南風原町と レスブリッジ市 これまでの経緯
Haebaru Town & Lethbridge City
平成12年(2000年) |
7月21日~23日 |
九州沖縄サミット開催。クレティンカナダ首相を招へい。招へいまでの1年間に、カナダ文化フェスタ、カナダ講演会、さらにはカナダ大使と小学生の交流事業など、様々なイベントを開催。それに先立ち同年4月には町民214名がオタワを訪問し、カナダへの思いを全町民的気運で盛り上げる。 |
平成13年(2001年) |
4月 |
南風原町育英会による”中・高校生国際交流事業”のホームステイ受け入れのための事前事業として町助役並びに担当職員がレスブリッジ市を訪問。国際交流事業支援のためレスブリッジ市長を表敬訪問、さらには、沖縄県人会へホームステイ受け入れのための要請行動を展開。 | |
7月9日~10日 | |
カナダ大使館での日本カナダ姉妹・友好都市会議にて町長がカナダとの姉妹友好都市締結に向けての決意を表明する。 | |
8月12日~22日 | |
第3回「世界のウチナーンチュ大会」記念”カナダ・沖縄アイスホッケー親善交流会”開催。 | |
8月20日~22日 | |
姉妹都市締結に向けての調査・研究のため先進地視察を実施。(北海道カナダ協会・深川市、石狩市、カナダ大使館、カナダアルバータ州政府在日事務所、日本カナダ教育文化交流財団) | |
10月31日 | |
第3回世界のウチナーンチュ大会参加のため来県したアルバータ州政府在日事務所代表ブラッド・クラーク氏が来町し、町長を表敬訪問。 | |
11月10日 | |
第3回世界のウチナーンチュ大会参加のため来県したカナダ国アルバータ州レスブリッジ市沖縄県人会長金城嘉孝氏が来町し、町長を表敬訪問。 |
平成14年(2002年) |
10月21日~30日 |
南風原町青少年国際交流事業として14名をカナダ国に派遣した。3泊4日間のレスブリッジ市でのホームステイ、同市内中学校への体験入学も経験し、カナダの文化や歴史、習慣などを学んだ。 | |
10月23日 | |
町長及び担当職員がレスブリッジ市役所にロバート・D・ターレック市長を訪ねて、今後の姉妹都市提携に向けて両市町の友好・交流を願う親書を手渡した。この機会にレスブリッジ市と南風原町が教育・文化・経済・スポーツ等を通して相互理解と信頼の絆を深めて、新たな交流が築かれることを直接お願いした。 | |
10月24日 | |
アルバータ州政府アメリア・ジョイ・タンブル学習省国際国内教育課長らと面談、州政府に対し、両市町の今後の友好・姉妹都市締結に向けての支援要請。 | |
11月20日 | |
ロバート・D・ターレック市長から訪問のお礼と親書に対するご意見の手紙が届く。内容は、南風原町の姉妹都市提携の考え方について、いくつか提示。 |
平成15年(2003年) |
2月17日 |
市長へ次のとおり返事を送る。 南風原町の生徒とレスブリッジ市の中学生が相互に国際的な教育交流ができないか。昨年初めての試みとしてレスブリッジ市の家庭にホームステイしながら体験入学を実施出来た。今後とも、2年に1度生徒たちを派遣して、教育交流を続けられることを希望する。しばらくの間は、南風原町からの一方的な派遣になると思うが、それに係る費用については南風原町が負担する。将来生徒たちによる教育交流が成功したら、教育交流に関わった大人たちを含めたら民間レベルの交流、さらに、両市長の職員による人事交流へと発展させたい。 経済効果については、残念ながら特にありません。 友好都市締結が困難でも、生徒たちによる教育交流を市としてもサポートしていただくことを要望する。 |
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2月9日 | |
駐日カナダ大使館のロバート・G・ライト大使、キャロル夫人が本町を訪れた。南星中学校や伝統的工芸品の琉球絣の工房などを見学。 | |
4月11日 | |
4月30日にロバート・D・ターレック市長から手紙が届く。2003年4月7日に行われたレスブリッジ市議会定例会議で両地域の友好都市を結ぶ決議案が正式に承認。南風原町民とレスブリッジ市民の友好関係を祝します。という内容。 | |
6月30日 | |
南風原町議会でもレスブリッジ市と友好都市関係を結ぶことについて承認を受ける。 | |
10月22日~31日 | |
第11回南風原町青少年国際交流事業 カナダ国アルバータ州レスブリッジ市で行う。教育長を団長に中・高校生14名、引率者4名の一行19名がバンクーバー、バンフ、レスブリッジ市を訪れた。23日~24日はカルガリー、バンフ、、カナディアンロッキー、コロンビア大氷河などを見学。25日から4泊5日の日程でレスブリッジ市民の家庭でホームステイを行いました。その間、ウィルソン・ミドル・スクールに体験入学し、現地の子どもたちとともに、カナダの文化や歴史、習慣等を学びました。 |
平成17年(2005年) | 5月21日 |
カナダ上院議員一行7人(ダン・ヘイズ議長が団長)、カナダ上院職員2人、在日カナダ大使館職員2人、参議院国際交流部国際交流課 事務官5人が来町。町民ホールで南風原町少年少女合唱団による歓迎の合唱、さらに町関係者との情報交換を行いました。続いて一行はサザンヒルアイスアリーナへ移動し、中学生チームの試合を観戦しました。 |
平成18年(2006年) | 5月8日~5月13日 |
レスブリッジ市制100周年記念イベントに参加。沖縄サミット開催時と同様に町民ツアーを企画し、多くの町民とイベントへ参加しました。また、友好都市締結確認書を交わしました。 |
平成27年(2015年) | 7月30日~8月4日 |
沖縄県人カナダ移民115周年記念式典派遣事業として、レスブリッジ市を訪問。伝統芸能団体である津嘉山青年会を派遣し、沖縄伝統文化のPRとともに、ウチナーネットワークの構築を図りました。 |
平成28年(2016年) | 2月22日 |
市長をはじめとする訪問団が本町を訪れ、かすり会館や文化センター、給食センターを視察し意見交換及び交流を行いました。 |
令和5年(2023年) | |
友好都市締結20周年 |
令和6年(2024年) | 9月1日~6日 |
友好都市締結20周年記念事業として、本町の友好訪加団がレスブリッジ市を訪問。記念式典を開催し、お世話になった関係者への謝意を伝えるとともに、町の紹介やこれまでの交流を振り返るなど、さらなる相互交流に繋げることができました。また、伝統芸能の披露や町特産品のPRを行い、文化・産業・経済における交流を図りました。式典では、友好都市の関係が今後も発展し続けるよう、友好都市締結確認書を交わしました。 |
◇ 南風原町とカナダとの友好の礎
2000年7月に沖縄で開催されたサミットで、カナダのクレティン首相が南風原町を訪問されました。
その記念として南風原町民に記念の石が贈られました。
石には沖縄の琉歌で
「サミットで結ぶ 平和のかき橋 代々に肝あわち 歩でいかな」
と記されています。
「サミットで結ばれた平和の掛け橋をいつの時代までも心を合わせ共に歩んでいきましょう」
と詠っています。
◇ 友好都市締結書(2003) ◇ 友好都市締結確認書(2006)df(375KBytes)友好◇ 友好都市締結確認書(2024).pdf(371KBytes)