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平成26年第1回臨時会 会議録

2014年3月20日

 平成26年 (2014年) 第1回 南風原町議会 臨時会   

第1号

1月30日 

 

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日程 件名 備考
日程第1 会議録署名議員の指名   
日程第2 会期の決定  
日程第3

議案第1号 東部清掃施設組合規約の変更について

詳細説明 ・ 採決
日程第4

議案第2号 平成25年度南風原町一般会計補正予算(第6号)

概要( 歳入 ・ 歳出 ) ・ 質疑 ・ 採決

 

 会議録

○議長 中村 勝君 ただいまから、平成26年第1回南風原町議会臨時会を開会します。

 

○議長 中村 勝君 それでは、ただちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。

 

開会(午前1000分)

 

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日程第1.会議録署名議員の指名

 

○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって8番 宮城清政議員、9番 金城好春議員を指名します。

 

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日程第2.会期の決定

 

○議長 中村 勝君 日程第2.会期の決定の件を議題とします。お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。これに異議ありませんか。

(「異議なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、会期は本日1日間と決定しました。これから、議案の上程に入ります。

 

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日程第3.議案第1号 東部清掃施設組合規約の変更について

 

○議長 中村 勝君 日程第3.議案第1号 東部清掃施設組合規約の変更についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。

 

○副町長 国吉真章君 議案第1号 東部清掃施設組合規約の変更について。地方自治法第286条第1項の規定により、東部清掃施設組合規約を別紙のとおり変更することについて議会の議決を求めるものであります。

 提案理由としまして、現在、南部地区の3清掃組合(糸満市・豊見城市清掃施設組合、東部清掃施設組合、島尻消防、清掃組合)においては、一般廃棄物最終処分場を保有していないため、焼却残渣等の処理を他地区に委託している状況にある。3清掃組合を構成する6市町(糸満市、豊見城市、南城市、八重瀬町、与那原町、西原町)は、平成25年1月21日にサザンクリーンセンター推進協議会理事会(3清掃組合構成市町長及び議長、3清掃組合議長で構成)において、南城市玉城字奥武の島尻環境美化センター跡地に一般廃棄物最終処分場建設を決定した。この決定により、これまで南城市(旧佐敷地区を除く)、八重瀬町の可燃ごみ処理の役割を担っていた島尻環境美化センター敷地内のごみ焼却施設が一般廃棄物最終処分場建設によって平成26年3月31日に閉鎖されることに伴い、平成26年4月1日より東部清掃施設組合で同地区の可燃ごみ焼却処理事務を島尻消防、清掃組合で南城市佐敷地区の可燃ごみ以外の処理事務を行うことになった。よって、東部清掃施設組合規約を変更する必要が生じたため、地方自治法第290条の規定に基づき本案を提案するものであります。その内容等については、担当から説明をさせていただきます。

 

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○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 議案第1号 東部清掃施設組合規約の変更について補足して説明いたします。お手元に配布した議案の新旧対照表と別紙でお配りしています議案第1号 東部清掃施設組合規約の変更について概要説明資料をもって説明いたします。今回の変更でございますが、先ほどの提案理由にもございましたように、組合を組織する地方公共団体の変更であります。組合を組織する市町村については、島尻環境美化センターのごみ焼却施設の閉鎖に伴って、八重瀬町を加入するというものです。規約上、南城市につきましては、旧佐敷町の部分が東部清掃施設組合で処理されていたため、実質の自治体の加入は八重瀬町ということになります。

 2番目に、組合の共同する事務の変更です。可燃ごみ焼却処理の共同する事務について、島尻環境美化センターのごみ焼却施設の閉鎖に伴って南城市の旧佐敷地区以外の部分と八重瀬町を追加することによる事務の変更です。

 3番目が、組合議会の組織(議員定数)の変更です。議員定数の変更について、現在、し尿等下水道放流施設(汚泥再生処理センター)建設事業については事業費が大きいということです。それから完成までは各市町村から定数を同数(3名)で協議を行ってまいりました。しかし、完成後の事業が減ることはもちろんですが運転経費全体に占める割合もごみ処理に関する経費が約7に対してし尿処理に係る経費は3となります。そのことから、負担する経費が大きいごみ処理関係に係る市町村から各2名、し尿処理関係に係る市町村からは各1名という議員の構成に変更するものです。

 それから、副管理者数の変更についても、副管理者は管理者でない組合市町村の長をもって充てることになっておりますので、八重瀬町が加入することにより1名増になるということです。

 経費の支弁方法の変更につきましては、議会に係る経費について平成26年9月27日(在職議員の任期)までは同数のため均等割制度となりますが、その後につきましては今回変更予定の議員定数になるため議員数割に変更となります。また、施設維持管理の経費のごみ処理施設については、南城市及び八重瀬町が負担する経費は可燃ごみ焼却処理及びそれらに付帯する事務に限るものという変更であります。以上が、今回の規約変更の概要説明であります。ご審議のほどよろしくお願いします。

 

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○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。

(「進行」の声あり)

○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第1号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。

(「異議なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第1号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第1号について討論に入ります。討論はありませんか。

万(「なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから議案第1号 東部清掃施設組合規約の変更についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(起立全員)

○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。

 

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日程第4.議案第2号 平成25年度南風原町一般会計補正予算(第6号)

 

○議長 中村 勝君 日程第4.議案第2号 平成25年度南風原町一般会計補正予算(第6号)についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。国吉真章副町長。

 

○副町長 国吉真章君 議案第2号 平成25年度南風原町一般会計補正予算(第6号) 平成25年度南風原町の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,3763,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1297,3604,000円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。その内容等については、担当から説明をさせていただきます。

 

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○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 議案第2号 平成25年度南風原町一般会計補正予算(第6号)の概要につきまして補則して説明いたします。2ページの「第1表 歳入歳出予算補正」についてご説明いたします。今回の補正につきましては、沖縄振興特別推進交付金事業の追加及びファーマーズ建設に伴う周辺道路の概略設計委託料の追加等補正の必要が生じましたので、歳入歳出それぞれ1,3763,000円を増額し、補正後の一般会計予算額は1297,3604,000円となります。より詳細な説明が必要であれば、質疑のなかでそれぞれの担当部課長から説明させていただきます。補正増額の1,3763,000円の内容については、6ページ以降の事項別明細書から説明いたします。

 

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 それでは、6ページの歳入について説明します。14款2項1目総務費、県補助金9368,000円の増は、今回の補正予算に計上している沖縄振興特別推進交付金を活用して実施予定の事業費1,1711,000円の計上によるものです。

 7ページをお願いいたします。17款1項1目財政調整基金繰入金4395,000円の増は、6号補正歳入歳出の調整により基金からの取崩を行うことによるものです。なお、補正後の同基金残高は、194,9957,000円となります。

 

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 引き続き、歳出について説明いたします。8ページをお願いします。2款4項8目町長選挙費1054,000円の増は、平成26年4月15日告示、4月20日投票予定の町長選挙の準備に向けての臨時職員賃金273,000円、消耗品298,000円、印刷製本費471,000円、通信運搬費1万2,000円の計上となります。

 9ページをお願いします。7款1項2目観光費1,1711,000円の増は、沖縄振興特別推進交付金を活用して観光PR促進事業として文化センター敷地内にある店舗棟を改修し町の特産物等を販売するための店舗棟改修工事設計監理委託料1297,000円、店舗棟改修工事1,0414,000円の計上です。

 続きまして10ページ。8款2項2目道路新設改良費998,000円の増は、津嘉山バイパス沿いに予定しているファーマーズ建設に伴う周辺道路整備を平成26年度に予定していることから、その整備にかかる事業費の算定を行うための概略設計委託料の計上です。以上が、議案第2号平成25年度南風原町一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

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○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 議案書である程度は分かりますが、店舗棟の改修工事の内容をお聞きします。せっかく素晴らしい物産販売所ができているのですけれども、それを改修する理由はどういうことであるのか。設計まで入れての改修、1,000万あまりの事業でありますので、その中身についてもう少し説明いただけませんか。

 

○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 文化センター敷地内にあります店舗棟の改修でございますけれども、現在は簡易的に、例えば販売機等を置いてそこで休憩を取るという造り方になトイレがありますがっております。今後は、今の店舗棟の大きさは約10坪でございますが、屋根が飛び出している部分を利用して4.5坪ほど延ばします。それで前面に自動ドアを付けまして、アルミ建具でガラス戸のかたちで店舗を改修します。現在、文化センター内で観光案内をしております職員2人をここへ配置しますことと、もう1つは県内の物産関係及びグッズ関係の常時販売を考えております。工事の主な内容は、この4.5坪を拡げるための建具工事と、コンクリートの土間打ちをタイルに切替え、あとは外面的な塗装関係と職員が常駐しますので空調設備、クーラー関係が主な整備の内容になっております。以上でございます。

 

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○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 当初3,000あまりの予算で建設した店舗棟でありますけれども、当初の計画はどうだったか思い出しながら、今回もまた1,000の予算を入れるわけで、当初からそういう想定がされていたのかどうか。今回、新しく用途変更と言いますかそのようなことが出てきたのかどうか。どういう経緯でこうなっているか教えていただけますか。

 

○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。現在の店舗棟を建設するにあたりましては、基本的に農産物加工品の販売所ということで整備をするのと、文化センター、中央公民館の内部にはトイレがありますが外側にないということで屋外トイレの設置となっております。現在の店舗棟につきましては、JAが中心になって農産物関係を定期的に販売している状況であります。ただ、今後はその農産物関係、加工の販売所につきましては、議員各位ご存知のとおり平成27年4月にはファーマーズが設置されそこで南風原町の特産物、加工品関係のブースを設けて販売も行えることから、この施設につきましては今後の観光関係を促進させるために文化センター内に配置しています職員をこの店舗棟に移しまして、より県道から入りやすい場所に置くということです。プラス、農産物関係ではございませんで、町の特産品関係やはえるんのグッズ関係などを制作しておりまして、そういったものを常備販売していく計画を進めているところでございます。現在は空調設備もなく、どちらかと言いますと今までは農産物関係を搬入してそこで販売するというような造りだったものですから、職員が常駐できるような状態ではないことから、一括交付金を活用しまして機能強化を図って有効的に利用していきたいということでございます。以上でございます。

 

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○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。

 

13番 玉城 勇君 せっかくそこまで整備したものを再整備するということは、もう少し検討してもいいかと思うのは、南風原町に観光協会もできましたし、これから南風原町は観光をPRしていこうということであれば、観光協会も含めてそこに事務所を設置するとか、もう少し県道が完成したときの予想図を想定してそれぐらいの規模を建設したほうがいいのかという感じもします。そうでなければ、県道82号線が完成したらまたさらに拡張など再整備が必要になってくるのではないかと思われるのですけれども、そのへんについて今後はどう対応していくのか。もしそれを持っているのであれば、報告してもらえますか。

 

○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。今現在の店舗棟につきましては、県道の拡張計画に伴いまして敷地的には余裕のあるスペースではないことから、今回は今の店舗棟の屋根の範囲内でということになっております。前面側には仮の状態で仮駐車場を使っておりますけれども、いずれ近いうちに県道の拡張でかなり店舗棟のぎりぎりまでは道路がくるために、例えば将来的に観光協会をこちらへというのも計画のなかではある程度考えましたけれども、スペース的にそこまでの拡張は厳しいのではないかということでございます。観光協会は商工会建物の中にございますけれども、それにつきましては今後の私どもの大きな課題ということで検討してまいりたいと考えております。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 それでは、質問させてください。私が心配するのは経営です。経営が心配されます。近くにはファーマーズができるわけでしょう。果たして1,000万円をかけて費用対効果が得られるのかどうか心配されます。継続してそれができるのか。しかも改築が4坪だと話がありました。そうすると1,000を割ると坪当たり250万円かかるわけです。それだけの経費をかけて果たして将来においてもその事業が継続してできるのかどうか。まずその経営は、どこがやるのか、町がやるのか。先に言った費用対効果を計算してみると、かなり町民の負担が大きいという気がします。そういった面からすると、坪当たり250万円の改築費はどういったかたちで計算をしたのか。と同時に、今私が心配している経営が今後も本当に成り立つのか。費用対効果から言って本当に町が経営できるのかどうか。それを説明してください。

 

○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 お答えいたします。本店舗棟の改修につきましては、それに伴う費用対効果の算出はやってございません。今回この店舗棟の改修につきましては、町内の観光案内所をメインにという整備ですので、今後の南風原町の観光推進を考えますと費用対効果では非常に図りづらいものがございますことから今回特に計算されていない状況でございます。

今後の運営につきましては、まだ詰めの段階ではございますけれども、そこに入る職員が観光協会の職員であることから完成までには観光協会と詰めまして、例えば管理について私どもとしては観光協会に今後委ねるという方向でもっていきたいのですけれども、今後の調整ということになっております。

また、2人の職員の常駐とグッズ関係、それから特産品関係についてですが、特産品関係については農作物の加工品は常備するかたちになりますけれども、農産物、直接野菜関係等については、これからできますファーマーズを活用していきたいと考えておりますので、スペース的には対応できるものと考えております。以上でございます。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 先に申し上げましたが、ファーマーズができると農産物はそこで販売されるかと思います。でも観光で来られたお客さんには、農産物はそんなに広がらないと思います。わざわざ買って本土に持って行くことはなかなかないだろうと思います。地元の人や近くの人が買いに来るのかと思います。こういう経営というのは、やはり自前で責任を持ってやることが当たり前でしょう。ただし、それでは経営が成り立たないと思うので町の持ち出しが出てくるでしょう。人件費においても然り、いろいろな面でサポートしなければならない事が出てくるでしょう。そうすると、先に言ったように町の財政はそんなに豊かではないと思う。そこから捻出して補助、あるいは経費の負担と言うのかそういったものが出てくると思います。やはり将来においてもその利益でもって経営すること。それはファーマーズも然りでしょう。運営の仕方は、第三者に委ねても私はそうなってくると思う。それだけのスペースで果たして経営が成り立つのか、やっていけるのか、将来においても成り立つのかと思うので、そこを町民負担がかからないような費用対効果がきちんと取れるような経営方針を求めてやっていくべきだと思っています。それは今後の課題だと思いますので、造ってあげたからやりなさいではなくて、と同時に、町内の観光PRになるようなものがあったらそれはそれでいいと思うが、費用対効果が非常に気になりますので、しかも坪当たり250万円の経費をかけてやれる事業なのか疑問があるのでそれにはきちんと答えを出すようにしてください。以上です。

(「休憩願います」の声あり)

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午前1032分)

 再開(午前1037分)

○議長 中村 勝君 再開します。他に質疑ありませんか。

 

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○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。

 

11番 大城 毅君 1つは今の店舗棟ですけれども、説明のなかにあったのかも知れませんが、完成後の運営は観光協会に委託してやっていくのですか。

 この店舗棟ができた時に質疑したかと思いますけれども、ほとんど利用されていない状況だったわけです。いったいどういう利用目的で造ったのか、どういう運営をするつもりだったのかも曖昧だったと私は認識しています。県道から見れば裏側にトイレができて中央公民館や文化センターが閉館の時間であってもそれが利用できるということになるわけだけれども、公園敷地内ではあるけれども文化センターや中央公民館の利用を目的に向こうへ行くわけであって、それ以外トイレを利用するために向こうへ行くことはごく僅かです。そういうことだったので、その設置目的そのものが非常に曖昧だという観点から質疑したわけですが、今回、別の方からもあったように新たに多額の経費をかけて今後こういうふうにするとなっているのは、できたときをさかのぼってみると本当に計画性が疑われる事業だと評価が出てもおかしくないものだと思っています。そういったことから、今後これをどう活用していくのかということで改めて確認しますけれども、そもそも今の1,000万円以上をかけて改修するというのはどこからの提案ですか。どういうところからこういった政策が生じてきたのか。そのことから含めて説明をお願いします。

 それから、事務的な確認ですけれども、ファーマーズ建設に伴う周辺道路整備ということで、約100万円の設計費委託料が計上されていますが、補正前が3億あまりあります。これは別の路線の金額だと思うのですが、今度補正されているのは全く新しい路線の補正だという理解でいいのかどうか、そこをお願いします。

 清文議員からは今度の増築に関しての費用対効果の話がありましたけれども、それは今後含めてランニングコストとの関わりでも出てくることです。部長は町の観光PRの場所だから単純にここだけの費用対効果は測りづらいと説明があったのですが、それでもやはり現にそこを今後運営していくわけですから、月間や年間で見た場合にそれだけの人も入るし費用もかけてやっていくわけですから、全くそれは計算しませんということでは話が通らないはずなのです。そこがどうなっているのか含めてお答えください。

 

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○議長 中村 勝君 真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 まず今現在の店舗棟の当初計画でございますけれども、基本的には第1の目的が外部でこういった農産物関係や特産品関係の販売ができる拠点、もう1つはこの中央公民館駐車場を使いましたまつり関係の会場となっておりまして、その場合に想定しておりませんでした屋外トイレ関係を仮設設置しなければならない状況がございましたので含めて総合的に計画をして今現在の店舗棟になっております。店舗棟そのものにつきましては、常備ではなくて定期的な農産物販売関係が行われることから、通常はテーブル・ベンチを置いて、そこで飲食関係を取りながら休憩ができるよう造られております。去年の4月1日から観光協会の設立と町では産業振興課ができておりまして、その産業・商工関係に力を入れてきております。そのなかでも観光協会はございますが施設関係がまだ整っていない状況でございます。それで観光の案内関係の職員についても文化センター内に間借りをして設置している状況でありますことと、もう1つは店舗棟前の県道整備がそろそろ見えてきておりまして、早ければ次年度あたりから工事着手したいとの県の意向もありまして、それに併せてできるだけ前面に観光案内所をもっていきたいと考えており、観光関係については、観光協会を中心に観光客誘致に向けて一括交付金も活用しながら取り組んでいるところでございます。それを強化するためにもということでメインの観光案内所を設けるということと、プラス町内も販売できるグッズもございますし、はえるん関係のグッズも開発してきております。それと町内出身のウルトラマン生みの親であります金城哲夫氏に関連するウルトラマングッズ関係も今後そういった方面を活用していきたいと考えておりまして、それをメインに整備ということで考えております。これにつきましても、どこで計画立案したかと言いますと、先ほど申し上げました私ども経済建設部の産業振興課のなかで観光について力を入れていきたいということから今回の店舗棟の改修を計画いたしております。

 ファーマーズ背後地の道路整備の件でございますけれども、各道路事業、農林関係の農道事業で整備を検討しておりまして、おそらく有効に事業活用できるのは一括交付金ではなかろうかということで鋭意調整中でございます。ただ、これは単年度事業になることから、ある程度の概略設計で事業費を固めませんと事業費に差が出てきた場合、その対応が非常に困難になることから、今回は事業を進めるにあたって全体的な事業費把握、整備内容を固めるために概略設計ということで今回の補正となっております。こちらは金額として998,000円、13節委託料でございまして、現況道路の町道150号線及び町道276号線です。町道150号線の延長が287.7メートル、町道276号線が132.3メートルで、合計しますと420メートルの縦横断関係及び用地関係の

 

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(「休憩願います」の声あり)

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午前1047分)

 再開(午前1047分)

○議長 中村 勝君 再開します。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 今回のものにつきましては、今後、一括交付金を進めるにあたって全く新しい路線として事業を進める概略設計ということになっております。以上でございます。

(「休憩願います」の声あり)

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午前1047分)

 再開(午前1047分)

○議長 中村 勝君 再開します。真境名元彦経済建設部長。

 

○経済建設部長 真境名元彦君 店舗棟の完成の暁に関しましては、そのなかに観光協会の職員が入ることと観光協会中心の施設となることから、私どもとしては指定管理でいきたいと考えております。

 

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○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。

 

11番 大城 毅君 これから南風原の観光を盛り上げていくという方向性が非常にはっきり打ち出されているわけですから、そういったことも一つの手法と言うのですか実際の取り方としてはあり得ることかと思いますけれども、なにしろこの店舗棟のこれまでの経緯を考えても、私の記憶違いであれば謝りますけれどもJAが週1回の販売の機会をもっていくこともそれをやるから店舗棟を造ったのではなく店舗棟ができたその活用法の1つとしてそういう団体から旗が揚がってきたと、後でそれが活用されるようになったということだと理解しています。そういう意味では、最初から使用目的が明らかでないものが造られて、町民の工夫によって活用されるようになったということが経過だと思っているのですね。今回は、道路の完成に併せて観光案内的な機能を持たせてやるということですけれども、やはりその設置目的の一貫性が引き続き危惧されるという観を拭えません。しかし、今回これだけの計画をするとのことですからぜひ投資に見合うような効果を発揮していただきたいことを注文して終わります。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。

(「進行」の声あり)

○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。議案第2号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。

(「異議なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第2号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第2号について討論に入ります。討論はありませんか。

(「なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから議案第2号 平成25年度南風原町一般会計補正予算(第6号)についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(起立全員)

○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。

 

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○議長 中村 勝君 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りします。本臨時会において議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに異議ありませんか。

(「異議なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決定しました。以上で本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。

 

○議長 中村 勝君 これにて平成26年第1回南風原町議会臨時会を閉会します。お疲れ様でした。

 

閉会(午前1052分)

 

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お問い合わせ

議会事務局
沖縄県島尻郡南風原町字兼城686番地
電話:098-889-3097
ファクシミリ:098-889-4499