第77回南風原文化センター企画展 検証4.28 |
「暮らしを支えた女性たち」
~戦後復興した織物業とミシンの活躍~
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2017年、私たちは「日本<復帰>」45周年を迎えました。
沖縄戦から72年。復興した沖縄に暮らす私たちにとって、見えにくくなった歴史を紐解くことは、自分たちの歴史に向
かい合い、自らの今を知る大切なことでもあります。
今回の「沖縄戦後史を考える企画展シリーズ 検証4.28」では、戦後の生活の復興のために、戦争で生き残った女
性たちの活躍に注目し、生きていくための生活の糧とした機織りや縫製業について紹介していきたいと思います。
現在も南風原の特産品として盛んな伝統織物業の技術は、戦後生活を立ち上げるための重要な役割を果たしまし
た。それに加え、急激に変化する衣生活を支える洋裁技術やミシンの普及は、南風原の女性たちの生活基盤を作って
きました。
「織物」や「洋裁」などに携わる女性たちの活躍から、戦後の生きる力になった活気ある沖縄の様子を振り返り、戦後
沖縄の暮らしを知る一助になればと思います。
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主催:南風原町教育委員会(南風原文化センター)
共催:戦後沖縄コロキウム実行委員会
期間:2017年4月28日(金)~5月21日(日) *水曜日休館
場所:南風原文化センター 〒901-1113 沖縄県島尻郡南風原町喜屋武257番地 電話098-889-7399 ファックス098-889-0529
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【講演会1】4月29日(土)午後2時~4時
「戦後生活と琉球絣ファッション(仮称)」
講師:仲井間文子(ファッションデザイナー)
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【コロキウム】5月14日(日)午後2時~5時
第7回沖縄戦後研究コロキウム
「戦後の沖縄社会と女性への視座 ~その手から産まれたもの・技術史の課題~」
講師: 粟国恭子「戦後沖縄の技術史の課題-時代の技術-」
謝花直美「ミシンの『復興』」
平良次子「戦後南風原のモノづくりと女性」
コーディネーター:秋山道広(社会学・沖縄戦後史・沖縄国際大学非常勤講師)
主催:戦後沖縄研究コロキウム実行委員会
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【ゆんたく会】5月20日(土)午前10時~12時
演題:戦後南風原の布づくりとミシン
パネリスト:中村トミ子(染織家)字喜屋武出身
大城幸正(琉球絣と南風原花織り保存会 会長)字照屋出身
大城春 野原ヨシ子 野原俊雄
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【映写会】4月29日(日)~5月21日(日)
企画ホール:常時TVモニターにて上映
「復帰を知る~時代の犠牲となった第一球陽丸~」 沖縄テレビ(2012年4月24日放送) 琉球朝日放送ステーションQ(2012年4月24日放送)
「RBCザ・ニューススペシャル 戦後65年」 琉球放送(2010年6月23日放送)
戦後65年企画「元日赤看護師・久場千恵さん」 琉球放送(2010年6月22日放送)
映写室:下記の日程で上映(118分) RBC 映像でつづる 「沖縄戦後50年史」 監修:RBC報道局
4月29日(土)昭和の日 午後3時~ 4月30日(日) 午後 3時~ 5月 6日(土) 午後 3時~ 5月 7日(日) 午後 3時~ 5月13日(土) 午後12時~ 5月21日(日) 午後 3時~
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【織り・縫製体験】4月28日(金)~5月21日(日)
機織り体験
絣のコースターを織ってみよう。(無料)
足踏みミシン体験
足踏みミシンを使ってみよう!(無料)
巾着を作ろう!(無料)
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