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平成25年第1回定例会 会議録(第7号-2)

2013年7月4日
 平成25年 (2013年) 第1回 南風原町議会 定例会   

第7号

3月26日 
 会議録

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○議長 中村 勝君 暫時休憩します。

 休憩(午後0時13分)

 再開(午後1時15分)

○議長 中村 勝君 再開します。通告書にしたがって順次発言を許します。10番 宮城寛諄議員。

 

〔宮城寛諄議員 登壇〕

 

10番 宮城寛諄君 一般質問を行いたいと思います。3点の質問を行いますが、1問1答で1つずつやっていきたいと思います。まず、信号機設置について質問したいと思います。

  信号機の設置要求は、町内でも2324基の要求が出されていると聞いておりますけれども、遅々として進まない。そういうなかにおいて津嘉山保育園近くを含めて3基については、町の一括交付金を利用してはどうなのかいろいろ模索してきておりますけれども、議会として3カ所の信号機設置要求を県庁や県議会、それから県警本部、与那原署などに行ってきているところであります。

 県の補正予算の配分では、本町の信号機設置には対応できないとあったのですけれども、津嘉山保育園近くは既に信号機設置がされています。その経緯をぜひ説明してもらいたい。これまでできないのではないかということで要請活動もしてきたわけですけれども、それがどういう経緯でできたのかを説明してもらいたいと思います。

 

 それから2番目に、議会が要請してきた残り2カ所、宮平保育所付近と津嘉山の区画整理地域内の507号津嘉山バイパス西線、都市計画道路ですが津嘉山西線の交差点についてはどのようになっているのか。それから、その他、町から信号機設置の要求がされている箇所がありますがその対応はどうなっているのかお尋ねしたいと思います。以上、その点をお願いします。

 

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○議長 中村 勝君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 お答えします。信号機設置の件でありますが、これに対しては議員の皆さん方、地域の皆さん方一丸となって行動を起こしたことを高く評価し、警察、県においてもこの深刻さを取り入れてもらったことに感謝申し上げたいと思います。やはり議員の皆さん方も地域の皆さんも一丸となって、町も要請行動を起こし、さらに当初一括交付金と思い予算計上させてもらったわけですが、本来ならなじまないと、私たちも制度上厳しいと分かっているなかにおいても県に対し国に対し警察に対して町民の命を守るためには一括交付金、また町の事業としてでもやるべきだと、これだけ私たちは悲壮感を持っているのだと訴えたその経緯を汲み取り、また優先順位も大いに重なったのではないかということで、この行動を起していただいたことに感謝申し上げたいと思います。

 お蔭様で津嘉山保育園の十字路においては、去った3月22日に点灯式を行いました。またあと2カ所については、まだ設置されていないわけですが、しかしながらこれに対しても私たちは園児の安全を見ることが一番大事だと思ってこれからも継続して強く進めていきたいと思っております。その状況等、詳しいことについては担当からお答えさせてもらいたいと思います。議員の皆さん方が警察、県議会、与那原署等においても行動を起していただいたこの集大成が今回良い結果を招いたものだと思って感謝申し上げます。

 

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議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 それでは、信号機設置の関連で答弁いたします。町長からもございましたので重複する部分もございますが、まず1点目でございます。津嘉山保育園近くの信号機については、去る3月22日に点灯式が行われ既に運用が開始されております。県警交通規制課によりますと、今回の場所については沖縄振興特別推進交付金関連の補正予算ではなく、平成24年度の通常予算での対応と伺っております。

 

 続いて2点目です。この津嘉山保育園以外にあと2カ所を町は特に喫緊であるということで要求しています。宮平保育所付近と津嘉山バイパスの場所でございますが、この2カ所のうち宮平保育所付近については与那原警察署と県警本部交通規制課と調整を行っているとの報告を受けております。また、津嘉山507号交差点については、昨年11月末に県警本部交通規制課の呼びかけで道路管理者の南部土木事務所、町の三者で連絡会議が行われました。同会議は、信号機の設置に向け県道と区画整理事業の進捗状況を共通認識する目的で行われております。そのことは継続していくということではあります。信号機の設置に係る情報については、今後進展があり次第、議会にも報告していきたいと考えております。それから、その他の町内設置要請箇所について特に新たな進展情報はありませんが、今後とも安心安全なまちづくりに向けて関係機関と連携して要請を行ってまいりたいと考えております。

 

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議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 私が質問したときにはまだ工事中でしたけれども、3月22日に点灯式ということで利用できるようになっていると、大変嬉しいことです。この陳情を行ったときには、県の予算でできないと、それから一括交付金を利用するといういろんな陳情があって、またその一括交付金で10何カ所かやるということであって、それに要請した3つが当たるのか、対応できるのかと思ったら外れたということでチェンジをして議会も一緒になって要請に回ったのですよね。

 通常の予算でできたということは、その他にも県内で新たに信号機ができたということなのですか。ところがあとの2カ所はまだまだだということなのか。予算がないということでこれまで一括交付金でぜひやるようにと要請もしてきたわけだけれども、それが通常の予算でできるというのはどういうことなのだろうという感じがします。そのへんはどうなのですか。普通にそういうふうにできるものなのですか。

 

議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 では再質問にお答えします。ただいま部長からも答弁がございましたが、今回、津嘉山保育所前の信号機については通常予算で行っているということです。この件につきましては、県の交通規制課にも確認をしました。その前に、おっしゃるように県の5,800万円の補正予算があるとの情報がありましたので県警にもその旨私たちも確認をしに行きまして、そのときに今回の補正予算については一括交付金事業での取り組みなので南風原町区域には取り組むところがないと、というのは一括交付金ですからどうしても規制があって4号指定道路というようなその区域に指定された所しかその交付金が使えないということがありました。そのなかに南風原町は入っていないと伺っています。

 では、今回の津嘉山保育園の所はどうして設置されたかの経緯ですけれども、これも聞いた範囲ですが通常予算で設置する信号機がありまして今回の補正予算5,800万で確か11基か12基だったと思いますが設置するということですので、通常予算で設置しようとしていたものと優先順位が繰り上がったそうです。それで県では1年間の予算を一度に発注するのではなくて、区切って発注をしているということなのですが、当初やって次に2回目発注のところで南風原町の優先順位が上がっていたということで今回年度内の対応ができたと聞いています。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 分かりました。一括交付金でやった分があったので優先順位が上がってきて津嘉山のほうはできたということですね。それではあとの2カ所はどうなのかということですが、宮平保育園の前は調整中と報告がありました。それからもう1つ、津嘉山西線とユニオン前ですけれども、今はトンブロックが置かれて信号は必要ないと言うかそういう状況になっていますが、この津嘉山西線は確か平成25年度中には完成するということですよね。津嘉山十字路と結ぶということで急いで工事しているところですが、例えば年度中にそこはできるのか。警察、土木課、町と三者と協議中とのことですが、そのへんは感触を得ていますか。

 

議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 お答えいたします。要請した残りの2カ所ですね。宮平保育所前と津嘉山の国道507号マック前の信号機です。その件につきましても、先ほど答弁であったように、国道507号については区画整理事業、議員さんがおっしゃった津嘉山西線の進捗状況が県警としては大変気になっている部分がありますので、その事業が今年度内に終わるということであれば先ほど申しました三者で協議して現状確認を行っているなかで再確認をしてやっていこうということになっています。その事業の進捗が年度内の予定通りできることが確認できれば、可能性は高くなってくるのではないかという感触は得ています。宮平保育所前につきましても、答弁であったようにそういう情報は得ています。与那原署と県交通規制課で調整はやっていると聞いていますので、可能性としては高くなってきているのではないかと思っております。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 少なくとも議会で南風原町から出されている信号機設置の場所は多くあるなかでこの3つは特に要請していくと、早期に必要じゃないかということでやってきた箇所ですので、町のほうでもぜひ優先順位を上げてやって欲しいと思います。それから、この津嘉山西線、ユニオン前ですが、そこは国道507号のあの地域は完成しているのですけれども、片方2車線の4車線でトンブロックを置いて全部ができている状況ではないのですよね。どうも不都合なところがある。やはり信号の関係かと僕は思うのですけれども、道路の機能が十分に果たせるように押して欲しいと思います。その件は終わりますけれども、ただ、他にも町内で多くの信号設置要請がだいぶ前からあがっていて、これまでの答弁では与那原署管内でも2基ないし3基しかできないとかいろいろ出されています。町として優先順位を上げるような要求をしていかないと、とても町民の要求を満たすことはできないと思いますのでがんばって欲しいと思います。

 

 2点目に、ファーマーズマーケットの件です。ファーマーズマーケットについては、昨日も赤嶺雅和議員から質問がありましたが、もう少しお聞きしたいと思います。建設に向けて町もJAも動き出しているものの場所の選定に二転三転定まらないで、現在検討されている南インター付近がいいということで、これまでのいろんな答弁を聞くとすぐにでもできそうな感じがずっとしてきているわけですね。けれども、なかなか進まない。その進捗状況がどうなっているか今回の質問ですが、昨日の町長答弁を聞いていますが今一度ぜひ答えて欲しいと思います。JA本部と町も1月25日でしたか県土木課に行ったとか報告もありました。本当にここはできるのかどうなのかということです。

 

 駄目だったらということで、(2)に町独自でも造ってはどうかと質問をするのですが、今の南インター近くでできる、できない、町長は本当にどう捉えているのか。南風原町の事業じゃないからと言われればそれまでなのですが、町長もこれまでファーマーズマーケットの必要性をずっと説いていますし、それから農家の皆さん方の所得を上げるためにも必要性を十分に認識しているわけですから、ぜひできるかできないかの判断をして、町独自でも他に造る必要があるのではないかそういう判断も出てくると思うのでどうなのかというところです。町長はどう受け止めているのかお聞きしたいと思います。

 

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 それから(2)の中央公民館の駐車場で行っている土曜市ですけれども、実際にどういう状況なのか。JAはどう捉えているのかお聞きしたいと思います。私もちょっとのぞいて見たのですが、先週の土曜日はだいぶお客さんがいらっしゃいました。ただ、駐車場側ではなくて道路側を向いているものですから、中央公民館を利用する町民から見れば向こうにファーマーズがあるのかどうか分からないところもあると私は見ました。文化センター側から入ってくると分かるのですけれども、確かに旗は立っていますがこの旗をじっくり見る人がいるかどうか、あのへんはいろんな旗が立っていますので中央公民館側からなかなか分かり難い点もあるのです。ですから、そのへんでどうなのかなとは思います。

 

 ただ、中央公民館、図書館、文化センターなど利用者の方がものすごく多いのですね。町政報告でもありましたけれども、これまで正に万人単位で利用しているのですね。例えば図書館の入館者は、1月末現在で4万5,000人、中央公民館の入館者5万3,000人、文化センターが1万4,000人ぐらい。もちろんこれは朝から晩まで含めて、それから子どもたちも含めての人数ですが、そういった多くの方々が年間では利用しているわけです。そういう場所に、例えばもしファーマーズが駄目だとかあと少し時間がかかるということであれば、今やっている土曜市をもう少し拡大するようなかたちで町が近くに直売所を造って提供することもできるのではないかと思うのですが、どうなのかお聞きしたいと思います。

 

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議長 中村 勝君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 ファーマーズの件でありますが、昨日も雅和議員にお答えしましたように1月25日、町の方針、思い、またJA南風原、JA津嘉山の思い、農家の皆さん方の思いを強く訴えてまいりました。そのなかで土地利用は那覇を中心に用途計画をするのもいいことだが、その町その町のまちづくりがあるのだと、これが一番の基本だと、県都である那覇市を中心に沖縄県のまちづくりをするのではなくて、南風原は南風原の土地利用、また南風原のまちづくりがあります。

 都市計画に則った方法も良いことではあるがしかし、この町の思いを汲み取るのが行政だと強く訴えてまいりました。JA本部も町も農家も一体となってこの思いを訴えてまいりましたので、私はできるものだと強く県に対して訴えてまいりたい、また訴えております。できないと諦めるのではなく、できるものだと、できなければいろいろな角度から県との調整を今後も継続してやっていく姿勢を持っておりますので諦めることを考えたくない、実現に向けて農家の皆さん方、地域の皆さん方一体となってこの思いを訴えていきたいと思います。

 そのなかで南風原公民館、文化センター前にある東屋の施設においても、JA南風原さんが中心になって土曜市をやっております。この土曜市もファーマーズができるまでのつなぎとして活用していきたいと、ファーマーズ土曜市をやっていきたいという思いであり、この思いは農家も一緒であります。そのなかに私は土曜市だけじゃなくて平日も活用してもらいたいと申し上げております。

 平日も活用することでより密着できるのではないか、さらにスペースも今の東屋だけでは小さいということがありますので、その対応型においてはテントなど仮設でもいいから設置しながらもっと幅広くできるのではないかと思っております。今の東屋だけでは小さいということであれば、当面はテントを設置しながら利用できないかどうか含めて農協さんに活用してもらいたい。

 そうすれば住民も、利用者の皆さんに常日頃からあるのだと植え付けていけば、それなりお客さんは増えてくるものだと、また農家の皆さん方にもこういう販売をやっているのだという状況に持っていきたいと思っております。これはつなぎの一連だと思って、議員がおっしゃるように公民館から見づらい部分に対しては、前にもっと広げていけば利用者も生産農家ももっと増えてくるのではないかと思っておりますので、一歩一歩前進させていきたいと思っております。

 

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議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 町長の感触としてはできるものだということでこれからも訴えていくとのことですけれども、私もぜひ実現できるように町長からも県へ要請して欲しいと思います。ただ、進捗状況がなかなか見えないものですから、不安の声はだいぶ農家の皆さんからも上がっています。できないのではないかということもよく聞えます。本当に見えるかたちで進めて欲しい。

 用途の変更などいろいろやって、文化財の問題とかクリアしてきているのだけれども、なかなか進まないということがありますので、そこも諦めてまた他所にとならないよう進めて欲しい。それからつなぎとしてやっている土曜市の中央公民館駐車場の東屋利用ですけれども、連日やればここに直売所があると町民に知れ渡りますし、隣町村からもお客さんが寄ってくることもあると思います。

 ただ、通常連日やるのにテントだけ張っていたのではできるものではないと、直売所を造らないといけないのではないかと思います。では、中央公民館の駐車場で新たに建物が造れるかといったら場所の問題、駐車場の狭さの問題いろいろありますのでそのへんもぜひ検討して欲しいのですけれども、例えば陸上競技場だって多くの利用者がいらっしゃるので陸上競技場近くにやるとか検討も必要だと思います。

 黄金森周辺には、町民や町外の皆さん方が本当に万人単位で各施設に寄って来ているわけです。その皆さん方をお客さんとして、対象として農産物を販売するということがぜひ必要ではないかと考えます。つなぎということであったにしても、それはそれなり東屋だけではなくて町が施設を提供するということを考えられませんか。近くにそういった直売所を新たに造ると、つなぎはつなぎで結構ですが、ファーマーズがすぐにできるとは思えませんので、2年、3年かかるかもしれない、そういう時期までぜひ農家の皆さん方の所得を上げるためにもやって欲しいと思いますがいかがでしょうか。

 

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議長 中村 勝君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 昨日も雅和議員にお答えしましたように、ファーマーズみたいな、軽便駅かりゆしみたいなかたちであれば、町が場所を造ってそこにやりなさいとするのではなく、農家の皆さん方から要望が出てぜひこの場所にこういう施設を造ってもらいたいというこれが一番大事ではないかと思っています。行政から与えて上から目線でやった場合、行政の満足感だけであって農家の満足に至らない部分があるのではないか。ぜひこういう場所にこういう施設を造ってやりたいという強い要望が大事ではないかと思います。そういう意味で、普及事業連絡協議会が中心になって活用した桁下の隣の高速側道に200坪あまりの空き地があります。しかしながら、場所はありますよと言っているが、農家の皆さんや町民から向こうを活用したいから整地してくれだとか要望がない状況であります。町からやるのではなくて、農家から声が出るのが望ましいものだと思っております。

 

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議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 農家の皆さん方からその場所に造ってくれとあればそれは大変結構なのですけれども、ただ、町長もこのファーマーズの問題では以前からおっしゃっているように農家の皆さん方も町民から直売所の要望が多いということで、農家の所得を上げるためには必要だと必要性を感じているわけです。町民が必要性も何も感じないものをどうぞと言って町から押付けたらもちろん押付けになるし発展もしないと思うのですが、それは町民のほうでも農家の皆さん方も必要性を感じていて、それから町長自らも所得を上げるために必要だということであれば、今、南インター近くに造ろうとしているファーマーズはなかなか前に進まない状況です。

 これはできるだろうと、またできるまで押していくということでありますけれども、それができるまでのつなぎとしてどうなのかということです。でなければファーマーズもオープンして、その直売所もそれはそれなりにまた続けてもいいじゃないですか。そういうものを造ってはどうですか。

 今の東屋では小さいので、また町長もおっしゃっていました土曜の午前中だけですから知れ渡るのはなかなか難しいです。僕も中央公民館に1時間ぐらいいたのですけれども、そこから入ってきてはなかなか分かり難いと思いました。

 そのへんは連日やって知らせることが一番お客さんを呼びますし、またどこそこにあると分かればそれはできると思います。桁下で一時期やったのですけれども、防災の関係で工事があるということでどかされてしまいました。向こうだって土曜日の朝だけだったのでなかなかお客さんが寄って来ないということもあったのでしょうけれども、それを連日やるようにして皆に知られればもっともっと活用できるのではないかと思います。私は町が造ったから押付けになるとは思いません。それだけの要求があるのであれば、何も押付けにはならないのではないかと思います。再度、検討してもらえませんか。

 

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○議長 中村 勝君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 お答えします。JAが考えているファーマーズも最後までとことん県に対して強く要望してまいります。そのつなぎとして公民館、文化センター前にある東屋をうまく活用して、土曜市を手始めに連日やることによって認知されてお客さんも増えてくるものだと、東屋だけで狭ければ前にテントを張って、それでも狭ければどうするのだという段階的にまず基礎づくりをしていくことが大事ではないかと思っております。認知されるかたちで、つなぎとして当面はやっていきたいと思っております。

 

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議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 そういった直売所を造ることは一致しているのですけれども、平行線のようですのでこのへんで終わりますけれども、農協さんがやっていて町がやっているわけではないのでどうこう言えることではないのですが、今の土曜の午前中だけだとなかなか知れ渡らないのではないかと思います。連日できるよう町も協力してやってください。本当はもう少し大きなものを造ったほうがいいかと思いますけれども、町長は今の東屋であとはテントを増やしてやっていくとのことです。連日やるのにテントでは難しいのではないかと私は思うのですが、今後の検討課題としてこのへんで止めたいと思います。ぜひファーマーズが成功するように早くできるようにプッシュしてください。お願いします。

 

 3点目、河川への転落防止の問題ですけれども、長堂川の管理道路は、平成24年度で本当に素晴らしい管理道路となりました。ご苦労様でした。ありがとうございました。山川区民も喜んでいるところです。あとは転落防止の問題ですけれども、これまで草が生えているときには車も通りづらいこともあったので転落防止の問題などそんなに要求もしてこなかったのですが、実は舗装されてきれいになりましたらもちろん農家の皆さんが利用しますし、それからウォーキングする人、自転車、だいぶ人通りが多くなりました。そういう意味ではやはり転落防止をやっておかないと、いざ事故が起こるといろいろ責任問題になってきます。もちろん、町としても当然そこは検討されているとは思いますけれども、平成25年度予算で計画は入っているのでしょうか。私は入っているものだと思いますけれども、どうなのでしょうか。

 

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議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。

 

○経済建設部長 赤嶺 勤君 それでは、ただいまの質問に答弁してまいりたいと思います。長堂川管理道路の転落防止設置については、平成25年度の沖縄振興特別推進交付金を活用し整備を図るべく進めております。現在、県との事業調整中であることから平成25年度当初予算には計上しておりませんでしたが、6月頃を目途に補正予算として考えております。以上で答弁といたします。

 

○議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 6月頃に補正予算とのことですが、当初予算で組んでやって欲しいとは思います。やってもらえるということで、ぜひ早めにやって欲しいと思います。以上で終わります。

 

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○議長 中村 勝君 暫時休憩します。

 休憩(午後1時55分)

 再開(午後2時03分)

○議長 中村 勝君 再開します。通告書のとおり順次発言を許します。1番 玉城光雄議員。

〔玉城光雄議員 登壇〕

 

○1番 玉城光雄君 今日で今回の定例会の一般質問が最後でございますが、これよりしばらくの間、時間をいただいて、ご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。それでは、私から4点につきまして一般質問をさせていただきます。まず、与那原バイパス工事についてでございますが、地域経済の自立性や要望性が大きく高まるなか、大型道路、与那原バイパスの本体工事が上位計画により進められてきているが、その工事構造面においては、平面タッチとなっていることから地域住民の日々の道路横断の危険性が懸念されるところである。即刻に設計変更をし、わが宮城の大きな声としてボックスカルバートを町道2号線に設置し、区民の生命・財産を守ることができないものかどうか町長の誠意あるご答弁を賜りたい。

 

 2つ目に、2級河川の国場川の蓋掛け利用についてでございますが、新しい時代の流れとともにわが南風原町のまちづくりを進めていく今、当間原から宮城までの間の国場川河川を蓋掛け利用し、南風原町の特産物や沖縄の文化をアピールする新天地開発とした歩行者天国のアーケードやイベント会場を設置し、観光客の誘致など皆が集う文化の共有場としての商店街づくりができないものかどうか、町長のご理解あるご答弁を賜りたい。

 

 3つ目に、町道2号線の改良工事についてでありますが、町道2号線は県道240号線の抜け道となっていることから通勤通学ラッシュの時の交通量が増えているなか、道路幅も狭く歩道もなく、対面交通ができない非常に危険な状況である。そこで町長、この危険な状況を改善すべく町道2号線の改良拡幅工事を早期に図り町道3号線に取り付けし、町道として適度ある道づくりができないものかどうか町長の責任あるご答弁をいただきたい。

 

 4つ目に、本町のガードレールの改良改善についてでございますが、現在、町全域に設置されているガードレールには所々に塩害や事故などによる破損した危険なガードレールが多数見受けられることから、大規模な道路改良工事が行われる今、気候風土に合う国道と同様型とした美観景観に配慮したこげ茶色のガードレールを設置し、町内外に大きく広め、魅力ある観光地の形成を図るために早期なガードレールの改良工事対策ができないものかどうか、町長の力強いご答弁をいただきたいと思います。4点についてお願いいたします。

 

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○議長 中村 勝君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 お答えします。玉城光雄議員がおっしゃるように、この与那原バイパスができることによって地域の皆さん方が利便性を被ることが一番の基本だと思っております。ボックスカルバートのかたちになった場合、構造上どうなのか専門的な視点でありますので担当からお答えさせてもらいたいと思います。

 

 2点目の2級河川の蓋掛けについてでありますが、沖縄県でも那覇市のガーブ川を蓋掛けしてうまく活用されておりましたが、国・県においては自然環境を守る視点からなるべく蓋掛けをせず自然を取り戻すというかたちに変わってきています。議員がおっしゃるように、河川の上を蓋掛けすることで利用価値が高まるということも分かりはするのですが、これはむしろ逆行する部分もあると聞かされております。那覇市のガーブ川においても撤去してやっていこうという動きもありますので、これについても専門的な視点で担当からお答えさせてもらいたいと思っております。

 

 3点目の町道2号線の改良工事についてでありますが、議員がおっしゃるように集落内の安全確保の意味でも、またスムーズに交通往来できるかたちに持っていくためにはどうすべきなのかどうか含めて、交通状況を勘案し取り付けが可能かどうかも担当からお答えさせます。

 

 4点目のガードレールの改良でありますが、正に美的感覚、観光の立場からも町道の白いガードレールだけではなくてこれの色を付けたかたちというのは私も大事だと思います。この問題等においては、観光の視点に結び付けて、国道と同じようなかたちにもっていくのも大事ではないかと思っておりますのでぜひ大いに検討させてもらいたいと思います。町道の主要箇所においては、ぜひ光雄議員がおっしゃるようにすることが大事だと思います。見る目線からも大事だと思いますので、ぜひ大いに検討させていただき、ポイントポイントに取り入れていくかたちで対応させてもらいたいと思います。白いガードレールと国道のガードレールで費用も嵩むわけでありますが、ポイントにおいては重要だと思いますのでぜひ検討させていただきたいと思います。詳しいことは1点目から4点目まで担当からお答えさせてもらいたいと思います。

 

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議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。

 

○経済建設部長 赤嶺 勤君 それでは、私のほうからご質問の1(1)から答弁してまいりたいと思います。(1)でございます。地域の利便性や町並みの景観など考慮したうえで現在の平面交差点となっておりますので、計画変更はないと南部土木事務所より回答がありました。また、地域住民の道路横断における安全確保については、横断歩道の長さや形態などを工夫してまいりますとの回答でありました。

 

 2(1)でございます。国場川のアーケードの設置ですね。国場川水系の河川整備は、水に親しむ川づくり整備構想を基に事業推進され、その整備構想では水に親しむ川づくりを基本としていることから河川に蓋をして上部を利用することとなりますと環境への問題や設備上の問題、河川のほうに滞積するとかそういったメンテナンス等を行う際に問題等が起こり得ることから好ましくないと考えております。

 

 3(1)町道2号線の件でございます。町道2号線の改良となりますと、集落内の改良となり集落内の通過交通量が多くなり、区民の安全確保、地域コミュニティの分断、騒音等々問題が起こり得る可能性がありますので、町道34号線へ誘導する方法で検討してまいりたいと思います。

 

 ガードレールの件でございます。町長からも答弁がありましたけれども、私のほうから補足して答弁いたします。本町全域のガードレール整備となりますと多額な費用が嵩むことになりますので、町並みの景観等を考慮し観光ルートに絞り特定箇所の路線のみその改善に向けて防護柵設置時に検討してまいります。以上で答弁といたします。

 

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○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 部長、この与那原バイパスは変更できないとおっしゃっていますが、設計変更、計画変更をして高架橋に取替えて工事を施工させるよう皆さんにお願い要望を3月定例会の一般質問通告書にしております。南部国道事務所の上司からはっきりとしたイエス・ノーの答えをお願いできませんか。

 

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時18分)

 再開(午後2時18分)

○議長 中村 勝君 再開します。赤嶺 勤経済建設部長。

 

○経済建設部長 赤嶺 勤君 議員から地域の代表の方々と3回ぐらい道路の変更については南部国道事務所と協議しました。それで国土事務所は副所長が対応してくださいました。最後の3回目には、所長、副所長と技師の担当者と班長に説明してもらいました。うちのほうからは私と地域の代表3名が行きました。日付はちょっと忘れていますが、口頭でできませんとありました。代表の方がはっきり聞いていますので、その時点で地域の方も理解してくれたかと私たちは思っています。

 

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議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 今の部長の答弁は地域の声だと、要望だったと聞いているのですが、この計画は計画変更が3回なされているのです。私はこの与那原バイパスについては、与那原三叉路から新川十字路まで四国大橋のあのような美観景観をモデルとしたつり橋を造りなさいと要望しているのです。部長、課長あるいは担当者の方は私の意見を耳にしないでそういった設計になったのかどうか疑問、不思議に思うのです。ですから設計変更をして、いつも申し上げているように人の命は地球より重いと、その命を大事にする安全道路を造るようにと言っているのです。そういうことで設計変更をしなさいと国に対して要求、要望を絶えずしているのです。できないという部長の結論になっていますが、その高架橋ができなければ町道2号線の工事が残っていますね。町道2号線の手前で切れています工事をしようとしている段階の道路です。その町道に地面を掘り下げてボックスカルバートという考えで県、国に要望することができないかどうか。

 

○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。

 

○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。現在進めている与那原バイパスの2号線の交差点部分に下からのボックスカルバートという件につきましては、町道1号線についても地域からそういう要望がございましてボックスカルバートで下からもぐるかたちを南部国道事務所も検討はやっております。その際にやはり一番懸念されるのは降雨時でして、現在そばに流れている排水路よりずっと下にもぐっていきますので非常に危険性があるということで町道1号線も断念した経緯がございます。そういうことで、今回のこれについきましてもボックスで下からもぐっていくのは非常に危険であることと、横断歩道で工夫していきたいと南部国道事務所からは回答を得ていますのでそういうことで検討していきたいと思っております。

 

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議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 課長、部長、それは理由にならないと思うのです。宮城区民の生命財産を守るためには、行政者としてその安全道路を造るのが当然だと思います。そこで設計変更をして、その切れているところ、町道2号線は9メートルありますからこれを下に4メートル下ろして国道329まで、ファミリーマート前の県道240号線との間をボックスカルバートをすれば信号の設置も要らないのです。また安全性が確実になるのです。そのために私は、設計変更をしてボックスカルバートを町道2号線の9メートル幅員を下に置いて予算軽減あるいは信号も要らないそういった安全道路を造る要望なのです。なぜできないのですか。南風原には5つのボックスカルバートがあるでしょう。南風原の町道1号、今の国道506号ですか、沖縄自動車道の下は町道1号ですよね。宮城からジャスコに抜ける第1号のボックスカルバートと、そして大名の町道10号、これもボックスカルバート、上は沖縄自動車道になっています。これも2つ目のボックスカルバート。3つ目には那覇市の鳥堀12号、那覇市清掃工場前のボックスカルバート、これも上は沖縄自動車道になっています。そして4つ目には南風原町の消防分遣所の県道128号線の下ですね。そして上は国道507号。そしてその隣に国道506号線。上は道路、下はボックスカルバートですね。その5つのボックスカルバートが完成して交通がスムーズで安全道路となっているのです。あれにならって、ああいう方式で宮城の地域住民の生命財産を守る安全道路を造ることができないのですか。部長。

 

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○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午後2時29分)

 再開(午後2時29分)

○議長 中村 勝君 再開します。赤嶺 勤経済建設部長。

 

○経済建設部長 赤嶺 勤君 計画図面だけでも過去の先輩たちが南部国道事務所と一緒になって、地域単位で数年をかけて説明をした図面になっていると思います。まずそれが1つですね。あとは先ほどまちづくり振興課長から話がありました町道1号線のボックスの件ですが、何も議員の意見を阻害すると言いますかそういったことは役場も毛頭考えておりません。

 地域の意見で計画平面図はできているのですが、逆に地域の要望があったから、3、4回ぐらい行きました。初回は沿道の地権者の方々が6名ぐらいいまして、主に地域の代表の区長さんが説明していましたけれども、南部国道事務所の最終的な回答としましては、先ほどまちづくり振興課長が説明したとおり安全面、30メートルぐらいでしたかちょっと長くなりますので暗がりになりますからそういった安全面とかあとは雨水が溜まったらどうなるか、完成後は町が管理するのですよ、管理するときにはポンプアップしなければ駄目ですよという条件もいろいろ南部国道事務所では検討しているのです。ですから、議員の意見を取り上げないというのではなくて、町としては地域の方々あるいは議員の議場でのご質疑に沿って南部国道事務所にそれなりに要望はしたのですが、南部国道事務所の回答としてはできませんよという、われわれとしては丁寧な説明がありました。以上で答弁といたします。

 

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○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 部長、私が質問をしたことを理解されて、ぜひ宮城区民の生命財産を守る安全道路を造るために先ほど申し上げたようにボックスカルバートを要望、要請を国の国土交通大臣ですか、町長は沖縄県の町村会長をなされていますのでぜひ並行して力強く要望して実現が図ることができないものかどうか、町長でも結構ですし、できなければ専門家と聞いておりますので都市整備課長の真境名さんでも結構です。

 

議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。

 

○経済建設部長 赤嶺 勤君 議員の今のご質疑の件について要請はもう無理だと思います。ただ、議会からそういう話がまた出ていましたというお話、伝言は可能だと思います。

 

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議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 時間も押し迫っておりますが、日本は世界に勝る技術者がたくさんおられますので、またご存知のとおり四国大橋はあんな海の底に基礎も打って橋も架けるような技術がたくさんございます。そして、東京湾のアクア道路もできていますし、あれにくらべてこのボックスカルバートと言えば遊びでできるような状況でありますので、ぜひそれを実現できるように1番目の質問は終わらせていただきます。

 

 2つ目の2級河川の蓋について、那覇市のガーブ川、そして沖縄県の津嘉山前の県道128号線には蓋掛けができて道もできていますのに、なぜ国場川の2級河川に計画ができないのかどうか。もう一度、確かな答弁をいただきたいと思います。

 

議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。

 

○経済建設部長 赤嶺 勤君 国場川については、先ほど答弁しました水に親しむ川づくり整備構想ということで県とワークショップをして既に計画図ができております。そういう関連もあって、仮にボックスカルバートにした場合には治水上の問題で河川に堆積した浚渫ができないとかそういった理由があってボックスカルバートで仕上げることはできませんということで答弁といたします。

 

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議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 その2級河川がそういった計画をできなければ、南風原はこの2級河川を準用河川に計画変更を申請してその蓋掛け計画を実現することはできないか、もう一度答弁してください。

 

○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。

 

○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。国場川につきましては、県の管理河川ということで下流側から整備を進めてきておりまして、あと約1.1キロの整備を残すのみとなっております。これをまた準用河川ということで市町村管理の河川変更をすることは、既に事業が走っているなかで非常に困難だと思っております。

 

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議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 よく分かりました。しかし、この今私が質問しているのは、南風原町が進めている雨水汚水配管工事の例にならって、先ほどから申し上げているように県の河川ということでありますから準用河川として南風原町に移管していただいて、その雨水幹線の道路工事も並行して蓋掛け工事をして、このアーケード計画、そのなかに商店街、そしてイベントホール、バス・タクシー乗り入れの道路、南風原のシンボル塔など新しいまちづくりをするため私は蓋掛けを計画してくださいと申し上げているのです。なぜ南風原町が繁栄発展することにストップをかけるようなことを行政としてできるのですか。職員は町民の奉仕者でしょう。

 役場があって利用者があって職員がある。公務員は絶えず全体の奉仕者だと私は見ていますがね。そういう奉仕精神に沿って仕事を進めていただきたい、務めていただきたい。議会から言われる前に行政は百年計を立てて、先進性を持って進めるべきだと思います。そしてぜひ蓋掛け計画が必要だと思うのです。世界一のアーチ橋がありますし、宮城には土地改良があり観光農園も設置できます。そしてこれとセットして市場の賑わいをするようなシステム、全国に向けこのイベント広場を造るのが政治、行政だと思うのです。どうですか、もう一度、河川の蓋掛け利用を具体的に計画できませんかどうかお願いします。厳しい話だろうと思いますが、ぜひ質問に答えてください。

 

議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。

 

○経済建設部長 赤嶺 勤君 先ほど主管のまちづくり振興課長からも話がありましたけれども、既に事業主体の県のほうで残り1.1キロとなっていますので、これから全て計画変更しなさいと言うのは、事業主体そのものは県であるということと、これを準用河川に戻すということは全て非常にハードルが高い議員の質問になっています。今では非常に難しいのではないかと考えております。

 

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議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 部長、分かりました。近々、町では商工会を中心とした観光協会も設立されるとお話も聞いておりますので、そういう立上げもあってぜひ観光で南風原地域を明るくするような行政をお願いして、3番に移らせていただきます。

 町道2号線の拡幅工事、私の要望、質問になっておりますが、町道認定基準では幅員が3メートルになっていますね。この認定のなかに、宮城の130番地、そして163番地ですか、そこにおいては町道が1メートル80しかないのですね。カーブの前に電柱も立って、これで町道が2メートル80センチですから、30センチの路肩があるのですがこれを合わせたらちょうど3メートルになります。町道認定というのは、路肩含めての3メートルなのですか。答弁ください。

 

○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。

 

○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。町道2号線の町道認定幅員の件ですけれども、認定につきましては昭和56年3月31日に認定されておりまして、幅員は3.5メートルと認定はされております。ただし、おそらくこれは平均的な幅員かと思っておりまして、場所によっては議員さんがおっしゃるような非常に狭い部分もあると思います。今、町道台帳平面図を見ておりますけれども、見る限りでは道路部で4.5メートル、車道部で3.5メートルということである程度幅員は確保されているものだと思っております。

 

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議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 ただいま、まちづくり振興課長が答弁していますが、先ほども申し上げたように町道認定基準要綱がありますね。この決められた3メートルというのは、車道の幅員だけで3メートルなのか、路肩を入れての3メートルとなっているのか聞いているのです。この現場を見ますと車道が2メートル80センチしかないのです。路肩が30センチです。それで認定されているのかと聞いているのです。そういうことでありますので大型消防車、はしご車、ポンプ車が2メートル50あるのですから、今の状況では通過できません。1分1秒争いのその仕事ができると思いますか。大変なことになるのです。ですから私は一日も早く予算を付けてこの町道2号線の拡幅工事をして、名称は何でも結構です、街路道路事業でもどういうかたちでもやれば結構です。宮城の町道2号線の名において、1級道路が1.8メートルとはおかしいじゃないですか。どうですか、一日も早く即刻に消防が通れるように、生命財産を守るような大事な仕事をさせるために拡張工事ができないか、もう一度正確な答弁をいただきたい。

 

○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。

 

○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。現場においては、1.8メートルの幅員もあるとのことでございますけれども、これにつきましてはおそらく電柱とか何かがあるのかと思います。台帳を見る限りではほとんど3.5メートル、4メートルほど幅員があることになっておりますので、何らかの事情があるのかと思っております。現場を調査して解決策はあるのか、電柱であれば移設だとか何らかの方法を取らせていただきたいと思っておりますので調査をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 

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○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 町長は、東部消防の管理者であられる。またこの管理をする消防車は相当大事な任務だと思っております。この消防車が安全で安心して通過できるような消防体制の道路には見えないのですね。そこは一日も早く、今申し上げたような安全性を確立できるような道路拡張を即刻できるようなお考えはないかどうか町長からご答弁を賜りたいと思います。

 

議長 中村 勝君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 光雄議員がおっしゃるように、安全というのは一番大事であります。狭隘な所があるような状況があれば調査をして、電柱があってネックになっているのかどうか、本来なら車が交差できる状況が一番大事だと思いますのでぜひ調査含め検討させていただきたいと思います。

 

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議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。

 

○1番 玉城光雄君 最後の質問にさせていただきます、ガードレールです。先ほど冒頭で申し上げましたガードレールの改善工事です。気候風土に合ったこげ茶色ですか、国道同様にガードレールの設置は、昨日の赤嶺雅和議員の一般質問にありました失業対策事業のなかで失業者優先式で雇用させることができないものか。その件について考えがございましたらお願いしたいと思います。

 

議長 中村 勝君 城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 光雄議員が美観的、観光的視点からというのは良いことだと思っておりますので、一挙に町全体というのは厳しいですので観光の視点から特定箇所、重要箇所において部分的にガードレールの交換、改善を美的な面でも考えながらぜひ良い方向に進めていきたいと思っております。いつ、すぐにではなく調査しながら進めさせてもらいたいと思います。本当に良いご提言をありがとうございました。

 

○議長 中村 勝君 以上で一般質問は全部終了しました。本日は、これで散会いたします。

 

散会(午後2時54分)

 

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