議員研修で道州制と鉄軌道から町村自治を考える・参加・交流会では南風原をＰＲ

日時　 平成25年10月30日（水）

場所　 本部町

 　沖縄県町村議会議長会主催の議員研修会が本部町で行われ、南風原町議会議員も参加しました。

　研修テーマの道州制と鉄軌道は近い将来、町村自治とも深く関わってくる重要な内容です。

　ひとつめに立命館大学政策科学部教授の平岡和久氏が「道州制と町村自治を考える」のテーマのもと、道州制やアベノミクス、地方交付税廃止の行く先を講演しました。道州制については南風原町議会でも平成25年9月定例会で「道州制反対」の意見書を可決しています。講義では、「道州制が導入されると、住民との距離が遠くなり、それぞれの地域ニーズに応じた住民サービスができなくなる。」とありました。これからの取り組みは、町村の自治を維持しながら、隣接する地方都市などとの連携・共同を図ることが重要になるのではないかと考えます。

　ふたつめのテーマとして「鉄軌道を含む新たな公共交通システム導入促進検討業務の調査結果」について、沖縄県企画部部長の謝花喜一郎氏が概要を報告しました。那覇－名護間を約１時間で結ぶ高速の小型鉄道が求められるため、新たな鉄軌道が検討されています。報告により、那覇空港駅など主要駅と末端交通との連携による総合交通体系の構築が南部振興には必要になってくることを認識しました。

　研修会後には、県内の町村議会議員の交流会もありました。交流会では、議員も南風原町の観光ＰＲをしようと、10月20日の「はえるんフェスティバル」で決定した南風原町のオリジナル泡盛「南風原」やはえるんグッズ配布などを行いました。また、議員全員での余興でははえばる美瓜ＰＲをとしてビューリーのダンスをはえるんと一緒に踊りました。