沖縄県は、第2次世界大戦において、地上戦の激戦の場となり、激しい艦砲射撃や砲爆撃を受けました。そのため、大戦で不発した爆弾やそのまま残された砲弾等がいまだに多く発見されている現状にあります。負の遺産として残された「不発弾」は、何らかの衝撃でいつでも発火装置が起動しうる状態にあり、非常に危険なものとなっています。「不発弾」と疑うものを発見、情報がある際は、決して触れずに、与那原警察署又は南風原町役場に連絡お願いします。
不発弾とは
「不発弾」とは、火砲から発射された砲弾や航空機から投下された爆弾等で、地上等に落下したが爆破せず不発となったもの。あるいは、その疑いのあるものを一般に不発弾と呼んでいる。このような不発弾は、起爆装置の安全機構が外されており、いつ爆破してもおかしくない状況でありながら、殺傷力や破壊力は大戦当時と全く変わりなく、県民の生命と生活を脅かすものとなっている。
○不発弾の種類(沖縄で発見される主な不発弾)
・爆弾 ・砲弾 ・ロケット弾
・手榴弾 ・迫撃砲弾 ・地雷
不発弾発見後の流れ
与那原警察署 : 098-945-0110
南風原町役場 : 098-889-4415