手習所の跡
「南風原の学校発祥の地」
現在の宮平公民館の敷地内に「手習所之跡」の碑が建っている。これは、南風原にはまだ学校がなかった頃、宮平出身の仲村渠筑親雲上(なかんだかりくぺーちん)という人が、首里奉公の生活の中で覚えた読み、書き、算術などの学問を地元の子どもたちへ教えようと明治元年に開いた学校の始まりを記念している。学校の発祥ともいえるこの手習所があったために宮平村は学問に対して熱心な人が多く、教員の村としても知られるようになった。
【場所】
〒901-1104
南風原町字宮平94