない。こういう子どもたちがいらっしゃるとそれに対しての取り組みが急を要する場合には注射もしなければいけない。これに対して町でどういう指導をしていくのか、あるいはどのように共有しながらその子どもを安全に保育していくのかについての協議が必要だと思いますけれども、これについては今後どのようにやっていこうと考えておられるのか答弁をお願いしたいと思います。

 

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副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 ご質問のエピペンが必要な乳児、1歳児が1園にお1人います。その園の対応等、午前中のおやつ、昼食、午後のおやつとか手洗い、消毒、他の子どもより非常に手間がかかることを聞いています。エピペンについては、この1歳児のかばんに常時入れておくと、園だけではなくどこで起こるか分からないわけですから、登下校等もありますので常時携帯している状態であると聞いています。これについては、アレルギーですので当然、食事のあとがあると思いますので、その時には職員全員がそういう症状があった場合は注射を打つとか、東部消防にもすぐに対応してくださいとお願いもしているとかそのようにしていますので、現在はお1人ですが今後も出てくる可能性がありますのでこういう研修等については他の園にも受けるよう勧めていきたいと思っております。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 ぜひ園の視察と言いますか回っていただいて、担当部署でもそういう状況をぜひ把握していただいて、今後の対応を検討していただきたいと思います。これが食事についてでありますが大変だということがまず保護者のお家のことであります。その子がどういう食物がアレルギーを起こすのか、厚労省では可能であれば家庭において食べさせてみると、お家で食事をしないと分からないわけですね。ですから、親は家庭においてこの子がどういった食物でアレルギーを起こしているかを調理して2回以上食べさせて、また保育園で食べている量あるいはそれ以上の量を家でも食させてどういう症状が出てくるのか、あるいは何がその症状を誘発しているのかを家庭でもやっているわけです。もちろんどういった食事が過敏に反応するとか誘発するとかありますけれども、それ以外にもいろいろあるわけですのでそれを嘱託医とか介護師とかこのメンバーのなかでの話合いのなかから食させて確認をすることもあるようであります。こういった資料がありますけれども、いかに家庭において子どもに対する注意を払っているか今一度確認をして、その対処策を担当部担当課においてもぜひ対応していただきたいと思っております。

 それでは3に移ります。園に対して財政的支援の検討はどうかでありますけれども、現在、県あるいは市町村からの補助はないとのことでありますが、先ほど答弁もあったように調理器具の洗浄あるいはその子のための調理器具あるいは包丁・まな板の取替えも必要であります。その機材が別個に必要になっているわけですね。そういったことのためにまず経費が嵩んでいるわけです。それから、その子に食事をさせるための容器あるいは側に座って食べるのを見届けている保育士さんは一対一で対処しているわけですね。そういった経費について、あるいは食事前の手洗い、タオル等についても全く別なのです。その別途にやっているものに対しての経費については、やはり町でも、これについて国・県がないとしても町で対処してもいいのではないかと思いますけれども、それぞれの園が大変苦慮している、園の経費で対応していることからしますと園の経営を助けたりあるいは職員の負担を軽減する意味からも財政的支援が望まれているわけです。それについて本町としての考えがどうなのかお聞きしたいと思います。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。議員がおっしゃるように園には食器あるいは調理方法、食事時間は保育士が付きっ切りである、他の子どもたちよりは当然時間がかかるということは承知しているところではございます。県を通じてではありますが、県内市町村でそういう補助があるのか、単独でやっているのか情報を聞いたところ今のところないようでありますので、もちろん現状は分かっているのですがどういう対応ができるかについては今後検討していきたいと思っております。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 本町は教育福祉で他の市町村より大変勝っている、進んでいると思いますので、ぜひ町民のために新しい制度を作っていただきたいと思います。早急に結論を出していただいて、次年度以降対応できるようにお願いしたいと思います。

 それでは2点目に移ります。保育園の待機児童についてでありますけれども、今回の議会は何名も待機児童について質問しておりますので、数字は既に知っているのでありますが、将来のために何回もとなりますが質問させていただきたいと思います。まず1点目に、待機児童の範囲なのですが、先ほどは入所申し込み及び入所に該当する子どもということでありましたけれども、何回も質問されていますが申し込みをしていない児童も待機児童として該当する子どもがいるかと思います。そういった、本町に保育を必要としている子どもたちが何名いるのか。もちろん認可保育園、それから無認可についてもそうですが、それを除いた場合に何名いるのかお答えをお願いしたいと思います。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。待機児童について23人というのは、当然申し込みをして要件該当している方となります。無認可にいる方々も保育に欠ける方なのかどうか、いろいろ点数で入れないとか、この保育園以外行かない、あるいは両親とも所得が高くて無認可に行く、いろいろな選択肢となっておりますので、基本的には保育に欠けて子どもを見ることができないということであれば認可園あるいは無認可にいるということで、無認可の町出身と認可園を足したのが保育に欠ける人数だと認識しております。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 人数の確認をしたいと思いますけれども、町立あるいは認可保育園で保育している児童が1,200名あまりだと思いますが、正確な数字は何名になりますか。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。4月1日の数字なのですが、認可園に1,356名入所しております。そして、町内の無認可しか数字がないのですがそこへは348名となりますので、この両方を足したのが保育に欠ける乳幼児だと認識しております。

 

副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 本町の毎年の出生児と言いますか、その人数は平成22年からずっと増えてきているわけですけれども、540名程度、昨年は558名と増えている傾向であります。それからすると人数が合わないわけですね。実際には1,700名以上いるはずなのです。ですから、特に数が少ないのが0歳児で、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳の児童に比べると半分以下である。その0歳児がどういう保育をどこで受けているのか、そのへんの調査はされているのかお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。議員おっしゃるように毎年500から550ぐらいまでの範囲で、おおむね500とすると4歳児までで2,000名、2,500名ぐらいになると思います。先ほど認可園と無認可で足すと1,704名になりますので、それ以外300から500ぐらいですかそれについては保育に欠けない、両親どちらかが見ることができるあるいはおじいちゃん、おばあちゃんが見ることができる、そういうのが当然あるわけです。そして0歳児から5歳児まで、5歳児については幼稚園がございますので当然少なくなります。0歳児は生まれてから3カ月までは保育所では預かることができません。3カ月以上ですね。あるいは育休で1年とか、それでお母さんが見ているとかいらっしゃいますので、当然、1歳以上と0歳では数字が違うということで考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 本町は交通の便が良くて周辺に私立の幼稚園等もたくさんあってそこらへんに行っている子どもたちがいるのですけれども、ただ、0歳児の入所が非常に少ないものですからそのへんの調査が必要かと思います。それから、3歳児のほうがまた極端に少ないとか、保育園によって人数のばらつきがだいぶあるものですから、そのへんの配置と言うのか町での確認が必要かと思います。園ごとに0歳児から4歳児までの入所にばらつきがあって、調整も兼ねての調査が必要かと感じております。ぜひこのへんは本来ならば入所可能であるのですが、年代の違う子どもたちが入っていてその0歳児とか1歳児が入れないとかそのへんがあるのかと感じておりますので、調査をお願いしたいと思います。

 それから、これに対してでありますけれども、先ほど部長が平成27年度調査を行うというのがございました。厚労省の意向調査にもありますけれども、今後5年間において入所を希望する利用の見込みや現在の利用状況等、今後の利用希望の調査があるようであります。それを把握するための調査でありますけれども、これが平成25年からだと思います。本町の取り組みはどのように計画されていますか。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。現在の計画で次世代育成支援行動計画は平成26年までで終わります。平成27年から新しくスタートしますので、遅くとも平成26年までには調査しなければいけないわけです。平成25年になるのか平成26年の当初からになるのかについては今から早速やります。議員がおっしゃったように、利用とか配置とか場所とかそういう意向調査も含めて今回はやるようになっておりますので平成27年の計画に間に合うように調査してまいります。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 それでは、3番目に移りたいと思います。グループで保育しているとかあるいは家庭で保育している子どもが3名以上5名以下であれば助成ができるとのことでありますけれども、今現在、本町にそのような状況にあるグループあるいは家庭保育をしている件数が何件あるのか。あるいは、今後の申し込みなどどういう状況なのかお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 家庭的な保育事業ということで、人数的には3名から5名。もちろんこのなかに7等親以内の親族はいないとか、自分の子どもは別ですよというものです。当然、保育面積、保育士の免許を持っているとかそういうものが実施要件になります。町としてこういう形態があるかについては、助成していませんので今のところゼロという考え方ですね。何名かやって、要件が合わずにやっているかどうかについては把握されておりません。

 

副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 その相談とか申し込みとか1件もないわけですか。相談はあるけれども、面積とかそういうものが該当しないのか確認をお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 担当課長の話では1件は相談があったということです。これが要件を満たすか満たさないかまだ向こうから回答がなくて、こういう事業があるかどうかの相談であったようでございます。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 それでは、もちろんそういったものは広報等で告知していると思いますけれども、ぜひ今一度、そういった情報を逐次流していくようにして、途中からでも対応できるよう十分なる告知をお願いしたいと思います。

 それから3点目に移りたいと思います。ここで言う保険に入っていない方が病気になったり、急に入院したりしますと、もちろん保険証の申請がされていないわけです。ですから、入院後に保険証の短期交付をお願いした場合の対応はどのようになるのか。それ以前の治療費はどのように支払いされているのかお願いします。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 最初の質問では加入して未納したということでお答えしていましたけれども、ただいまの質問は国保加入者でない方となりますので、基本的には会社の保険、共済保険等に未加入の方は国保に加入しなさいというのが前提です。しかし、これについては本人からの申請がないとこちらもどの保険に入っているか全部掴むことはできないわけですね。ですから、入院したから加入しますと、他の健康保険に入っていないのですから国保に入ることになると思うのですけれども、これについて基本的には加入してからしか保険該当しませんので、それ以前のものは自己負担となります。加入して、例えば今日付けでしたら今日以降の入院費から3割となります。これ以前については当然、未加入と言いますかこちらの加入ではないですのでもちろん給付はできない制度になっております。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 大勢はいないと思うのですが、以前は国保加入者でありましたけれども何年間も未納している方々が入院した場合、どういう対応ができるのかです。もちろん10年近くも支払されず未納であった場合、町の対応ができるのかどうかお伺いします。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 ご質問は先ほどとは逆で加入はしているけれども未納ということですね。未納の方には、まず保険証が行かないわけですね。ですから、それをなくすために短期証でつないでいくわけです。それには税も納めてもらわなければいけませんのである程度の金額を納めてもらって短期証でつないでいくということです。ですから、あくまでも短期証は発行日があるわけでありまして、それ以前に遡って保険証を発行することは制度上できませんので先ほどの回答と同じように短期証をもらった時から3割負担で負担してもらうことになります。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

〔「休憩願います」の声あり〕

副議長 玉城光雄君 休憩します。

 休憩(午後1時57分)

 再開(午後1時59分)

副議長 玉城光雄君 再開します。

 

13番 玉城 勇君 そういう方々が大勢はいないのですがいくらかいらっしゃると思いますので、調査をしながら、必要な方にはぜひこういうお知らせあるいは告知、あるいは民生委員、部落の区長等にもそういう情報を流していただいて対応できるようなシステムを作っていただきたいと思います。それによって(2)安心して治療に専念できることにつながっていくと思いますので、ぜひ調査等対応をお願いしたいと思っております。

 3番に移りたいと思います。前回も質問しておりますけれども、生活困窮者についてはなかなか正規雇用が少ないものですから短期雇用に本町の事業に対して業者にお願いできないかとのことです。だいたい3カ月から半年程度の事業発注になると思いますけれども、先ほど部長はできないという回答でありましたが強制的ではなくそういう方々がいらっしゃるからもし仕事があれば工事現場が終わるまで雇用できないかというような要請ができないものか。場合によっては特記仕様書等にそういった要請文を入れてみるとかそういった対応ができないかどうか答弁をお願いしたいと思います。

 

副議長 玉城光雄君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。例えば町がどこどこの工事発注をしますと、そこで議員おっしゃるように町内の雇用をお願いしますと言うのは法的にできないでしょうという建設部あたりの意見です。そうだと思います。そして、生活困窮者ですよとこちらから送り出す、紹介できないということもございますので、今言うような町内の生活困窮者をこの事業で使ってくれというのがまずできませんし、こちらが紹介したのは生活困窮者ですと表に出すこともできないと思いますので今の方法では難しいかと考えております。

 

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副議長 玉城光雄君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 表現によっては難しい面もあると思いますけれども、しかし、本町では総務課あたりで短期雇用の受付をしていますね。そういったものを活用していくとか、あるいは社会福祉協議会等にも受付窓口を作るとか方法を検討されて、短期だけれどもこういう仕事がありますというような紹介ができる程度にできないものかどうかぜひ検討していただきたいと思います。

 では、4番目に移りたいと思います。先ほど部長も特に宮城土地改良区の交通事故の件を言っていると思いますけれども、今月の5日にも出会いがしらの事故がありました。それ以前にもひき逃げ事故か交通事故か、あるいは転倒したか分かりませんが、まだ犯人が捕まっていない事例もございます。ですから、この土地改良区の交差点は、サトウキビなどいろんな作物が繁茂すると相手が来るのが見えないことがあって、停止線もないものですからそれぞれ優先道路と思ってそのままのスピードで通り抜けて行く状況であります。そこで事故が発生しているわけでありますので、ぜひそれを防ぐための停止線を検討していただきたいと思います。検討されるとのことでありますので、早めに対応をお願いしたいと思います。

 それから最後の質問でありますけれども、そういった事故が発生したときにその場所を消防や警察等に知らせるためには、今現在の場所を知らないと連絡できないわけでありますので、土地改良区内の道路あるいは交差点に現在地が分かる表示板の設置が必要であります。その検討をお願いしたいと思いますけれども、前回は一括交付金の話もありましたが大変厳しくなっているということも聞いておりますので今後どのような方法があるのかぜひお答えをお願いしたいと思います。

 

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副議長 玉城光雄君 経済建設部長。

 

経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。土地改良区内での事故等が発生した場合に、どのように緊急的にその場所を知らせるかということで表示板のご提案がありますけれども、その表示板が有効的に活用できるのか私のほうで東部消防本と与那原警察署に確認をいたしました結果、与那原警察署ではゼンリン地図のソフトを使って検索をしながら画面等で場所を特定して行く方法と、もう1つは電力とNTTの電柱番号が警察署には県内全てに網羅されてデータ化されているのでそれで確認をしているということをお聞きしております。それで町内の土地改良区を調査しました結果、土地改良区内にはビニールハウスや菊の花卉栽培等がありましてかなり電柱が建っております。そのなかでまず1カ所、例としまして宮城の土地改良区には72本の電柱がございます。それを土地改良区内にあります道路延長で割りまして平均しますと、だいたい50メートルに1カ所電柱があるかたちとなっておりますので、もし事故が発生した場合、最大でその電柱までの距離が約25メートルということがありまして、その程度の距離であれば警察との電話のやり取りで電柱番号を見てもらいまして通報すれば位置は大多数瞬時に掴めるというお話でございました。もう1つ、さらに緊急性を要する消防若しくは救急車の要請があります東部消防につきましては、警察署と同じゼンリン地図のソフトともう1つは外から通報される場合、今はほとんど携帯電話ですのでその携帯が発する電波をGPSから確認して位置を確認するシステムが入っているということでそれでほぼ確認ができるという内容でございました。議員提案の各交差点に設置する表示板が有効的に活用していけるのか、今は警察署と消防の両者に聞き取りの段階ですけれどもさらにまた調整をいたしまして結論を出したいと考えておりますのでもうしばらく時間をいただきたいと思います。

 

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副議長 玉城光雄君 暫時休憩します。

 休憩(午後2時09分)

 再開(午後2時18分)

仮議長 大城真孝君 再開します。地方自治法第106条第3項の規定により、仮議長に指名されましたので、議長の職務をおこないます。通告書のとおり準じ発言を許します。1番 玉城光雄議員。

〔玉城光雄議員 登壇〕

 

1番 玉城光雄君 それでは、質問を4つさせていただきます。1つ目に、南風原ダムへの水車の設置についてでございます。世界に誇れるアーチ橋が安里又原にそびえ立っていることは、地域発展をもたらす大きな光であります。その光を世界に大きく、観光誘客を広げていくために南風原町観光協会とタイアップして、南風原ダムに超大型水車(200メートル位)を設置し、本町の目玉となる観光開発の大きな扉を開くことができないものかどうか、町長のご答弁をいただきたい。

 2つ目に、土地利用計画についてでございますが、本町は県内で唯一の展望ある地理的位置に置かれていることは言うまでもありません。そのなかに発展阻害となっている宮城前田原と宮平の久場増原のイオン南風原店北側にある小山を切り取り、平面タッチに造成し商業地区として早期に開発し地域発展の展望を開くことができないものかどうか、町長のご答弁をいただきたい。

 3つ目に、道路照明施設の設置についてでございますが、ご案内のとおり隣町の西原町役場前交差点から与那原三路の間は、道路照明施設が完備され現在街が賢覧で輝いている現状がうらやましい限りであります。そこで国道329号の与那原三路から一日橋の間に道路照明施設設置をし、本町の交通事故や地域防犯対策等を図るため早期に関係当局へ力強く設置要請行動を起こすことができないものかどうか町長のご答弁をいただきたい。

 4つ目に、株式会社の保育所(園)の参入についてでございますが、政府は保育所(園)の株式会社参入を加速するため都道府県などに要請することを規制改革開示で明示した。その命を受け本町へ株式会社の保育所(園)を早期に参入させ、本町の23名の待機児童を100パーセントゼロへと呼び起こすことができないものかどうか、町長のご答弁をいただきたい。お願いします。

 

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仮議長 大城真孝君 町長。

 

町長 城間俊安君 1点目から4点目までありますが、玉城光雄議員のとてつもない私たちが描くことができないような構想、発想で、まず南風原ダムへ大型水車でありますが、これだけ大きな水車の例はどうなのか、こういう構想そのものについては担当の経済建設部長がぜひ私にお答えさせてくれとあります。試行錯誤、インターネットでも調べた部分がありますので担当からお答えさせてもらいたいと思います。

 2点目の土地利用計画の宮城前田原と宮平久場増原においては、住居があり生活をなさっている方々の行く場所、その方々の了解なくてはできるものではありません。地権者の皆さん方が今、生活を営んでおりますのでその場においても本当に厳しい状況ではないかと思っております。地域発展のために商業区としてという構想も分からないでもないのですが、しかしながらその方々の理解をいただくのも厳しいのではないかと思っております。

 3点目についても担当からお答えさせます。

 4点目の株式会社の保育所参入でありますが、これについて私たち南風原町においては認可園、認可外保育園が一生懸命がんばっておられますので、その認可外保育園の皆さん方のご意見を聞き待機児童解消に向けていくことが一番大事ではないかと考えております。株式会社参入に対して今は厳しいのではないかという状況であります。せっかくですので、担当部長からお答えさせます。

 

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仮議長 大城真孝君 経済建設部長。

 

経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。私のほうでお答えいたしますのは、質問事項の1(1)と質問事項の3(1)でございます。まず、南風原ダムの超大型水車の件でございますけれども、確かに実現すれば観光の目玉と考えますが、国内や世界中の水車の規模及び予算面を確認しましたところ、規模があまりにも大き過ぎまして技術的な面やそれを製作する事業メニュー及び予算面などから大変厳しいと考えております。

 続きまして道路照明の件で、国道329号の与那原交差点から一日橋間の照明についてでございます。国道329号の道路照明施設につきましては、交差点の箇所や横断歩道箇所については既に設置されておりますが、今後、危険箇所等があれば所管であります南部国道事務所へ要請していきたいと考えております。以上でございます。

 

仮議長 大城真孝君 民生部長。

 

民生部長 金城宏伸君 お答えします。4番の株式会社を保育園へ参入させ待機児童ゼロを図ることができないかのご質問ですが、町長からもありましたが補足してお答えします。南風原町次世代育成支援行動計画におきまして、平成26年度までは認可保育園の増改築により定員増を図ることになっております。したがいまして平成26年まで今の計画どおりで、株式会社についてはいろいろ調査し、実績等も含め今の計画どおり認可園あるいは無認可等の参入について検討していきたいと思っております。

 

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仮議長 大城真孝君 1番 玉城光雄議員。

 

1番 玉城光雄君 ただいま町長から正義あるご答弁が得られましたので、ぜひまた要請に力を入れてがんばっていただきたいと思います。私の質問はこれで終わらせていただきます。大変ありがとうございました。

 

仮議長 大城真孝君 暫時休憩します。

 休憩(午後2時29分)

 再開(午後2時30分)

副議長 玉城光雄君 再開します。以上で、一般質問は全部終了しました。本日はこれで散会します。ご苦労様でした。

 

散会(午後2時30分)

 

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