厚生労働省より、全国的に日本脳炎ワクチンが不足しているという通知がありました。
不足の原因と当面の対応については、以下の通りとなります。
日本脳炎ワクチンを製造している2社のうち、1社のワクチンに製造上の問題が生じたため、製造が一時停止となりました。
そのため、ワクチンの供給量が大幅に減少し、出荷量の調整が行われています。ワクチンの製造は再開していますが、
製造に1年程度かかるためその間不足が生じる見込みです。
ワクチンの供給が安定するまで、免疫を持たない1期初回(1回目及び2回目)未接種の方と、定期接種の期限が迫っている方の
接種を優先します。日本脳炎は、接種対象年齢の幅が広いため、定期予防接種(無料)での接種期間は十分にあります。
1期追加(3回目)・2期(4回目)の予診票をお持ちの方は、ワクチンの供給が回復すると見込まれる令和4年1月頃まで予防接種を
受けるのをお待ちください。ただし、定期接種の年齢の上限が近づいている場合は、定期接種の期間内に受けられるよう、早めに
医療機関へ相談・予約のうえ、予防接種を受けてください。
乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンの定期の予防接種に係る対応について(令和3年1月15日通知)(外部リンク)