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平成25年第1回臨時会 会議録

2014年2月3日
 平成25年 (2013年) 第1回 南風原町議会 臨時会   

第1号

1月18日 

 

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日程 件名 備考
日程第1 会議録署名議員の指名   
日程第2 会期の決定  
日程第3 議長諸般の報告  
日程第4 議案第1号  南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業の請負契約について 議案説明 ・ 質疑応答 ・ 採決
日程第5 議案第2号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第8号) 議案説明 ・ 質疑応答 ・ 採決

 

 会議録

 

○議長 中村 勝君 おはようございます。ただいまから、平成25年第1回南風原町議会臨時会を開会します。

 

○議長 中村 勝君 それでは、ただちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。

 

開会(午前1001分)

 

日程第1.会議録署名議員の指名

 

○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって12番 浦崎みゆき議員、14番 上原喜代子議員を指名します。

 

 

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日程第2.会期の決定

 

○議長 中村 勝君 日程第2.会期の決定の件を議題とします。お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。これに異議ありませんか。

(「異議なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、会期は本日1日間と決定しました。

 

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日程第3.議長諸般の報告

 

○議長 中村 勝君 日程第3.議長諸般の報告を行います。去る1月16日に赤嶺雅和議員より、常任委員会所属変更申出書の提出がありました。総務民生常任委員会から経済教育常任委員会へ変更の申し出であります。委員会条例第5条第2項の規定により、常任委員会の所属変更を許可いたしました。

 これから、議案の上程に入ります。

 

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日程第4.議案第1号 南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業の請負契約について

 

○議長 中村 勝君 日程第4.議案第1号 南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業の請負契約についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 おはようございます。では、議案第1号 南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業の請負契約についてであります。南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業について、下記のとおり請負契約を締結するため議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。記 契約の目的 南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業。契約の方法 随意契約。契約金額 1億3,650万円。契約の相手方住所 那覇市安謝638番地、株式会社興洋電子、代表取締役社長渡名喜庸順であります。その内容等においては、担当から説明させていただきます。

 

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議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 それでは、私のほうから補足して議案第1号の説明を申し上げます。まず、先ほど町長からございましたように、今回の南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業の契約方法は、随意契約でございます。別紙お配りさせていただきました議案第1号説明資料に、その随意契約の理由を書いてございますのでそれを読んで説明とさせていただきます。

 

 随意契約の理由 デジタル防災行政無線施設整備事業を実施するにあたり、防災行政無線は標準機能である放送機能の他、さまざまな拡張機能を有しており、各業者によって取り扱う拡張機能が異なってきます。そこで本町に最も適した施設整備を行うため、本事業の業者選定を価格のみによる競争によらず、企画力、技術力、実績及び保守管理等のサポート体制・内容等を考慮すること及び競争性、透明性を確保する必要から一般公募による企画提案型のプロポーザル方式による随意契約といたしました。法的根拠ですが、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号によるものであります。

 2番目に事業者選定方法ということで、南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業業者選定委員会設置規定に基づく「選定委員会」による選定でございます。まず、1122日に委員会を設置しています。そして、1128日にプロポーザル実施要領等を町ホームページで公表、12月5日に参加表明書提出、1225日に企画提案書期限ということで、そこで5業者が提出しています。1226日に第2回選定委員会の第一次の書類審査ということで、この5業者のなかから3業者を一次審査通過としています。1228日にその一次審査結果を通知しております。そして1月8日に二次審査のプレゼンテーションを受けまして、審査委員で採点して優先交渉権者を決定しこの契約に至ったということになっております。

 

 続きまして、議案第1号の議案書1ページ目をめくっていただきまして、一次審査を通過した株式会社興洋電子、デルタ電気工業株式会社、沖縄パナソニック特機株式会社の3業者から提案を受けて採点した結果、株式会社興洋電子が最高得点で契約になったということです。

 続きまして事業の概要であります。今回の整備の内容でありますが、親局の施設。これは音声データ、それからメール配信等々です。その親局を本庁舎内に設置をするものです。

 2番目が屋外拡声子局設備ということで、最後のページにその地図を添付してございます。住民の皆さんが漏れなく音声が聞けるというスピーカーの試行等を業者がした結果、その31箇所に配置するということです。それから、戸別受信設備。これは緊急避難場所として指定されている約50カ所の屋内に置いて避難した皆さんに情報を随時伝達することができる装置です。

 それから4番目に、8点ほどの拡張機能があります。メール配信機能。これは本町に登録していただいた方に一斉に災害情報をメール配信する機能です。それから緊急速報メール配信機能。これは南風原町域にいらっしゃる町民、それ以外の皆さん関係なく南風原エリアにいる方へ一斉に携帯端末に送信するものです。

 それと同時に、3番目はホームページにもその情報を文字で配信します。4番目の無線LANは5番目の監視カメラと関連しますが、土砂災害の危険指定されている3カ所ですね。決定するのはこれからなのですが、新川、北丘小学校法面などそういった危険箇所に監視カメラを設置してその画像を高速通信で親局に送受信するものです。次のNWとはネットワーク連携で、先ほどから申しております音声や画像、それから文字データをいろんなネットワークを介して配信する装置です。遠隔制御装置とは、東部消防南風原出張所もしくはちむぐくる館に親局が使えなくなったときにもそこからは遠隔操作でデータが配信できる装置です。7番目の自動電話応答装置とは、屋内で音声がよく聞き取れなかった人が公表する電話番号に発信するとこの放送した内容が再度聞き取れる装置です。これが今回の防災行政無線設備の概要となっております。

 次のページには、口頭で今ご説明したものが図で示されております。その次のページが、その一つ一つの機能概略が列挙されています。そして最後のページが屋外子機ですね。音声の発信、無線のアンテナ等を設置する子局の配置予定図となっております。以上が、南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

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○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 それでは、質問させてください。前もって通告していましたので、それに基づいて質問します。今回は一般型公募で随意契約だそうですが、私は今回のプロポーザルが決してそれに値しないのではないか、誰でもできるようなものではないかと思っています。放送器具であるとかそういったものは、電気設備工事業者だったら十分対応できると私は思っています。特別にそういうものがその企業で作るものだったら私はプロポーザルでやっていいと思うのですが、業者の頭脳であるとかアイディアであるとかそれは入らないのではないかと思っています。なぜプロポーザルでやったのか。部長はいろいろ説明していましたが、おそらく全国でそういう例はないのではないか、プロポーザルでその工事をやった例はないのではないかと思うが、もしその例があるのであればそれも教えてください。

 そして、プロポーザルで何が変わるのか、もっと具体的に教えてください。やらざるを得なかった理由をもう少し教えてくれますか。

 それから、プロポーザルを一般型公募でやるということで町のホームページ上でやったのでしょうか。では、町商工会あるいは町内の企業へどういったかたちで知らせたのか、知らせなかったのか。それを答えてください。

 それから、その企業が持っている頭脳と言うのかそういったものを審査する審査会をもっていたと思うが、その審査会のメンバーを公表できるのであれば公表してください。

 それからもう1つは予定価格。予定価格はどういうふうにやったのか、これも公表できるのであれば公表してくれますか。基本的に私は電気設備関係の業者だったらできると思うので、なぜそうしたのかがまず疑問であります。5社応募があったということであるが、町内企業に対してもっと親切にやるべきではなかったかと私は思うので、商工会への連絡をどうしたのかどうかそこも含めてもう少し具体的に教えてくれますか。以上です。

 

○議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 ただいまのご質問にお答えします。まず、一般公募で行う、プロポーザルで行う理由があるのか、また他に例があるのかという1点目のご質問に答えたいと思います。一般公募で行う理由は、そもそもその事業は先ほど部長からも説明がありましたが、やはり南風原町に合った防災無線を整備することが前提にあります。子局の設置場所は当初うちの仕様で25カ所を出しています。それを踏まえて南風原町の地形も考慮して地域をよく調査したうえで、なおかつどこに設置したほうがいいのかというものを提案してもらう。それプラス他にも防災に適した設備が必要であれば提案していただくという、仕様ではうたっていない部分も提案していただく。そういうものを求めるために、一般公募をしております。ではそれがなぜプロポーザルなのかは、財務省の公共調達の適正化という通達がございます。そのなかで、随意契約による場合ということでプロポーザル、企画競争を行う場合には参加者を公募することということ、そして業者選定にあたっては審査部会を設けてやるということ、複数の採点項目により採点を行うことという一つの指針がございますのでそれに則ってやってございます。そういうことで、ホームページを使っての公募を行っています。

 それから町内企業への連絡ということでございますけれども、指針にホームページでの一般公募とございますのでそれで行っております。

 審査会のメンバーですけれども、審査会は設置規定を作成しまして、そのなかでまず委員長に副町長、そして総務部長、民生部長、経済建設部長、教育部長と総務課長の6名でございます。

 予定価格につきましては、見積を徴して作成してございます。結果報告書に記載しているとおり、その額になっております。4点の質問だったと思いますので、以上でお答えといたします。

 失礼しました。他での例ということもありました。まず、県外では確かに価格、一般競争で行っているところもございますし、プロポーザルでやっているところも多数ありますのでそれを参考にしてその仕様関係、採点表関係を作成してあります。県内でも直近では西原町が平成24年にやっています。与那原町は平成23年。八重瀬町は平成23年。南城市は古いですが平成18年、平成20年。豊見城市、平成24年。西原町、与那原町、八重瀬町は、プロポーザルで行っております。豊見城市はおそらく今からかと思いますが、情報を聞いておりませんけれどもそういう現状がございます。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 課長の説明を聞いていると、逆に何も特別にプロポーザルでやる必要はないのではないかと思いました。設置場所など当初で地域と相談しながら、あるいはその無線が入るかどうかもでしょう。その地域住民によく聞こえるかどうかそういうものでしょう。何も特別な技術が要るものではないと思う。だったら逆に入札にしたほうが安くできるのではないかと思う。それは私の意見で、執行部がどう考えるかは別として私はそう思うということを申し上げておきます。プロポーザルでやっているケースが何カ所かあるようで、分かりました。ただ、残念なのがやはり町のホームページだけでやるのではなくて、特に町内企業、商工会、皆さん方は町内企業の育成、優先指名であるとかどうこうといつも言っているのだから、逆にそういったものはもっと親切にやるべきではなかったかと私は思う。そこは配慮が足りなかったと執行部に指摘をしておきたいと思います。今回はこういったかたちでやっていますが、それだけの金額になると町にはJVの取決要綱ですか基準のようなものがあるはずです。それとの関係はどうでしょうか。

 

○議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。

 

○経済建設部長 赤嶺 勤君 JVの金額に対する構成のことですけれども、議員ご所見のとおり金額によってはJVの工事に値するとなる取決要綱を持っています。

 

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議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 確かJVの取決めがありましたね。おそらく今までの例からすると、1億円を超しているからJVに値すると思う。今回、随意契約ということで1社と契約するようだけれども、これもやはり町内企業をもっと中に入れていく行政の配慮が必要だろうと思う。そういった意味からすると、今回プロポーザルで随意契約、しかも1カ所となると、今まで皆さん方がやってきた契約の仕方からしても指摘せざるを得ない。今後、きちんとした随意契約、町内の業者がきちんと仕事が請けられるようにそういう配慮を、行政へ、執行部へ強く求めていきたいと思っています。答弁は要りません。私はそう思うことだけを申し上げておきます。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑はありませんか。10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 資料で質問したいのですが、企画力、技術力うんぬんあって、保守管理等のサポート体制、内容等考慮となっているのですけれども、これには保守管理の費用は含まれていないだろうと思いますが、保守管理の審査をしたということは将来、保守管理はここに任せるということなのですか。それが1つです。

 もう1つは5社から3社に絞って、そのあと一次審査、二次審査となって設置場所の地図も出ていますが、要するにこの3社はそんなに違うものだったのか。点数から見ると410点、390点とそういう感じで、それから優先交渉権とあります。この優先交渉ということは、この人が駄目だったら次はこの人という順序立てだろうと思うのですけれども、何がどう違ってくるのか。例えば先ほど花城議員から競争入札がよかったのではということもあったのですが、プロポーザルをやるということはその地域を知っているからとか設置場所の問題、ここに書いてある企画力うんぬん、その5社から3社に絞った時にそんなに違いがあったのかどうか。違わなければそこでまたこの3社で競争させてもいいのではないかと思ったものですから、そのへんの違いというものがどうなのか、皆さんはそこの採点、審査はどのようになされたのですか。

 

議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君地 ではお答えいたします。まず保守管理ですけれども、10年間の保守管理の費用を出してくれと仕様のなかで出しています。というのはこれもやはり各業者によって考え方、使う機材によって費用が変わってくるわけですから当然それも考慮していくという考えです。ただ、契約は単年ごとにその金額に応じ入札に付していきます。

 では5社から3社、その違いということなのですけれども、今言う保守の部分も金額が違います。と言うのは、使うバッテリーですが、僕らは48時間以上使えるバッテリーをと仕様に入れてあります。そのなかで72時間、3日間使えるバッテリーということで出てきています。ただそのバッテリーの寿命が、1番になった今のこの業者は10年間使える長寿命バッテリーをもってきています。他の2社は、4年に1度乃至6年に1度交換が生じると、その分の費用140万から250万ぐらいの差も出てございます。そして、私たちが契約しているこの業者は、地すべり地域には監視カメラを設置するという独自性を持った提案がございました。これも評価される部分だと思います。そしてその他のものとの連携も提案がございました。そういうものを諸々評価して今の点数になっているということでございます。

 優先交渉権者とは、仕様にもうたっていますがプレゼンテーションで1位になった業者とすぐに契約するということではありませんよと、議会の議決にも付さなければならないことは当然ですが、皆さんが提案してきた諸々を特機仕様書、発注仕様書というかたちでやっていきますから、そのなかで本当にできますかということを交渉して、そこでオーケーであればはじめて契約しましょうとなって今日の提案ということになる優先交渉権者になります。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

 

10番 宮城寛諄君 あと1点お願いします。今の保守管理の件ですが、10年の保守管理費用を出させたと、またそれは単年度の入札とのことですけれども、その単年度の入札でこの会社となるというわけではないですよね。分かりました。

 それともう1つは審査の中で、監視カメラうんぬんありましたけれども、この業者はそういったものも入っていて他の業者は入っていなかった、要するにそういうことからすれば明らかにそこの点数が上がってくるということで、そこが企画力ということなのかと思うのですがそういったことがあったということでそれは分かりました。その保守管理の費用は、特にここに含まれていないということですよね。契約は設置の契約だけですから。それから、バッテリーのことで今度の業者は10年もつと、あとの2社は4、5年しかもたないという費用の違いが出てくるわけですね。分かりました。以上、終わります。

 

○議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 お答えいたします。保守については、単年度ごとの契約となります。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午前1033分)

 再開(午前1033分)

○議長 中村 勝君 再開します。

 

○総務課長 知念政博君 初年度につきましては、担保期間というかたちで費用は発生しないことになっております。これは他の業者も同じような提案になってございます。

 

○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。11番 大城 毅議員。

 

11番 大城 毅君 1点だけ伺います。1億4,000万円あまりの事業規模ですけれども、私の捉え方が不十分なのだろうと思いますが、昨年でしたか一昨年でしたか私たち議会でも防災無線を導入している自治体を視察したことがありました。1億、2億でできる事業ではない印象で帰ってきていましたけれども、今このような提案で何がどう違うのだろうかまず分からないのです。町の名前は忘れましたが、課長、部長でその違いが分かれば教えていただきたいと思います。

 それから、31カ所にこの図で見るようなポールを立ててスピーカーを設置するわけですよね。各字・自治会もそれぞれ公民館に放送施設を置いて必要な放送をしています。言わば字・自治会もお知らせをしたいことがいくらでもあるわけです。その点で二重になる、二重に見える気がするわけです。せっかくそういう設備をするのであれば、字・自治会も活用できるようにするともっといいだろうと思いますし、そうすれば字・自治会のものが古くなってもこれでずっと使えることになれば維持管理の点では二重にならなくて済むわけです。字・自治会のものが健全で使える間はいいのだけれども、古くなっても取り替えないでこれに頼るといったことができればずっと合理的だろうと思うわけです。その点は今の説明のなかになかったので、電気のことに詳しくないけれども繋ぎようによっては十分活用できるような繋ぎ方はできるように素人考えでは思うのです。そういったことは今回含まれているのかいないのか。今後、そういったことにできるというようなことはないのか。私は法律上うんぬん、維持管理の規約どうこう、維持管理の責任はどこが持つかなどというのは工夫すればクリアできる問題だと思いますのでその点はどうですか。

 

議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 では、お答えいたします。3点質問があったかと思います。今回の費用は、議員の皆さんが先進地視察に行った場所の費用と比べるとそれでできるのかというご質問だったと思います。私もその調査報告書をいただきまして確認いたしました。皆さんが行かれましたのは、宮城県栗原市です。そこは10町村が合併して1つの市が誕生したということで、今まで2町以外の8町村はアナログ方式だったものを同報系に整備する、これは国の方針もありますからそれに沿って整備したということでその範囲が全く違うと思うのです。面積まで調べていませんが、報告書を見ますと16億あまりかかっていますのはそういう内容の違いがあると考えております。

 県内の先ほど言いました状況のなかで、請負契約の額ではなくて概算費用を知っている範疇で言いますと西原町は2億4,000、与那原5,500、八重瀬1億1,500、南城市2億、豊見城市3億となってだいたい均衡しているのではないかと思います。親局と子局が一番お金がかかりますから、子局の設置数が増えればその分増えていくことがございます。先ほど違いの点でも言うのを忘れていましたが、私たち仕様では子局を25カ所で出していますけれども、上程していますこの業者さんは6カ所の追加があって31カ所で、他は3カ所と1カ所でした。その子局の追加もこの業者さんは多かったです。南風原町を調べて、やはりこことここは必要だという増設の提案もございました。

 そして、公民館での運用ですけれども、これは防災行政無線ですから行政に関するお知らせも利用はできます。先進地事例でも伺っていたかと思いますが、そこでもやってございます。ただ、問題点もやはりありますので全部が全部やってしまいますとメインの防災部分との住み分けと言うのですか方針はきちんとしたうえで、その部分で地域の皆さんへのお知らせに利用していきましょうという一つの運用方針を自治会の皆さんとも話をしながら考えていきたいと思っております。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。

 

11番 大城 毅君 確認ですけれども、最後の答弁でメインは防災行政だと、それは非常に重要で、人命に係わるようなことだとか緊急に何より優先してお知らせしなければならないようなことがあるわけですが、しかし、実際の活用頻度としては少ない。それは無いに越したことはないわけですけれども。そこは役場と自治会との相談で活用できると、これから方針を作ってできるものだと、機械的な問題ではないと、その設備能力の問題ではないというような理解でよろしいわけですね。そのへんを確認してください。

 

○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 お答えいたします。先ほど総務課長からも説明がありました。デジタル防災行政無線ですので、確かに機能的には使用は可能であります。緊急のときに大事な情報を伝達するというのが第一番目の目的ですので、それはまた設置して運用を考えていきたいとは総務課長からあったとおりでございます。ただ、これを補足してご説明させていただくのですが、これは決して音声だけではないのです。コンピュータのネットワークを無線で構築するもので、そうなりますといろんなセキュリティも非常に強固なものにしていかなければいけない。職員が仮にここからできなくなった場合は固定電話や携帯電話からパスワードを入力して認証させてそこから声で伝えるなどできる代物です。もう1つは文字で、いわゆるデータを打ち込んで、これが音声に変わる。一斉に文字としてホームページのトップページに表われる、エリアの携帯端末を持っている方へも行く、登録していただいている方へも行くといういろんなネットワークが構築されていますことも含めてご理解いただきたい。今後の運用については、もちろん議員おっしゃるとおり緊急災害時と言うよりは平時のほうが当たり前に利用時間は長いですので、有効に活用する方策を検討していきたいと考えておりますことご理解いただきたいと思います。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。2番 照屋仁士議員。

 

○2番 照屋仁士君 自治会の活用は私も質問しようと思っていたので、有効に活用していただけるようにぜひ運用をお願いします。

 1点だけ、監視カメラの話がありました。地すべり地域というお話でしたが、まず何台設置される予定なのかです。あとはせっかく監視カメラのシステムが入るのであれば、防災の観点もあるかと思いますが防犯の観点で増やせる余地があるのかどうか、そのへんを教えていただければと思います。

 

議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 お答えいたします。監視カメラにつきましては、今提案がありますのが3台です。北丘小学校北側、宮平の地すべり地域ですね。あの一帯に3台ということで提案がございます。ただ実施に向けてその台数、場所については、現地調査をしてやっていきます。実際には今のところ3台です。

 それを防犯の面で増やせるかとのご質問ですが、この事業自体は一括交付金を使った事業になっていますし、防災行政無線ですから防犯とは趣旨が違うと思います。またこの契約というのは、この金額での皆さんへのご提案ですからこれから増えたり減ったりすることはないと考えています。この事業の趣旨、そして補助金の趣旨、いろんなものを考慮すると防犯での設置というのはどうかということがありますが、そのへんは調べてみて検討してみたいと思います。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。

 

12番 浦崎みゆき君 1点だけ維持管理です。電気料や電波使用料と言うのですかそういうものもあるのかどうか。月どれぐらいになるのか分かればお願いします。

 

議長 中村 勝君 知念政博総務課長。

 

○総務課長 知念政博君 お答えします。電波使用料は法定で決められている金額ですけれども、親局が年間1万5,900円、子局が397,500円となっています。電気料については、まだ実績と言うのですかそのへんがありませんので提案では出てきてございません。あとは登録点検費、免許費用だとか無線の登録料などそういうものも出てきます。そういう諸々を合計しまして年間で55万あまり出る予定になっております。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。

(「進行」の声あり)

○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第1号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。

(「異議なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 異議なしと認め、よって議案第1号については委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第1号について討論に入ります。討論はありませんか。

(「なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから議案第1号 南風原町デジタル防災行政無線施設整備事業の請負契約についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(起立全員)

○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。

 

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日程第5.議案第2号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第8号)

 

○議長 中村 勝君 日程第5.議案第2号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第8号)についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

 

○町長 城間俊安君 議案第2号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第8号) 平成24年度南風原町の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8219,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1236,3105,000円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。(地方債の補正)第2条 地方債の変更は、「第2表地方債補正」によるものであります。内訳等においては、担当から説明させていただきます。

 

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議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

 

○総務部長 新垣吉紀君 それでは、議案第2号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第8号)について補足してその概要を説明いたします。 2ページの第1表歳入歳出予算補正についてご説明いたします。今回の補正につきましては、青年就農給付金事業の実施要領改正に伴う給付金の増、北丘幼稚園園舎増築工事費の増への対応により補正の必要が生じましたので歳入歳出それぞれ8219,000円を増額し、補正後の一般会計予算額は1236,3105,000円となります。より詳細なご説明については、質疑のなかでそれぞれの担当部課長から説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。補正増額の8219,000円の内容につきましては、7ページ以降の事項別明細で説明します。

 

 続いて4ページをお願いいたします。第2表地方債補正の説明をします。今回の地方債補正は、教育債の幼稚園整備事業債で限度額1,960万円に160万円を追加し限度額2,120万円への増額変更でございます。これは、北丘幼稚園園舎増築事業において実施設計の結果、事業費が増になったことによるものです。なお、補正後の地方債限度額合計は109,010万円となります。

 

 次に歳入について説明します。7ページをお開きください。14款2項4目、農林水産業費県補助金450万円の増は、新規就農総合支援事業補助金において、県の青年就農給付金事業実施要領の一部改正がございました。それにより当初半年ごとに1回、75万円を給付する仕組でありましたが、10月以降に1回目の申請をした場合、2回目が半年後になるため、翌年度にしか給付を受けることができませんでした。しかし、今回の改正により10月以降に申請した場合でも1回で150万円をまとめて給付できるようになったことによる補正であります。なお、今回の補正により交付予定者7名中6名に150万円を給付できることになりました。補助率は県の負担100パーセントであります。その裏面2ページ行頭で人数と受給額の説明をしております。続いて6目、教育費県補助金2119,000円の増は、学校施設環境改善交付金において交付金の平方メートル当たりの建築単価が152,100円から155,900円に変更になったことと実施設計の結果、対象面積が98平方メートルから116平方メートルに増えたことによるものでございます。

 

 8ページをお願いします。20款1項6目、教育債160万円の増は、先ほど4ページで説明したとおりであります。

 

 続いて歳出について説明いたします。9ページをお願いいたします。2款1項5目、財政調整基金費808,000円の減は、今回補正の歳入歳出差額分を調整するための計上であります。なお、補正後の同基金残高は、202,6304,000円となります。

 

 10ページをお願いします。6款1項3目、農業振興費450万円の増は、青年就農給付金の増で、先ほど7ページで説明したとおりであります。

 11ページをお願いします。10款4項1目、幼稚園費4527,000円の増は、北丘幼稚園園舎増築工事において実施設計の結果、事業費が増になったことによるものであります。以上が、議案第2号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第8号)の概要説明であります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

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○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 ただいま補正8号の総務部長からの説明がございました。北丘幼稚園園舎建築工事について、お手元に資料として平面図を配布してございますのでそれについてご説明をさせてください。資料1で緑色のマーカーとピンク色のマーカーで示してございます。右端の緑色のマーカーが当初予定していた保育室の面積になります。それが88平米で予定していましたがピンク色マーカーで示す真中の隣教室と繋ぐ部分、それから図面右側の物入と書いてある部分が今回増になりまして、約10.5平米増になっております。それから給食受室が図面の上部、緑色で示している所が当初予定していたということです。しかしながら、玄関がすぐ目の前にございますのでそれとの関係で少し横へ増築をして食缶等が入りやすい構造にしようということで当初より増やしてございます

。そういった関係で今回の増築分費用の増となっております。給食受室を10平米予定していましたが、17.5平米で7.5平米の面積増で費用増の補正をお願いしてございます。よろしくお願いします。

 

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○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 喋り難く聞き取り難いと思いますがお許しください。これも事前に通告してありましたので質問させてください。まず幼稚園工事、10款4項で補正が出ています。気になるのは何で今頃なのかです。3学期は通園してくる園児たちの教育を実践しながらの、また卒園式であるとか新しく園児たちを迎えるに現場では非常に多忙だと思っています。そこで聞きますが、この工事はこれから行われる園行事に支障をたさないのかどうか、それを答えてくれますか。いろんな園行事が出てくると思います。その子どもたちの行事に対して工事を行うことで支障をたさないのかどうかです。それを教えてください。

 それから2点目ですが、今申し上げましたように非常に今頃というのがとても深刻な気がします。なぜならば、教室が完成しないと新入園児の準備ができません。そういったことで工事が遅いなという気がいたします。当然、園舎ができてはじめて新入園児を迎える準備をします。そうすると職員はどうしても時間外の仕事をしなければなりません。職員の負担が大きいですね。時間外の超勤などが出てくると思いますが、そういったことをどのように捉えるのか教えてくれますか。

 それから3点目ですが、住民環境課で年齢別人口がありますね。それを把握していたら前もって次年度は何名の園児たちがくると、園舎はどうしなければならないと当然分かってくると思います。けれども、残念ながら今回、今しか発注しません。園児たちの安全面、教育面を考えるとしたら、夏休みだとか長期休暇があるときに教室の工事などやるべきではなかったかという気がします。ですから、なぜ今しかできなかったのか。子どもたちに迷惑がかからない時期に、教育に支障をたさないときにやるべきではなかったのかと私は思います。なぜ今なのか、それも教えてくれますか。以上3点、聞かせてください。

 

議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。

 

○教育部長 新垣好彦君 3点の質問がございました。その工事をするにあたって園行事に支障はないのかということでございました。工事をすると工事車両、それから工事の人員、外部の工事になりますけれども支障はあると考えています。現在使っている園舎等は使えますので行事の運営進行については大丈夫だろうという考えをしていますが、周辺の工事等の工作物だとかそういったものがかかるので少し支障があると考えています。

 それから、工事はいつ完成するのかということでございました。本日の議会で承認をいただきましたらこれから入札を行っていきますのでどうしても4月、年度を越して4月末には完成をさせたいという日程でいける考え方を持っております。

 それから、この工事がどうして子どもたちに影響がない、夏休みであったり長期休暇のときにできなかったのかでございます。私たちも予算編成をお願いして当初予算を組んでの事業執行予定におきましては、学校工事はぜひ子どもたちへ影響のない休み期間で集中してやることを念頭に置いて行っているわけではございます。今回の幼稚園の給食受室は、3園が既に工事発注もいたしまして工事に取り掛かっているところでございますが、北丘幼稚園につきましては先ほど住民基本台帳で人口増を既に見込めてと話がございましたそういった見込みで1教室増になる当初の対象人数でございましたので1クラスと給食受室も併せての他の3園とは違う工事になりました。7月末から実施設計の発注をしまして10月予定で行っておりましたけれども、調査設計等が時間がかかりまして12月末にしか実施設計が上がってこなかったこともございまして今回の時期になっております。12月の補正7号でも園舎周辺の付帯工事で120万ほど補正をお願いしました。その時には提出が間に合わなくて臨時会にというかたちになっております。今回は遅れておりますが、早めにできるよう執行に向けて取り組んでまいりたいと思います。

 それから先ほど4月になりますと新年度に入りますので新しい園児たちへの対応についてどうするか、職員の負担増があるのではないかとございましたけれども、当初4クラスになるということで1教室増設に取り組んでおりましたが、11月の申し込み時点でその3クラスで対応できるのではないかという数字が出てきています。そのへんも含めて今のところ少し微妙なところで、申し込みはこれからも受付していますが現時点では3クラスでも対応できる人数なのかというところですので、先ほど新しいクラスに対する職員的対応は今のところないのではないかと見込んでいるところです。これからのプラスによってはそういったところが懸念されるところではございます。

 

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議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 まず園行事に支障をたさないようにやりたいということだったのですが、それは当然ですよね。3学期はいろんな行事があると思います。それが十分にできるように、教育活動ができるように当然やるべきですが、実際はかなり子どもたちに迷惑をかけるだろうと思います。けれども、そういうふうにしかできないのですから、皆さんは最大限に努力しなければいけません。その園行事、教育活動がきちんと実行できるような手助けをしなければならないと思いますから、それはぜひ配慮していってください。

 それから4月に完成となりますと、新入園児を迎えるのも大変じゃないですか。その準備はまずできないでしょう。新入園児をどうするのですか。その準備、教育活動は4月から始まるわけでしょう。しかも4月から3点セットが始まるとなると、それこそ現場は大変だと思います。それはどうするのですか。園での幼稚園教育は、本当に4月からできるのですか。カリキュラムに沿った教育活動ができるのかどうか非常に不安です。本当に支障をたさないと自信を持って言えるのかどうか。何かの方法があるのかどうか。申し込みはもう済んだのでしょうか。当然、皆さん方は4月から入園できるものと思っているのですから、園舎が間に合いませんでしたではまかりならないでしょう。そういう面をどのようにするのか答えてくれますかもう一度。

 それから、先に言いましたように、住民環境課へ行けば人口動態が分かる。幼稚園児が何名、対象児が何名いるかが分かります。これまでの例からすると、だいたい何パーセントの就園率かもはじき出せば分かる。そうであれば幼稚園教育に支障をたさないように前もって園舎の整備であるとかそういったものができると思う。いまどき、園舎が足りません、増築しますではなくて、前もってできると思います。数字は前もって分かるのだから。そういった面で今回の対応の仕方はやはり遅いと言わざるを得ない。しかも4月に間に合わないとなると、それこそ子どもたちに迷惑をかけます。そういったところも十分反省して欲しい。これからの子どもたちの教育活動に支障がないように事前で対応できるものはやっていく、それが教育行政の姿勢ではないですか。それが足りないような気がするので、皆さんには今後のことをしっかりとお願いしておきたい。どうでしょうか。以上、答えてください。

 

○議長 中村 勝君 仲里 淳学校教育課長。

 

○学校教育課長 仲里 淳君 お答えします。4月の入園式など新年度につきましては、最小限支障がないように、今回の工事箇所につきましては増築ということで現園舎部分に仮囲いをして、もちろん支障がないよう工事を予定しております。ですから、直接的に園児たちが入らないよう安全を確保して、十分配慮して工事を進めてまいりたいと考えておりますので、最小限の影響ということで園や保護者へご協力をお願いしていきたいと考えております。

 それから先ほどの園児数でございますが、ご質問のとおり推計をしてございまして5歳児から1歳児まで現在の住民基本台帳上の人数を踏まえて今後のクラス数の変動を把握してございます。そういうことであれば、前もってということはもちろんでございます。当初の予定ですと前半設計をして後半工事をするということで、規模的には単年で可能な事業ではございました。ただ、設計等で遅れが生じましてこの時期までかかってきている状況でございます。そのへんは今後そういうことがないよう重々検討のうえ対応してまいりたいと考えております。そういうことでございます。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。

 

○4番 花城清文君 先ほど申し上げましたように、住民環境課へ行けば人口動態で人口の把握ができる。それからこれまでの就園率をかけて次年度何名いるとそれも予測できる。そういった面の調査をしてその施設整備に対する実行というのか、それが今回は遅いと思う。子どもたちの教育とは1日たりとも遅れてはならないものであって、きちんとした環境のなかで教育をしていくことが教育委員会に課された大きな使命でしょう。先ほど言ったように、これから預かり保育も出てくるわけでしょう。午睡しているのに隣では工事が始まっていたのでは、子どもたちはとても寝られるものではない。そういった面からすると、子どもたちにかなり支障をたすと、迷惑をかけると思うので、ぜひ今回を反省して教育行政をしっかりとやって欲しい。事前に取り組むべきものはしっかり取り組んで環境の整備をしてもらうように、それが教育委員会の仕事だと思っているので今回をしっかり反省してやってもらうことを期待しています。以上、終わります。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありますか。15番 大城真孝議員。

 

15番 大城真孝君 先ほどの部長の答弁は、いかにも設計が遅れたみたいに受け取りましたが、皆さんが発注を早くすれば実施設計が遅れたのは理由にならないと思うのです。皆さんは前回、予算はありながら南星中学校も夏休みを避けて発注しています。今回もそうです。翔南小学校も発注したのは最近でしょう。この原因は他にあると思います。どうしてわざわざ夏休みを避けて2学期になってから入札に入るのですか。実施設計が遅れた話じゃないのです。皆さんの発注が遅れただけでしょう。なぜ設計に責任があるとするのですか。内部の問題だと思うのです。そのへんをどう捉えているのかお伺いします。

 

○議長 中村 勝君 休憩します。

 休憩(午前1118分)

 再開(午前1119分)

○議長 中村 勝君 再開します。赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。ただいま真孝議員からございました件でございますが、確かに教育委員会の施設関係の工事でございます。当初計画は予算に計上の段階から一定のスケジュールで計画を持っておりました。ただしかし、国・県の補正予算等で、例えば一括交付金でございますが事業量のボリュームが大分ございまして、それに対して技術に対応できる職員が課長1人というようなこともございます。それからまた、同じく経済建設部のなかでも事業のボリュームが保育所の増改築等もございましてお互いの協力関係もなかなかスムーズにいかなかったと、これはあくまでも事業量の問題でございますけれども、そういったこともございましてご指摘のとおり発注が遅れたと、設計の発注が遅れたために実施設計の上がりも遅れてくるという循環になってしまって工事の発注までも影響が出たということでございます。先ほど花城清文議員からもございましたが、担当部局としましては当初予算の段階でしっかりと調査をしまして、当然、住民環境課の対象人数なども把握しまして予定どおりの就園率であれば4クラスになる予定でございましたが、就園率が思わしくなくて現段階では3クラスの対応になります。そういった当初の段階ではそれなりの計画を持っておりました。そういう点でもう少しマンパワーの配分と言いますか、そのあたりを教育部も工夫をしまして、あるいはまた外部の協力関係も得られるようにしまして、そういった工事関係の発注を早め早めに行いたいと思っております。結果といたしましてこの事業量のボリュームが大き過ぎてマンパワー、人員の対応が不足したと私は捉えておりますので、そのあたりを内部で協力関係も構築しながら今後対応していきたいと考えております。以上です。

 

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○議長 中村 勝君 15番 大城真孝議員。

 

15番 大城真孝君 教育委員会でもこれから建築関係がいろいろあるということで、技術を持っている人を担当課長に置いて、それをしたにもかかわらず遅れが出れば、それも他の事業だったら分かりますが学校だと児童生徒がいるのですから皆さんの工事が遅れればどんなことがあっても生徒には迷惑です。騒音もあります。お家まで聞こえるぐらいですから、子どもたちに影響がないと言うのはおかしな話です。必ず影響があるのです。そういったことは町長部局とも詰めて、経済建設部と同じ技術関係だったら相提携してきちんと事業執行できるようにしてください。自分らでできなかったら相談するべきでしょう。教育長が町長部局へそういうことがありますということで行く。全体で考えて事業執行をやってもらわなければいけません。そういう体制が取れるかお答えください。

 

○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。

 

○教育長 赤嶺正之君 ただいまのご指摘のように、今後、十分な協力体制を取ってまいりたいと考えております。経済建設部長にもお願いをしまして、確かにこういった専門的な分野は教育委員会だけでは厳しい部分があるだろうという見解もいただいておりますので、たまたま今年は先ほどから申し上げておりますように経済建設部の部局におきましてもそれだけの事業ボリュームがあったというようなことで、その点はわれわれも止むを得なかったかと考えております。しかし、児童生徒に迷惑をかけないようにしなければいけませんので、協力関係をしっかりとお願いしてまいりたいと思っております。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありますか。6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江君 1つ確認をお願いします。就園率を今後上げるためにもということで給食の配給とかそういったことを検討されて今回実施になっていると思うのですけれども、先ほど部長の答弁でありました就園率が上がっていないとのことです。実際にこれまでの就園率と今回の就園率の比較、給食を支給する説明会もあったと思いますが保護者の反応のなかで就園率が上がらない理由等が分かっているのか。

 それと今回の工事のなかで給食受室も関わってくると思いますので、この工事完成までに給食を配給する際の支障がないのかどうか。その点をお答えください。

 

議長 中村 勝君 仲里 淳学校教育課長。

 

○学校教育課長 仲里 淳君 お答えします。新年度の就園率につきましては、先ほど部長からございましたとおりさほど上がってございません。それで予定した4クラスではなくて、現時点においては3クラスでございます。それとこれまでの就園率の状況でございますが、平成24年度は64パーセントでございます。過去について申し上げますと平成2377パーセント、平成22年度が65パーセント、平成21年度が70パーセントということで、今年はその平成24年度よりも少し下回っている状況でございます。そういったことで今回は保護者説明会などいろいろ開催しまして就園率アップとか待機児童解消に向けた取ということではございました。4園のなかで北丘はそういう状況でございます。別の園につきましては、アップしていると言いますか少し増えているところもあるようでございます。そういった状況でございます。

 それから給食受室につきましては、先ほど部長からもありました4月末完成に向け鋭意取り組んでまいりたいと考えておりますけれども、幼稚園におきまして4月中は慣らし保育ということで給食の提供はございません。幼稚園の学校給食提供は5月からを予定してございますので、それには十分間に合うように取り組んでまいりたいと考えております。以上であります。

 

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○議長 中村 勝君 6番 赤嶺奈津江議員。

 

○6番 赤嶺奈津江君 今回、北丘で就園率が上がっていないということですので全体での課題も見えてくる部分もあると思いますので、ぜひ保護者からの意見等も聴取していただいて今後に活かしていただきたいと思います。

 給食については、工期が遅れて間に合わないということがあっては困りますので、ぜひその点は注意してやっていただきたいと思います。終わります。

 

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○議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。

(「進行」の声あり)

○議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第2号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 異議なしと認め、よって議案第2号については委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第2号について討論に入ります。討論はありませんか。

(「なし」の声あり)

 

○議長 中村 勝君 討論なしと認め、これをもって討論を終わります。これから議案第2号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第8号)についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(起立全員)

○議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。

 

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○議長 中村 勝君 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてをお諮りします。本臨時会において議案が議決されましたが、その字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」の声あり)

○議長 中村 勝君 異議なしと認めます。したがって、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決定しました。以上で本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。

 

○議長 中村 勝君 これにて平成25年第1回南風原町議会臨時会を閉会します。お疲れ様でした。

 

閉会(午前1130分)

 

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